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高二 冬の咲さんの話を書きたかったやつ

 なまえ:名無しの雀士だし2023-09-26 13:26:15 

 食欲の秋なんて言うけれど、正月太りにたびたび青ざめさせられた身からしたら、むしろ冬の食欲のほうが怖い。
 読書についてもおんなじで、冬休みっていうまとまった時間がある以上は、やっぱり冬場のほうが気兼ねなく活字に包まれていられる。筆者のあとがきも読み終えて、私はブックカバーにくるまれた裏表紙を閉じた。

 そんな閉鎖的な解放感に身を任せられる12月も、この冷え込みだけは難敵で。外に出る気力が湧いてこない。なので本屋さんに行くのが億劫なんだ。一度お父さんにタブレットの扱いを聞いて電子書籍を購読してみたことがあったけど、どうにも馴染めなかった。

 最近はネット通販の扱いを覚えて、そちらで取り寄せたりもしている。二日ほど前に頼んだ本が今日には届く予定で、だけど時間指定をしなかったせいで、私は家を離れられずにいた。別段出たいとは思わないけど、ただ家に居るのと、居なきゃいけないから家に居るのでは気分が違う。

 リビングの電気はつけていない。陽の光は射しているし、今家にいるのは私だけだ。

 積み本も無くなり、ふいに窓ガラス越しの冷気と退屈が押し寄せる。高3の染谷先輩が受験に本腰を入れ始めてから、休みの日の部活動の頻度は減っている。
 今頃みんな、なにをしているんだろう。和ちゃんはネット麻雀かな。京ちゃんはおせち料理に挑戦するって言ってたっけ。優希ちゃんは……なんだろう? 家の中に留まることをしなさそうなタイプの行動は、私にはちょっと想像がつかない。部長に至っては家の内でも外でもなにをしているのか思い至らない。部長は……ううん、竹井先輩とはもう五か月くらい会っていない。県外の大学から長野に戻ってきて、夏の大会の応援に来てくれたのが最後。そのときも三か月ぶりぐらいで、「久しぶり~! みんな背ぇ伸びたんじゃない?」なんて言われたっけ。

 卒業式から8か月以上経った今でも、よく通るあの声はくっきりと再生される。
 当たり前ながら人の記憶のキャパシティにも限度はある。老若男女、学校内外を問わず顔の広かったあの人のことだ。大学でもいろんな交友関係を築いているんだろう。部長は、私の声を覚えているのかな……。

 リビングの椅子を立つ。なにかをしようと考え決めていたわけじゃない。時計を見ると11時。まだお昼ごはんには早い。
 ……ああ、やっぱり冬の魔力は強大だ。射す陽も跳ねのけて、理由もなく気分を落ち込ませてくる。あるいは退屈がそうさせるのかも。だからこれは私のせいじゃない。
 固定電話の受話器を取る。電話番号を打ち込む。初期設定のままの電子的な音色が3コール。4度目が鳴り始めるまでの刹那に、反芻して思う。これでもし竹井先輩が他の人との休暇満喫中で、そこに割って入ってしまったとしても、それは私のせいじゃない。5コール目が鳴る。やっぱり『お掛けになった番号は、電源が入っていないか』って言ってくれないかな……。そんなことを思いながら迎える6コール目。
 世界から空気が無くなったかのように、耳元の電子音がふつりと消えた。

『……。はい竹井です』
「えと。私です。お久しぶりです」
『一人称のみ……。さては新手の詐欺?』
「あ、違うんです。咲です。詐欺ではなく」
『ふふ、ごめんなさい。冗談冗談。携帯番号より前から咲の家の電話番号は登録してあるわ』

 つい昨日聞いたような、でも懐かしいような声が耳に入ってくる。その声で肩の力が抜けたのが自分で分かった。なんでだろう。緊張していたらしい。いつからだろう。たぶん電話番号を打ってるときあたりかな。

『ご無沙汰ね。どうしたの?』

受話器から風の音がした。案の定というべきか、外に居るみたいだった。出歩く予定があるなら誰かと居るんじゃないかと、私は訊ねる。

「急にごめんなさい。部長、今って大丈夫ですか? 時間とか」

 やっぱり難しい。頭の中でも口の上でも、部長のことは部長と呼んでしまっている自分がいる。

『全然大丈夫よ。むしろナイスタイミング! ちょうど暇してたの』
「そうなんですか。良かった」

 朝一でつけた暖房が、ようやく効いてきた感じがする。受話器に繋がるコードを人差し指で押して、離す。ゴムのコードがみょんと振動する。大きく揺れたコードは、すぐさま減衰していく。
 やがて元通りに留まったコードを、今度はくるくると捩じってもてあそぶ。

「……」
「咲?」

 部長が訝しげに呼ぶ。しまった……。何を話すべくかけたのか何にも考えていなかった。話題がないときに駆り出される切り出しの代名詞、「今日はいい天気ですね」が頭を過るも、長野の天気予報しか見ていなかったのでこれさえ使えない。部長が引っ越した大学の場所は……。いや、そうだ。

「大学って、どうですか」
『あら。進路相談のお電話?』
「そういうわけじゃなくて……」

 口を割って出た言葉に、これも違ったなとすぐさま思う。学びたいことも、行きたい学部も決まっていない。そもそも大学進学するかさえ話したことがない私が、最高学府の話を聞いても空っぽなのが早々に割れる。

『じゃあサークルとかキャンパスのこととか?』

 部長からの、これは渡りに助け船だった。そっかサークルなら麻雀の話が出来る。

「部長は麻雀サークルに入ったんでしたっけ」
『サークルというか、部ね』
「部として活動してるってなると、やっぱり厳しいんですか? 先輩方とか」
『ううん全然。楽しいわよ。下級生として麻雀するのは新鮮。おかげさまで高校時代の実績もあるし、いろんな卓から引っ張りだこなのは大変だけどね』

 部長がくつくつと笑う。

「それは、良かったです」

 住宅が立ち並ぶこの付近では、車通りはそんなに多くない。梅雨ごろなら鳩の鳴き声が鮮明に聞こえるほどには閑静な住まいだ。たった今、右耳にのみ入ってきたバイクのエンジンの音も、部長の携帯電話が拾った音だった。

 なにが“良かった”のやら。いや、口を出た内容に誤りはないけれど、それは私が言うようなことじゃない。いったいどの目線から言ってるんだって話だ。
 電話をかけた側の、二度目の沈黙。

『咲……なにか用があって電話したの?』

 さすがに部長も、見逃してくれなかった。

「えっと、ですね……」
#1: 名無しの雀士だし 2023-09-26 13:26:29 

 ここで変に言葉を濁しても、変に勘繰られて心配させてしまいそう。正直に言うことにする

「ごめんなさい。特に用事とか無いままかけたんです……。なんとなく、人の声が聞きたくなって」
『へぇー。意外と寂しがり屋よね、咲』
「う……」

 受話器の出力側を軸に、入力側を円弧状に口から離す。そうでもしないと無意識な奇声が向こうに聞こえかねないと思った。言いながら、自分でも顔が火照るのを感じていた。

 意外……。意外なのかな。自分で言うのも憚られるけど、見た目通りなんじゃないかと思う。もしかして、ひとりで本を呼んでいることが多いから傍目にはそう見えないとか? 部長から見た私は、皮膚の中にいる私よりも大人に映ってしまっているのかも。

『でも……ちょっと分かるわ。いろいろ話せる友達もできた。教授や講師とも親しくさせてもらってる。大学は楽しい……んだけどね。麻雀に勝ったり負けたり波があるみたいに、たまにふっと寂しくなるの』

 部長は吐露する。まるで私の心を鏡で映したように。
 この人はそうやって、朗らかに、心地よく話を合わせてくれる。それでも……仮初でも、部長の言う「私もそう」の一言に、心は吐息をかけられた羽毛みたいに舞ってしまう。

 部屋の隅っこでは加湿器が唸っている。どれだけ水蒸気を起こしても、窓ガラスは結露を起こし続けている。コードを引き延ばして机に寄る。ガラスコップに半分ほど残っていた水を、一気に飲み干した。
 今はもう少しだけこの生温さを味わっていたい。

「そうなんですよね。冬だからなんですかね」
『年の暮れが近いからじゃない?』
「そうかも……。部長は、大晦日は戻ってくるんですか?」
『大学の友達と初詣かなぁ。みんな伊勢神宮に行ったことがないって言うから、まとめて引き摺りまわしてあげることにした!』
「あはは。部長らしい。長野には次いつ戻ってくるんですか?」
『……んんー』

 一瞬、電波が悪くなったのかと思って受話器を耳から離して見る。固定電話なんだからそんなはずもないなと思い直して再度耳を当てるまで、受話器の向こうから音はしなかった。さっきまで明解な口調を響かせていた部長の唸り声が、さらに萎んで聞こえてくる。

『なんていうか、当面は帰る予定は無いのよね』
「そうなんですか……」

 残念です、と言いかけた舌を留める。
 私に大学生活の想像はつかない。たしか部長は一人暮らし。いろいろと忙しいのかもしれないし、生活費の管理も大変なのかもしれない。だから、残念とかなんとか言っても部長を困らせてしまうだけだ。

『OGが頻繁に顔出してもうっとうしいってもんじゃない』
「そんなことないと思いますけど」
『それに、あんまり何度も戻るとまこに揶揄われちゃうのよ。「ハムスターかあんたは」って』

 ひまわりの種を頬張る部長の画が浮かぶ。なんとも似合わなくて笑いそうになったけど、そういう意味じゃないなと押し殺す。音は拾われてしまったかな。かき消すように咳き込む。

「次の機会は私も誘ってください。伊勢神宮」
『お! いいわよー。でも咲、寒空の屋外は苦手じゃない?』
「ずっとはいやですけどね。運動もしないとですし。平気ですよ、全然」
『そう? じゃあ誘うわね』

 私は今、部長に中身のない電話をかけている。読みたい本が届かなくて退屈だったから。

そんな今、このタイミングで、
“ピィンポーン”
 間の悪いというべきか良いというべきか。待っていたチャイム音が廊下から鳴る。なんとも判断に困るところ。口惜しいけど、どっちにしても言わなきゃいけない。

「ごめんなさい部長。ちょっと待っていてもらっていいですか。宅配が来たので」

 電話は切らずに受話器を電話本体の横に置いていく。リビングから廊下に出て、左手に歩を進める。通話に意識が向いてたからかな。いつもなら気付く宅配便のバイクの音は聞き逃していた。リビングのスライドドアは開けっ放しにしていたので、ヒートショックは起こり得ない。
 逆に言うと、玄関の扉を開けると冷風がなだれ込んでくるってこと。開けたらできるだけ手短にドアを閉めたかった。私はスリッパのままドアの前に立つ。ドアノブに人差し指だけ触れさせてみるも、風物詩の電流は流れてこなかった。ほっと一息つきながらドアノブを握り込む。

「はーい」

 痺れを切らして立ち去られないように、言いながらドアを開く。
 直後、私は首を傾げることになった。瞬きを二つして、目を擦る。

「本当は、街でバッタリって感じを装いたかったんだけどね」

 濃紺のデニムに、白のコート。それらを下地とでもするかのような、二つ結びの赤毛が目に飛び込む。自分のはるか背に置いてきた受話器からつい先ほど聞いた声。遠距離で電話していたはずの相手に、脳がフリーズする。理解およばず月並みな言葉ひとつさえ出てこなかった。

「お暇だったら散歩でもどうですお嬢さん?」

 犬にお手をするみたいに手の平が差し出される。ぽかんと、私は手のひらを見つめた。そこでやっと、口を利けた。あるいはやっぱり、月並みだろうとも言わぬが吉だったのかも。

「ハムスター……?」

 コンマ数秒で思い至る。口を割いたのは、失礼な言と書いて失言だと。
 冬の寒さは身も心も冷やすらしい。だからこそ、温かい料理なんてのは身に染みる。今日のお昼は、コンビニのおでんなんてのも良いかもしれない。

「そうかも。だから皆には、内緒にしてくれる?」

 人差し指を唇に当ててはにかむ部長に、私も思わず白い吐息が漏れた。
削除するし
#2: teatheply 2024-01-13 03:17:54 

At the time a patient agreed to participate, the statistician was contacted, the next envelope was opened, and the randomization code was assigned <a href=https://sildenafil.buzz>200mg of viagra</a>
削除するし

きっとタキオン→シャカールなんだと思います

 なまえ:名無しのデジタルだし2023-08-16 22:32:16 

 次の箱ではEDMよりヒップホップに寄ったチョイスで統一するらしい。それに合わせてビッグシルエットのトップスを拵えようと、アパレル通りをふらついていた。

 と言っても、たびたび出歩いてる繁華街だ。アクセサリーやボトムスは自前のもので決まっていて、店のラインナップもだいたい把握しているので、今日のお目当てはあらかじめ定まっていた。本当だ。だから今オレが、深いパープルに染め上げられたパーカーの両肩を掲げて眺めながらほっつき歩いていたのは。

「偶然だからな?」
「何がだい?」

 詰襟さながらのコーンに乗ったバニラアイスを舌で溶かしながら、先端の跳ねた栗毛が斜めに傾いた。
 飯の摂取はトレーナー任せ。部屋の整理はルームメイトに丸投げ。部屋着は白か、煤に染まった灰色か。その惨状をよく知っている問題児仲間だ。だというのにパープルを纏い降って涌いたそいつに、オレは面食らってしまった。

「……ああ。このパーカーかい」

 仰々しい素振りで、タキオンが手槌で片割れの掌を打つ。

「肌寒くなってくるころだからねぇ。一枚、ラフに重ねられるものが欲しかったんだよ」

 冗談。こいつの性格的にワンサイズ大きめのものを適当に買って間に合わせようというのは分かる。が、こっちまで同類だと思われては敵わない。オレが買ったのは遠征一回分くらいの価格は飛ぶ代物だ。だというのに素材も、縫い目も、なによりロゴも。全ての要素が、オレの持つ紙袋とタキオンの纏う衣服が同一のものであると示していた。

「着られりゃOKで、もっとグレーのスウェットとかテキトーに買うもんだと思ってたわ、お前は」
「おや心外。私だって衣服には気を使っているんだよ。私自身が場の異端分子として目立っては、データを取る際に特殊条件下になってしまうからね」

 “だとしてもテメェの趣味じゃねえだろ。”

喉まで出かかった言葉を、寸でのところで吞み込み、舌打ちを返事とする。考えてみりゃ、知ったようなクチを利けるほどオレはアグネスタキオンというウマ娘の好みを把握しちゃいない。タキオンからオレだって同様のはず。

 そんなことはお互い分かり切っている。なので、出会い頭に発した言葉をわざわざ繰り返すこともしない。めんどくさいのは、周りに「お揃い」だなんだと騒がれてまたニコイチ扱いされること。殊更、ピンク髪を引っ提げたどこぞのダート走者の耳に入るのはかったるい。

 タキオンの二の腕を掴んで、喫茶店とサイクルショップの間の路地に入り込む。
 ズレたことを抜かしてた唐変木も、人目を避ける動きでようやく察したらしく、逆らうでもなく後ろに続いてくる。

「気にすることはない。君の衣服はそれ単体で成り立たせる想定のものではないだろう? あまり今どきの装いには詳しくないが……」
「てめェがいつの時代のファッションに詳しかったんだよ」

 売り言葉に買い言葉気味な、我ながら雑な煽りに、タキオンはにやけ面を浮かべていた。
 気付けば融解し始めているアイスを一口舐めたかと思うと、一変して真面目ぶった表情がベラベラと喋りだした。

「ほら、反対の色の小物をアクセントにしたりするんだろう?」
「あー……まあひとつの手だな」
「つまりは赤色のブレスレットなど」
「可視光線の範囲で話てんじゃねえぞ」
「目に見えるもののみを信じる君らしくもない君らしくもない言い種だねシャカールくん」
「色相環上での話をしてんだよッ!! ライムグリーンとかだわミントグリーンとか」
「美味しそうだね」
「食いもんじゃねえ」
「ああなるほど……。
 ヒップホップだけにライムだ!」
「しょうもないこと言うんじゃねえ」

 会話を蹴るようなオレの態度もなんのその。タキオンが、三本指で摘まんでいたコーンをマイクさながらに、両手で握って大仰に両肘を広げる。 急にフレミング左手の法則のハンドサインを掲げて何事かと思ったが、

「ビッグトップス 丈Lサイズ」

 妙にテンポよく横文字を並べてきたため、趣旨はすぐに理解できた。四拍子一小節。イラっとしたのでやり返す。

「リリック不ッ味ッ駄弁りタイムか?」
「ふぅむ。さすがに早いね」
「繰り返すぞ。しょうもないこと言うんじゃねえ!!」

 壁と壁に挟まれた空間に、自覚より低いオレの声が響いた。タキオンが右耳を抑える。

「と、わりい」

アイスに塞がれた左手は中空を漂っており、野ざらしにされた左の耳はひらひらと畳んで開いてを繰り返していた。

「人目につかない路地に入って大声とは。通りよりは声の波長の測定がしやすいかもしれないがね」
「わざとじゃねえって……。とにかく、いいか? オレはライブに向けて買いに来ただけだ。お前のやつと被っちまった。オレと同じ日に外で着るなよ」
「無理難題を押し付けるねぇ。……って、ん?」
「今度はなんだよ」
「……いや、なんでもない。それより、ライブがあるのかい? ぜひとも私もお邪魔してみたいね」
「お前、音楽とか興味ないだろ」
「そんなことはない。ウマ娘の脚の回転数と、聞いている曲のテンポが一致することで共鳴を引き起こして、タイムが良くなるという仮説を試したことがある」
「今度レポート読ませろ」
「チケット二枚でどうだい?」

 瞳と口元を円弧に曲げた悪徳科学者が、オレの靴をまじまじと見る。目は口ほどにモノを言うってのはこのことか。足元見やがって。
 肩から提げていたウエストポーチから財布を取り出して、手持ちのチケット六枚のうちの二枚を、タキオンの肩に押し付ける。

「ほらよ」
「たしかに。後ほどメールで送っておくよ」

 それを右腕で摘まむと、タキオンは顔を仰ぐようにチケットを振る。Vの字を描く二枚のチケットに、ふと気になって訊ねる。

「にしても二枚って、誰が来るんだ。ど平日だぞ」
「え? 誰ってそりゃあ……。あ」
「カフェは来ねえだろ。あんな騒々しくて人の多い場所」
「いやあ私としたことが……。そうだね。一枚は返しておくよ」

 在庫一枚、返品受領。リスクとリターンは両天秤で、ピンチの瞬間こそが同時にチャンスの瞬間。そんなの眉唾の戯言だと思ってはいるが、こいつの口留めをしている今この瞬間が、傍から見たらペアルックの買い物に見えかねないのは事実だろう。

 目的を果たした以上は、こんな路地裏に長居する理由もない。こいつが残りのアイスを片付けている間に、先んじてお暇させてもらうとしよう。

 ……と、企てたというのに。すれ違いざま、横目に映ったタキオンは残り一口大のアイスクリームを口に放り込んだ。そしてすぐさま、私の後ろをついてきて言う。


「待ってくれよシャカールくん! ここで会ったのも何かの縁。帰路、なぜ私たちウマ娘の光の可視領域が人間と同じなのかについて話でも」
「ついてくんじゃねえ!!」

 今度は意図的に、そのピコピコ動く左耳に向けて声を張ってやる。
#1: タキオン視点だし 2023-08-16 22:35:03 

 “とても大事な キミの想いは
   無駄にならない 世界は廻る”

 近ごろ、音楽を聴くようになった。むかしむかしにクラシックを聴いたことがあっただけの私が最初に手に取ったのはヒップホップ。このジャンルは何か違うような気がして、次に聴いたのはテクノ。これがしっくり来た。手探りだった探し物を見つけた気分になった。

 “ほんの少しの 僕の気持ちも 巡り巡るよ”

 といっても、とりあえず有名らしいアーティストの曲を端末に入れてみただけだから、引き出しは空に近しい。

 “繰り返す このポリリズム
   あの衝動は”

 メロディーがサビに差し掛かったところでスマホの一時停止を押して、私はアイスクリームを持ち変えて、両耳のイヤホンを外した。
 さあ、実験と行こう。腕時計に触れて、機器の電源を入れる。

 第一声は私からのつもりでいた。ただ、シャカールくんの反応の早さが予想外だった。 さも偶然かのように街中の曲がり角で会う算段をつけていた私は、

「偶然だからな?」
「何がだい?」

 シャカールくんの開口一番にどきりとする。が、すぐに言わんとすることを察した。

「……ああ。このパーカーかい。肌寒くなってくるころだからねぇ。一枚、ラフに重ねられるものが欲しかったんだよ」

  言葉とは裏腹に、自身の肌をじっとりと汗が纏うのを感じる。紫色の布切れの、胸元をひらひらと煽って風を取り込んだ。背に付きっぱなしの商品タグが、ちくちくと首を刺激する。自分で衣服を購入するのが久しい。タグの存在は盲点だった。

「着られりゃOKで、もっとグレーのスウェットとかテキトーに買うもんだと思ってたわ、お前は」
「おや心外。私だって衣服には気を使っているんだよ。私自身が場の異端分子として目立っては、データを取る際に特殊条件下になってしまうからね」

 不服そうなシャカールくんがなにかを言いかかるも、結局聞き慣れた舌打ちだけが返ってくる。自慢じゃないが、私の服はズタボロになるたびに気の利くトレーナーくんが買ってきてくれる。シャカールくんからしたら、お気に入りのブランドが私みたいなのと被ってはぞっとしないいうのは至極当然だろう。
 バ糞雲丹の針ような髪をくしゃりとかき上げるシャカールくんの肩を叩きながら、私は励ましを試みる。

「気にすることはない。君の衣服はそれ単体で成り立たせる想定のものではないだろう? あまり今どきの装いには詳しくないが……」
「てめェがいつの時代のファッションに詳しかったんだよ」
「ほら、反対の色の小物をアクセントにしたりするんだろう?」
「あー……まあひとつの手だな」
「紫の反対、つまりは赤色のブレスレットなどを」
「人類の可視光線の範囲で話てんじゃねえぞ」
「目に見えるもののみを信じる君らしくもない君らしくもない言い種だねシャカールくん」
「色相環上での話をしてんだよッ!! ライムグリーンとかだわミントグリーンとか」
「美味しそうだね」
「食いもんじゃねえ!」

 シャカールくんの額に青筋が立つ。それでこそいつものシャカールくんだ。……いや、ちょっと違うか。見かけこそ派手で、人によっては委縮させるが、根っこのところはお人好しなんだろう。短くはない付き合いの間に彼女を観察してきて、その事実くらいは把握できた。

「ああなるほど……ヒップホップだけにライムだ!」
「しょうもないこと言うんじゃねえ」
「ビッグトップス丈Lサイズ」
「リリック不ッ味、駄弁りタイムか?」
「ふぅむ。さすがに早いね」
「繰り返すぞ。しょうもないこと言うんじゃねえ!!」

 怒号が飛ぶ。反射的に耳を折りたたむ。

「と、わりい……」

 シャカールくんの声がしぼむ。割れものにでも触れる手付きで、私の耳に触れてくる。その落差に吹き出しそうになる。そんなに心配そうにするほど、元より大きな声ではなかったろうに。腕時計が、ピピ、音を立てたのが聴こえた。
 冷ますように、私はアイスクリームを口に含む。

 こういうところなんだろうね。主観ではない事実。几帳面から来るお人好し。シャカールくんと親しい間柄に聞けば、きっと十人が十人そう答える。そんな彼女が私の前では、打てば響いて熱すれば赤く染まる鉄のように、薄白い表皮を染め上げて声を荒らげる様を見せてくれる。その様子を楽しんでいないと言えば嘘になってしまう。

 不毛な時間。きっとシャカールくんは好かないであろう、無意味な時間。

 私は結構、無駄や回り道が好きなんだ。ちょっとやそっとで損傷する鼓膜じゃないけれど、もう少しシャカールくんを困らせてみたくなってしまい、私は苦々しげに嘯いてみる。

「人目につかない路地に入って大声とは。通りよりは波長の測定がしやすいかもしれないがね」
「わざとじゃねえって……。とにかく、いいか? オレはライブに向けて買いに来ただけだ。お前のやつと被っちまった。オレと同じ日に外で着るなよ」
「無理難題を押し付けるねぇ。……って、ん?」

 ふと、違和感を覚えた。今なんと言った? 『被っちまった』……だって?
 シャカールくんの計算の無謬性は重々承知だった。その土台となる、確かな観察眼も。だからとっくにバレているものだとばかり思っていた。

 私の口から『ヒップホップ』というワードが出ていることも。私の服にタグが付けっぱなしであることも。シャカールくんともあろう者が、まさか本当に気付いていないんだろうか。
 だとしたら……私が今から言うことも、よもや単なる偶然や気まぐれとして扱ってくれるというんだろうか。
 不意に考え込む素振りを見せた私を、シャカールくんが訝しむ。

「今度はなんだよ」
「……いや、なんでもない。それより、ライブがあるのかい? ぜひとも私もお邪魔してみたいね」
「お前、音楽とか興味ないだろ」
「そんなことはない。ウマ娘の脚の回転数と、聞いている曲のテンポが一致することで共鳴を引き起こして、タイムが良くなるという仮説を試したことがある」
「今度レポート読ませろ」
「チケット二枚でどうだい?」
「ほらよ」

 瞬きしたら見落とすんじゃないかと思うほどの間だった。ポケットから財布が取り出され、財布からお札サイズの紙二枚が取り出される。

「たしかに。後ほどメールで送っておくよ」
「にしても二枚って、誰が来るんだ。ど平日だぞ」
「え? 誰ってそりゃあ……」

 私と行動を共にしようなんてモノ好き、数えるには片手で十分だ。なけなしの交友関係の中で音楽に興味がある相手なんてひとりしか……あ。


「カフェは来ねえだろ。あんな騒々しくて人の多い場所」
「いやあ私としたことが……。そうだね。一枚は返しておくよ」

  シャカールくんのライブに、シャカールくんを誘えるはずもない。小学生でも当たり前だと笑いそうな支離滅裂。気恥ずかしさに、私は残りのアイスクリームを喉に流し込んだ。
 掠めるように過分のチケットを受け取ると、シャカールくんは光差す表通りへと歩き始める。
 自分のことながら、ずいぶんと調子がおかしい。今に限らず、ここ最近。
 全部シャカールくんの言うとおりだ。普段聴かない音楽を聴き、普段纏わないような服を買う。

 でもね……シャカールくん。私の音楽趣味の変化にも、私が次の君のライブコンセプトについて知っていたことも、私がそのドレスコードが分からず君の服に合わせたことも、普段のキミなら、気付いているはずじゃないかい?

 私は腕時計のディスプレイを見る。黄色信号を発していたディスプレイの、心電図機能を止める。高揚した脳。テンポを上げた脈。なんてことはない。初めての経験じゃない。
 実験中に何か画期的な思い付きをしたような、あるいは大勢の観衆の中でゲートに入ったような、そんな気分。
 ねえ、シャカールくん? 私と同様に、普段通り『らしくない』キミの調子は、いったい何に乱れてる? 私の思っていることを問い掛けたら、キミはバカバカしいと一蹴するんだろうか。あるいは非科学的だと困惑するのかな。
 どっちにしたって会話は打ち切りだろう。それはイヤだ。だから、シャカールくんの背を眺めたまま留まることなどしない。

「待ってくれよシャカールくん! ここで会ったのも何かの縁。帰路、なぜ私たちウマ娘の光の可視領域が人間と同じなのかについて話でも」
「ついてくんじゃねえ!!」

 追い付き、肩を並べて、一人きりの時間に戻るのはもうちょっとだけ先送り。私は一時停止中のスマホを暗転させた。
削除するし

んにぇ

 なまえ:名無しの雀士だし2023-07-02 12:49:26 

Twitterよりもパウードットネットが止まってる方がつらい……
#1: 名無しの雀士だし 2023-07-03 00:03:39 

Twitter開けんしぱうー見るか……
おい!!!ぱうーが死んどったら避難所の意味ないやんけ!!!
こればっかり
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2023-07-03 00:16:10 

ほんそれ
今日はむしろPawooの方が全然動いてなかった
削除するし
#3: ぷちどろっぷ 2023-07-03 00:25:18 

よんえるさんから「TPRGぱうー卓」のDiscordサーバーを避難所にしちゃっていいって話だったので
ちょっと整備しようと思います。
Pawoo入れなくて困ってる人は以下Discordにどうぞ。

https://discord.gg/sck5cncV
削除するし

えっちな鶴田姫子ください

 なまえ:名無しの雀士だし2023-06-28 21:22:04 

どこですか?

第5回くらいのウミガメのスープ

 なまえ:納豆2023-01-06 09:25:03 

ある日、トオルくんとジロウくんは一緒に出掛けました。翌日ジロウくんに、トオルくんと一緒に行ったのか聞くと「はい」と返ってきました。けれどトオルくんに、ジロウくんと一緒に行ったのかと聞くと「いいえ」と返ってきました。いったいなぜ?
#1: 名無しの雀士だし 2023-01-06 09:43:21 

トオルくんにとって「ジロウくん」は別の人物のことを指し、昨日一緒に出掛けたジロウくんは別の名前で覚えていたからですか?
削除するし
#2: 納豆 2023-01-06 09:58:35 

トオルくんにとって「ジロウくん」は別の人物のことを指し、昨日一緒に出掛けたジロウくんは別の名前で覚えていたからですか?
→NO
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2023-01-06 10:00:51 

トオル君はうそをついていますか?
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2023-01-06 10:05:53 

トオルくんは質問の意味を勘違いしていますか?
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2023-01-06 10:40:16 

「ジロウくんと一緒に行ったのか」の質問のうち、書かれていない「どこに」の部分はトオルくんとジロウくんが一緒に行った場所のことを指していて、トオルくんもその認識ですか?
削除するし
#6: 納豆 2023-01-06 10:55:24 

トオル君はうそをついていますか?
→NO

トオルくんは質問の意味を勘違いしていますか?
→NO

「ジロウくんと一緒に行ったのか」の質問のうち、書かれていない「どこに」の部分はトオルくんとジロウくんが一緒に行った場所のことを指していて、トオルくんもその認識ですか?
→YES
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2023-01-06 13:19:58 

トオルくんとジロウくんはそれぞれ一人ですか?
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2023-01-06 13:31:06 

トオルくんはジロウくんを『ジロウ』と呼び、ジロウくんはトオルくんを『トオル』と呼びあってますか?
削除するし
#9: 納豆 2023-01-06 13:53:48 

トオルくんとジロウくんはそれぞれ一人ですか?
→YES

トオルくんはジロウくんを『ジロウ』と呼び、ジロウくんはトオルくんを『トオル』と呼びあってますか?
→YES
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2023-01-06 14:43:50 

トオルくんに、ジロウくんと一緒に行ったのかと聞いたのは、初めの「ある日」の翌日ですか?
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2023-01-06 15:00:42 

トオルくんに、ジロウくんと一緒に行ったのかと聞いたのは、初めの「ある日」の翌日ですか?
→YES
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2023-01-06 15:16:05 

ジロウくんは記憶喪失ですか?
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2023-01-06 15:57:56 

ジロウくんは記憶喪失ですか?
→NO
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2023-01-06 16:03:06 

ジロウくんはその「ある日」にトオルくんと一緒に出掛けたという認識を持っていますか?
削除するし
#15: 納豆 2023-01-06 16:33:39 

ジロウくんはその「ある日」にトオルくんと一緒に出掛けたという認識を持っていますか?
→YES
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2023-01-06 17:22:23 

ジロウくんに対して質問の仕方を変えると、トオルくんと一緒に出掛けたという回答を得られますか?
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2023-01-06 17:32:51 

ジロウくんに対して質問の仕方を変えると、トオルくんと一緒に出掛けたという回答を得られますか?
→YES
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2023-01-06 17:51:24 

すみません、ジロウくんとトオルくんを勘違いしてました。
以下勘違いによる聞きなおし

トオルくんは記憶喪失ですか?

トオルくんはその「ある日」にジロウくんと一緒に出掛けたという認識を持っていますか?

トオルくんに対して質問の仕方を変えると、ジロウくんと一緒に出掛けたという回答を得られますか?
削除するし
#19: 納豆 2023-01-06 17:53:57 

トオルくんは記憶喪失ですか?
→NO

トオルくんはその「ある日」にジロウくんと一緒に出掛けたという認識を持っていますか?
→YES

トオルくんに対して質問の仕方を変えると、ジロウくんと一緒に出掛けたという回答を得られますか?
→YES
削除するし
#20: 名無しの雀士だし 2023-01-06 19:17:15 

登場人物の名前は謎に関係しますか?
トオル、ジロウを別の名前にしても成り立ちますか?
削除するし
#21: 名無しの雀士だし 2023-01-06 19:20:49 

トオルくんへの質問とジロウくんへの質問は「ジロウくん」「トオルくん」以外は一致していますか?
削除するし
#22: 納豆 2023-01-06 19:43:38 

登場人物の名前は謎に関係しますか?
→NO

トオル、ジロウを別の名前にしても成り立ちますか?
→YES

トオルくんへの質問とジロウくんへの質問は「ジロウくん」「トオルくん」以外は一致していますか?
→YES
削除するし
#23: 名無しの雀士だし 2023-01-06 20:43:19 

出掛けた場所は関係ありますか?
削除するし
#24: 名無しの雀士だし 2023-01-06 20:53:00 

出掛けた場所は関係ありますか?
→一応YES
削除するし
#25: 名無しの雀士だし 2023-01-06 20:59:13 

質問の仕方は「○○(場所の名前)ジロウと一緒に行ったの?」など、場所の名前が名前の直前にくっつく形ですか?
削除するし
#26: 名無しの雀士だし 2023-01-06 21:18:41 

「○○(場所の名前)ジロウと一緒に行ったの?」など、場所の名前が名前の直前にくっつく形ですか?
→どちらでもいい。“など”ではなく、質問が上記と一言一句同じだったかと訊かれたらNO
削除するし
#27: 名無しの雀士だし 2023-01-06 21:51:00 

一緒に は2人でというニュアンス?
削除するし
#28: 名無しの雀士だし 2023-01-06 22:03:05 

#6での
トオルくんは質問の意味を勘違いしていますか?
→NO
における質問の意味とは
「質問日の前日に」「ジロウくんと」「どこかに」「行ったかどうか」
で問題ないか?
削除するし
#29: 納豆 2023-01-06 22:10:28 

一緒に は2人でというニュアンス?
→YES


6での
トオルくんは質問の意味を勘違いしていますか?
→NO
における質問の意味とは
「質問日の前日に」「ジロウくんと」「どこかに」「行ったかどうか」
で問題ないか?
→NO
削除するし
#30: 名無しの雀士だし 2023-01-07 00:15:30 

現地集合で移動手段としては一緒にはいかなかった?
削除するし
#31: 名無しの雀士だし 2023-01-07 00:18:19 

現地集合で移動手段としては一緒にはいかなかった?
→YESorNO (どちらでも良い)
削除するし
#32: 納豆 2023-01-08 02:07:59 

A.問題冒頭の『ある日』は1月2日。二人それぞれにされた質問は「初詣はトオルくんと一緒に行ったの?」「初詣はジロウくんと一緒に行ったの?」だったが、トオルくんは1月1日に既に初詣に行っていたため、ジロウくんと一緒に行った神社は初詣にはならなかった。
削除するし

ୡ( °ᵕ° )೨

 なまえ:名無しの雀士だし2023-01-06 10:04:29 

荒らしを消してたらまさちゃんも消えちゃった……
まさちゃんの投稿は削除してないのに……
#1: 名無しの雀士出汁 2023-01-07 11:23:12 

(๑•ᴗ•)<それは残像なのよ!
削除するし

アクセス不可

 なまえ:名無しの雀士だし2022-09-19 20:03:30 

pawooはお亡くなりになられたのですか

TRPG関係メモ

 なまえ:ୡ( °ᵕ° )೨2022-04-04 00:21:38 

この前アンケート取ったTRPGシナリオに対する好みだよ。
シナリオ作る時の参考に使えるかもね。
(順番は今度やるTRPGの参加順にしてるよ)

==================
トリチャン
==================
・難易度:◎IQ4 ◎ふつう
 ヒリヒリ出来る方が良いとは思いますが、
 人に迷惑をかけたくない気持ちが、あり。
 そして、短めだと嬉しいという気持ちが…
 強く、あり…!

・こわみ:〇ほのぼの ◎がちこわ
 「ダイス的な意味でひりひりする」という感じの
 「恐怖度」ではなく
 (多分これ「難易度」の項目ですよね)
 シナリオでしたら振り切ってもらいたい気持ち…!

・タイプ:◎クローズド
 スムーズに終る事が出来ると、
 やっぱり嬉しい気持ち…!

・傾向:◎謎解きバラエティー 〇雰囲気ホラー

・ロスト:◎まれにあり
 …これ私の解答に忠実に従うと内容壊れそうだな…
 すみません。

・その他:
 お茶菓子みたいな規模の小さいシナリオで、
 無限に迷子になりたい
 みたいな所がある気がします…はい……

==================
ぷち
==================
・難易度:◎ふつう ◎おたかめ 〇むずめ
・こわみ:〇ふつう ◎こわめ ◎がちこわ
・タイプ:〇クローズド ◎シティー
・傾向 :◎エモ重視 〇雰囲気ホラー
・ロスト:〇まれにあり
・その他:
 雰囲気ホラーしつつも
 人情味あふれる感じのエモ展開で
 苦難を乗り越える感じのが好きです。
 でも割と何でもOKです。

==================
こーちゃ
==================
・難易度:〇ふつう ◎おたかめ
・こわみ:〇ふつう ◎こわめ 〇がちこわ
・タイプ:〇クローズド 〇シティー
・傾向 :◎エモ重視 〇謎解き冒険バラエティー
     ◎パニックホラー 〇雰囲気ホラー
・ロスト:なし 〇まれにあり ◎しにがち
・その他:
 パ美使いたいね……

==================
しもちゃ
==================
・難易度:〇ふつう ◎おたかめ 〇むずめ
・こわみ:〇ふつう ◎こわめ
・タイプ:どちらでも
・傾向 :〇エモ重視 〇雰囲気ホラー
・ロスト:〇まれにあり
・その他:
 学生ばっかだったので
 社会人PLをやってみたいかもです

==================
まめちゃ
==================
・難易度:〇ふつう ◎おたかめ 〇むずめ
・こわみ:〇ふつう ◎こわめ 〇がちこわ
・タイプ:〇クローズド 〇シティー
・傾向 :〇エモ重視 〇謎解き冒険バラエティー
     ◎パニックホラー 〇雰囲気ホラー
・ロスト:◎まれにあり 〇しにがち
・その他:

==================
4さま
==================
・難易度:〇ふつう おたかめ◎ 〇むずめ
・こわみ:〇ふつう 〇こわめ ◎がちこわ
・タイプ:◎クローズド〇 ◎シティー
・傾向 :〇謎解き冒険バラエティー
     〇パニックホラー ◎雰囲気ホラー
・ロスト:〇なし ◎まれにあり ◎しにがち
・その他:
 ロストは境界線が微妙ですが4-50%くらいが一番です。
 微妙にハンドアウトあるやつとかも
 いいかもしれないです。

ものひろい第2回参加名簿。

 なまえ:名無しの雀士だし2022-01-08 10:14:21 

今回のものひろい(本選)に参加した人は★1月9日(日)★になったら
このスレッドに参加表明を名前つきの発言で書き込んでください。
期限は16時くらいかな?
ものひろい人狼が始まる1時間前くらいにいは終わらせておきたいですね。
#1: ୡ( °ᵕ° )೨ 2022-01-09 10:28:11 

ぷちどろっぷ投稿してます。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2022-01-09 10:34:40 

まめ、投稿済みです
削除するし
#3: 酒豪お姉さん 2022-01-09 10:36:03 

出したよ。人狼は来れるかわからない
削除するし
#4: LDK 2022-01-09 11:05:05 

︎︎
削除するし
#5: しもやけ。 2022-01-09 11:11:33 

(っ'ω'c)マッ
削除するし
#6: 家守 2022-01-09 11:21:13 

投稿済み。
削除するし
#7: こーてる 2022-01-09 11:38:38 

今回も対よろですわよ
削除するし
#8: フィッシャー 2022-01-09 11:59:29 

人狼は参加できないですが出しました
削除するし
#9: 広報 2022-01-09 12:39:27 

湯町中出身。ポジションは坂根千沙の夢女子やってました。
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2022-01-09 14:31:55 

トリチャンです、新成人の皆さん、おめでとうございます!
トリチャンは労働者なので人狼は参加できるか少しあやしいです…
削除するし

とびっきりのまつぼっくり会場はこちらです。

 なまえ:名無しの雀士だし2022-01-07 23:14:16 

メイン会場とは別に設けられたサブ用の会場です。
松ぼっくりとか苔とかお好きに貼ってください。
#1: 名無しの雀士だし 2022-01-08 11:20:16 

削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2022-01-08 11:22:42 

削除するし
#3:   2022-01-08 11:47:42 

 
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2022-01-08 19:10:53 

寄り添う二人
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2022-01-08 21:10:26 

新年早々罰が当たりそう
削除するし
#6: ボツ理由 2022-01-08 21:52:49 

ポッチャマと被る
削除するし
#7: ボツ理由 2022-01-08 22:37:33 

つながれていたため
削除するし
#8: ボツ理由 2022-01-08 22:39:44 

被ったため
削除するし

ものひろい第2回会場はこちらですୡ( °ᵕ° )೨

 なまえ:名無しの雀士だし2022-01-07 23:12:44 

---------------------------------------------------
【るーる】
---------------------------------------------------
・面白いと思った落ちている物を取る。
 立ったときに腰より下の高さに位置するものなら
 落ちているものでなくても一応可

・2022/01/08(土)中の好きな時間に画像をアップロード

・ぷちさばでの名前欄は写真のタイトルにする

・スマホで取ること推奨

・自宅の外で撮る

・エントリーは1人1枚。もっと貼りたいって人はとびっきりのまつぼっくり会場にお越しください

※上記は暫定です。間違い等あればご指摘くださいな

---------------------------------------------------
【ちゅーいじこう】
---------------------------------------------------
・小学生の遊びなので、車には気をつける
・雨にも負けず風にも負けず丈夫な体を持ち静かに嗤え
・寒いからってアイスとかジュースを飲み過ぎたらいけません
・途中での買い食いはダメです!
 水筒に水がお茶かスポーツドリンクは認めます!
・面白い食べ物が落ちてても食べないことを誓え!
・社からの連絡を放り投げろ
・ビール飲むな
#1: 平面世界のカラスアゲハ 2022-01-08 12:26:46 

眼鏡のお行儀がよろしくてよ。
削除するし
#2: プライドが たかく ひとから たべものを もらう ことを きらう。 2022-01-08 15:15:12 

ながい うぶげが さむさを ふせぐ。
削除するし
#3: バリアフリー 2022-01-08 15:18:37 

といいつつ、この後、段差で転んでた。
削除するし
#4: 路上飲み 2022-01-08 15:33:21 

最近流行りの路上飲みなるものをしてみる
削除するし
#5: 拾えない 2022-01-08 15:46:55 

だって貼ってあるから
削除するし
#6: やっぱり冬は鍋 2022-01-08 16:17:53 

でも階段では良くないと思います
削除するし
#7: RIP 2022-01-08 16:33:28 

緑に抱かれて安らかに眠れ
削除するし
#8: ゴールデンネコチャンリング 2022-01-08 17:26:44 

野良猫の一種です
削除するし
#9: 不戦敗ブルース 2022-01-08 17:57:15 

君はどこから来たん?
削除するし
#10: さようなら 2022-01-08 21:25:54 

平成
削除するし

画像アップロードテスト用スレッド

 なまえ:名無しの雀士だし2021-11-27 17:37:04 

無法地帯だよ。好きにアップロードしなよ。
長辺が1920ピクセル(フルHDの長辺)を超えているか、
ファイルサイズが1MBを超えている場合は縮小されるよ。
でも元サイズが10MBを超える場合は送信時にエラーになるよ。
その場合は管理者(ぷちどろっぷ)に報告してね。
#1: 名無しの雀士だし 2022-01-08 00:43:23 

テスト
削除するし

ぷちっ

 なまえ:名無しの雀士だし2021-06-08 21:50:22 

(๑˃ᴗ˂)<ンナンナ
(๑•ᴗ•)<ちょっと顔違うや
#1: 名無しの雀士だし 2021-06-12 12:54:06 

削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-06-23 23:48:13 

(๑;•ᴗ•)<ふいー危ない気がしたけどセーフ!
(๑>ᴗ<)<駆除完了!!
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-06-25 10:40:16 

ୡୡୡୡ( °ᵕ° )೨೨೨೨<なんで消したの💢
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2021-06-25 21:49:44 

(๑;•ᴗ•)<さ、殺虫剤が効かない!なんで!?
三三三(๑>ᴗ<)<逃げ逃げ!!
削除するし
#6: (๑˃ᴗ˂)<プークスクス 2021-07-14 20:39:11 

名無しの雀士だし
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2021-07-18 13:23:31 

画像テスト。
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2021-07-18 13:37:54 

テスト
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2021-07-18 14:01:29 

テスト
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2021-07-18 14:02:21 

削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2021-07-18 20:00:49 

(๑˃ᴗ˂)<消えたし!
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2021-07-22 14:53:28 

画像テストだし。
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2021-07-22 15:22:48 

これは靴
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2021-11-27 16:42:18 

438KBですが、1080×1920です!
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2021-12-06 13:34:20 

なに、この……なに……
削除するし

(๑˃ᴗ˂).oO,,ヒック!!

 なまえ:名無しの雀士だし2021-10-11 07:48:41 

(๑˃ᴗ˂)<酔ったんな〜
#1: 名無しの雀士だし 2021-10-28 17:23:03 

🐟<サバッ
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-11-20 20:33:27 

 ☁
(๑˃×˂)<ぷーわーwwwww
 ||
削除するし

Twitterに流してたらやれと言われたのでウミガメ

 なまえ:名無しの雀士だし2021-09-12 22:41:21 

男は動画を見て、そして手紙を書いた。
それから二、三日したある日、男の家に警察が訪ねてきた。一体なぜ?
#1: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:43:07 

男は犯罪を犯しましたか?
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:43:56 

男は犯罪を犯したか?
いいえ
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:45:20 

動画はネット等で公開されていましたか?
手紙は動画の公開者に送りましたか?
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:45:39 

手紙の送り先は警察のところですか?
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:48:45 

動画はネット等で公開されていましたか?
はい
手紙は動画の公開者に送りましたか?
いいえ
手紙の送り先は警察だった?
いいえ
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:50:31 

警察が来たのは手紙を書いたのと関係ある?
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:51:19 

警察は事件性のある内容について話すために来ましたか?
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:52:21 

警察は逮捕するためにきた?
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:54:52 

警察が来たのは手紙を書いたのと関係ある?
はい
警察は事件性のある内容について話すために来ましたか?
いいえ
警察は逮捕するためにきた?
いいえ
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2021-09-12 22:58:38 

警察と男は元から知り合いでしたか
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:01:29 

警察と男は知り合いだった?
いいえ
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:02:15 

男は警察に感謝されますか?
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:05:02 

手紙は送り先に届いた?
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:07:04 

男は警察に感謝されますか?
いいえ
手紙は送り先に届いた?
はい
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:10:32 

警察は誰かを捜索していた?
動画の内容は何かを探すものだった?
警察は話をするためだけに来た?
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:12:10 

その動画は手紙を送る前の一週間以内に公開されていますか?

その動画を見たから手紙を送りましたか?

その手紙を見て手紙を書いた人は他にも10人以上いましたか?
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:14:00 

警察は誰かを捜索していた?
はい
動画の内容は何かを探すものだった?
いいえ
警察は話をするためだけに来た?
いいえ
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:17:28 

その動画は手紙を送る前の一週間以内に公開されていますか?
特に関係はありません
その動画を見たから手紙を送りましたか?
はい
その手紙を見て手紙を書いた人は他にも10人以上いましたか?
いいえ
その動画を見て手紙を書いた人は他にも10人以上いましたか?
はい
(これ多分動画を見ての間違いだと思うので、一応そちらも書いておきます)
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:18:33 

動画は最近あげられた?

また、その動画は現在削除されている?
削除するし
#20: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:20:38 

動画は最近あげられた?
特に関係はありません
また、その動画は現在削除されている?
いいえ
削除するし
#21: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:22:03 

その動画を見た人達の一割以上が手紙を送りましたか?
その動画を見て手紙を送った人達すべてのところに警察は訪れましたか?
削除するし
#22: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:23:01 

その動画を見た人達の一割以上が手紙を送りましたか?
はい
その動画を見て手紙を送った人達すべてのところに警察は訪れましたか?
いいえ
削除するし
#23: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:23:42 

手紙はファンレター?
動画はアイドル関係のもの?
警察は犯人を探していた?
警察は犯人に注意をした?
削除するし
#24: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:24:50 

手紙はファンレター?
動画はアイドル関係のもの?
警察は犯人を探していた?
警察は犯人に注意をした?

全ていいえ
削除するし
#25: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:27:48 

警察は手紙の内容を知っている?
警察は男に協力を要請した?
動画の内容は助けを求めるものだった?
削除するし
#26: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:28:25 

失礼。
アイドル関係か?については
特に関係なし。のほうが適切かもしれません。
削除するし
#27: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:28:33 

手紙でなければならなかった?
(SNSやインターネットは使えなかった?)
削除するし
#28: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:28:37 

動画の公開者は警察公式?

男は手紙を送って得をした?
削除するし
#29: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:29:06 

警察は手紙の内容を知っている?
警察は男に協力を要請した?
動画の内容は助けを求めるものだった?

全ていいえ
削除するし
#30: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:30:39 

手紙でなければならなかった?
男の場合に関して言えば『はい』
(SNSやインターネットは使えなかった?)
男以外の人物に関しては手紙ではなくメール、SNS等でも可
削除するし
#31: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:31:32 

動画の公開者は警察公式?
いいえ
男は手紙を送って得をした?
いいえ。
削除するし
#32: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:36:34 

男は警察から何かを受け取った?
男は警察に保護された?
男が手紙を送ったのは手紙以外で情報を贈る手段がなかったから?
男は助けを求めた?
男はなにかに募集するために手紙を書いた?
手紙の受け取り主が警察に情報を流した?
動画の配信者と手紙を受け取った相手は企業的・友人的な関係がある?
削除するし
#33: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:37:20 

警察が捜索していたのは、結果として手紙の送り主と同一人物ですか?

手紙の送り先の人間は三日以内に警察と接触してますか?
削除するし
#34: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:41:13 

男は警察から何かを受け取った?
いいえ
男は警察に保護された?
いいえ
男が手紙を送ったのは手紙以外で情報を贈る手段がなかったから?
はい
男は助けを求めた?
いいえ
男はなにかに募集するために手紙を書いた?
いいえ
手紙の受け取り主が警察に情報を流した?
はい
動画の配信者と手紙を受け取った相手は企業的・友人的な関係がある?
いいえ
削除するし
#35: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:43:49 

警察が捜索していたのは、結果として手紙の送り主と同一人物ですか?
はい(文章の最初にでてきた『手紙を出した男』を捜索していました)
手紙の送り先の人間は三日以内に警察と接触してますか?
接触のニュアンスにもよりますが、おおよそ はい
削除するし
#36: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:44:13 

男が観た動画は何かを紹介する動画でしたか?
男は犯罪の被害者ですか?
男は犯罪の被害者になっていた可能性がありますか?
一連の流れの中で誰かしら逮捕された人間はいますか?
削除するし
#37: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:47:23 

手紙の受け取り主と手紙の差出人に血縁関係はありますか?
削除するし
#38: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:48:16 

男が観た動画は何かを紹介する動画でしたか?
はい

男は犯罪の被害者ですか?
男は犯罪の被害者になっていた可能性がありますか?
一連の流れの中で誰かしら逮捕された人間はいますか?

三つまとめて、いいえ
削除するし
#39: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:48:39 

手紙の受け取り主と手紙の差出人に血縁関係はありますか?
はい
削除するし
#40: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:50:08 

手紙は祖母または祖父に対してのもの?
削除するし
#41: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:50:58 

手紙は祖母または祖父に対してのもの?
いいえ
削除するし
#42: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:52:27 

手紙の受け取り人と差出人は親子?

手紙の受け取り人と差出人は兄弟姉妹?
削除するし
#43: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:53:57 

動画を見て手紙を書いた他の人も血縁者に対しての手紙でしたか?
手紙は子供または孫に向けたもの?
削除するし
#44: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:54:20 

手紙の受け取り人と差出人は親子?
はい
手紙の受け取り人と差出人は兄弟姉妹?
いいえ
削除するし
#45: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:54:48 

動画を見て手紙を書いた他の人も血縁者に対しての手紙でしたか?
はい
手紙は子供または孫に向けたもの?
いいえ
削除するし
#46: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:56:10 

動画を見る前、男は手紙の受取人と連絡を取りたがっていた?
男は手紙の受取人の居場所を知らなかった?
男は動画を見て手紙の受取人の居場所を知った?
削除するし
#47: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:56:33 

日付は関係ありますか?
削除するし
#48: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:57:19 

男は捜索願を出されていた?
削除するし
#49: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:58:00 

『男は動画を見て懸賞に応募した。偶然、その手紙を受け取る担当の人物は男と生き別れた親で、警察にその話をして接触を図った』
削除するし
#50: 名無しの雀士だし 2021-09-12 23:58:23 

動画を見る前、男は手紙の受取人と連絡を取りたがっていた?
どちらとも言えない。
男は手紙の受取人の居場所を知らなかった?
いいえ
男は動画を見て手紙の受取人の居場所を知った?
いいえ
削除するし
#51: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:00:33 

日付は関係ある?
いいえ そこまで関係はないかなと思います。
男は捜索願を出されていた?
はい(と言っていいでしょう。願まではいってないですがそういう感じです)
削除するし
#52: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:01:23 

『男は動画を見て懸賞に応募した。偶然、その手紙を受け取る担当の人物は男と生き別れた親で、警察にその話をして接触を図った』
違います
削除するし
#53: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:06:57 

男は手紙の送り先が自分の親と知っていて送った?

他に手紙を送った人達にも捜索願いに類するものは出ていた?

男に捜索願いが出ていたのは一週間以上前から?
削除するし
#54: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:08:01 

男は手紙の送り先が自分の親と知っていて送った?
はい
他に手紙を送った人達にも捜索願いに類するものは出ていた?
いいえ
男に捜索願いが出ていたのは一週間以上前から?
いいえ
削除するし
#55: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:09:20 

受け取り主は手紙の本文を読んだことで警察に接触しましたか?(手紙の本文はこの話に関係ある?)
受け取り主は手紙の内容に関係なく、手紙が届いたことで警察に接触しようと思った?
削除するし
#56: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:10:50 

受け取り主は手紙の本文を読んだことで警察に接触しましたか?
はい
(手紙の本文はこの話に関係ある?)
いいえ
受け取り主は手紙の内容に関係なく、手紙が届いたことで警察に接触しようと思った?
いいえ。内容を読んで警察に連絡を入れています
削除するし
#57: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:20:41 

男と親は数年単位で連絡を取り合ってない状況が続いていた?
削除するし
#58: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:22:28 

男と親は数年単位で連絡を取り合ってない状況が続いていた?
はい
削除するし
#59: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:24:17 

男が手紙を送った先の相手は男からみて親?
削除するし
#60: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:25:50 

男が手紙を送った先の相手は男からみて親?
はい
削除するし
#61: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:31:19 

親は男に連絡を取ろうと思えばもともと取れた?
男は親に連絡を取ろうと思えばもともと取れた?

動画をもとに本文を考えた?
動画を見た事で送ることが可能になった?
削除するし
#62: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:32:52 

1時くらいまでは起きてようとは思いますが
1時過ぎても正解が出るまで続けるか
もう1時で正解言っちゃうかどっちがいいですか?
削除するし
#63: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:34:36 

ぼくは4時までならつづけてもいいです
削除するし
#64: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:35:23 

親は男に連絡を取ろうと思えばもともと取れた?
男は親に連絡を取ろうと思えばもともと取れた?
どちらも、はい

動画をもとに本文を考えた?
はい(参考にした。のほうがニュアンス的には近い気はします)
動画を見た事で送ることが可能になった?
いいえ 動画を見る前でも送ることは可能でした
削除するし
#65: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:37:22 

強すぎる。1時になったら寝たいので、
続きをやるならそのまま明日各自がここ覗きに来る度書き込みする形になりそう。
削除するし
#66: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:37:50 

男は自殺を考えていた?
削除するし
#67: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:40:10 

男は自殺を考えていた?
いいえ
削除するし
#68: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:41:37 

というか現状4LDKまめ以外に起きてる人いなかったらこの時点で明日に延期でもいいんじゃないかな……
削除するし
#69: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:44:44 

1時まではとりあえず質問答えるよん。
今日結構昼に寝てたからもう少し起きてたい。
続くなら返事は明日になるよー
削除するし
#70: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:44:52 

まめさんのいる時間帯書いておいて、明日またその時間から再開にしましょうか?
削除するし
#71: 名無しの雀士だし 2021-09-13 00:57:08 

男は親以外にも手紙を書いた?
手紙は書く内容が個人に依らず決まっていた?
削除するし
#72: 名無しの雀士だし 2021-09-13 01:02:03 

男は親以外にも手紙を書いた?
いいえ
手紙は書く内容が個人に依らず決まっていた?
はい (内容は決まっていました)
削除するし
#73: 名無しの雀士だし 2021-09-13 07:25:11 

男の手紙は自身が死ぬ可能性を示唆していた?
男の手紙は遺書だった?
男は(本人目線で)死ぬ可能性があった?
警察は男の安否確認に来た?

男は動画を見て自分の状況について親に手紙を書いたが、
その内容が本人の死を予期するような内容だったため
親が警察に連絡をした結果、警察が男の安否を確認するためにやってきた?
削除するし
#74: 名無しの雀士だし 2021-09-13 07:40:24 

男の手紙は自身が死ぬ可能性を示唆していた?
どちらとも言えない(男目線では違うが、受け取った両親はそう思った)
男の手紙は遺書だった?
いいえ
男は(本人目線で)死ぬ可能性があった?
いいえ
警察は男の安否確認に来た?
はい
削除するし
#75: 名無しの雀士だし 2021-09-13 07:41:19 

男は動画を見て自分の状況について親に手紙を書いたが、
その内容が本人の死を予期するような内容だったため
親が警察に連絡をした結果、警察が男の安否を確認するためにやってきた?

9割くらい正解だし、これもうネタばらししてもいいですか?
削除するし
#76: 名無しの雀士だし 2021-09-13 09:11:10 

その回答投げた人間です。
個人的には後はもう仔細を質問で詰めていくだけなので
ここでゴールでもいいかなと思うけど、
ピッタリ当てたい人もいるかもなので
他の参加者さんにおまかせします。
削除するし
#77: 名無しの雀士だし 2021-09-13 21:52:35 

誰が流したどういう動画だったのかわからないけど九割ならいいとおもいます
削除するし
#78: しもたや。 2021-09-13 22:09:58 

はーい、じゃあ回答だすよーーう。
ある日、男が動画を見て暇つぶしをしていると『両親に感謝の気持ち伝えましょう』という動画を見つけた。
なんとはなしにその動画を見始めた彼だったが、動画の内容にいたく感動して、YouTuberが言っていた『みんなも両親に感謝の気持ちを伝えましょう!』という紹介の話にそのまま乗っかる形で両親に感謝を伝えることにした。
ただ、電話だと恥ずかしいので手紙を送ることにした。
彼の両親は田舎に住んでおり携帯電話にも疎く、メールは使えなかった。
そうして2、3日した後、手紙が彼の母の元に届いた。
内容は感謝の手紙であったが、上京したあとろくに連絡を寄越さなかった息子から突然『育ててくれてありがとう』といった内容の手紙が来たことで、母親は仰天。
『息子が自殺するんじゃないか』という深読みをした母親は慌てて警察へと連絡して、男の安否を確認させた。
削除するし
#79: 名無しの雀士だし 2021-09-13 22:17:32 

削除するし

ものひろい選手権第一回・裏

 なまえ:名無しの雀士だし2021-07-23 16:43:48 

アツいご要望から復活です。

ここは第一回ものひろい選手権のボツ作品を投稿する場所です。
基本ルールは本選と同様ですが、枚数制限はありません。

持ち合わせがない方はお気に入りの松ぼっくりや、
それに準ずる画像にお気に入りの加工を施したものを投稿する場所です。

没理由や、加工へのこだわりポイントも記してくださると楽しいかなと思います。
#1: 名無しの雀士だし 2021-07-23 16:46:34 

没理由は「おちてる」というか「おいてる」だな…と思ったので
削除するし
#2: 車体操作不能 2021-07-23 16:48:11 

没理由:面白いと可愛いが混在してますが、可愛いのウェイトが非常に高いため。また、猫選手権回避も兼ねて

可愛い
削除するし
#3: キラキラ松ぼっくり 2021-07-23 16:51:27 

はじめてのすのーでした。
最初は右下のカエルはにこちゃんマークだったのですが、
昨日見た人間の影響もあり、この憎たらしい顔が好きだったというのもあり、こうなりました。
あとは可愛いだけです。クジラ可愛い。なんかシャボン玉みたいなハート可愛い。
加工はなんか、ほわほわしてたらいいかなって。
削除するし
#4: 鳥居は願いをかなえてもらった数だけ作るらしいですよ 2021-07-23 16:51:32 

これを「おとしもの」判定にしたらなんらかの罰が下ると思った
削除するし
#5: 太陽と空が落ちてた 2021-07-23 16:56:17 

没理由:空の青さが映ってなくて微妙だと判断した。落し物ではないかなという印象もあり、没。
削除するし
#6: お疲れ様です 2021-07-23 16:58:35 

四方全てが囲われた場所に落ちててマジック?となりましたが
分かりにくかったので今回は没としました
削除するし
#8: 使われる予定のないカゴ 2021-07-23 18:43:47 

持ち主がわかりやすすぎる
削除するし
#9: 田舎の都会ビル 2021-07-23 18:52:02 

腰より高かったため没
削除するし
#10: 現場 2021-07-23 18:52:32 

ボツ理由:落ちてない。
削除するし
#11: たとえ腹を貫かれようとも。 2021-07-23 18:53:50 

ここはオレが食い止める!お前はこのまま先に行け!
ボツ理由:落ちてない。
削除するし
#12: 結局コレが何を示してるのか分からない 2021-07-23 19:05:54 

なに?
削除するし
#13: 瓦か? 2021-07-23 19:07:22 

少なくとも傘立てではないっぽい
削除するし
#14: 没 2021-07-24 00:17:59 

没理由:投稿後に撮った
削除するし
#15: ボツ 2021-07-24 00:18:34 

没理由:投稿後に撮った
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2021-07-24 00:21:14 

没理由:扇風機のほうが魅力的
削除するし
#17: これはねえ 2021-07-24 00:25:55 

被ると思ったんですよ
被りませんでした
削除するし
#18: 0円 2021-07-24 00:34:22 

お金入れてないのに…
削除するし

ものひろい第一回会場はこちらですୡ( °ᵕ° )೨

 なまえ:名無しの雀士だし2021-07-13 18:41:43 

---------------------------------------------------
【るーる】
---------------------------------------------------
・面白いと思った落ちている物を取る。
 立ったときに腰より下の高さに位置するものなら
 落ちているものでなくても一応可

・今月23日の午後三時ごろにぷちさばに投稿

・ぷちさばでの名前欄は写真のタイトルにする

・スマホで取ること推奨

・自宅の外で撮る

・エントリーは2枚まで

---------------------------------------------------
【ちゅーいじこう】
---------------------------------------------------
・小学生の遊びなので、車には気をつける
・熱中症にも雨に打たれて風邪ひくことにも気を付けて
・暑いからってアイスとかジュースを飲み過ぎたらいけません
・途中での買い食いはダメです!
 水筒に水がお茶かスポーツドリンクは認めます!
・面白い食べ物が落ちてても食べないことを誓え!
・社からの連絡を放り投げろ
・ビール飲むな
#1: 名無しの雀士だし 2021-07-14 18:15:41 

(๑˃ᴗ˂)つ🍩オイシー!
削除するし
#3: なにかの住処 2021-07-23 15:28:15 

恐らく空き物件
削除するし
#5: 夏の風物詩 2021-07-23 15:41:32 

ビバ・夏!!
削除するし
#7: 小学生大会なら優勝確実 2021-07-23 15:55:09 

  
削除するし
#8: 必要とされるはずだったモノ 2021-07-23 15:55:55 

   
削除するし
#9: ハロウィン 2021-07-23 16:04:34 

オレンジだし夏だし
削除するし
#10: ぎゅえ 2021-07-23 16:11:29 

.
削除するし
#11: HATA 2021-07-23 16:16:12 

やせい
削除するし
#12: 中級者 2021-07-23 16:16:44 

How do you post nontext...?
削除するし
#13: タグをつけてください 2021-07-23 16:19:04 

タグを
削除するし
#14: 鍵……無くしたんやろうな 2021-07-23 16:21:09 

〜猛暑の犠牲を添えて〜
削除するし
#15: RPGなら多分拾う 2021-07-23 16:29:07 

なにかのぶひん を てにいれた!
削除するし
#16: Virtual Insanity 2021-07-23 16:40:57 

ざんし
削除するし
#17: (๑˃ᴗ˂)<落としてやったし! 2021-07-23 16:44:35 

(๑˃ᴗ˂)<プークスクスwwwww
削除するし
#19: 夜空の落とし物 2021-07-23 17:13:33 

頭上から落ちてきた金の光と黒の雫を撮りました
削除するし
#20: 【証拠能力の高いポイ捨て】 2021-07-23 17:43:52 

「あなたは今朝この容器を道に捨てたと言いましたね。だから自分には犯行が無理だと。……この容器には賞味期限が昨日の、18日と書かれています。
 妙ですね。それではあなたはせっかくコンビニで買ったこのジュースを、期限が切れてしまうまで飲まずに置いていたというのですか?」

「あーあーそうだよ。別にいいだろ! 俺のバイト先じゃ期限が切れた商品貰ってんだから今朝貰ったんだ。立派なアリバイだろうがよ文句あるか?」

「ふぅむ……そうですか。しかし気になります。よく目を凝らしてください。このボトルの上に張っているクモの巣。これはオニグモの巣でしてね。オニグモは主に夕方に巣を作るんです。
 いいですか? つまり“この容器の上に張られたクモの巣は、昨晩張られたもの”ということになるんです」

「……」

「どうしてそれが、どうも今朝捨てられたらしい容器の上にあるんでしょうね?」
削除するし
#21: さんえる 2021-07-23 18:26:53 

まどりがひとつたりない。
削除するし
#23: 終わらない消臭 2021-07-23 18:41:34 

ここで使っても多分キリがない
削除するし
#24: せっかく合格したのに!! 2021-07-23 18:56:28 

「認定証どっかに落としちゃった!」
削除するし
#25: 傘立て買うの忘れちゃった 2021-07-23 19:07:48 

「傘立て」買うの忘れちゃったんだ…


…いいとこに傘立てあるじゃん
削除するし

97年は通信手段が終わっているので軽率にシャワールームとかロッカーとかに閉じ込められ大変な事になる早川天使

 なまえ:名無しの雀士だし2021-07-04 18:35:10 

「はい、周辺への被害も出ていません。悪魔は懐柔できそうになかったので処理しました。……わかりました、それでは戻ります」
 梅雨時、公衆電話の暑苦しい空間から出たとしてもじっとりとした感覚が離れない。
「お前はそのだらしないスーツの着方をどうにかしたらどうなんだ」
「暑い……人間ってどうしてこんなしょうもないことに気を遣わないといけないの? 効率悪くない?」
 絶対に言われたくないという目線をぶつけるだけで無視する。
「流石にこのままマキマさんの前には出られないしシャワーでも浴びてから行くか」
「アイスある?」
「お祈りだな」
 悪魔が祈るとか皮肉じゃんかぁとふてくされてるのを横目に手ごろなコインシャワーを探して飛び込む。
「アイスある!」
「経費で降りるのはシャワー代だけだ」
「自腹でも買う」
 うるさいのがいなくなったので心置きなく汗を流せる。安いのも幸いしてスーツが少しでも乾くくらい長めに休憩と思って浴びよう。
「まったく天使とは思えない奔放さだ」
「天使なんてそんなもんじゃない?」
「誰も本物見たことないから言いきれんだろ……は?」
 すっぽんぽんの人間と悪魔がシャワールームに二人きり。ディスコミュニケーションも極まれり。
「お前は…………いや、俺がなにも言わなかったのが悪い」
「使い方くらい教えてよ」
「開き直るんじゃねえ寿命が縮まるんだよ物理的に、わかってんのか」
 お互い謎の距離感を保ったまま扉を開けようとして、ガコン! といって立て付けと思考が崩壊する音がした。
「男二人でシャワー……マキマさんを待たせてる……連絡手段とか……」
 ボタンの類をとりあえず押してみて確認するも外部との通信手段はない。
「うそだろ……いや、いや……うそだろ……」
「蹴り飛ばしたりとか」
「それは最終手段にしておけ」
「得物とか持ってなかった?」
「服の中に隠してあるから手が出ない」
「アイス……は……?」
「冷たい水ならあるぞこんなに溢れんばかりの大量の水が」
 とりあえず温度を三十五度まで下げて頭に放出する。溺れそうになりながら壁に張り付いた天使の悪魔を放置して現実逃避。
#1: 名無しの雀士だし 2021-07-04 18:36:17 

 鍵は内側からかけられている。もちろん鍵も持っているが扉そのものが壊れたのでいくら回せど開きそうもない。
 蹴り飛ばせば、なんて提案されたはいいものの防水防音の関係からかやけに重たかった感覚があるので不安が増してくる。
 そして服が少しでも乾けばいい、休憩の代わりにもなるなんて思っていたから十五分を三回分突っ込んでしまったので……そういうことである。
「時間経過で仮に受付が気づいたとして、誤差も考慮して一時間……もしそんな機能さえなかったら閉店時間までここに……?」
「ぶあ! 溺れる! アイスは諦めるかぼぁ! からぁ!」
「あ、すまん」
「悪魔殺し! 水攻めされたって報告するから」
 監督不行き届き……遅刻……脱出方法……。考えどもどうしようもないことばかり浮かんできておかしくなりそうだ。
「あぁ……終わった…………」
「終わり~~因果応報ってやつ~」
「お前も処分されることを覚悟しておくんだな」
 頭が痛い。冷たい水が心地いい。背中が恐い。
「お前も何か考えろよ」
「蹴り飛ばせばいいじゃん」
「さっき聞いた。他は?」」
「ないけど」
 水をかける。花に水をやるように盛大に。
「過度ないじめは犯罪を助長します!」
「もし触れでもしたら寿命が縮まるんだよ」
「つまりこの手で脅せばいいってことだ」
「それをいじめって言うんだ覚えておけ」
 とりあえず蹴り飛ばすしかないのかぁ、ともう一回水を浴びる。
「あーーーー……清々しいほどの絶望だ」
 足元がふらつく。急激なストレスには強くないんだほんとうは。
 濡れた足元も気にせず体を動かし、重心なんて皆無な一般男性はギリギリの理性で倒れかける体を天使から避けるように壁で抑え込む。
「こういうシチュエーションは好きな人とした方が良いよ?」
「うるせぇ……この体勢で口説けるほどの手間なんてかけるほうが回りくどいだろ」
 一般男性の体重は六十キロといったところか。
 ちょうど、たまたま手を叩きつけたのが開かずの扉だったわけだがたまたま金具の弱い部分だったためたまたま扉が開き全裸の男二人が外に放り出された。
「空いたぁ!」
「いてぇ…………」
 とても大きな音だったため隣の人が覗き込んできたが、何かを察したかのようにすぐに戻っていった。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-07-04 18:37:02 

「死にてえなぁ」
「縁起でもないこと言わないで欲しい」
「…………アイス奢るからなかったことにしておいてくれ」
削除するし
#3: ・ё・! 2021-07-05 20:02:38 

やった~~えっ!?そっちなんだ!?
良かったね…宮永照…失明しなくて……
タイトル長すぎてビックリしちゃった…いや確かにそういうお題を出した…
こーちゃんだし…(?)失明宮永照が100で選ばれると思っていたので二倍驚いてしまった…

こ…こいつ……この悪魔は世の為いや凡そお前の為に長袖着てるというのに…
平常時からマキマさんファーストで面白いな…そりゃ「あ…キミ…マキマの事好きだろ」言われますわ…

まあ天使、本来お祈りが似合うもんな…もしや逆?祈られる側?コレで一本短歌書けそうだな…

えっカワイイ…なにこの子…着いてきちゃったんだ…
お題出した時てっきり、厄介な能力した悪魔(暗くて狭いとこじゃないと倒せないだとか)を
相手にしそのまま閉じ込められて詰むんだと思っていたので、
まさか「シャワールームの使い方分からなくて着いてきちゃった悪魔」が
出てくると思わなくてビックリした…カワイイ。
まあ…全裸の方が効率よく「詰む」しな…
そして1000字以内で即閉じ込められており「なんと…結構なお点前…」と感動しちゃった…
セ出部屋の悪魔でももうちょっと手こずると思うのに…
悪魔なんかより日常に起こりうる事故のが、当然の唐突性がある…学びがあるな…

悪魔に水をかけながら思慮する早川アキあまりにも悪魔慣れしており良いな…
花に水やる時はその勢いじゃダメだろうに…早川アキ絶対緑の指がないよ…分かる…
しかし全体的に映像的だな…私もこれくらい「動」があるネームをやりたい…

う~ん…早川さんの音圧少ない遠吠えは良いなあ…
「命かかっとる脅し」を「いじめ」程度で片づける、長生き出来そうな良いデビルハンターさんですねえ…

分かったぞ!全裸で頼み込んで寿命ピッキング機具を生成させるやつだ!貸しが出来ちゃうねえ…とか思ったら
思わぬょゎょゎ早川さんじゃん…まあ今全裸だもんな…デビルハンターのスーツは頑丈だもんな…
いつもいつも「いかにして早川アキを弱らせるか?」に焦点を置いていますが、
大抵「相棒先に弱らすか…」になっちゃいがちで困ってたのですが、
シンプルな軽度逆境相手でも物理的に無防備にして弱らせるというのも手段の一つですね…勉強になるな…
削除するし
#4: ・ё・!! 2021-07-05 20:04:21 

シャワールームに二人おり、空いた事に喜ぶ小さい生き物が先に出てきちゃったらまあ、
性犯罪の香りしかしないんだわ…可哀想…
アイス一本で天使と早川の間でこれが「無かった事」になった所でどうもこうも無いだろうに…と思ったが
悪魔どもと暮らすし平日日中も終始悪魔連れの早川さんなんてのは偏見の目など慣れっこだろうし、
この取引は完全に己のふがいなさを天使の悪魔の中から抹消したいという取引なのだな…愛しいな…
この後マキマさんに「大変だったねえ」とか言われてまた気軽に死にたくなってくれ…
死にたくなれるのは今だけなんだからさ…(情緒の無い感想…)

それはそうと早川アキの軽率な「死にたみ」に対し
「縁起でもない」と返す天使の悪魔、「すべて」だな………………
もう、「すべて」なんだよな………………

ありがとうございました…
旧知のフォロワーに書いてもらう完全品質保証推しカプはやっぱり脳に良すぎるんだよな…
いいの?こんなん味をしめてしまう…
そして今年は本当に虚無そのものみたいな六月だったので、
ようやく純度100%で「嬉しい!!!」をちゃんと胸に抱けるようになり、
今年も健やかにやっていきたなと思えました…ありがとうございました…残りの「納」もやっていけそうです…
削除するし

宇野沢栞のいう事だけは素直に聞く食欲クソガキ生意気こねこに手を焼きまくる飼い主

 なまえ:名無しのୡ( °ᵕ° )೨2021-06-27 10:55:52 


 由々しき事態が発生していた。
生まれてこの方18年、最大の危機と呼んでもよい。

「はーいちょっと待っててねー、もうすぐ焼きあがるから」

「はい」

 目の前には耐え難い光景が広がっていた。
決して短くない期間世話をし続けた愛猫が、
主人を放置して別の女にうつつを抜かしている光景が。

 愛猫は目を輝かせ、私ではないどこかに視線を放っている。
しっぽは期待にゆらゆらと揺れ、時には媚びるようにうねっていた。

(何だその反応は……! 私にはそんな態度取った事ないだろう!?)

 わかっている。確かに宇野沢先輩のパンケーキは、
それなりに舌の肥えた私が食べても思わず唸るほどに美味い。
この食欲が思考の8……9割を占めた猫が虜になるのも無理はない。
だが、それにしても――主人をガチ無視し過ぎじゃないか?

「はい、おまたせ! 宇野沢栞特製パンケーキでーす」

「このときをまっていた」

 まるで『お星さまを閉じ込めました』とばかりに目を輝かせる我が愛猫。
くそっ……私にはそんな顔見せた事ない癖に。
宇野沢先輩は苦笑しながら、うなだれる私の前にもパンケーキをサーブした。

「にまいもいいのですか」

「こっちは弘世さんの分ね」

「……こっちのねこは、おなかがいたいそうなので。
 わたしが、かわりにたいらげようとおもいます」

「別に痛くない!」

 すでにケーキを貪りながら、強欲にも私の分にまで手を伸ばす猫。
唸りながらその手を払いのける。猫はあからさまに眉を顰め、
「おなかいっぱいっていってたのに、ごうよく」と、
聞き捨てならない言葉を口にした。

「あはは、仲いいんだね」

「おはずかしい。まったく、せわがやけるねこです」

「こっちのセリフだ!」

 なおも手を伸ばしてくる手を牽制しながら、策に思いを巡らせる。
この状況を看過するのはよろしくない。
私はケーキを頬張りながら、どうすればこの生意気な子猫を
躾けられるかを必死に考え続けるのだった。
#1: 名無しの雀士だし 2021-06-27 10:56:24 

◆ ◇ ◆

 数日後。材料を大量に買い込んだ私は、キッチンの前で腕をまくっていた。

 発想はシンプル。我が飼い猫がパンケーキに心を奪われているのなら、
私もパンケーキを作るまでの事。幸いレシピは教えてもらえた、
回数を重ねればあの味を再現する事もできるだろう。

「おてなみはいけんといきましょう」

「何様だお前は」

 偉そうな口を聞きつつも、楽しみではあるのだろう。
いつもは呼んでも来ない癖に、今日はかぶりつきで見ている。
食い意地の張った奴だ、今日その胃袋を掴んでやる。

 手順通りに作り上げる。お菓子作りは科学だ、余計なアレンジは不要。
正直少し癪ではあるが、完全に宇野沢先輩の技を模倣した。
周囲に立ち込める甘い香り。しっぽの先端がピクピクと揺れ始めた。

「よし、できたぞ。試食会と行くか」

「いいでしょう」

 相変わらずの上から目線。だがその目は丸く、
視線はパンケーキに吸い込まれている。よしよし、悪くない反応だ。
後は食べた時どうなるか――。

「……ふむ。わるくはない」

「ぐぬ……」

 口いっぱいに頬張る愛猫。あっという間にたいらげる。
確かに悪い反応ではない。だが、私は思わず唸ってしまった。
求めているのは『最上』、及第点では意味がないのだ。

「宇野沢先輩のパンケーキと比べると、どうだ?」

「『うのざわじるし』には、とおくおよばない」

「……むう」

 眉根を寄せつつ私も一口。残念ながら評価は正しいと言わざるを得なかった。
味は確かに近い。だが、僅かにふっくら感が足りない。
生地を混ぜる時の空気の配分だろうか。

「まだ食べられるか? この際完璧になるまで特訓したい」

「いいですとも」

 こうして修行が始まった。焼いては食べ、焼いては食べ、
評価を聞きつつ微調整を繰り返していく――。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-06-27 10:57:00 

◆ ◇ ◆

 5枚目くらいでコツは掴んだ。
個人的には先輩のそれと比べても遜色ないと思うのだが。
猫は決してそれを認めず、「まだまだあまい」と首を振る。

 実際私は甘かった。8枚目を焼いている途中に気づく。
その目は既に輝いており、しっぽが嬉しそうに揺らめいている事に。

「お前、さてはもっと食べたいから合格出さないだけだろう?」

「っ、ち、ちがう。『うのざわじるし』とくらべたらまだまだ」

「そうか。これだけやって駄目だったなら、
 これ以上続けても無意味だろうな。今日はこれで打ち切るとしよう」

「すこしずつよくなってる!」

「……はぁ、これで最後だぞ」

 呆れたように吐き捨てつつも、心の中では満足していた。
どうやら目的は達成できたようだ。
この様子なら『寝取られ』を心配する必要もないだろう。

「ほら、最後の一枚だ。味わって食べるんだぞ」

「しかたがない。きょうは、
 これでがまんしてあげましょう」

 いつも通りの上から目線。我が愛猫は美味そうに、
私のパンケーキをたいらげた。

◆ ◇ ◆

 ちなみにその後も記しておくと、パンケーキの腕が上がったからと言って、
こいつの態度が改められる事はなかった。
むしろ事あるごとに『パンケーキを焼いたら話を聞きましょう』と、
意地汚くパンケーキを要求するようになっただけだ。

 かえって面倒くさくなっただけな気がする。
残念ながら、『飼い主の腕』の方はまだまだ研鑽が必要らしい――。

(完)
削除するし
#3: ・ё・! 2021-06-28 22:05:53 

やった~~!!!!!!!
楽しみにしていたんだぜえ…ぷっちゃんのホンワカギャグをさあ……
この飼い主の言う「愛猫」という表記若干気持ち悪…いえなんでもないです!

丁寧な口調になっているこねこの図が全部面白くて良いですね…
「にまいもいいのですか」、一周回って宮永照でもギリギリ言わなさそうな丁寧言葉…
愛しい…
これを世に開示した記憶があるか不明なのですが、「普段敬語を使わないキャラの敬語(普段敬語キャラの子の砕けた口調も)」が「癖」の5本の指に入るくらい実はとても大好きなので、
その栄養素が高すぎる本作セリフ一粒一粒に「ヘヘッ…コレだよコレえ…」と思いました。もはや過剰摂取まである。

「ねこ概念有識者」の一人である自覚はあったのですが
最近「飼い主の事をねこと思っている」を少し忘れていたので笑ってしまった…
「おはずかしい」じゃないんだよな……
自由に生きる、小さくて愛しい生き物が好き…改めてそう思った……
そして嫉妬からパンケーキを食べる飼い主は確かに強欲ではある。

あっ!でもまって!この「宇野沢栞特製パンケーキ」と自分のクチから言ってしまう宇野沢先輩はちょっと悪い子じゃないですか!
ねこになつかれている事、満更でも無しというか!進んでさらになつかれようとしている!小さな三角関係が…本当にある…!
でもレシピを教えて頂いているので、角のまるっこい三角形ですね…空気が…美味しい…
削除するし
#4: ・ё・!! 2021-06-28 22:06:12 

流石愛の女だな…パンケーキ修行やるんだ…正直このお題を出した状態では「宇野沢栞に対抗しようとする飼い主」になるとは実は思っていなかったので、
(叱られて終わりだと思っていた)ちょっと見くびっていましたね…飼い主の事…
お菓子作りは科学、余計なアレンジは不要。それは本当にそう。若鶏にこみが苦手な事一位。
そしてこれは本当に、五枚くらいでマスターしたのだろう…
恐ろしい執念だ…お前…そういう所は怪物といって良い、化け物に一切引けを取らない箇所だと思うんだよな…
でも、良いですねえ…世界的にも猫の飼い主は猫の奴隷とは言いますけれど、この飼い主も例に漏れずねこに良いように使われて…九枚も焼いたんだ…怖…

飼い主である以上、ねこの態度が変わるわけではない事…
つまりは自由を愛するねこにとって、それが一番の居心地のよさであること…
これが冒頭の「仲いいんだね」に帰結することをこの飼い主は知らない…そういうとこだぞ!
そしてこの「そういうとこだぞ!」はさわやかな風味を持っているため
本編弘世菫とは全く異なる質感で、疲れた心とカラダに大変優しいですね……

でもな、寝取られ。寝てはないんだよ。それはただの「取られ」なんだよな。

しかしながらいやいや…やっぱこの空気感よ……
本題のクソアホ加減と「真剣」そのものが真っ直ぐ伝わってくる地の文との温度差……
冒頭の「耐え難い光景が…」でもう勝利を確信しニッコリしてしまいました。
これよ…求めていた味はさ……
本当にありがとうございました……12歳になった今年も元気に頑張りたいです……
生きた心地のしない六月だったけれど、素敵なモノを頂き…傷が今…いえてきている……
削除するし

早川天使VS成人映画館

 なまえ:名無しの雀士だし2021-06-22 23:44:35 

「ぁっ♡ やっ♡♡ ぁんっ♡♡ ぁっぁっぁっぁっ♡ っはぁっ♡♡」
スクリーンに映っている裸の女性が甘い嬌声を上げてよがっている。腰と腰がぶつかり合う音。見ないようにしてはいるけど、卑猥な映像は嫌でも目に入る。
「……本当にいるんだろうね?」
「……そのはずだ」
僕とアキは成人映画館にいた。個人的に映画を見にきた、というわけではなく、潜入捜査が目的だ。
なんでも、ここには『性病の悪魔』が潜んでいるらしい……。
──本当かなぁ。タレコミも信用ならないんだよなぁ……。
ここの職員にクレームが入ったというところから事件は始まった。曰く、ここの映画館で映画を見たら後日性病になったということ。それも、何人もの人間が。
『こんなところに来るような人間たち』だし、たまたまじゃないのかとも思ったけど、マキマから直々に調査を命令されたもんだから断ることもできなかった。
僕は羽があって目立つから一番後ろの椅子の更に後ろから通路の様子を窺っている。アキは一応席に座っていて、席に座っている人達の監視をやっていた。
コソコソとバレないように移動しながら辺りを見渡していると、僕はあることに気がついた。
「い゛っ」
思わず声が漏れ出てしまう。それほど衝撃的な光景だった。
席に座っている男が陰茎を扱いていたのだ。周りに人がいるというのに、躊躇いもせず思いっきり性器を露出させて自慰行為をしていた。
しかも、一人だけじゃない。この場にいるほとんどの人間が同じようにペニスを擦っていた。まるでそうするのが当たり前のように。
「ねぇ……ここって『そう』なの?」
僕は慌ててアキに聞きに行く。衝撃的すぎて監視どころの話じゃなかった。
「……そういうこともあるという話は聞いている」
アキは人を観察していたから僕よりも先に気づいていたらしい。直接的な言葉を使わずとも意図が伝わったということはそういうことだろう。
僕は無意識のうちにアキの股間へと視線を向けていた。暗闇に紛れて見にくいけれど、大きくなっているのは何となく分かった。
大音量で聞こえてくる女性の艶やかな声。周りから微かに立っているくちっ♡ くちっ♡ という淫猥な水音。男たちの荒い息遣い。
思考にぼんやりとモヤがかかったような感覚がした。
「ねっ、ねぇ……キミもシておかないと不自然なんじゃないかい?」
#1: 名無しの雀士だし 2021-06-22 23:45:34 

気づいた時には僕はそう声をかけていた。
「……はぁ?」
「潜入捜査なんだよ? 郷に入っては郷に従え。不自然な動きをしてたら悪魔が現れないとは思わないかい?」
「……ッ」
正直、バカらしい提案だ。普段なら絶対に思いつかなかったであろうアイデアだ。僕はもうおかしくなっていた。雰囲気に飲まれてしまっていた。そして、それはアキも例外じゃない。
アキもまた、判断力が鈍っていた。僕の言葉なんかに惑わされてしまうくらいに。
「お前はちゃんと周り見てろよ……」
「分かってるよ」
そうは言ったものの、僕はチラチラとアキを見るのを止められない。アキの陰茎は僕のモノよりも立派で、勇ましくて、反り勃っていて、格の違いを見せつけられたみたいだった。
男同士で『そういう行為』をする人達がいるのは知っている。される側は、今映像で喘いでいる女性のようにペニスに感覚を支配され、頭を真っ白にされることだろう。
もし……もしも、アキのが僕の中に挿入(は)いったのなら……一体どうなってしまうんだろう……。
ゴクリと喉を鳴らして唾を飲み込んだ。周りから漂ってくる栗の花の香りが鼻腔をくすぐる。何もしていないのに息が荒くなっていく。
自分が勃起しているのが分かる。それと同時に、下腹部が熱くなるような感覚も味わう。まるで、身体がメスになることを望んでいるかのようだった。
アキの手の動きも激しくなっている。映像を食い入るように見て、懸命にペニスを扱いていた。
いつしか僕の視線はアキのペニスばかりを追っていて、ソレに犯される妄想ばかりをするようになっている。
こんな気持ちは今まで一度も感じたことがなかったはずなのに、自分は女性が恋愛対象だと思っていたはずなのに、いとも容易くイメージができていた。
アキばっかりずるい。僕も気持ちよくなりたい。
思考はピンク色に満たされている。
手を自らの股間へと伸ばそうとした瞬間、視界の端に不審な生き物が出てきたことに気がついた。
「一年使用」
現れたのは間違いなく悪魔だった。ウジが湧いているような気持ちの悪い姿をしている。ただ、大きくはない。一メートル弱というところだろうか。座っているアキよりも小さい。
強さはそうでもないだろう。ナイフで十分殺せる。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-06-22 23:51:00 

僕は歯を食いしばった。それは狙いを定めるためか、それとも邪魔をされたことに対して怒ったからか、理由は自分でも分からない。
投擲したナイフはその悪魔の眉間へと突き刺さった。
悪魔は一撃で死亡したようで、その場へドタッと倒れ込む。
アキはその音でようやく悪魔の存在に気づいたようで、悪魔の方と僕の方とを交互に見たあと、申し訳なさそうな顔をした。
悪魔が出てきたのが一番後ろだったというのもあり、客は誰も悪魔の存在に気づいていないみたいだった。
もうすぐ上映も終了する。その後に片付けをしたらいいだろう。
「……気持ちよかったかい?」
アキの右手にはべっとりと白濁液が付着していた。濃厚なオスの匂いに当てられて、頭がクラクラしそうになる。
「……悪かった」
席に備え付けてあるティッシュで手を拭いたアキ。
「それ捨てといてあげるから後片付け全部一人でやってね。僕は外でアイスでも食べておくよ」
「分かった。金も俺が後から全部払うよ」
アキからティッシュを貰った僕は、足早に劇場を後にする。
正直、アイスなんてどうでも良かった。
今すぐにでもトイレに駆け込みたかった。
今の僕にとっては、アイスなんかよりも手の中にある『コレ』のほうがよっぽど価値がある。
疼く下腹部にもどかしさを感じながら、足を進める。
無限にも思われた距離を歩き切り、ようやく僕はトイレへと辿り着いた。
そして、一切の躊躇いもなく、一切の迷いもなく、個室の中へと入ったのだった。
削除するし
#3: ・ё・! 2021-06-23 20:37:51 

こっちで書いてくれたんだ!?死んだ男男のSS書かせてごめんね…
誕生日「画鋲を貼った事」と「牛乳プリンを3つも食べ比べした事」しか無かったので本当に嬉しいです…

感想書きます…労働後疲労脳では文章をまとめる事が不可能なので、無駄に長い、ごめんな…

いや97年、今より性病の悪魔強いだろうな~エイズは食われているそうだけど…
ちっちゃい女顔の生き物に自慰行為見られて悲鳴上げられたら、
こんな所にいる人間はそれだけで『良く』なるしワンチャンぶち犯されてたでしょ…殺人事件ですよ…見つからなくて良かったね…
コレはマキマさんのご判断もしょうがない所ありますよね…
公安相棒システム極力男女で組ませるっぽい?からこういう現場は片方悪魔とはいえ男男で行かせるしかないもんな…
可哀想、そういう仕事ばっかだったら…

そういう流れになるんだ!?こんなお題を出しておきながら本当にストレートにエッチなヤツ来ると思って無くて
棚ぼた的うれしさがあります…粛々と仕事して帰るかと思った…推しカプのエロに自信無し。
そしてにこみが「本番ナシ」タグ的なヤツが一生好きなのわかってんじゃん…
よい…気にしている人間の性器見たくて(結果的に)、意味分からん提案する悪魔…
微妙に禁欲的…そういう人生と能力だから仕方ない…そこが天使の可愛いとこなんよ…

わぁ~性知識少な目悪魔かと思ったらしっかりメス素養がある…
聖書的にも「悪魔は淫乱!」みたいなまとめ方されてるもんな…全部人間様が悪いですね。
途中からスクリーンなんぞ見ず人間君のちんちんしか見とらんかったわけでしょうが、
映画の知らんメスの嬌声はずっと耳に入ってくるだろうし実質4DXだもんな…関節セックスだ…
ポルノ映画、IVの先駆けというか、挿入箇所は見せない撮り方してるらしく、音で興奮させるのにより一層力入れてるだろうし…
ノンケ精神メス堕ち的良さ全面で良いし流石やな…徐々に頭お菓子になってく感じが見事ですね…
好きな生き物の性癖ねじれる瞬間しか見たくないので……嬉しい!
削除するし
#4: ・ё・!! 2021-06-23 20:38:57 

どんなに頭アホになっててもちゃんとお仕事出来て偉いですねえ…
この怠け癖悪魔が働いたって異常事態ですからね、人間君その辺後でつついてくれないかな、無理か…
すごいなこの悪魔結構頭が回るな…相棒の遺伝子情報手に入れおった…
いやこの後どんな顔で合流すんの…!!!ねえ!!!この後も仕事あるんでしょ!ねえ!!!!!
でも成人映画館のおトイレは超危険らしいからマジで気付けてね…
殺人事件にならんようにね…

そしてこれはしもちゃんとこの天使全部に言えるけれど
地の文「アキ」呼びなのが良すぎる…一個人と認めているんですよ……地の文だけ……
ラブってこと?そう……

本当にありがとうございます…これそんな速攻で出てくるんだ…
歳を重ねる事、いい事もう一個もないので、本当に沁みちゃう…
いや確セパお題一生悩んじゃうが、いざ頂いちゃうと「これ以上無いじゃん!最高じゃんか!」という気持ちになる…
そうなんだよな…俺とフォロワーの信頼関係があって最高じゃないわけないもんな…
ありがとうございます……
今年も元気に生きて行こうとおもいます…
削除するし

シアワセの四文字なんてなかった

 なまえ:名無しの雀士だし2021-05-21 20:36:53 

「次は『心安らげど波は高し、草木は凪ぎ火燃ゆる』だそうですよ」
 静かな部室、今はただ二人きり。
「うーーん。こういうのも嫌いじゃないけどちょ……っと凝りすぎじゃないかなって、ね?」
「でも自由律俳句募集って決めたの、部長じゃないですか」
「いやーーだって川柳俳句で集うと面子が一緒でつまんないんだもん。だから思い切って型破り~みたいな」
 いつだって悪い方へ悪い方へ。傍から見たら効率も悪くて将来性なんてないし……なんて、日頃思わないようなことが泡沫のように浮かんでは弾ける。
「今こそ一斉蜂起の時! この清澄も文系として名を馳せる有名校を目指そう~~計画だったりしたら?」
「部長のことを知らない新入生が来たらどうするんですか……」
「歴代総理大臣みたいに写真でも残そうかしら。すんごい決め顔で残しておいておけばぱっとわかるはずだし」
「後輩として想像したくないです……部長がいいならいいかもしれないですけど」
 通りかかって渋い顔をする咲が容易に浮かぶ。流石にないか……うーん言い出しっぺとなると将来ネタにされてしまうというか地元で生きていけない。
「もうちょっと踏み込めば上手くいきそうなんだけどなぁ」
 ああ暑い。セミの音が騒がしい、ここにラムネのカランカランした音が混ざれば風情に変わるのが不思議なくらいだと。
#1: 名無しの雀士だし 2021-05-21 20:37:14 

「……いつもより険しい顔してますね」
 ドキリ、なんてありきたりな感情は今は無い。さりげない表情でも言葉遣いでも、きっと見抜かれてしまうんだろうと私のしてきたことを振り返る。
「変顔~」
 人差し指でぐいっと口角を上げて見せる。わかっていることなのに変わらない自分を客観視することをやめられない。
「なによー。竹井久の貴重な行動なんだから写真くらい撮ってもいいのよ?」
「あまりにも急すぎますって。あ、お茶淹れましょうか?」
「おねがーい」
 今日はまこがいないから咲がずっと手伝ってくれている。というより、今日は咲だけしかいない。
「ねえ咲――」
「今夜、花火でもしませんか?」
 突然の提案にらしくもなく日和ってしまった。
「え、……っと。なんにも準備できてないんだけど……?」
「任せてください! 夏は買うだけ買っておいてるので。今からでも校庭に申請出せますよね」
「……強気な所まで私の真似しなくてもいいのよ」
 と、ちょうど仕事も片付きほどほどにあったかいお茶を二人で口にする。
「本気?」
「私が冗談なんて、言うと思いますか?」
 うーん育て方間違ったってことがあるのだろうか。さらっと足元をすくわれかねない、変な所を継いでしまったのかな。
「校庭なら燃え移る心配もないでしょうし、なんとかしておくわ」
「ありがとうございます」
 いつも通りに微笑む咲。そういえば、『咲う』と書いて『わらう』とも読むんだったか。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-05-21 20:37:35 

「……ところで、花火は?」
 陽も沈みかけ虫の音が響き渡り始める校庭のど真ん中。
「ん~~、湿気ってて火すら付かなかったです」
 半笑いの咲、苦笑いの私。
「冗談はよしてよ~? ちゃっかり持ってきたりしてて、サプライズって言って打ち上げたり?」
「なーんにもないですよ。ほら、こんなに両手が空いてます」
 柄にもないおいで~みたいなポーズをしたと思ったら、
「夜だからいいけど、急に抱き着くのは……妙なサプライズね」
「夜だからこそいいんです。部長はきっと許してくれるから」
 こんな風に抱き着かれたのは片手で数えきれるくらい。それが良いのか悪いのかなんて考える方が野暮だ。しわができてしまいそうなくらい、咲は制服にしがみ付く。
 自分でもそうするべきかわからなかったけれど、自然と右手が頭の上に伸びていた。整ってさらさらした髪の毛、撫でてあげると少し我慢するように頭を震わせる。
「……寂しいの?」
「いえ、違いますよ」
 なんてわかりやすい言葉。ほんとうに優しい、くしゃって潰れてしまいそうなくらいの儚さをこの子はずっと持ち続けている。
「……うすらい」
「寂しさは深々」
「水仙、風花」
「豪華絢爛」
 抱き着く力が強くなった。
 応えるように、離さないように、そう返す。
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-05-21 20:37:50 

「幸せって、なんですか?」
「哲学的な答えならあるわよ」
 違う。きっとそうじゃないんだろう。わかっているけど誤魔化してしまうのは治らなかった癖だ。
 抱きしめていた腕はお互いの手を取り合い、指を交えて握りしめる。
 気が付くと歩き出していた。花壇を抜けて、玄関から靴を脱ぐことも忘れて校舎に入っていく。見慣れた廊下、階段、教室。
 開けっ放しの部室で二人きり、眩しすぎるくらいの月を見る。あまりにも輝かしくて星がかすむほどに、月虹が囲むほどに、綺麗だった。
 ちょうど私たちの始まりは大海に沈む月の子で、隣の高嶺の大輪の花は覆い隠すように微睡む。
 ……シアワセがどんなものか、辞書は教えてくれない。
「死、会わせ」
「しわ、合わせ」
「優しい言葉を使うのね」
「ただの言葉遊びです」
 そうね、という代わりに咲の膝に頭を乗せる。
「これから自由よ」
「いいのかな。こんな世界でも」
「あなたならできるわよ、どっかーんってぶち壊しちゃうくらい。きっとなんてことない」
 頬に落ちてくる滴が輪郭をなぞる。
「だから笑いなさいな。いっぱい笑って、楽しいって思えることを、いっぱいしなさいな」
 もう思い残すことはない……ないのかな。あるかもしれないけれど、私のことだからたぶんなんてことない。
「意外ね。もっと酷いものかと思ってたけど……うすらぼんやりするだけみたい」
「……うん」
「眠くなってきちゃった」
「幸せ、ですか?」
「うーーん……まぁ、ぼちぼち、かな」
 優しく頭を撫でられている、気がする。もう感覚もなくなってきた。
「部長」
「なぁに」
「幸せ、なくなっちゃいます」
「…………ばか」
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-05-21 20:38:06 

 いっぱいの黄色い水仙の花と、綺麗な顔。


 みんな泣いてますよ。


 夏なのに、ふるえが止まらないです。


 おしえてください。いつもみたいにわらいながら。


 しあわせって、なんですか。

削除するし

さあお前の罪を数えろ

 なまえ:名無しの雀士だし2021-05-18 12:13:33 

 『七不思議』という言葉で表せたのならば馴染みも深いんでしょう。主に学校や特定の地域内で起こる、怪奇や怪異の話題を集めてそう呼びます。学校という話題に絞るならばグラウンドを徘徊する火の玉だったり音楽室からひとりでになるピアノだったり。

 名が体を表す以上は七つの不思議が無ければならないけれど、実際のところ七つも集まるケースはおおよそないに相違ない。火の玉の噂が本当なら火事の危険があるので消防局や警察に操作を依頼するべきだし、ピアノがなっているなら生徒が残っているかもしれず当直の人がきちんと確認を取るに決まっています。

 にも関わらず原因不明というのならそれは不思議ではなく危険な事件として扱うべきであり、そんなものが七つも溜まってしまう学校など、廃校が囁かれてもおかしくはありません。

 私の高校には、それらについて適した総称がありません。
 不可思議な噂が百ほどあったんです。


「今日という今日は私も堪忍袋の尾が切れました。今までは友人として大目に見てきたけど、まさちゃん。私も生徒会という立場上さすがに注意しないといけません」
「えーっ! そんなー」

  真昼の太陽を纏ったように爽やかなオレンジ髪のその少女は、言葉とは裏腹にクツクツと笑みを噛み殺しながら嘆いてみせた。

「こーちゃんが和食好きって言ってたからやっただけなのに」
「だからって白米をおかずに白米を食べる人がいると思う?」

 学校という閉じた世界において私はまがりなりにも公側の人間なんだと見せつけるため生徒会室に呼んでみた。それでも微塵も反省が見られないまさちゃんに向けて、ピンク色の縁の眼鏡を鋭く光らせます。

「前にもこんなことがありましたよね」
「前にも? あー。あったね」
「今回の件だけなら私的なこととしてお灸を据えるだけで済ませてもいいけど、もしかして以前の事件……」
「うん。わたしー」
「っ……まさちゃんッ!!💢」

 悪びれもせずあっさりと出た自白に思わず甲高い声が出てしまいました。ダメですね、言ってすぐさま自戒します。
#1: 名無しの雀士だし 2021-05-18 12:15:42 

 とはいえ片や正座、片や仁王立ち。端から見たら少なくとも仲睦まじきとは見えない絵面加えて叱責が並び、その言葉尻は明確に怒りを表明でしていたと思います。
 ……実のところ私は戸惑っていました。弁当箱のおかずの部分が白米へと入れ替わる、以前にも起こったというその事件は内容こそ同じだが一点だけ大きな違いがあったのですから。

「はぁ……。もういいです。それで、以前はどうやったんですか?」

 諦念混じりのため息を待ってましたと言わんばかりに、眼下の悪童は座する足を緩めます。整った姿勢がそのまま解けるかと思われるも、中途半端に崩れたところでピタリと止まる。アキレス腱にかかった体重が血流を滞らせていたというのは瞬時に見て取れたが、ここで悪戯に走っては叱っている相手と同類になってしまう。
 お約束の行動に走る欲を冷静な判断で押さえ込むころには、声色が生徒会役員としてのものdeはなくなっていました。

「生徒・教員を問わず学内の9人から今日の私と同じ、『弁当のおかずが白米になった』と報告を受けたあの事件。逆に白米がおかずに変えられた人がいるのではないかと生徒会で調べたけどいなかった。どんな手品を?」
「ふふふ、ここから先の情報はタダとはいかないね」
「足の甲にチョップしますね」
「待って!? 喋るから!」

 最初からそうしていれば良いのだと言わんばかりに、口角が微かに上がると共に鼻が鳴らしてみます。

「くうっ……流石は生徒会、学舎の頂点に立つ集団! 拷問くらいは心得てるんだね」
「学舎をなんだと思ってるの」

 そんなことが行われる場所など、スパイ映画の古びた倉庫か中世やファンタジーの牢獄くらい。そうツッコミを入れようと思うも、『そういえばまさちゃんの住まいは……』と想起されたことで言葉が詰まる。
 夕日も沈んでほとんど人のいない校舎とはいえ壁に耳あり障子に目あり。一般生徒に聞かれかねない場でする話ではありません。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-05-18 12:16:47 

 ふと、なにか影が動いた気がして扉のほうを見る。白い半透明のガラスの先には人影はありません。
 念のため扉を開けて誰もいないことを確認して目線を戻すと、

「話すのはこーちゃんが初めてかな。みんなには内緒だよ? あのときはね、これを使ったの」

 そこには滑り気のある円筒状のコンニャクのようなものがビニル袋に包まれたまま掲げられていました。
 しかしコンニャクだと断ずるにはその物体は、いささか白に寄った灰色をしていた。それが何なのか分からず小首を傾げると、答えが続きます。

「これね、水をかけたら……と。お腹減ってきたし実際に見てもらったほうが早いかな」
「えっ」
「こーちゃん、水筒ある?」
「あ、はい。中身お茶でいいなら」
「だいじょーぶ!」

 私が水筒を差し出すと、まさちゃんは中身の麦茶を躊躇いなくビニル袋へと注いでいきます。

「えっ……え?」

 戸惑うしかありません。もちろんまさちゃんの奇行にではなく。それは日常茶飯事なので。
 私が声を震わせたのは単に、袋の中身の変化に対してでした。

「まさちゃん、それはいったい……」
「あはは! さすがこーちゃんはいいリアクションするぅ!! これ、水をかけると炊き立てのお米に変わる触手なの」

 触手というワードが耳に入ってきた脳裏に、真っ先にイカが思い浮かぶ。干しイカなるものはあるけれど、ワカメじゃあるまいし水にさらして戻るはずもない。まして今は触手からお米。元の食材から違ってしまっている。まず食材なのかさえ定かじゃありません。

「スゴいでしょ。前にウチから大量に調達してきた触手なんだ」
「その機能性を持ってる触手はもう、本当に触手と呼んでいいのか甚だ疑問しかないですよ」
「えー。なに言ってるの、触手ってそういうものでしょ? 今の時代、触手にもそれぞれ付加価値がないと」

 触手販売なんて独占市場に付加価値なんて必要ないと思います……。
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-05-18 12:17:55 

 夜の影が差し込む窓の外から女子生徒の悲鳴が聴こえてきました。最近の校舎では珍しくもない。
 横目に見るとその生徒が尻から地に付きながら、校舎の壁に向けて指を指しています。絹が勢いよく裂けたような悲鳴だったため、周りの先生や生徒が寄ってきていました。女子生徒の指差す方向を見て首を傾げる人だかりは二桁人に及びそうな勢いです。
 あれだけいれば心配は無さそうだし……というか、“それぞれ”? 私からしたら窓の外よりも、まさちゃんの発した言のほうが気掛かりでした。

「触手って他の機能を持っているものもあるんですか」
「うん? あるよ。七色に光る触手とか、靴磨きに使える触手とか、遠隔で電気ショックが出来る触手とか」
「靴磨きに使える触手は普通に靴磨きでいいんじゃ……」
「そんなことないよ。靴に落とすだけで自分から動いて磨いてくれるし」
「あ、それは便利」
「まあ触手だから、終わったあと靴がちょっとヌメヌメしてるのが難点だけど」
「本末転倒ですね……」

 足の痺れが引いてきたらしく、まさちゃんは中腰に立ち上がる。
 もしかして、と思って聞きたかったのはそんな与太話ではなく、さらに一歩奥。話が脱線しきらないうちに単刀直入に訊ねます。

「ねえまさちゃん。うちの学校で最近いろんな事件や噂が流れてるんだけどひょっとして」
「ああ七不思議ね。うん、こーちゃんの想像している通りだよ」
「やっぱり……。じゃあ音楽室からひとりでに流れる音楽の正体って」
「オルゴール触手だね。巻ネジの代わりに触手を捩るんだけど、もちろん触手だから手が汚れるのが玉に傷」
「グラウンドを漂う火の玉は……」
「燃える触手で熱気球作って遊んでたときのだと思う。けっこう長持ちしたから、お店とかの一人用鍋料理にも使えると思う。文化祭で一儲けできるよ!」
「第三トイレの連続ずぶ濡れ事件は?」
「んーっと、たぶん触手で手がヌメヌメするから洗ったときのが、どこかの水道管で膨張して詰まったとかかな」
「まさちゃん、カップ麺の汁とか水道に流してないですよね?」
「失敬! そんな非常識なことしないよ私」
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-05-18 12:19:20 

 一瞬馬鹿真面目にツッコミそうになったけれど、考えてみたら非常識なのは触手の存在でしょうね。ここでまさちゃんのことを十分非常識だと言うのはちょっと色眼鏡かもしれない。言葉を飲み込みます。
 まさちゃんのした悪さは、私個人の弁当にイタズラしたときの比でないレベルでスケールアップしている。してはいる……んだけど。
 なんというか、指摘するとか憤慨するとか。そういう気分ではなくなってしまいました。

「他の噂もまさちゃんがやったんですか?」
「私が聞いたやつは全部そうだったはず!」

 野生児みたいな五感ですね……。私がもはや怒るテンションじゃないことを嗅ぎ付けたのか、いともあっさり告白してくれます。まさちゃんの言に、思わず引いた笑顔と冷えた汗が出ます。
 そうなると、私から聞きたいことはあとひとつ。内心おっかなびっくり、私は関心してみせます。

「そうなんだ……。よくそんなにも触手を借りられましたね」
「? やだなぁ、あのケチな看守ちゃんが貸してくれるわけないでしょ。これは寝込みにくすねてきただけだよー」
「……うん」

 正直わかっていた。ほぼわかっていたからこそ、逆に一縷の望みを込めて訊ねたんです。その望みは残念ながら叶わず……ついには私は全て把握してしまった。
 私のお昼御飯がどのようにして純白になったのか。この学校で起きた事件の真相は。そして……先ほどの悲鳴はなんだったのか。
 把握してしまった以上、取るべき行動は決まっています。
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2021-05-18 12:19:51 

「ム。こーちゃんどこ行くの?」
「ちょっとトイレです。お腹が痛くて」
「えっウソ、触手ライスは人体には早すぎた…? 私が食べたときは何ともなかったんだけど」
「ううん。大丈夫だから気にしないで」

 腹痛は腹痛でも胃のほうです。明日からの生徒会業務と生徒会室を思うと、気が滅入ります……。

「まさちゃんにはよく反省してもらおうと思いますから、生徒会室で待っててください」
「えーっ! やだよ反省文とか、メンドクサイ!!」

 喚くまさちゃんを受け流して、生徒会室の扉を閉めます。するとすぐさま、かちゃり、と鍵のかかる音がしました。
 長いため息を落として、私は踵を返します。

 いったい……“彼女”はいつから聞いていたんでしょうか。
 全てに気付いて来校し最初から近くにいたのか、あるいは今回の私との会話がまさちゃんの自供になってしまったのか。
 まさちゃんは言っていました。遠隔で電気ショックを流せる触手があると。七色に光る触手や、オルゴールになる触手があるとも。
 だったら逆に“遠くから会話を聞くことの出来る触手”など、あり得たのかもしれません。

<ぃびャあああああああ゛あ゛あ゛アア゛アアッッ!!

 背後から、けたたましい悲鳴が聞こえてきました。振り返らずに私はトイレへ向かいます。願わくば誰か人と会って、この悲鳴が私の尋問によるものではないと証言が欲しいという望みを含みながら。

 幸いにして私はクラスメイトと会うことが出来て、不幸なことにそのクラスメイトから「なにかこう……巨大なイソギンチャクみたいなウネウネが蠢いてるのを見た」という相談を受けたこと。

 他数名による同様の報告と今回の“不思議”と呼ぶには鮮明に映りすぎた怪異の登場から、今までの数多の不思議達は『百物語』との通称を得ることと相成りました。
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2021-05-18 12:20:15 

「ム。こーちゃんどこ行くの?」
「ちょっとトイレです。お腹が痛くて」
「えっウソ、触手ライスは人体には早すぎた…? 私が食べたときは何ともなかったんだけど」
「ううん。大丈夫だから気にしないで」

 腹痛は腹痛でも胃のほうです。明日からの生徒会業務と生徒会室を思うと、気が滅入ります……。

「まさちゃんにはよく反省してもらおうと思いますから、生徒会室で待っててください」
「えーっ! やだよ反省文とか、メンドクサイ!!」

 喚くまさちゃんを受け流して、生徒会室の扉を閉めます。するとすぐさま、かちゃり、と鍵のかかる音がしました。
 長いため息を落として、私は踵を返します。

 いったい……“彼女”はいつから聞いていたんでしょうか。
 全てに気付いて来校し最初から近くにいたのか、あるいは今回の私との会話がまさちゃんの自供になってしまったのか。
 まさちゃんは言っていました。遠隔で電気ショックを流せる触手があると。七色に光る触手や、オルゴールになる触手があるとも。
 だったら逆に“遠くから会話を聞くことの出来る触手”など、あり得たのかもしれません。

<ぃびャあああああああ゛あ゛あ゛アア゛アアッッ!!

 背後から、けたたましい悲鳴が聞こえてきました。振り返らずに私はトイレへ向かいます。願わくば誰か人と会って、この悲鳴が私の尋問によるものではないと証言が欲しいという望みを含みながら。

 幸いにして私はクラスメイトと会うことが出来て、不幸なことにそのクラスメイトから「なにかこう……巨大なイソギンチャクみたいなウネウネが蠢いてるのを見た」という相談を受けたこと。

 他数名による同様の報告と今回の“不思議”と呼ぶには鮮明に映りすぎた怪異の登場から、今までの数多の不思議達は『百物語』との通称を得ることと相成りました。
削除するし

こーしもポケモンバトル

 なまえ:名無しの雀士だし2021-05-09 23:38:00 

「ポケモンバトル?」
「えぇそうです。しもちゃんが暇だったら、でいいんですけど……どうですか?」
ある日のお昼、こーちゃんから突然ポケモンバトルの誘いを受けた。用事は空いていたし、特にやることもないので承諾するのは問題なかった。でも──。
「別に構わないですけど……。あの、こーちゃんってくさタイプのポケモンが好きでしたよね?」
「そうですね! くさタイプ大好きです!」
「私の相棒、シャンデラなんで……タイプ相性最悪だと思うんですけど……」
シャンデラはほのおとゴーストの二つのタイプを持っている。草タイプの技も半減だし、くさタイプと一緒にありがちなどくタイプの技も半分のダメージで済む。
言ってしまえばカモなタイプという扱いだ。正直、バトルしても負ける気はしない。
私はいつもシャンデラと一緒だし、こーちゃんもそれを知らないわけがないと思うんだけど……何を考えてるんだろう?
「タイプ不利があっても大丈夫! それを含めてのポケモンバトルだもん!」
自信満々。まるでこっちが負かされるのが確定しているみたいな言い方に、少しだけ胸の奥が熱くなる。
「それじゃあいいですよ。ちょうどフィールドが近くにあったはずですから、行きましょうか」
その自信がどこから湧いてくるか、どこまで持つか、見てみたくなった。
#1: 名無しの雀士だし 2021-05-09 23:39:16 

「1匹ずつで、先にダウンしたほうが負けで大丈夫ですか?」
「オッケー。それでいこー!」
まぁそもそもシャンデラ以外は連れてきてないからそれ以外無理なんですけども。一応確認はしておかないと。
バッグの中からラブラブボールを取り出す。指先で軽く表面を撫でて、こーちゃんの方を見た。
視線が交錯する。こーちゃんもボールを持って準備万端という雰囲気。言葉を交わさずともタイミングが分かる。私たちはほぼ同時にスタジアムへとボールを投げた。
「いっておいで! シャンデラ!」
「頑張って! リーフィア!」
姿を現した私の可愛い可愛い相棒。ユラユラと揺れるその後ろ姿に思わず見惚れそうになる。妖しげな炎を見つめていると、まるで催眠にでもかかったような気分になる。
そして、こーちゃんが選んだのは……リーフィアですか。
うん。可愛い。イーブイの進化系はみんな可愛いですよね。
毛が綺麗に整えられていて、愛されているというのが分かる。でも、リーフィアじゃタイプ相性は覆せないんじゃないかなぁ……? ドダイドスとかを出すならまだしも……くさ単タイプで何をしてくるんだろう……?
「先手必勝! リーフィア! かみつく攻撃!」
シャンデラに向かって突進してくるリーフィア。
速い! 一気に距離を詰められる、気づいた時にはもう目の前。間に合うか──?
「シャンデラ、回避!」
私の声掛けも虚しく、リーフィアの牙がシャンデラに傷をつけた。シャンデラが悶える声が耳に響く。デタラメに動き回ってなんとか振りほどいたけれど、ダメージはしっかり負ってしまった。
考えすぎた。試合に集中しないと。
「しもちゃーん! ちゃんとやってくださーい!」
叱責が飛んでくる。これは仕方ない。私が悪かった。
「分かってますよー! ここからは──シャンデラの独壇場です!」
いつものパターンでいこう。シャンデラもそっちの方が安心するはず。
「シャンデラ! おにび!」
シャンデラが吐き出した三つの炎がリーフィアに向かって飛んでいく。あっという間に炎たちがリーフィアをとり囲んだ。
「リーフィア逃げて!」
逃げられないです。というか、逃がしません。
リーフィアは左右を見て逃げ場を探すけれど、そんなものはない。じわじわと距離を詰めた炎は、一斉にリーフィアへと襲いかかった。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-05-09 23:40:32 

強制やけど状態。比喩表現なしで身体が燃える痛みに苦しむことになる。
でも、ここで終わりじゃない。ここからが、本番だ。
「続けてたたりめ!」
弱り目に祟り目。やけどを負って動きが鈍ったところに追い打ちをかけるように攻撃が飛ぶ。
リーフィアの周りに怨念のような炎が纏わりつき、その身体を蝕んだ。
リーフィアの悲痛な声が聞こえて、こーちゃんがリーフィアの名を辛そうな声で呼ぶ。
勝負は非情だ。こっちはたくさんの手数の中から選び放題できるのに、こーちゃんは限られた選択肢の中からできるだけ最善のものを選ばなければいけない。
シャンデラとリーフィアじゃ、やっぱり相性が悪すぎる。
たたりめでこれだけ傷つけられるのだから、ほのお技を使ったら一瞬で吹き飛んでしまうだろう。
「リーフィア! まだいける?」
こーちゃんの問いかけに、リーフィアは気合いの入った鳴き声で応えた。
まだ勝つ気でいるみたいですね。
ここからどう巻き返すというのでしょうか。
まぁどうやるとしても、普通にやって負けるシャンデラではありません!
「リーフィア! あまごい!」
リーフィアが天に向かって叫び声を上げると、急激に黒い雲が集まって雨が降り始めた。
ほのおタイプの威力は落ちますが……、関係ないですね。シャンデラの火力ならそのままゴリ押しでいけます!
「最大火力のかえんほうしゃ!!」
シャンデラが身体に力を込めると、その中央に炎が集まった。いつもよりも小さい炎だけれど、相性がいいから問題なし!
「そこだよ! ウェザーボール!!」
「──なっ!」
ウェザーボール、天候によってタイプを変える技。あまごいは威力を下げるためだけじゃなくてこの攻撃のための布石──!?
直径一メートルくらいの大きさの水の球が、シャンデラに向かって飛んでくる。まずい! 止めなきゃ負ける!
「シャンデラ! 炎をウェザーボールにぶつけて!!」
シャンデラは身体の向きを変えて、その水のボールを見据える。集まりきった火炎を、その水の塊向けて解き放った。
普通の子なら無理かもだけど、シャンデラの火力なら──!!
次の瞬間、爆音と爆風を生じさせながら水の玉は一気に蒸発した。辺り一面が真っ白に染まり、砂埃が舞い上がる。
次にフィールドをまともに見れたのは五秒後。
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-05-09 23:41:49 

シャンデラはまだ悠々と浮かんでいた。良かったと思うのもつかの間、リーフィアの姿が見えないことに私は気づいた。
「えっ? リーフィアは──?」
フィールド上を観察しても、どこにも見つからない。爆風で飛ばされてるならこーちゃんが何か言うはずだし、シャンデラみたいに浮くなんてことも有り得ない。まさか──下!?
「シャンデラ──!」
私が呼びかけるよりも早くにこーちゃんが動いていた。
「リーフィア!! あなをほる攻撃!!」
真下から飛び出してきたリーフィアが、シャンデラに体当たりを食らわせる。
まるでスローモーションのように時間の経過が遅く感じられた。シャンデラが倒れるとほぼ同時に、私はその傍へと駆け寄っていた。
「あぁ……ごめんね……。お疲れ様、シャンデラ……」
グルグルになってしまった目。弱りきった炎。深く傷ついた肌。自分の不甲斐なさに申し訳ないという気持ちが募る。
シャンデラを労いながらボールの中へと入れていると、こーちゃんが近づいてきた。
「お疲れさまぁー」
「お疲れ様でしたー。いやぁ……完敗でしたねー」
差し出された手に引っ張りあげられて、私は立つ。
あーー悔しいなぁ……。でも、見事だった。清々しい負けだった。
「ポケセン行こっか」
「そうですね」
私たちはポケモンセンターに向かって歩き出す。
私の口はすぐに開き、バトルの反省会を開始していた。
「最初からあなをほるを気づかれなくする目的でウェザーボール打ったんですか?」
「そうだねぇー。正直言うと、この戦法を思いついたからしもちゃんにバトルを申し込んだんだー」
「なるほどー……。いやぁ、でもまさかウェザーボールが釣りだとは……。アレだけでも結構焦ったんですけどねー」
「普通のほのおタイプなら勝てるかもだけど、しもちゃんのシャンデラなら超えてくるって思ってたから 」
実力を完璧に把握されて、手玉に取られたって感じですか。
末恐ろしい人ですよほんとに。おにびだってあなをほる使えば脱出出来たのに、あのタイミングを虎視眈々と狙っていたからあえて使わなかったのでしょうね。
「くぁーー……悔しい。また、バトルしましょうね」
「クスクスっ。次も色々考えないとなぁー」
「次こそは負けませんよー」
反省点は山盛りだ。もっともっと強くならないと。シャンデラのためにも。
削除するし

ぷちさば更新確認

 なまえ:名無しの雀士だし2021-04-12 19:08:07 

ちゃんと保存されるかな?
#1: 名無しの雀士だし 2021-04-12 19:08:15 

されたし。
削除するし

ウミガメやで

 なまえ:名無しのじゃんし2021-02-24 17:37:37 

二人の男は空腹になり、店に入った。
だが、男たちは料理を食べることなくその店を後にして、途中で団子を食べて帰った。
一体なぜ?
#1: 名無しの雀士だし 2021-02-24 18:10:34 

空腹になり入った店は団子屋ですか?
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-02-24 18:11:26 

その店は店内飲食が可能な店ですか?
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-02-24 18:17:29 

入った店は団子屋さん?
No
店内は飲食可能だった?
Yes
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-02-24 18:35:28 

男たちは急いでいた?
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2021-02-24 18:38:30 

イートインのあるコンビニで団子買って出て食べた?
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2021-02-24 18:50:10 

急いでいた?
No 特別その後に急ぎの用事があった訳ではない。
イートインのあるコンビニ?
No コンビニではない
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2021-02-24 19:05:07 

食べた団子はそのとき寄った店で買ったものである?
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2021-02-24 19:19:42 

男が一人でも同じ結末になった?
飲食店で何も食べなかったのは男達側に原因がある?
男達は最初からDANGOが食べたかった?
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2021-02-24 19:28:05 

食べた団子はそのとき寄った店で買ったものである?
No
男が一人でも同じ結末になった?
Yes
飲食店で何も食べなかったのは男達側に原因がある?
どちらとも言えない
男達は最初からDANGOが食べたかった?
No
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2021-02-24 19:50:52 

男たちは団子を元々持っていた?

途中で入った店には食事をしようと思って入った?

団子は仕方なく食べたもの?
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:07:08 

男たちは団子を元々持っていた?
No
途中で入った店には食事をしようと思って入った?
途中で入った店……?
それが一文目の『店に入った』の『店』という意味なら
Yes
団子は仕方なく食べたもの?
ほぼYes ただ、絶対に食べなきゃいけなかったというニュアンスではなく、お腹が空いてたのでそれを食べたという感じ
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:08:22 

入店した店で食事できなかったのは金銭的な理由?
入店したお店に食べたいものがなかった?
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:30:24 

入店した店で食事できなかったのは金銭的な理由?
No
入店したお店に食べたいものがなかった?
Yes
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:38:49 

団子とは上新粉、白玉粉、砂糖、水などを適量合わせて丸めてつくった弾力のあるお菓子のことである?

店に入ってから団子を食べるまでに別の店に入った?
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:45:45 

団子とは上新粉、白玉粉、砂糖、水などを適量合わせて丸めてつくった弾力のあるお菓子のことである?
恐らくYesではあるが、特に関係のない情報である。
店に入ってから団子を食べるまでに別の店に入った?
No
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:50:05 

男たちは店に入る時点でだんごを持っていた?

男たちは店から出た時点でだんごを持っていた?

男たちはだんごを食べたあとにまだ食べていないだんごを所持していた?
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2021-02-24 20:52:21 

男たちは店に入る時点でだんごを持っていた?
No
男たちは店から出た時点でだんごを持っていた?
No
男たちはだんごを食べたあとにまだ食べていないだんごを所持していた?
特に関係ない質問。どちらでも可
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:08:25 

最初に入った店は何も食べずに出てきても特に咎められないようなお店?
団子は店から出た後に買った?
団子以外のものを入手することも可能だった?
別に団子でなくても良かった?
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:11:56 

その団子は手に入れても犯罪に問われないだんごであった?
削除するし
#20: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:22:25 

最初に入った店は何も食べずに出てきても特に咎められないようなお店?
半分Yes……だけどちょっと難しい質問。もう少し分けてみて
団子は店から出た後に買った?
No
別に団子でなくても良かった?
食べられるのなら団子じゃなくても良い?という意味ならYes
団子そのものに意味が存在するのか?という質問でもYes

その団子は手に入れても犯罪に問われないだんごであった?
んーーーーそもそもその質問文自体が間違いっぽいので答えようがない。
前提が間違っている。
同じく
団子以外のものを入手することも可能だった?
も変なミスリードになりかねないので答えられない
削除するし
#21: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:27:12 

男たちは日本人?
削除するし
#22: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:32:38 

男たちは空腹を感じた時点でだんごをもっていた?

男たちは空腹を感じてからだんごを食べるまでにだんごを手に入れた?

男たちは店を出てからだんごを食べるまでの間に歩く、しゃべる、その他生命活動の維持に必要な動作以外の意識的な行動をしている?
削除するし
#23: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:34:15 

だんごはもらえたもの?

具体的には試食などで配られていたりした?
削除するし
#25: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:43:19 

男たちは日本人?
答えるのなら『関係ない』正確に言うなら『具体的に決まっていない』
男たちは空腹を感じた時点でだんごをもっていた?
No
男たちは店を出てからだんごを食べるまでの間に歩く、しゃべる、その他生命活動の維持に必要な動作以外の意識的な行動をしている?
まぁYesと言っていいでしょう。そもそも家に帰ろうとしてる時点でその質問がYesになっちゃう。
だんごはもらえたもの?
Yes
具体的には試食などで配られていたりした?
No
男たちは空腹を感じてからだんごを食べるまでにだんごを手に入れた?
ということで手に入れたというのがそもそもニュアンス違い。
手に入れたを貰ったに変換したらこの質問はYes
削除するし
#26: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:48:08 

男たちは店を出てからだんごを食べるまでの間に(歩く、しゃべる、その他生命活動の維持に必要な動作)以外の意識的な行動をしている?
です……
削除するし
#27: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:52:14 

その店は飲食店?

男たちがその店に入ってなかったら、その団子を貰うことは無かった?

その団子をくれた相手は男たちと知り合い?
削除するし
#28: 名無しの雀士だし 2021-02-24 21:52:25 

団子をくれた人は男達の知人?

団子がもらえたのは男達が空腹だったから?
削除するし
#29: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:00:48 

男たちは店を出てからだんごを食べるまでの間に(歩く、しゃべる、その他生命活動の維持に必要な動作)以外の意識的な行動をしている?
ミスごめんなさい。
まぁYesと言っていいんじゃないですかね

その店は飲食店?
Yes 定義上はそう
男たちがその店に入ってなかったら、その団子を貰うことは無かった?
No
その団子をくれた相手は男たちと知り合い?
団子をくれた人は男達の知人?
Yes
団子がもらえたのは男達が空腹だったから?
Yes
削除するし
#30: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:04:21 

男たちが店に入るところ、出てくるところの両方を見ていた第三者は居た?
削除するし
#31: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:09:05 

男たちが店に入るところ、出てくるところの両方を見ていた第三者は居た?
No 誰も二人の入退店を見ていない
削除するし
#32: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:25:37 

団子をくれたのはその店の関係者?
削除するし
#33: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:28:39 

最初に入ったお店は店員が不在(不要で無人)のお店?
削除するし
#34: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:39:21 

団子をくれたのはその店の関係者?
No
最初に入ったお店は店員が不在のお店?
Yes
店員が不要?
Yes
無人?
捉えようによる。人はいない?という捉え方をすると
Yes
削除するし
#35: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:45:17 

これどこまで詰めるか悩むなぁ……
空腹の男達はセルフサービスのお店に入店したが、
食べたいものがなかったので出てきたところ、
知人に会い、お腹減ってることを話したら
団子をもらえたので食べたため?
削除するし
#36: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:57:21 

間違いなので質問に置き換えて返答しまーす。
お店はセルフサービス?
No
食べたいものがなかったので出てきた
No
店から出た後に知人に会った?
Yes
お腹減ってることを話した?
一応Yesだけどちょっと違う感じ。
団子をもらえたので食べた?
Yes
削除するし
#37: 名無しの雀士だし 2021-02-24 22:58:48 

男たちはお金を持っていた?
削除するし
#38: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:02:01 

男たちはお金を持っていた?
Yes
削除するし
#39: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:15:09 

男達は最初に入った店で食事をしたかったができなかった?
その店で食事をするための条件を満たせなかった?
そもそもその店に店内で食べられるものはあった?
削除するし
#40: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:20:01 

男達は最初に入った店で食事をしたかったができなかった?
Yes
その店で食事をするための条件を満たせなかった?
No
そもそもその店に店内で食べられるものはあった?
食べられるもの(水、調味料などとすべての食材を含む)は存在していたか?という質問として見るなら
Yes
食べられる料理(調理済みの食品)があったか?という質問なら
No
削除するし
#41: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:27:25 

男たちの知人は男たち以外にも団子を渡した?
削除するし
#42: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:31:42 

男たちの知人は男たち以外にも団子を渡した?
No
削除するし
#43: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:37:47 

その団子が店内にあった瞬間はある?
削除するし
#44: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:39:27 

その団子が店内にあった瞬間はある?
No
削除するし
#45: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:41:19 

オーダーストップだった?
実は営業時間外だった?
削除するし
#46: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:42:41 

お店出た後はまぁ普通に「空腹であることを知った
知人から団子もらって食べた」でアンサーな気がするけど、
お店の方が全然わかんにゃい。
店内飲食可能で無人でセルフサービスじゃなくて
調理済みの料理はないけど食材はある飲食店……?
削除するし
#47: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:46:10 

オーダーストップだった?
Yes と言えばYes 注文を受けつけていない
実は営業時間外だった?
No
削除するし
#48: 名無しの雀士だし 2021-02-24 23:55:33 

お店について重要そうな質問をまとめたよ

飲食店で何も食べなかったのは男達側に原因がある?
どちらとも言えない
店は何も食べずに出てきても特に咎められないようなお店?
半分Yes……だけどちょっと難しい質問。もう少し分けてみて
その店は飲食店?
Yes 定義上はそう
入店したお店に食べたいものがなかった?
Yes
食べたいものがなかったので出てきた
No
男達は店で食事をしたかったができなかった?
Yes
食べられる料理(調理済みの食品)があったか?
No
オーダーストップだった?
Yes と言えばYes 注文を受けつけていない
削除するし
#49: 名無しの雀士だし 2021-02-25 00:24:58 

正解が遠そうなのでヒントを出すよ。
店員はこの店にいない。人はいない。料理も存在しない。でも定義上は料理店で営業中。
じゃあ誰がなんのためにこの店をやっているのか? 開いているのか?
そこを詰めていけば段々と見えてくるはずです。
削除するし
#50: 名無しの雀士だし 2021-02-25 00:50:05 

(これは質問ではないんだけど)店と団子は完全に切り離して考えて問題なさげ?

(これは質問として)その店の料理とは人間用?
削除するし
#52: 名無しの雀士だし 2021-02-25 05:50:13 

お店はケータリングやデリバリーの注文のみできる場所で、
その場(店舗内)では食事を提供してくれないお店だった?
削除するし
#53: 名無しの雀士だし 2021-02-25 07:26:42 

店と団子は完全に切り離して考えて問題なさげ?
これはもう質問なので質問として答えますが
Yes 別に店と団子に直接的な関係はありません
その店の料理とは人間用?
No
お店はケータリングやデリバリーの注文のみできる場所?
No
その場(店舗内)では食事を提供してくれないお店だった?
Yes
削除するし
#54: 名無しの雀士だし 2021-02-25 10:54:20 

これは日本のお話?
ゴブリン用のお店があるとかロボット用のお店(餌はガソリン)とか
モルカー用のお店がある世界ではない?
削除するし
#55: 名無しの雀士だし 2021-02-25 12:26:10 

男たちは空腹を解消しようと思って店に入った?

男たちは何か勘違いをした?
削除するし
#56: 名無しの雀士だし 2021-02-25 12:32:07 

これは日本のお話?
日本を舞台にしたお話?という質問なら
Yes
日本で作られたお話?という質問でも
Yes
ゴブリン用のお店があるとかロボット用のお店(餌はガソリン)とか
モルカー用のお店がある世界ではない?
No それに類するお店がある世界
削除するし
#57: 名無しの雀士だし 2021-02-25 12:32:36 

男たちは空腹を解消しようと思って店に入った?
Yes
男たちは何か勘違いをした?
Yes
削除するし
#58: 名無しの雀士だし 2021-02-25 12:59:47 

お店はペットの餌を販売するお店とかだった?
削除するし
#59: 名無しの雀士だし 2021-02-25 14:09:01 

お店はペットの餌を販売するお店とかだった?
No
削除するし
#60: 名無しの雀士だし 2021-02-25 22:36:59 

二人は店に五分以上いた?
削除するし
#61: 名無しの雀士だし 2021-02-25 23:03:40 

二人は店に五分以上いた?
Yes
削除するし
#62: 解答 2021-02-26 00:06:52 

この店の名前は『山猫軒』つまりは『注文の多い料理店』であった。
男たちは店に入ったが、料理を提供されることは無かった。
食べられるものがないというよりは男たちが食べられる側だった。
ギリギリのところで命からがら逃げ出すことが出来た二人は、元々一緒に来ていた猟師と落ち合うことができ、猟師に貰った団子を食べて帰路に着いたのだった。
削除するし
#63: 名無しの雀士だし 2021-02-26 12:14:41 

途中で「これまさかのファンタジー系じゃない???」と
思ったんだけど本当にファンタジーだった。
現実目線で考えてたら絶対答えでないやつでしたね……
削除するし

うみがめめ

 なまえ:名無しの雀士出汁2021-02-22 22:09:58 

とある道路で別々の日に全く同じような事故が起こった。
一度目の事故に遭ったAさんは死亡したが、二度目の事故に遭ったBさんは軽傷で済んだ。
二人の身体つきはほぼ同じで、医療機関の対応もほとんど同じだったと言っていい。
差が出たのは一体なぜ?
#1: 名無しの雀士だし 2021-02-22 22:17:04 

事故に遇う順番がAさんとBさん逆でもBさんは軽症でしたか?
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-02-22 22:20:42 

Aさんの死亡は事故によるものですか?
削除するし
#3: 名無しの車 2021-02-22 22:23:13 

車関係の事故ですか?
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-02-22 22:26:18 

順番が逆でもBが軽傷だった?
Yes
Aの死亡は事故が直接的原因?
Yes
事故は車関係の事故?
Yes
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2021-02-22 22:47:22 

Aさんには死亡願望がありましたか?
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:00:52 

Aには死亡願望があった?
No
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:14:56 

事故発生時の被害者の損傷部位は同一ですか?
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:16:44 

事故にあってから医療機関に対応されるまでの間の容態に違いはありましたか?
「医療機関の対応が同じ」とは実際に行った処置が同じということですか?
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:23:16 

損傷部位は同じ?
No というか死亡事故と軽傷なのでそもそも怪我の度合いがめちゃくちゃ違う。部位とかじゃない。
事故にあってから医療機関に対応されるまでの間の容態に違いはありましたか?
No
「医療機関の対応が同じ」とは実際に行った処置が同じということですか?
No 処置というよりは救急車が到着するまでの時間などが同じという意味で捉えてもらえれば。
重ねてになりますが、死亡事故と軽傷なので対応は全然違います。
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:25:52 

DMでの回答が間違いだったのでそれを質問として回答
Aが歩行者でBがドライバー?
No どちらともドライバーである。
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:30:39 

車の機能の差によるもの?
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:31:16 

シートベルトはどちらも締めていましたか?
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:32:24 

「全く同じような事故」とは「同じような車」が「同じような速度」で「同じような方向」から「同じような部位」に衝突して「事故発生から同じような時間で医療機関が対応した」事故、であっていますか?
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:35:30 

Aさんは身体つきからは分からない内蔵になにか問題を抱えていましたか?
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:42:31 

内蔵→内臓
の誤字です
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2021-02-22 23:51:22 

車の機能の差?
半分くらいYes ただ、どちらかの車に特殊な機能があった(衝突防止機能など)わけではない。
シートベルトはどっちとも付けてた?
Yes
事故の定義づけの質問。同じような車?
半分Yes。AもBも乗っていたのは普通自動車。衝突した車両も同じく普通自動車。
同じような速度?
Yes
同じような方向から?
Yes
同じような部位に衝突した?
Yes
医療機関が事故現場に到着して対応するまでの時間がほぼ同じ?
Yes
Aには内臓などに問題があった?
No 病気などはこの事故に関係ない。
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2021-02-23 00:10:22 

事故後の車の状態は同じでしたか?
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2021-02-23 00:14:01 

事故後の車の損傷は同じ?
Yes ほぼ同じくらい壊れていたと言っていい
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2021-02-23 00:45:12 

それぞれの事故が起こった日に意味はありますか?
削除するし
#20: 名無しの雀士だし 2021-02-23 06:40:43 

事故が起こった日に意味はあるか?
ない。日付は関係ない。
削除するし
#21: 名無しの雀士だし 2021-02-23 13:00:25 

両方の車両ともエアバッグは作動した?
削除するし
#22: 名無しの雀士だし 2021-02-23 13:08:16 

どちらの車両もエアバッグは作動した?
Yes
削除するし
#23: 名無しの雀士だし 2021-02-23 13:20:00 

事故発生時、車の内部は同じような状況だった?
(片方だけ内部の衝撃九州性能が違ってグシャグシャだったとかはなかった?)
削除するし
#24: 名無しの雀士だし 2021-02-23 13:59:15 

事故発生時、車の内部は同じような状況だった?
(片方だけ内部の衝撃九州性能が違ってグシャグシャだったとかはなかった?)

難しい質問。
衝撃吸収性能が違うということはない。多少の誤差はあれどほぼ損傷は同じ。
散らかり具合が同じくらい?という質問として見るならYes
ただし、内部が同じような状況だったか?という質問だけを見るとNo
削除するし
#25: 名無しの雀士だし 2021-02-23 14:50:35 

車の機能差について。死亡したAさんの車だけ電気自動車(もしくはハイブリット)だったりしましたか?
削除するし
#26: 名無しの雀士だし 2021-02-23 15:02:08 

A(またはB)の車だけ電気自動車(またはハイブリッド)だったりした?
No でも惜しい!もう一声!
削除するし
#27: 名無しの雀士だし 2021-02-23 15:10:03 

というか電気自動車とかハイブリッドとかはあんまり関係ない感じ。
私はそこまで車のなんやかんやに詳しいわけではないので変なこと言うとワンチャン間違う可能性もある。
NoはNoだけどほとんど関係ないくらいに思っておいてください。
削除するし
#29: 名無しの雀士だし 2021-02-23 20:21:56 

衝突した瞬間カーナビに格納されていたDVDが
勢いよく飛び出しAの頭部めがけて
まるで意志を持っているかのごとく射出されて
プッチ神父のようにドギャァァアアアンと刺さったため?
(正直電気自動車で感電死とかかなぁと思ってた)
削除するし
#30: 名無しの雀士だし 2021-02-23 20:34:16 

そんなピタゴラスイッチみたいな設問誰が分かるんだww
DVDやCDなどは関係ありません。
削除するし
#31: 名無しの雀士だし 2021-02-23 20:52:35 

後部座席になんか積んでた?
削除するし
#32: 名無しの雀士だし 2021-02-23 20:55:11 

後部座席になにか積んでいた?
No ほぼ関係ないです
削除するし
#33: 名無しの雀士だし 2021-02-23 21:38:48 

二台の車のうち片方が一般的な四~五人乗り乗用車から改造されていますか?
削除するし
#34: 名無しの雀士だし 2021-02-23 21:47:44 

改造車ですか?
No 改造車じゃないですが、まぁ流れとしてはそんな感じです。
もっとそういう感じで探してみてね
削除するし
#35: 名無しの雀士だし 2021-02-23 21:50:09 

AさんあるいはBさんの車に同乗者はいましたか?

AさんのBさんの乗ってる車が逆だったらAさんは助かっていましたか?
削除するし
#36: 名無しの雀士だし 2021-02-23 21:53:04 

どちらかの車はガス欠寸前だったりしましたか?

どちらかの車は外車だったりしましたか?
削除するし
#37: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:10:55 

AまたはBの車に同乗者はいましたか?
No
車が逆だったらAは助かってBが死んでいた?
Yes
ガス欠寸前だった?
No
どっちか車は外車だった?
Yes Bの車が外車でした
削除するし
#38: 一応回答を載せておきます 2021-02-24 00:06:09 

Aさんは日本製の右ハンドルの車に乗ってたので右側から衝突された時にそのまま潰されて死にましたが、
Bさんは海外製の左ハンドルの車に乗っていたために全く同じ事故に遭っても軽傷で済みました。
というお話でした!
削除するし

ウミガメノスープ

 なまえ:名無しの雀士だし2021-02-23 22:36:28 

街を歩いていた男は空腹になり、店に入った。すると男が注文するよりも先に望みの商品が出てきた。
なぜ?
#1: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:40:31 

男はその店の常連でしたか?
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:41:05 

店の料理は2種類以上存在しますか?
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:44:02 

男はその店の常連でしたか? NO

店の料理は2種類以上存在しますか? YES
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:46:32 

店はお通しがでる店だった?
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:47:35 

店はお通しがでる店だった? NO
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:49:06 

男は予め予約の注文を入れた状態でその店に入った?
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:49:58 

男が望んでいた商品とは料理で間違いないか?
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2021-02-23 22:54:49 

店は食べ放題システムを採用していますか?
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:05:45 

お店はレストランなどの食事処ですか?
削除するし
#11: 名無しの出題者 2021-02-23 23:17:11 

注文を入れた状態でその店に入った?
NO

男が望んでいた商品とは料理で間違いないか?
YES

店は食べ放題システムを採用していますか?
NO

お店はレストランなどの食事処ですか?
(飲食店ということなら)YES
(飲食店の中にある『レストラン』『お食事処』という区分だとすると、ごめんなさい区分けをよく分かってなくて返答が難しいです…)
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:25:21 

望みの商品(料理)の料理名は問題に関係ある?
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:26:02 

男が入店したことと、商品が出てきたことに因果関係はある?

「商品が出てきた」とは「その男だけが食べるための商品が男の元に提供された」という意味である?
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:28:37 

望みの商品(料理)の料理名は問題に関係ある?
NO

男が入店したことと、商品が出てきたことに因果関係はある?
NO

「商品が出てきた」とは「その男だけが食べるための商品が男の元に提供された」という意味である?
NO
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:30:08 

バイキング(またはビュッフェ)形式である?
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:30:55 

バイキング(またはビュッフェ)形式である?
NO
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:31:58 

男は「出てきた商品」を常識の範囲内(店が爆発するなどを除く)で必ず全て自分一人で食べることができる?
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:32:36 

商品が出てきたというのは、店員が男のいるテーブルに商品を運んできたという意味で間違いない?
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:35:06 

コース料理しか無い店だった?
削除するし
#20: 名無しの出題者 2021-02-23 23:36:52 

男は「出てきた商品」を常識の範囲内(店が爆発するなどを除く)で必ず全て自分一人で食べることができる?
YES。齟齬の無いように言うと、問題文に登場する『出てきた商品』を男は全て一人で食べられます。

商品が出てきたというのは、店員が男のいるテーブルに商品を運んできたという意味で間違いない?
NO
削除するし
#21: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:36:56 

その店は「食べたい料理を注文して、その料理を提供してもらう」というシステムがメインの料理店である?

その店は「食べたい料理を注文して、その料理を提供してもらう」というシステムが存在する料理店である?
削除するし
#22: 名無しの出題者 2021-02-23 23:37:20 

コース料理しか無い店だった?
NO
削除するし
#23: 名無しの出題者 2021-02-23 23:39:49 

その店は「食べたい料理を注文して、その料理を提供してもらう」というシステムがメインの料理店である?
NO

その店は「食べたい料理を注文して、その料理を提供してもらう」というシステムが存在する料理店である?
YES
削除するし
#24: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:41:05 

商品が出てきたというのは、店員が男のいるテーブルに商品を運んできたという意味で間違いない? 返答Noについて
間違っているのは店員が運んできたというところ?
男のいるところがテーブルじゃないとかそういうところ?
その他のところ?
削除するし
#25: 名無しの出題者 2021-02-23 23:44:46 

商品が出てきたというのは、店員が男のいるテーブルに商品を運んできたという意味で間違いない? 返答Noについて

間違っているのは店員が運んできたというところ?
YES

男のいるところがテーブルじゃないとかそういうところ?
NO

その他のところ?
NO
削除するし
#26: 名無しの雀士だし 2021-02-23 23:48:01 

男が入った店は回転寿司屋さん?
削除するし
#27: 名無しの出題者 2021-02-23 23:52:20 

男が入った店は回転寿司屋さん?
YES

早い!!!!
削除するし

自販機

 なまえ:名無しの納豆2021-02-22 09:38:49 

 最初に見たのは、財布とにらめっこをする部長の姿。部室棟の昇降口横に設置された自販機の前でひとり佇む紅色の髪は、遠巻きにでも鮮やかに映えた。
 ひとしきり中身を漁ったかと思うと一枚の紙幣が出てきて自販機の口に流し込まれた。が、その紙幣がすぐに吐き出されることとなる。

 首を傾げた部長が自販機に顔を寄せ、その後不服そうに紙幣を財布に戻した。何事だろうかと足を止めたけど、今にして思えばあれはきっと5000円か10000円札だったんだ。
 結局部長は財布から小銭を取り出して、縦長の缶ジュースを購入し校舎の中に消えていった。去り際、缶を見るや否やひたいを押さえて天を仰いでいたのは気にかかったけれど。

 いざ自販機に寄ってみるとその理由はすぐさま判明することとなる。部長の押していたボタンの位置は三段あるラインアップの中段まん中寄り、ちょっと右側。そこには『つぶつぶドリアンジュース[お値段140円]』が四本、でかでかと並んでいた。
 国際的に活躍してるらしいプロの麻雀選手がCM出演したこともありコアな人気を誇るそのジュースは、耳に入ってくる限りだいぶ独創的な味がするのだとか。優希ちゃんが「思ったよりイケるじぇ!!」って言ってたのを覚えている。

 とはいえ部長のお眼鏡には適っていなかったのは見て取れた。きっと押し間違えたんだ。機知と明瞭さを兼ね備えた語り口調ながら、案外抜けてるところも見かける人なのは最近ちょっと分かってきた。

 自販機の金額を表示するボードでは四ケタの数字がくるくると移り変わっていて、[5・5・]という並びを見せている。その下、紙幣の投入口には[1000]の文字。きちんと書かれている辺り部長はあんまり眼前に意識を向けてなかったらしい。

「……ふふ」

 また垣間見えた一面になんだかおかしくて笑んでしまう。
 そんな時だった。電子音の粒たちが止んで、商品ボタンが一斉に点灯したのは。
#1: 名無しの納豆 2021-02-22 09:40:32 

「うわわっ!!」

 背を丸めて飛び退く様は、端から見たらおそらく海老か猫みたいに映りっていた。
 なにこれ……? なにか変なボタン押したっけ。機体に触れはしたけれど、操作に影響する部分には振れてないはず。やったことといえばドリアンジュースの飾りを指で撫でたくらいで……えっ? ひょっとして私が疎いだけで、最近は自販機もタッチパネル式だったりするとか。
 でも普通に透けたり湾曲したりするプラスチックがタッチパネルだなんて、到底信じられない。まだ緑色で角ばった八の字に光を発するボードのほうが先進的そうな……。あ、これかぁ。

 投入金額を表示するそのボードには今、[5・5・5・5]の字が並んでいた。始めて見た。これ、当たってるんだ。

 どうしよう。部長の姿はとうに見えない。大声で呼ぶ? 恥ずかしいからあんまりやりたくない方法だよ……。私の声量で聞こえる自信もないし、それに「部長」と呼んだところでその呼び方が部長個人を指すかは周りから分からない。
 竹井部長とか久先輩とかなら伝わるだろうけど、急に呼び方変えるのもなぁ……。

 っと、いけない。こんなことで悩んでる場合じゃないんだ。
 当たりを見るのは初めてながら、当たりについての話はちょっとだけ聞いたことがある。前に京ちゃんも当たったことがあるらしく、そのときは追加で何を飲もうかと逡巡した結果、一分二分で時間切れになって何も手に入らなかったらしい。

 この当たりはもう私が選ぶしかないんだ。ただ問題は、“部長がいたら何を押すか”だ。だってこれは部長の当たりなんだから。
 部長が本来飲もうとしてたのがドリアンジュースじゃないとして、じゃあお目当ては何だったんだろう。

 もう一度自販機の商品に目を向ける。三段あるラインアップは上から『つめた~い』『つめた~い』『あったか~い』と書かれていて、中段右寄りには四本並んだ同じ絵柄の缶ジュース。
削除するし
#2: 名無しの納豆 2021-02-22 09:41:18 

 その上段には二回りほど小さい缶のマスカットジュースが一本とアイスコーヒーが三本。左からマスカット、無糖、微糖、微糖の順に並ぶ。
 ドリアンジュース四本の左には500mLペットボトルのスポーツドリンク、右には缶のコーラがそれぞれ立っている。
 そして下段にはお汁粉とコーンポタージュと、これまた無糖と微糖のホットコーヒーが並んでいた。
 そこまでいってようやく目がいったけど、当たりを示していたボードが今度は48、47、46とコロコロ数字を変え映していた。

 数の大きさに僅かな安堵を覚えながら、私は考える。まずアイスかホットか。雨粒が空の温度を連れてくる六月に入ったばかりの今、それを想像するのは難しい。
 でも三段の内のひとつをバッサリ削る方法は他にもある。中段にあるのは比較的のっぽな商品たちだ。
 なので上段にある商品のボタンを押すには、それなりに高い位置に手を掲げなければいけない。多少ぼぅっとしてても、上段と中段を押し間違える可能性は低いと思う。そうなると部長が本当に買おうとしてたのは中段か下段、特に下段濃厚となる。

 一番下の段にある小柄な商品たちは、購入ボタンが下についていると同時に、すぐ真上にもボタンがある。仮に三段目だけを切り抜いて視界に入れたらパッと見では私も、どちらがその段の商品購入ボタンは間違えてしまいそうだった。

 下段に的を絞るとするなら、お汁粉・コーンポタージュ・コーヒー。部長は、部室でよく紅茶を飲んでる。ティーカップまで校舎に持ち込んでる部長が、わざわざコーヒーを自販機で買う……?

 たしか部長が押していたボタンは、自販機の中央寄りにあった缶ジュースのもの。だから私は購入物を『コーラではなくドリアンジュース』と判断できたんだ。そういう面でも、下段の右寄りにあるコーヒーより中央寄りにあるお汁粉やコーンポタージュのほうが本命に思える。

 同様の理由で、中段にあるスポーツドドリンクかコーラと間違えたんだとすると、たぶんドリアンジュースの左に位置するスポーツドリンクのほうだ。
削除するし
#3: 名無しの納豆 2021-02-22 09:42:27 

 纏めると、部長が買おうとしてたのはきっとスポーツドリンク・お汁粉・コーンポタージュのどれか。

 ボードの数字が20を示している。体感で一秒以上経ったのち、やっとのことでその数字は19へと変化した。

 ぼちぼち決める頃合いだけど、この中で部長の好みそうなのは……お汁粉? ううん、スポーツもわりと好きみたいだしスポーツドリンクもありえるかも。コーンポタージュはないと思う。根拠はないけど、たぶん。ぜったい。

 飲み物の群れをずうっと眺めてたらなんだか、私も何か飲みたくなってきた。独断と偏見でさっきの二択ってことにして両方買って部長に選んでもらおうかな。

 そんな思考が過るも、そういえば今日は財布を忘れたのだと思い出す。おかげで昼御飯を食べそびれたんだっけ。
 和ちゃんが「私が出しましょうか?」と声をかけてくれたけど丁重にお断りした。親しい仲にも礼儀ありっていうし、友達とお金の貸し借りをすることには抵抗があったから。

 なんにしても、ひとつ選ばなければならない。そうして私は、スポーツドリンクのボタンを押す。直感だった。けれどなんでか、当たっている自信はあった。さっき部長が押そうとしていたボタンは、“これではない”という自信が。

 ガコン、と音を立ててペットボトルが降り落ちる。時間に追われることもなくなって、思考の整理が出来てくる。自販機から抜き出したドリンクを見ながら改めて思った。

 そうだよ……。部長が欲していたのはやっぱりこの商品だ。だって部長が自販機と対面しているのを最初に見たとき、部長は財布とにらめっこをしていたんだから。

 商品の見本を見ると500mLペットボトル商品は160円。缶コーヒーやポタージュ、お汁粉などの小さい缶は120円か130円と記されている。大きい缶の商品は140円だ。つぶつぶドリアンジュースもその枠組みに入る。

 そして部長は“自販機に入れたお札を弾かれていた”。小銭を確認した上でお札を入れたってことは、部長は持っていた小銭より……140円より高いものを買おうとしたってことになる。
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#4: 名無しの納豆 2021-02-22 09:43:47 

 根拠のない自信が確かな自信に変わり、昇降口をくぐって足取り軽く部室へと歩みを進める。

「あれ、咲?」

 その道中、二階の階段に踏み入れたあたりだった。天井側から声が降ったのは。

 二階と三階を繋ぐ手すりから顔を乗り出しこちらを見ていたらしいその人は、引っ込んだかと思ったらすぐさま階段斜め上の踊場から姿を現した。

「こんにちは、部長。お疲れ様です」
「はぁいお疲れ様、咲もね。私ちょっと飲み物買ってくるから部室行ってて。先に練習始めちゃダメよ。ちゃんと牌譜取りたいから」
「あっ、はい」

 つらつらと言うだけ言うと、なびく赤毛が一段飛ばしで横切っていく。私も同じなはずのフローラル系の香りが、なのに私より遥かに爽やかに残り香が落ちる。
 一瞬反応が遅れながらも部長の後ろ姿を目で追って「分かりました」と返事をし、そこで部長の手に握られた千円札に気付いた。

「……! あ、待ってください部長!」

 慌てて今来た階段をかけ降りる。追い付いたときには既に陽の差し込む昇降口の三歩手前だった。

「どうしたの?」
「あの、これよかったら」

 ボトルを手前に出して“どうぞ”の一言を付け加える。それよりも部長の言葉が被さるほうが早かった。

「スポドリ? 咲、けっこうアクティブなチョイスするのね」
「そういうわけじゃなくて……。部長はスポドリ買わないんですか?」
「うーん、私は夏場くらいしか買う機会ないかも」

 屋根の下から一歩出ると真っ青な空から陽射しが降る。それでも気温は高くないらしく、校舎と自販機の合間に作られたクモの巣には今朝の雨粒が未だに残っていた。
 じんわりと汗が滲んできたのは、きっとこの湿度のせいだ。

「今は何を買いに」
「ん? 今はねぇ」

 自販機に飲み込まれる1000円札と同じくらいゆったりと声が間延びする。

「これ!」

 かと思うと発破に火がついたように、部長はすぐさま商品を選択する。おおよそ分かってたけど、やっぱり私の予想は外れたらしい。
 ボタンを押された自販機がコーラを吐き出した。

「そうですか……」
「えっ。なんでちょっと残念そうなの?」
「いえ、部長さっきドリアンジュースを買ってたじゃないですか。あのあと」
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#6: 名無しの納豆 2021-02-22 09:50:20 

 PiPiPiと電子音が鳴る。あわよくばもう一回当たらないかなと9の並びに意識が向くも、四つ目には予定調和の8の字が表示されて、私は話に戻る。

「あのあと自販機が当たってたんです。部長はいなくなっちゃってたから私が勝手に選んだんだけど」
「当たり!? なにそれ見たかったー」

 惜しそうに唇を噛んで、指をパチンッと鳴らす部長からは、コーラ1本分を逃したことへの後悔などは感じ取れない。
 赤い缶のタブを切ると、空気の抜ける音がした。

「まあいっか。咲、それ飲んどいてもらっていい?」
「いいんですか? 部長の当たりなのに」
「私そんなに飲めないし。いらなかったら誰かにあげてちょうだい」
「ですか……。じゃあ」

 お釣りを拾って先を歩く部長に倣い、私もそれ以上は何も発せず歩きながらキャップを開ける。
 部室まで続く階段を部長は、今度は一段一段登っていった。

 最上階の見慣れた扉が開くと、見慣れた面々がそこにはいた。

「お待たせー。はいまこ、お釣り。明日返すわね」
「どうも。……わりゃあ、このジュースどうせぇって言うんじゃ」
「あら。まこはお嫌い?」
「おおっ咲ちゃんも一緒だったのか。あ、染谷先輩いらないなら私もらうじぇ」
「いーや、ここまで飲んだんじゃ。ワシが最後まで飲む! それはそれとして、じゃ!!」

 引き続き部長にぼやきながら優希ちゃんをかわす染谷先輩。その光景を傍目に私は和ちゃんと京ちゃんと軽く挨拶を交わした。

「染谷先輩から借りてたんだね」
「部長の千円か? みたいだな。なんか間違えてドリアンジュース買っちまったらしい」
「咲さんは、それは部長にもらったんですか?」

 和ちゃんがジッと私の手元を見る。

「このスポドリね。うん、自販機で買ったときに当たりが出て」
「当たったのか!!? すげぇな、さすが咲」
「なるほど……そういうことでしたか。頭に糖の行っていない咲さんでは張り合いがありませんから、ちょうど良かったです」

 なにやら腑に落ちたようで、柔らかい笑みが飛ぶ。
 一方で背後のソファではさらに雷、と呼ぶには音の控えめな静電気が飛んでいた。

「だいたいのお。後輩に悪びれもせずお金借りるのはどうなんじゃ」
「後輩に借りたんじゃないわ。まこだから借りたのよ」
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#7: 名無しの納豆 2021-02-22 09:51:21 


「調子良いこと言いおって……。コーラなんかより咲の爪の垢でも煎じて飲んだらどうじゃ」
「もー、それは済んだ話でしょ。堪忍堪忍、明日色付けて返すから」

 えっ、わたし……?
 どうして急に自分の名前が出てきたのか不思議に思い首を傾げる。するとすぐ横から小さく説明が入った。

「ほら。咲昼飯食ってないだろ? そんときの和との話で借りるときも染谷先輩にからかわれてたんだよ」
「あぁそういう」

 合点がいった。そう思うと同時に、染谷先輩と駄弁っていたはずの部長とふいに目があった。
 どうしたんだろうと部長の目の動きを追うと、部長も特に動かす様子なくピッタリと目線が繋がる。

 ……あれ? 待って。唐突な名指しへの驚きが喉元を通りすぎた食道に何か引っ掛かる。
 
 部長はついさっき、私と会う前から私がお昼御飯を食べてないことを知ってた。染谷先輩の口ぶりどと、その話を聞いたときに和ちゃんが気を利かせてくれたことも知ったのが窺える。

 なら部長からしたら、階段上から私を見たときにペットボトルを持っていたのはおかしくない? 他の人ならいざ知らず、だってあの部長兼学生議会長なんだ。その慧眼が私の真横を素通りした……?

 考えすぎだとは思う。先刻自分で、“第一印象のわりに抜けてるところもある人だ”って思ってたばっかりだ。
 でも、だとしたら部長が買おうとした飲み物の予想はいったいどこが間違ってたんだろう。ううん、“どこか間違ってたんだろうか。”

 今となっては憶測しか出来なくて、結局は全てに理由なんかなかったのかもしれない。
 結局分からず仕舞いの部長の視線はなかなか外れる様子もなく、私はきょとんと部長の瞳を眺めるしかなくて。かと思うと紫に反射する瞳が二度まばたきをした。
 ふいと部長は染谷先輩に戻る。そうして言葉を紡いだ。

「そういえば、知ってる? 自販機の当たりの割合って法律で決まってるのよ。その当たる確率……なんと最高2%!!」
「なんじゃあ急に。また雑学番組でも見たんか」

 染谷先輩に一蹴されながら、そーしゃるげーむのレア確率よりだいぶ良心的だとかなんとか会話は広がる。
 そんないつもの部長の言が今日は、テスト用紙を押し入れに隠す児戯と重なる。
 なんとなくそう感じたのは、きっとこの部室で私だけだった。
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『デンジくんたちに悪い遊び(麻雀)を教える姫野先輩』

 なまえ:名無しの雀士だし2020-11-28 13:03:21 

姫野「今日は私と悪い遊びしましょ~」
デン「しまァす!」
早川(また始まった)

姫野「ルールは簡単。この四角いコマ……麻雀牌って奴を使うよ」
パワ「ははーん読めたぞ!これは同じ奴を2つ集める奴じゃ!!」
デン「あー俺も見たことある!シャンハイって言うんだろ?」
姫野「惜しい。そういう遊びも確かにあるけど、
   今日は『麻雀』……一番正統派な奴をやろうかなって」
早川「いや、姫野先輩。こいつらに麻雀は無理なんじゃ……」
姫野「いいのいいの、なんちゃってでいいからさ。
   ちなみに負けた人は勝った人のお願いを何でも一つ聞くって事で」
デン「なんでも!?なんでもいいんすか!?」
パワ「はいはい!ワシはデンジの血1年分!!」
デン「死ぬじゃねぇか!!」

マキ「面白い事をやっていますね」
姫野「あ、もうメンツ揃ってるんでマキマさんは見学」
マキ「残念。じゃあ私はデンジ君をサポートしようかな。初心者だよね?」
デン「やった~!これでもう俺の勝ちは間違いないぜ!!」
早川「ルールも知らないのによく大口叩けるなお前」

姫野「じゃあとりあえず始めよっか。二人はやった事ないだろうし、
   ルールはやりながら教えていくね」
デン「アキはやった事あんの?」
早川「昔この人に教えられてな」
デン「お前そればっかじゃん!なんで姫野先輩と付き合ってねぇの?」
マキ「……ふふ」
姫野(クソ女)

姫野「とりあえずみんな順番に4つずつ牌を取っていってね。
   12個取ったらいったんストップ」
デン「なんかいろんな種類があるんすね。
   あっ、真っ白な奴ある。なんだこれ?」
早川「自分が取った牌を申告するなバカ」
姫野「あーそれはね、『ハク』って言って、3つ揃えるといい事があるよ」
デン「マジで!?俺もう2個持ってんだけど!もう勝ったも同然じゃーん!」
パワ「なんじゃと!?ワシ一つもないんじゃが!?
   デンジそのハクとやらをワシによこせ!」
デン「いーやーでーすー!」
早川「……先輩、本当にこいつらと麻雀出来ると思うんですか?」
姫野「まぁできないならできないでいいかなって」
姫野(ぶっちゃけアキくんとの一対一にしたいだけだし)
#1: 名無しの雀士だし 2020-11-28 13:03:52 


……

早川「……立直」くいっ
パワ「むっ、なんじゃそのカッコつけポーズは。
   牌を横にしたらどうなるんじゃ?」
姫野「デンジ君はどう思う?」
デン「ううーん、隣の相手を殴れるようになるとかっすかね」
姫野「じゃあそれで」
早川「ちょ」
パワ「なんじゃそれは卑怯じゃろ!?ならワシもリーチするぞ!
   デンジにダイレクトアタックじゃ!!」
デン「ちょっ、俺の芸術的な赤一色ちゃんが!!」
パワ「おっ、デンジおぬし赤いのばっかりじゃな!?
   なんか強そうじゃしワシのと交換しろ!」
デン「いーやーでーすー!後少しで
   一から九まで揃うんだ邪魔すんな!」
姫野「ちなみに本当の意味は、『あと一個揃ったら上がれるのを
   宣言する代わりに上がった時の点数が高くなる』だけどね」
デン「えっ、アキ次で上がるのかよ邪魔しなきゃ駄目じゃん!」
パワ「わしのリーチパワーでなぎ倒してやるわ!」
早川「これそういうゲームじゃねぇから」

姫野「はい、ロン。2周したからこれでおしまいだね。
   トップは私でドベはアキくん」
早川「くっそお前ら俺ばっかり邪魔しやがって……!」
デン「姫野先輩狙うのはなんかやりづれーじゃん?
   てか俺もパワーに邪魔されまくったんだけど」
パワ「ワシの両隣に座ったのが悪い」
姫野「では罰ゲームを宣言しまーす!
   アキくんは私にベロ入れたキッスする事!」
早川「ちょっ」
デン「えっ、そういうのもありだったのかよ!?
   きったねぇぞ早川アキ!!」
早川「なんで俺が罵られてんだよ!」
姫野「はいはいアキくん、早く早くー。
   別に初めてじゃないしいいでしょ?」
デン「おい」
早川「お前だってゲロもらってただろうが」
マキ「……あ、残念。近くに悪魔が出たみたい。
   悪いけどみんな出動してくれる?」
マキ「罰ゲームは今度飲み会でもやればいいと思う」
姫野(……クソ女!!!)

その後罰ゲームは飲み会で実施され、アキくんはゲロまみれになりましたとさ。
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辞書編集会議室

 なまえ:名無しの納豆2020-09-13 03:21:04 

* 概要
[[宮永照]]と[[弘世菫]]の[[白糸台高校]]3年生コンビ。

日本最強の高校の看板を背負って立つこの二人。上記の通り同級生だが、4月生まれの菫と2月生まれの照で、誕生日は一年近く開きがある。

外見は、宮永照は160センチ標準体型(ややおもち少なし)であるが
弘世菫は176センチにも及ぶ咲の女子高生では4番目の長身を誇る。
その差はなんと16センチ。見た目も絵になる組み合わせである。

タグに関して
「菫照」と表記ゆれが生じているが大きな違いは無いと思われる。

* シーンを含んだ掘り下げ
** 原作13巻、阿知賀編6巻までの内容を含む。**

阿知賀編での栄えある初登場の場面、記者会見のシーンでは
菫が、様子のおかしい照を気にし、
「照?」と声をかけるも、「…ん」と軽い返事だけをする照の反応など、
初回から中々ツーカーな印象を感じとることもできる。

上記の記者会見後、完璧な営業スマイルと明るい声で会見を乗り切った宮永照に
弘世菫は、「普段と違いすぎる」等と評したり
日ごろより宮永照を良く知っていると思われるセリフを零す。

一方宮永照側といえば、準決勝で能力が上手く使えず翻弄される菫を気にかける宮永照が描かれたり、
「癖が見抜かれている」とすぐに気が付いたり、
ここでもやはり言葉は少ないとはいえ、常勝白糸台の部長そしてエースとして、お互いそれなりの結びつきはあるのではないかと感じさせる。
#1: 名無しの納豆 2020-09-13 03:22:58 

***アニメ一期の照菫
20話
前述の「弘世菫は宮永照を良く知っている」という可能性における根拠のひとつとして、アニメ一期での菫は照に妹がいることを知っており、控え室でそうカマをかける描写があるのだが、
これはアニメオリジナルの展開であり、原作内でどのような扱いになるかは定かではない。

アニメ一期での宮永照は、険悪ともクールとも取れる雰囲気
(「とにもかくにもおかしがないと…」とか言いそうな口をしていない。)で描かれており、阿知賀編以降の描写と少々異なるため、その点をどう捉えるかで意見が別れたりする。(「殺伐白糸台」等と呼ばれることがある)



** 原作19巻までの内容を含む。**

特に17巻では167局から172局までの通算6話・77ページに渡って、二人が出会った春の出来事について回想が描かれた。

ファーストコンタクトの第一声は弘世菫による「おいそこの」で、これは新一年生が集まる体育館に向かう最中、逆方向に向かいすれ違う宮永照を気に留めてのものだった。なお当時お互いに名前を知らなかったため、このとき宮永照は弘世菫を“親切な人”と称している。
当時は宮永照はセミロング、弘世菫はあの特徴的に跳ね上がった前髪が落ち着いており、二人とも現代とは異なるヘアスタイルだった。

後日、二度目の遭遇をしたとき弘世菫は宮永照の鋭い視線に違和感を覚えている(おそらく照魔鏡によって弘世菫を見たため)。が、次の瞬間には宮永照が笑顔で接するようになっていたため、穏便な空気のまま会話が進められた。
しかし現代の宮永照に比べると終始笑顔を保っていることや、「てっきり頭がいい人に見えたけど、成績悪いんだ」と言い放ったこと、頑なに弘世菫という名前を口にしようとしないことなどから、宮永照のほうは一定の距離を持って接しようとしていたと思われる。
削除するし
#2: 名無しの納豆 2020-09-13 03:23:27 

その後、部内戦に関わったことで宮永照は麻雀部内を幾度か訪れるようになる。
麻雀があまり好きではないと述べる宮永照に向けて、弘世菫はだんだんと本音に振れながら最終的に「お前も(麻雀を)打たないか」と持ち掛ける。
照魔鏡で相手を観察する宮永照に相対して、仕草ひとつで彼女のお菓子への興味を察したり、嶺上開花を得意とする打ち手への強い執着に感付いたりしながら言葉をかける
弘世菫は、まさにシャープシューターと称するべき目敏さを発揮していた。

宮永照が本人の麻雀の技量を初披露してその圧倒的な力に部員たちが死屍累々と化した際に、弘世菫は「明日も来いよ。最低でも私だけは相手をする」と声をかける。
この一言に、それまで頑なに「親切な人」と呼んでいた宮永照が、このとき初めて「善処するよ、菫」と下の名前で呼んだところで、当回想は終了。宮永照と弘世菫がミディアムヘアとインテークに変貌を遂げている現代へと戻る。髪型以外は目立った変化がないので特筆はしない。


また、この回想の前後では現代で妹に偶然エンカウントして動揺した宮永照が、弘世菫の胸中に頭をうずめる描写がある。このとき「妹にあったんだ」と公言しており、前述したアニメ内での描写について、決勝戦の日の段階で宮永照は妹のことを弘世菫に既に話していたか、少なくとも察せられていることを薄々察してはいたように思われる。
削除するし
#3: 名無しの納豆 2020-09-13 03:24:04 

弘世菫は19巻に収録されている192局では大星淡から告げられた宮永照にまつわる話に「聞いてないぞ。私は…それ…」と告げたり、196局では「(弘世菫が次鋒戦の最中だったときの宮永照の発言について)知らないのも無理ないよ~」と言われて「ぐぬ…」と顔を顰めたりするなど、宮永照やその心中についてかなり把握できているという自負が見受けられる。
192局での発言について大星淡からは「聞かなかったからじゃない?」と返されて本人も否定はしなかった。今まで弘世菫のほうから聞くこともなく成り立っていた情報共有を思うと、やはり両者はツーカーな仲だったと言えるかもしれない。

17巻の回想では宮永照から弘世菫への心証の機微が描かれていたが、19巻では一転して弘世菫から宮永照への機微が感じられる描写が多い。この変化については、二年と四か月の間になにがあったのか。現段階では定かではない。


***以下、蛇足や憶測
二人の、麻雀での実力差などは直接的には描かれていないものの
阿智賀編OP1の白糸台のシーン、菫が崖の上に佇む照を見上げる場面になんともいえない距離が描かれている所も、一期龍門渕のオマージュとはいえ注目できるポイントかもしれない。

太陽を感じさせる「照」、小さな花である「菫」という名前も中々想像力を書きたてる取り合わせである。
(余談だが、照の誕生日である2月18日の後の日、2月19日の誕生花に「スミレ」を置くこともあるようだ。単なる偶然なのか。)

あと会議中の置いてあるカップが近い。そのうち間違えるんじゃないか。
(胸のカップはどう見ても近くない。)

* 関連タグ
[[咲-Saki-]] [[阿知賀編]] [[白糸台高校]] [[百合]] [[照咲]]
削除するし
#4: 変更点 2020-09-13 03:25:40 

(元のバージョンはpixiv百貨のほうを見てください)

冒頭の“出番が遅かっただけに未だに全容が不明な感がある分、ミステリアスな雰囲気を秘めているとも言える。”の一文を削除。

“これはアニメオリジナルの展開であり、今後の原作的ではどう処理されるかがまだ分っておらず、二人の関係は今なお謎に包まれている。”の文を修正。

“** 原作19巻までの内容を含む。**”の欄を追加
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2020-09-13 14:12:03 

すごい……!完璧です!
とにかく読みやすいうえに、何より、弘世菫と宮永照の話を!している…!
多分私が書くと「宮永咲」の話をもっとしてしまって
散らかってしまうんだろうなとか、(麻雀部と関わる事になった動機等の部分で)
小林立先生から突然開示された謎の「ひろせさん」呼びの話とか盛り込んじゃってまた無意味に記事が長くなるな…
と思っていたので、とても、とても完璧です!

あと私にできる事は重箱の隅をついばむ事程度なのですが、
一年時弘世菫にも一応、微弱ながらインテークは存在しているので
ポニテの方を強調してあげたほうが分かりやすいかもしれないです。

アニメ一期20話のやりとりは「原作にもあった出来事なのか?」というのは意見の分かれる部分だよ~
というのはちょっと記してあっても良いかも…しれないです。
「妹居ない宣言」は様々なアプローチ方法で、否定したいんじゃないかな…と思わせる描写があったので、
ちょっとヤンワリにしておきたい気持ちが。

そしてここからは「提案」程度の事なので聞き流してくださっても構いませんが
「一年時の容姿」の記述を、せっかくpixiv百科ですので画像使わせていただくのはいかがでしょう。
あんまり「一枚絵」で一年時菫照のヤツでpixivにアップされているヤツはパッと浮かばないのですが、
竹さんのとか、竹さんのとか!

……と言ったところでしょうか…すみません「これいる?」のご指摘ばかりかもしれない。
でもあの地獄記事が整地されると思うと、一つ肩の荷が下せる思いで、ハッピーです。ありがとうございます!
削除するし
#6: 名無しの納豆 2020-09-13 14:49:10 

一個だけ、細かすぎて伝わらないネタになってそうな「髪型以外は目立った変化はないので~」の一文は、(胸のカップはどう見ても近くない)の類いで入れようとしたってのだけ喋らせてもらって……。

修正箇所は全部その通りだと思いますし、アニメのくだりとかは前回の編集の中で配慮があったんだろうなと思いながらも、その辺りの照菫事情に疎いのでツッコミ入るだろうなと思いながら諦めて書いてました。
修正についてと改行のテンポと編集履歴に名を連ねるのは他の人が時間あるときにやってもらえたらなって。腐の字が履歴に並ぶのは……違うじゃないですか…。
削除するし
#7: 名無しの台車だし 2020-09-13 16:51:14 

咲-Saki-の歴史の流れを汲んだ菫照の文章だ……!!

読んでて『うん、うん』ってずっとなってました。

本編の流れの説明がとてもしっかりしてるので、
もう後は言い出したらキリがない四捨五入したら要らなそうな細かいところしか言うことはないのですね……。

ほんとに好みだし、細かいのであれですが、麻雀の腕の描写の推測のところに関してで、
阿知賀編の5巻と6巻だったと思うんですが、新道寺のカラクリを見抜いた話と淡ちゃんのダブリーを破れる高校生の話とかでのところとかで、
宮永照の実力を担保するような弘世菫の台詞があり、特に後者では、天江衣なり荒川憩や智葉さんやらの他の化け物クラスの高校生を弘世が認識している中で『照以外で打ち破れる高校生がいるのか』と言ってるので(同じコマで即宮永照に10人くらいはいると否定されているものの)、弘世菫が実力差にどう思っているかは不明ではあるが、宮永照の実力に対して宮永照本人よりも自信を持ってるみたいな話とかを推しておきます。

あとなんでしょう……蛇足のところで、実写の日比さんの『懐かしい照が好きそうだ』のツイートとかの話とか、MJの咲コラボのときの淡ちゃんと宮永照がキャピキャピしてるのを虚無で見てる弘世とか?
不要ですね

まとめありがとうございます!

削除するし

「媚薬軟膏スポールバンドの上から電マ当てられてイくの我慢する鶴田姫子」

 なまえ:名無しの納豆2020-06-08 23:08:45 

 休日、早朝と呼ぶには少しだけ遅い朝のことだった。
鶴田姫子の整った目元から広がる視界は暗く、口元は辛そうに堅く力んでいる。

「……っん…………ぶ……ちょ……ッ……。も……」

 派手な花柄のアイマスクをしている以外に、なにか姫子を抑えるものがあるわけではない。離れようと思えばいつでも離れられるベッドの上で、しかしその両手は爪を立ててシーツを鷲掴みにし、昨晩は更地だったその白布を隆起立ち並ぶ山々へと変えていた。

「どがんしたと? ちゃんと言ってくれんと分からない」

 絞り出したような声で姫子が限界を伝えようとしたその相手は、至って平淡な声色でそう告げた。酷と言われて然るべきだろう。目の前の後輩がかれこれ30分は絶頂を堪えているのは他でもない敬愛する先輩、白水哩に言われたからだ。
 片や普段から使っている質素なグレーの寝巻でベッドの傍らに左の膝だけを乗せ、片や生まれ持ったとき同様の一糸まとわぬ姿で仰向けに寝ている。一般に立ち姿勢のほうが負担が大きいとするのならば、二人の浮かべる表情から受ける印象は、裏腹なものだ。

 へそと鼠径部の間ほどに張られた媚薬を含んだスポールバンドの影響もあろう。浅く広げられた脚はぴんと伸ばされ、シミひとつなく薄い肌色に挟まれて形成される三角州、その狭間には今も止めどなく水が流れていた。

 一本すらりと伸びたしなやかな肢体の根元には今、小刻みに震える電動マッサージ器が、姫子の性感帯の僅かに上の位置にも縦揺れを伝播する。
 哩が左手の親指を僅かに動かすと機器の震えがジワジワと増していき、すると徐々にブロックが大きくなるドミノのように、力んだまま固まっていた両脚に、腰に、両手に、びくんと小さな波たちが伝わっていく。
 広く、大きく伝わっていったその先に、次第に細く細く収束し、小指の端にまで、あるいは筋繊維の通っていないであろう澄んだブラウンの髪にまで、びくんと小さい波たちが伝わり揺れる。
 体の節々まで広がった快楽の波は、行き止まりで弾き戻されて、元来た道を辿り、一点に戻っていく。
#1: 名無しの納豆 2020-06-08 23:09:27 

 全身の神経が波に呼応して起き動き、全身の性感が鋭くなっていった。ふいに内股を二本の指がつぅと走って、反射的に姫子がピアノの右端を弾いたような声を上げ股を閉じる。

「姫子。言わんと伝わらん」
「も、う……っぁ……んう˝……ン˝!」

 ともすれば煽りからかっているようにも受け取られかねない哩の言動だが、今の姫子にはそんな些末なことを気にする余裕などない。

 返事がないことへの厳格な部特有の体育会系的措置なのか、あるいは限界と見ての慈愛からか。哩がコンマ数秒だけ目を瞑り、機器を右手に持ち替えながら、スポールバンドの上に持っていく。
 ポルチオを責めると同時に、バンドの小さな針を押してちくりと刺激することで姫子の意識を強く一点に集中させる狙いだった。そして……強く握りしめていたその側面の小さなバーを勢いよく振り切る。

 瞬間、ゔゔという鈍い音が部屋に響き渡る。主に優れた成績を毎年納めている麻雀部のために使用されている学生寮には無論雀卓も設置されており、部屋は全て徹底した防音仕様になっているため、その音が外に漏れることはない。

「ッ˝ンンんウ…………~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっっ˝っ˝ッ˝ッ˝ッーーーーーーーーッ!!!!!!! あアあッッッ˝!!!!」

 白くて、薄くて、吹けば飛んでしまう白鳥の羽根のように、腰が跳ねる。シーツに深い皺を作っていた両手はさらに力み、爪の食い込むベッドがギシギシと軋む。
アイマスクで暗がりの中だった視界はさらに黒く染まっていき、姫子の意識は……ぷつんと切れた。
削除するし
#2: 名無しの納豆 2020-06-08 23:09:57 


 鶴田姫子は思考していた。整理と呼んでも良いだろう。
 絶頂を迎えた感覚はない。意識が飛んだ記憶もない。いや、飛んだのかもしれないけれど、変わらず耳に入ってくる電マの音から察しても行為は変わらず続行されているし、せいぜい二秒といったところか。
 脳に直接流れ込むような快楽も変わらない。ただ、先ほどよりも幾分か肩の力が抜けている気がした。
 シーツを握りしめていた手が離れて、動かす余裕が生まれる。体を動かさないでい続けることは、動かし続けることと同じくらい負担が大きい。自由を得た右腕は、訳もなく目的もなく、撫でるようにベッドを這う。なにか無機質なモノにぶつかり手を止めると、チィンと小さな金属音が粒立つ。

 これまでにないほど、恐ろしく冷静だった。姫子の頭の中で1つの疑問が浮かぶ。

『なぜ、目隠しをしているんだったか』

 光の入らない視界の中に、まるでこの世に暗闇と自分だけが存在しているような感覚に見舞われる。そんな姫子の頭の中で1つの疑問が浮かぶ。

“なぜ、スポールバンドをしているんだろう”

 体がふわりと浮いている感覚を連想した。いや、そのような反重力的な浮遊感というより、宇宙空間にでも放り出されたと言った方が近いか。そして、姫子の頭の中で1つの疑問が浮かぶ。

[なぜ、絶頂を迎えないよう堪えていんだっけ]

 1つ。他に言い様もなく、1つなのだ。そのただ1つの思考が、二つ存在しているというだけ。人格が分離したかのように……。

『たしか朝、目覚めてすぐのことだった。先に起きて横にいた部長から、微笑むようにアイマスクを渡された。どうして夜じゃなく朝なんだろうと思いつつもとりあえず付けたんだったはず。』

“スポールバンドはある種の医療用品だ。うら若き、体を酷使しているわけでもないわたしが使っているのは……。ああ、そうだ。たしか部長が、媚薬軟膏がどうとか言っていた。”

[イッちゃいけないというのは部長からのオーダーだったはず。決して珍しくはない、そういうプレイの一環なんだと思う。我慢、我慢。俗にいう焦らしプレイというもの。オーダーといえば、もう一個あった。]
削除するし
#3: 名無しの納豆 2020-06-08 23:10:29 


『ここはどこだろう。はたしていま、私は自室にいるのか。真っ暗な空間に浮遊しているのではないか、などと抽象的な話ではない。先程手に振れた目覚まし時計はひんやりとした金属らしさを感じさせてきた。私が使っていた目覚まし時計は電子音を鳴らすだけのデジタル製と記憶している。寝起きからそう間を開けずにこの状況を迎えたため、私の記憶は朧気だ。ここは、どこだろう。』

“ちゃんと測ったわけじゃないが、スポールバンドの直径は三センチほどだったはずだ。塗り薬にしてもこんな少量で効果はあるものなのか。もし大した効果がないんだとしたら、いつも以上に感じているこの状況は私の思い込みってことになる。なんだか……恥ずかしくなってきた。”

[声を出しちゃいけない。視覚と触覚に制約をつけてきた部長は、さらにそうとも言ったの。なぜだろう。ここは夜中にアコースティックギターと共に熱唱したとしても苦情一つ来ないような密室だ。深く考えてこなかったけれど、人がいる場所、あるいは人が通るかもしれない場所でこそその手のプレイは真価を発揮するはず。例えば放課後の教室とか、公園の公共トイレとか。聡明な部長の事だ、それが分かっていないはずがない。]

 姫子の中に、自身はプラセボ効果を被っているだけではないかという羞恥の念はたしかにあった。しかしそれとは無関係に、並行して他の二つの思考も鮮明に行われていたのも事実である。

 煩悩の権化ともいえる行為が、全ての煩悩を吹き飛ばすという矛盾。外部からの刺激により極限まで追い込まれた精神が、姫子の複数の思考を余すところなくクリアにしていた。

 例えば……そう、白水哩が制御している振動が徐々に弱まっていくことも、姫子は最初の瞬間から気付いていた。
削除するし
#4: 名無しの納豆 2020-06-08 23:10:52 

「ぶちょー?」

 片目だけをアイマスクから覗かせて、猫なで声の疑問符を飛ばす。

「その反応……。やっぱり、“理解った”ようやな」

 目隠しを指示していた後輩が唐突に縛りを解いたというのに、テンパり性はその側面を覗かせない。リンクにより察していたことも一因にあるかもしれないが、理由の大部分は余所にあった。

 日々の研鑽こそが上達の道である。勉学、スポーツ、武術。あるいは他のあらゆるものにおいて共通の事実だ。だが……武術。この武というものにおいては例外がある。
 例えば三日三晩、不眠不休の鍛錬を行ったとき。例えば必敗の瞬間を前に全てが止まったかのような錯覚を覚えたとき。例えば人体の命の重さを、そして軽さを知ったとき。

極限状態というものは、医学に基づいた努力だけでは決して入れない境地へのチケットとなる。脳が安全装置としてかけているセーブが外れるのだ。三割ほどしか使われていない人体が、全てを発揮する。

「リザベーションはたしかに99.9%和了れる能力。それだけに、発動の瞬間は猪突となりがちばい。けれどこれでその欠点もなか。ウチら新道寺は、もっと強くなれる」

全ては、白水哩の思惑通りだった。
削除するし

弘世菫「照、今日は時間停止モノAVを撮ろう」

 なまえ:名無しの雀士だし2020-05-01 22:33:00 

照「いいよ」
菫「本当か!?」

一体どんな風のふき回しなのだろう
あの照が文句の1つも言わずに賛成してくれるとは
きっと照も期待してるんだな♡
機材をさっさと用意しなくちゃな♡

照「じゃあ私が時間止める役ね」
菫「いいぞ」

照から責めてくれるなんて明日は雨でも降るのだろうか
毎晩寝てる照に『私は菫のことが大好きな淫乱マゾメスです♡』とプラセボ吹き込んでいたのが効いたのかもしれない
高なる興奮を精一杯隠しながらカメラのスイッチを押す

照「じゃあ【時間停止】」

……

…………

パラリ、と紙をめくる音
照は読書を始めてしまった

菫「おい、て
照「時間止めてるんだから話しちゃダメだし動くのなんて以ての外だよ」
菫「」



昨日は散々……でもなかった
読書をする照は大変美味しかったと言える
今日は凛々しく大人びたあの照の顔をたくさん気持ちよくさせてあげて快楽に蕩けたメス顔にしてしっかり視姦したい所存だ

菫「照、今日も時間停止モノAVを撮ろう」
照「いいよ。私が
菫「今日は私が時間を止める役だな」

無表情がムスッとした表情に変わっていく
イヤイヤと首を振る照をお菓子でなだめ私もやらないと平等でないと訴えるのはもはや恒例行事と言ってもいい
照が折れてカメラを準備するのもわかりきった結末だった

照「あんまりねちっこいのは辞めてよ」
菫「わかったわかった」
ハァ、とため息をつく姿を見せられると却ってねちっこく攻めたくなる人の性を照は知らないのだろうか
菫「照こそ昨日言ってたことを守るんだぞ」
照「昨日?」
人に散々指摘しておいて忘れたとは言わせない
菫「声を漏らすのもだめだし動いたら撮り直しだからな」
#1: 名無しの雀士だし 2020-05-01 22:34:20 

菫は馬鹿なのだろうか、馬鹿なのだろう
時間停止モノなんてなんでそんな変なマニアックな分野に手を出すのか
頭の中がセックスしたいで埋まっているに決まってる
人の体を毎晩毎晩散々弄んでため息の1つも出るというもの
禁欲生活でもしたら……やめておこう
それはそれで解禁後に私の理性が3日はトバされる
…………なんで想像しただけでゾクゾクしたんだろ
うぅ……咲ぃ……お姉ちゃんは汚されちゃったよぉ……

いつの間にやらカメラがいくつも用意されている
顔の近くにどれだけ用意したのだろう
お金を無駄遣いしすぎでは?

菫「声を漏らすのもだめだし動いたら撮り直しだからな」

はいはい
どうせ無理だろうけど
上手く編集する技術の方が大事なんじゃないの?

菫「【時間停止】」

始まった……
サワサワと服の上から体全体を撫で回してくる
ねちっこいのは辞めてと伝えたのにこの年中発情大型犬は人の頭というものがないのだろうか
お腹のラインにそってソフトタッチされると変な気分になる
嫌というわけではないけど、なんだか背筋がゾワゾワするような

照(んっ、ふぅッ、ぅっ♡)
菫の手は止まらない
下着だけ脱がされこの始末
胸とかも周りをサワサワ撫でられて、スイッチ入れられる一、二歩手前の感覚
痴漢プレイとかさせられたときもこんな手付きだった
この変態
動くなって言われたから我慢するけど、こんなの、辛い♡
体くねらせて気を紛らわせたい
逃げて何もなかったことにしたい
菫にイきたいですアピールしたい♡
菫「時間止まっているのにまるで感じているみたいだな」
うるさいうるさいっ♡
普段なら抵抗してるから!
これは時間停止してるから仕方がないだけ♡
あ、乳首の周り、クルクルきたぁ♡♡
弄って、弄って♡
菫「仕方ないな」
仕方ないじゃないでしょ
菫に付き合ってあげてるだけ……乳首きたっ♡♡あっ♡カリカリしゅきッ♡♡んーッ♡クリクリだめッ♡それ弱いからッ♡
イクッ♡♡乳首でッ♡♡あッ♡♡イくッ♡♡!
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2020-05-01 22:34:59 

菫「【時間停止解除】」
体の緊張が解け菫にもたれかかる
菫「照?どうしたんだ?」
白々しいにも程がある
大根役者に向いてると思うよ
チラリと見るとニヤニヤと親切の欠片もなさそうな笑顔
菫「疲れたのか?ほら」
椅子に座らせられると
菫「【時間停止】」
そんな…………♡


菫「さっきは乳首でイっちゃったな」
耳元で話さないで
菫「まだぷっくりしてて可愛いなぁ」
つついて遊んでるのかと思いきや乳輪ごとつままれ声を漏らしたくなる
菫「時間止まっているから……」
――このまま寸止めもできるんだよなぁ――
そんなこと囁かれるとゾクゾクするから言わないでっ…♡
さっきの続きで乳首カリカリされる
スカートも脱がされ所謂裸ワイシャツ
菫が興奮してるのは言うまでもないけどこの格好も要因の1つに違いない
弄ってよ〜と主張する陰核を摘まれると
照「〜〜〜ッ♡♡」
多分腰が浮いた
いや、認めない
気持ちよくなんて、ないから

膣に指が侵入する
ゾクゾクゾクッ♡♡!
大丈夫、我慢、できる♡♡
大丈夫、大丈夫♡

菫「我慢できて偉いぞ」
一応撮影してる意識はあるのか小声でそんなことを伝えてくるけどなんの慰めにもならない
菫「偉いからご褒美だ」
えっ

照「ーーーーッ♡♡♡!!」

これまでずっと菫に弱いところを探され、開発された私の体は菫の方がずっと熟知してる
ご褒美にそんなところをクニュクニュ弄られて我慢できるわけがない♡♡
無理♡絶対無理ッ♡♡
仰け反るのを必死で堪えて、堪えて
素直な体は潮を吹きちらかした
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2020-05-01 22:35:21 

菫「よっ、と」
床にうつ伏せで寝かせられる
椅子がビショビショだからなのかもしれないけど多分、次は、なんとなくわかる
菫「時間停止してるからバレずにこんなことできるなー」
なんたる棒読み
下半身だけでなく声まで棒なの?
気持ちいい余韻が残っててうまく考えられない
普段はもっとイかせられてるからもどかしい
でも、くるんでしょ?菫?
菫「カメラ用意してるから照の大好きな寝バックしてあげるからな」
きたっ♡きたきたっ♡♡
ダメ、期待でゾクゾクするッ♡♡
菫にすっかり開発されて、好きにさせられて、堕とされたやつ♡♡

菫が覆いかぶさる

抑えつけられた♡
もう逃げられない♡時間停止とか関係ないッ♡♡
菫にイかされるだけの存在になっちゃうッ♡♡♡
ズブり、と菫のが入ってくる

照「――お゛ッ♡」

思わず声が出てしまう
でも、無理♡耐えられない♡♡

照「ま゛、まって」
菫「待つわけないだろ」
照「うぁ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡あぁッ♡♡♡!」

パンパンと音が響く度に逃げられないことを感じ
突き上げられる度に何も考えられなくなれ
頭を真っ白にされる

照「イぐッ♡♡イく、イぐっ♡♡!」
菫「イけッ♡♡存分にイっていいぞ♡♡!」
照「あーーッ♡♡!!………くる、また、クるッ♡♡!」

開発されたポルチオのせいで連続イキが止まらない
止められない
歯止めがかからない
時間停止とか関係なく、ただのセックス
いつもみたいに菫に屈服させられる、それだけ
チャンピオンでもお姉ちゃんでもなく、菫のメス犬にさせられる♡♡♡
あぁッまたッ♡♡イ゛ぐッ♡♡♡!!!!

菫「はーっ……はーっ……」
照「………………♡♡♡♡」
菫「声、出してたよな」
照「ん…………♡」
菫「撮り直し、だな」
照「ひゃい♡」
削除するし

リレー小説用です

 なまえ:わかどりにこみ(ほんとうに)2019-08-18 22:41:18 

リレー小説用スレッドです。
当面は匿名な事を活かし執筆時の相談や、投稿報告とか
なんかそんな感じでご活用下さい!

次回あるならココで「盛り込みたい設定」とか募ってからにしたい
#1: ぷちどろっぷ(にせもの) 2019-08-18 22:47:10 

①「終わり」にするかは最終ランナーが自由に決められる(ただし3人目以降?)
②この掲示板で気が向いた人が「私次書く!」と宣言して執筆開始、書き終わったら投稿。
こんな感じかにゃー。匿名投稿できるなら割と簡単よな。
削除するし
#2: わかどりにこみ(ほんとうに) 2019-08-21 23:02:28 

早速次回開催したい!の欲が高まっておるので、やらへん??
ので募りたいやつ募らせて。

●方向性募り
例えば「ガールミーツガール!」「バトルモノ!」だとか
「ヒロインはロリ巨乳隠れ強キャラ!」、「もうひとりはアジア系ハーフ!」
「強キャラで普段はぼんやりさん!」、「ピンク髪×茶髪!」
といったような、
キャラクターの性格でもヨシ、見た目でもヨシ、作品の方向性でもヨシの欲望を
本文につめてコチラのスレッドに投稿してください。

・矛盾が生まれそうな場合は若鶏がダイスで決定するとか、そんな感じにします。
ので他の投稿のことを考えずお気軽に。

・方向性募集は参加者予定のない方が行っても良いんじゃない?とか思ってます。
参加予定の方が自分のフィールドをガッツリ記してももちろん良いです。

・締めは今週金曜日までくらい?早い?来週でもいいか…

●その他、提案、相談などなども、ひとまずコチラのスレに書き記していただけると嬉しいです。
削除するし
#3: ところで名前を入れろよってかなり威圧的に思えますよね だし 2019-08-22 00:05:29 

ここまでで私の番おーわり!って時は次どうぞとか最後に書いてて欲しさありますね。
どこまで書くか分かんないので続けようにもこれ書いていいの!?とかあったらダメですので。
あとは、一人一回までにしますかね?それとも何回か別の位置で参加しても?
文章の長さはどれくらいで?5000字くらいまでとか??
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2019-08-22 07:29:08 

方向性:
あまたの冒険者が集うダンジョン、だがしかし踏破した者はなく、
今日も冒険者達はその命を乱雑に散らしていく。

時には名声を求め、あるいは単純に金を求め、みな等しく消えていく。
これはそんな、劣悪な環境で生きる少女達が、
なけなしの愛を持ち寄って慰めあう物語。
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2019-08-22 13:44:33 

エロトラップダンジョン?
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2019-08-22 17:59:14 

>>3
この掲示板で直接書くなら「続き書きます!」って言った後
結果を投稿すればいいと思うけども。
上限1000文字だから実際には別のストレージも使う事になりますかね。
その場合はこのスレッドで「書きます!」と宣言し、
ファイルの末尾に「次の人どうぞ」とか書いておいて
スレの方に「書きました!」って
宣言したらいいと思います。

元の人口が少ない事から、参加する人が結構固定化しそうですよね。
なので1人何回でも参加してもいいんじゃないかなぁ。
上限はやっぱり5000文字くらい?それ以上書きたい人は
「IF」って感じで単品の作品にした方がよさそう。
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2019-08-22 18:00:58 

「ピンク髪×茶髪!」
↑露骨にさきのど感を要求してくる……

じゃあ私は根っこは淫乱だけど自分では気づいてない清楚なロリ巨乳を推します。
削除するし
#8: 名無しの雀士だし 2019-08-22 19:42:07 

ロリ巨乳が良いなと思ったら既に前に出ていた
最高かな
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2019-08-22 21:40:00 

じゃあもう一人は割とクール系の巨乳で。
削除するし
#10: わかどり 2019-08-26 00:38:16 

画像できたよ~
エスタンとピュリルちゃんをよろしくお願い致します。


ついでに執筆の流れ+今出ているルールのまとめ

○いける!!と思った方
 一応コチラのスレッドで「いきます」と宣言し、
 初回は新しくスレッド建てて頂いてスタート。

○執筆!!!!!!
 大体5000字くらいを目安に(あくまで目安です。)

 投稿形式はいつものとこ
( https://oss-server.kedamahouse.com/nextcloud/index.php/s/85N7PHmqkB2PZHF/download)
 にtxtをアップロードしてリンクを貼る

 ……のが面倒な方は
 数レスに分けて直接本文投稿でも可!
 という感じでどうでしょうか。

○仕上がりました
 「バトンタッチお願いします」なり「おわりです」と
 『名前欄』か『本文末』+『こちらの相談用スレッド』に宣言下さい。

(とりあえず二重にしていただけると確実です)

○続きいける!!!!と思った方
 コチラのスレッドで「いきます」と『執筆予約宣言』していただいて、
 執筆スタート!

●1人何回でも参加可能にします。とりあえず今回は。
 自分が書いたところは絶対に覚えておいてくれよな!
 不安な人は今回用の固定ハンドルを名前欄に入れましょう。

●「おわり」は最終ランナーさんが自由に決定できます。
 ただし、3リレー以降としたいです。

●執筆関係の相談とかはコッチのスレッドでやっちゃって♡

●レーティング
 Pawoo.net程度。
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2019-08-26 12:12:16 

まだしっかり読んでないけど、ぷちストレージの場所は
https://oss-server.kedamahouse.com/nextcloud/index.php/s/85N7PHmqkB2PZHF
でお願いしますし。
煮さんの指定したURLだと
共有サーバの全ファイルダウンロードzipを落としちゃうと思う。
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2019-08-26 12:16:28 

掲示板の不具合でアップロードで来てなかった「キャラ設定by煮さん」
貼っときますね。

>煮さん
もっと解像度いい奴がいいー!みたいなのあったら貼り直して
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2019-08-26 12:22:17 

後一応ぷちストレージにここまでの設定と
設定画像を格納しておきました。

・リレー小説第02回.txt
・リレー小説第二回02回.png

スレッドで直接書くタイプじゃない人は
こっち使うと設定も一緒に見直せて便利です。
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2019-08-30 13:20:02 

トップバッター行きます、後でスレッドも立てておきます
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2019-08-30 15:54:53 

トップバッター終わりました
「リレー小説第02回.txt」で
下の場所に保存しておきましたので次の方どうぞ
https://oss-server.kedamahouse.com/nextcloud/index.php/s/85N7PHmqkB2PZHF
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2020-03-15 23:49:33 

今更ですけど設定逃したくないので書きますがんばります!
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2020-03-16 00:10:49 

おおお……ついに後続が。がんばぇー
削除するし
#20: 名無しの雀士だし 2020-04-15 16:54:41 

二番手書き終わりました!!
同ファイルを更新してありますでの確認のほどよろしくお願いします!!
削除するし

ノクターンの感想に対するコメントだよ。

 なまえ:看守だよ。2019-11-16 07:13:22 

感想ありがとうございます!
毎回怪文書がめっちゃ執筆の励みになってます……
けど義務じゃないから無理しなくていいからね……
でもありがとう……

んでもってまさに今回悩んだところだったので
ちょっと吐き出させてください!
(この辺りは『女性ホルモンの恐怖』として
 ノクのコラムにも載せよう)

今回のお話については、正直書くべきか迷ったんですよね……
書いた理由は以下です。

これはぷちの周囲やネットのブログ日記などによる
少ないサンプルに過ぎないのですが。
(確固たる信念のある性同一性障害の方でない場合)
女の子っぽくなりたいとかおもちが欲しいって理由で
女性ホルモン剤投与し始めた人は、ほぼ100%の確率で
『怖くなって途中で投与をやめます』。

胸が痛くなりしこりができた時点で
『このまま続けたら取り返しがつかなくなる』と
恐怖に襲われるそうです。
『やめて、再開して、やめて……』のループを
繰り返してる人も結構いますね。

これは単純に『後戻りできない恐怖』もあるでしょうが、
『女性ホルモン優位による情緒不安定化』も大きいのだと思います。
というのも、女性ホルモンが優位になるって事は
男性ホルモンが抑制されるんですよね。
男性ホルモンは「やる気・精神の安定化」の効果があるので、
これが抑制されると鬱病になったり情緒不安定になります。
(鬱病の人に筋トレしろっていうのはこれが理由)

つまり『情緒不安定な時に』『後戻りできない恐怖』を
突きつけられて一気に怖くなってやめちゃうみたいです。

特に佑樹の場合、別に女性化を望んでいたわけではありませんし、
『将来的には女の子にされるんだろなー』くらいのふわふわ感でした。
具体的な知識を持たず、性自認が崩れる程の情緒不安定な状態で、
覚悟もなしにいきなりこの恐怖をどーんと食らったわけで、
むしろ爆発するのが当然かなと思ってます。
これまで漠然と目を背けてた『女の子化』問題のツケを
一気に払ったという感じですね。
#1: 名無しの雀士だし 2019-11-16 07:14:30 

というわけで今回のは『必須の描写』だとは思っているのですが。
「女ホル経験者が周りに居ないとわからない」
感覚だとも思います。客観的な目線で見れば、
まんま蒼汰君と同じ思いを抱くんじゃないかと。
『いやそんな怖がる事か? てか女性化させるって言ってただろ』と。

後はこう、『リアリティーはあるけど望まれない展開』でもありますね……
例えば『私貴方の事が大好き、貴方の子どもが欲しいです!』
って一度言っちゃったヒロインが、いざセックスになったら
『ごめん、やっぱり怖くなってきたやめて』って言ってるようなもので。
『いやリアルだけど展開として微妙だよね?』ってなる奴です。

なのでいっそ『この恐怖自体メスイキの時に払拭しちゃった』
展開にしようか迷ったのですが、
『リアル性転換でここ削るのはちょっとないな』
と思い、悩みつつも入れました。
----
なお、蒼汰はこの問題について容易に解決する手段をすでに持っていますが、
彼がそれを選ぶ事はないと思います。
仰る通り短絡的な解決方法は『催眠』で、
蒼汰は調教初期にそれを使っており、容易にそこに辿り着くでしょう。
ただ、彼はこの調教初期に催眠を使って奴隷人格を植え付けた事を
失敗だと捉えており、『佑樹の人間性を維持するためには、
この恐怖は受け入れなければならない』と本質的に理解しています。
その結果『恋人としてサンドバッグになる』選択を取りました。

まあでもそれも結局はこれも洗脳ですよね。
恐怖を感じた時に愛を注ぐ事で、
『怖いけど恋人のためなら受け入れます!』という思考に変わるだけなので、
(痛いけど彼のためなら処女喪失の痛みに耐える的な)一般的な思考というだけです。

---
本来『ズル』を許さない蒼汰がそれを許容した件について。
書いといて言うのもなんですが、個人的にこの蒼汰は『大人過ぎる』と思います。
理詰めの人間が『正論を捨てて愛する人が喜ぶ道を選ぶ』という
選択を取れるようになるのって、相当な人生経験が必要なんじゃないかな……
高校1年生で至れる境地じゃないと思います、化け物か。
……まぁ蒼汰はあらゆる意味で天才であり、
『佑樹にとって理想のご主人様』なので意図的な描写ではあるのですが。
そりゃ佑樹もべたべた甘えちゃうよ……と。
削除するし
#2: にゃにゃしの雀士だし 2019-11-16 12:50:39 

感想は、書きたいときと書きやすいときにだけ書いてるので大丈夫です。ご心配なく。
男性ホルモンの精神安定化はちょっと知識なかったですね。へぇ、そうなるんですか。
筋トレしろってそういう意味だったのか。単に間違った知識を押し付けてるだけなのかと思っていた。
ツケ、そうですね。なるほど。自分の中で結構納得いきました。(小説自体でも納得はしていましたがより腑に落ちたという感じです)
確かに佑樹に少しずつでも知識を入れていけられればここまでにはならなかったでしょうが、言ったら言ったで面倒事が増える可能性も出てくるのでやはり蒼汰としてはこう選択するのがベストだったのかもですか。
この話は避けては通れない道だったように思いますし、書かなかったら書かなかったでこれまでせっかく濃い味が続いてきたのがちょっと薄まる気がしますね。個人的にはこっちのルートの方が好きです。
いやしかし、ほんと蒼汰恐ろしいな……。あまりにも、あまりにも冷静というか、どこまで考えて行動してるんだコイツは。という感じがすごい。怖いよぉ……。(褒めてます)
結構な頻度で蒼汰が高1であることを忘れます。思考能力ずば抜けすぎてる。つよい。でもなぁーーそんな男が佑樹をめちゃくちゃに愛してるのがすげぇ好きなんだよなぁーーー。
よき!
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2019-11-16 20:19:29 

腑に落ちたようでなによりですし!
今回のお話を書くうえで、佑樹がこうなった理由ってのは
それなりの理論的な説明ができるようにはなっているのですが、
今回の話は佑樹視点では割と意味わかんにゃい、みたいなお話なので
その辺の説明入れるが難しいんですよねー
まぁ女の子的感情わかれ!って感じでもあります。
この話を入れない方向もあったのですがこれ入れないと
なんとなーくメスイキ繰り返してなんとなーく甘くなって行っちゃうので
結果的には蒼汰の『恋人』としての成長も含めて必須の回だったのかなと思います。

蒼汰の判断力とかがズバ抜けてるのは、彼が先天的な天才という事もあるのですが、
ずっと佑樹を見続けている&佑樹一筋という事も大きいですね。
実は佑樹が本気になれば蒼汰は絶対に勝てません。実際自殺未遂をほのめかした時もそうですが、
佑樹が感情を爆発させたら蒼汰は必ず折れます、惚れた弱みって奴です。
この辺は保育園時代から長く続く彼なり思いもあるのでそのうちどっかで挟みたい……
(怪文書の乱造になるのでキリのいいところで切ってくださいし)
削除するし
#4: 24話の感想にも再利用するよ 2019-11-30 19:42:48 

というわけで24話の感想文に対する感想文です。
いやー実は今回の作品、今のところ私も一番好きだったりします。
まずは蒼汰の気持ち悪さ!しれっと下着を店舗で買ってきてるところといい、
妙に女性下着に関する知識が深かったりするところとか。
冷静に愛に狂ってる感じが自分でも好きです。

「責任取ってくれるの?」で大喜びで勃起しちゃうのも気持ち悪い可愛い。
何気に蒼汰、佑樹に頼られるの大好きなので、依存されると悦びます。
今後二人が共依存になったとしたら間違いなくこいつのせいですね。
案外純情なんですよ蒼汰、恋人として接する時は、
本当に壊れ物のように佑樹を扱います。卑怯。そりゃ佑樹も分裂するよ……

胸については案外AAとかでも揺れたりします。外野からはわからないかもですが
本人は確実に引っ張られる感触を覚えるんですね。現時点の佑樹はB寄りのAくらいだと思います。
Aでも寄せれば谷間はできます、男子としては取り返しがつかないレベル。

キスについては、いつか真面目に書きたいと思ってたアレだったり。
セックスの前菜ではなく甘やかすための本番なのでねちっこく。
割とキス好きなので本当はいつもこのくらいねちっこく書きたい……

そしてついに素直に甘え出す佑樹。前爆発した時も片鱗はありましたが、
ここからは急に甘えんぼになりますね……吹っ切れちゃったんでしょう。
エロシーンでの蒼汰気持ち悪いは正直考えてなかったのですが
ちょいちょいこういう事言いますねこの男、頑なにゴムしないところといい……

メスイキの描写はようやく書きたいのが書けました。
他の作品見てても思うんですけど、メスイキしてる子って受け取る刺激が激し過ぎて、
感じてはいるんでしょうけど本人がちっとも楽しんでなさそうな気がします。
ゆっくりと甘えながら優しくメスイキさせられたら一気に堕ちると思うので
ぜひ全国のご主人様は実践してみて欲しい……

根っこが丁寧語じゃないのもようやくお話として出せました……
実は調教音声のせいで刷り込まれてたというアレです。
本当に堕ちちゃうとつい素の女の子でしゃべっちゃって
丁寧語もできなくなっちゃうんだけど、でも頑張って
丁寧語にしようとする辺りがとても可愛いと思います。
この癖は当分イク度に続く事になりますね……



削除するし
#5: ୡ( °ᵕ° )೨:幕間6の感想に対するコメントだよ。 2020-01-22 12:37:08 

デート回なんか人気でしたね、
皆そんなに平穏な愛に飢えているのか……
そうなんですよ、これ蒼汰も3時間前から来て
ウッキウキで待ってるんですよ可愛いか。

蒼汰は結構乙女思考と言うか、愛情が深まる事を期待しているので、
バカップル発言もある種の暗示ではありますね。
彼的には『お前の愛情はもう周りが引くレベルだ』と刷り込みたい。
でも蒼汰的にはまだ全然足りないと思っているでしょう。

ちなみに蒼汰はかなり家庭的です。
まあその根源は「佑樹にできない事をする(サポート)なので
結局は「好きな物:佑樹」ではありますが。
改善とか向上が好きなので、
日々の家事自体も楽しんでやってるみたいです。
なおクッキーは食べましたがラッピングは永久保存してます。

シフト確認はしれっと普通に聞きましたね。
『またご指導賜りたい、いつお店にいらっしゃるのか』
みたいな感じで。実際はこういうデートの機会に彼女がいると、
悠希がMTFだとバレてしまうので事前に探っておきました。

んでご入店。実際下着ショップで男性が
威風堂々としてたらかなり浮きますね……
まあ見た目美男美女カップルですから
宣伝にはなったでしょう。
パステルカラーが嫌いと言うか、いわゆる「縞パン」が
自分には似合わないだろうって判断ですね。
美形クールな中性って認識なので。
まあそのうちエロ下着とか普通に履き始めますけど。

ちなみにポイントカードはその後悠希に譲渡されました。
店員さんは会計終わって二人が出て行った後突っ伏しました(笑いで)。

ランジェリーショップの袋については
普通にブランド系の紙袋でもらってますね。
遥あたりは気づいたでしょうが、
流石に蒼汰がいる前ではツッコミをいれなかったようです。
多分この後日常回とかやったら散々ほじくられると思います。

平穏デート回、正直『蒼汰劇場』になっちゃうので
避けてたんですがまた書きたいですね……
削除するし

咲さんが誘拐されるだけの話

 なまえ:納豆2020-01-17 00:33:44 

 合宿でのランニングが麻雀と関係あったのかは今でも疑問だ。けれど自分の体力の無さを痛感してからというもの週に四回、早朝のランニングをするようになった。体育の授業がない火曜と木曜、それに午前練を行うようになった土曜日と休みの日曜日。
 朝早くに家を出ると普段の道も一風変わったものに見える。今日も午前練に間に合わせるべく早めに日課を終わらせようと家を出ると、以前では見なかった閑散とした住宅街を目にすることが出来る。閉まったカーテン、野良猫の集会。夏が近づきながらも未だ顔を見せていない太陽と、ポツポツと明かりのつき始めるお年寄り達の家。ちょっとずつ光を纏っていく町中の交差点で、かごの空になった自転車が目と鼻の先を通って、思わず足を止めた。息を整える。そうして……私の視界に入る光は、突如その場で失われた。



 5分か、10分か。どのくらい経過したかは分からなかった。

「動くな、喋るな、暴れるな。余計な抵抗はするな。乱暴な真似はしたくない、こちらの問いにだけ答えなさい」

 低い声がそう告げる。低くした声、と言ったほうが近いかも。私はすぐに理解する。そっか、これって……。

 イギリスを舞台とする名探偵の小説がある。彼にとってロンドンは庭だ。鬼ごっこをすれば馬車だろうが犯人は逃げられず、かくれんぼをすれば警察が総力をあげても彼を見つけるのは至難の技と言っていい。そんな彼を誘拐するとどうなるか。正確な時間測定と、知り尽くした街の情報による補正。どの地点で誘拐されてどの方向にどんな速度で何秒進んでどこの路地を曲がったか。パンや花の匂いや、道路の鋪装度合いによる車の揺れによる情報補正。それらの情報を垂れ流しながら目的地にたどり着いた犯人は、次の瞬間には居場所を看破される。居場所が分かれば誘拐犯の正体もおおよそ看破されてしまう。

 この近辺は私の庭だ。理屈上、私にだって同じことが出来るはず。道中曲がったのは二回。一回目は現場から100メートルほどでの右折、二回目はもうちょっと長めの左折だったはず。たがら、ええっと……どうすればいんだろう。私、方向音痴だった。
 それはともかく。

「今度はなんの冗談ですか、部長」
「……あら、バレた?」
#1: 納豆 2020-01-17 00:34:23 

 まったく悪びれた様子を感じさせない明るい声が返ってきた。
 当然だ、いくら声色を低くしたところで紋声は同じ。毎日接しているものなら当然わかる。声に限った話じゃない。香りだって、体躯だって、ここへの道中切らした息づかいだって毎日接している部長のそれだ。だいたい、そうでもなければ既にもっと抵抗している。
 顔に被せられた紙袋が取られて、呼吸が楽になる。

「バレた?じゃないですよ。またよく分からないことをして。そのくせ一瞬で看破されてよくそんな恥ずかしげもなく振る舞えますね」

 私はふいと顔を背ける。

「あ、あれぇ……? けっこうおかんむり?」
「これから帰って、汗を流して、朝ご飯を食べて、身支度をして、部活なんです。部長ほどじゃないですけど、私だって暇じゃないんですよ」
「……ごめんなさい」

 謝れば何をしても許されるわけじゃないんだ。今日くらいはそれを分かってもらおうと、私はさらに首を捻って目を瞑る。すると部長はすごすごと言う。

「お詫びってわけじゃないけれど……このあと汗流すことになるでしょ。お風呂、使っていって」
「……」
「なんなら朝食も……と、咲はお父さんの分も作るんだっけ」
「……いえ、今はちょっと出張です」

 部長の顔は見てないけれどさっきまでのおちゃらけたトーンでないのは分かる。なので答えるか迷うも、まあこのくらいはと口を開く。すると部長は嬉しそうに、再び声を色づかせる。

「そうなの? じゃあ折角だし、朝御飯も食べていかない? 服は貸すからそのまま部活に行きましょ」
「えっ」

 早朝ランニングをしてから一風変わって見える普段の光景。それがまさかこんなところでも見えようとは。いや、ランニングによるものと呼ぶには様変わりな過程だったけど。それでも……うん。断る理由もない。
 私は首肯く。

「やった!」

 柄にもない笑顔が部長から溢れる。思わず私もつられてしまう。いけないいけない。今は一応、私は怒っているんだから。
 そう思っていると、今度は部長は一転、普段の諭すような口調で続けてきた。
削除するし
#2: 納豆 2020-01-17 00:34:54 

「それと……さっきのことだけど、何もジョークだけでやった訳じゃないのよ?」
「? さっきのアレがですか」
「そうそう、さっきの奇行。まあちょっとやり過ぎたのは認めるけど、でもちゃんと意味があってやったの」

 言い訳かな。いや……部長は案外テンパり屋で考え無しに動くこともあるし、そういうときは強引に言い纏めたりするけれど言い訳がましい人じゃない。部長が『意味がある』と明言したことには必ず意味がある。だったらこれはちゃんと聞くべきことだ。

「咲、最近よくランニングしてるでしょ?」
「はい。運動不足を感じて。受験時代からあんまり動いてなかったので……」
「とっても殊勝な心がけだと思う。でも時間帯が良くないわ」
「時間、ですか?」
「そう。あなたがよく走ってるとき、まだ真っ暗じゃない。日が暮れてから一人で行動しない、なんて口を酸っぱくして色んなところで言われてるでしょ。しかも人通りは夜以上に少ないわ」

 それは……。私は言い淀む。

「別にランニングをやめろなんて言うつもりはないわ。でも今回、咲があんまり抵抗しなかったからとはいえ私一人でもこのくらいのことは出来てしまった。まして今日はご家族も家を離れてたなら、なおさら通報とかも遅れてた。だからせめて気をつけて。
 暗いときは私でも、家が近いなら須賀くんでもいいから同行するとか。というか先に朝食を食べてからやるとか? 起きてすぐの運動は貧血で倒れかねないし」

 ぐうの音も出ない。何も言い返せない。さっきまでの怒っていた自分を思い浮かべて、顔が熱くなるのを感じる。私は何をさも正論を振りかざすように言っていたんだろう。部長は単に、私の身を心配してくれていただけだというのに。
 ちゃんと言おう。思い改めて、告げるべきことを。

「あの、ご」
「だから咲に身をもって分かってもらうための行動なんだけど、でもやっぱり謝らなくちゃいけないわね。ごめんなさい」

 しかし私の言わんとすることは遮られてしまう。気づけば会話は完全に部長のベース。五分前までならいざ知らず、今となってはどうして部長が謝ることがあるだろう。
削除するし
#3: 納豆 2020-01-17 00:35:51 

「でも許してね、今回のは誘拐のデモンストレーション。咲にちゃんと分かってもらうためには誘拐犯らしく振る舞う必要があるの」

 捲し立てるように部長は言う。やめてほしい。こっちばかり、罪悪感がどんどん積もってしまいそう。
 ……ん?
 そんなことを感じて反省していたというのに、自分でもダメだなぁと思う。これは読書家の悪癖なんだろうか、自分の悪癖なんだろうか。ここは部長の家。部長の拉致は既に済んだことなんだから『振る舞う必要があったの』が正しい日本語ではないかと。そんな些細なことが気になってしまう。

「さっき言っちゃったものね。『喋らないで。余計な真似はしないで。乱暴な真似をすることになる』って。本当にゴメンナサイ」

 いや本当に。なんで部長はそんなに謝るんだろう。というか、どういう意味?

「でもまあ安心して。お風呂はちゃんと貸すから」

-完-
削除するし

1500m走84分23秒のまめ試走

 なまえ:納豆2020-01-12 17:55:47 

 昼休み。特別棟の端にあるトイレの一室で菫は、落ち着きのない手を宙に舞わせていた。

「ま…待ってくれ照! いくらなんでもそんな急にすることも……」
「急じゃないでしょ。今までだって『今回だけ』とか『これで最後だから』とか何回聞かされたことだか」

 今度ばかりは私も引く気はない。いつも菫には助けられてるという思いもあって感覚が麻痺していたけれど、ようやく目が覚めた。人通りの少ない位置とはいえ学校内で行為に至るなんていくらなんでも普通じゃない。毎度、制服や下着が汚れるこちらの身にもなってほしい。洗濯も大変だし、替えの服を持ってくるのだって手間なのだ。

「週三……いや、週二でいい。だからっ!」
「回数の問題じゃない」
「ぐ……」

 一蹴する。それを許すと最初のうちはちゃんと守れても、どうせズルズルと元の堕落生活に戻ってしまうのが目に見えてるし。三大欲求なんて言うけど、実際二大欲求と言うべきだと思う。食欲&睡眠欲と性欲の間には決定的な違いがあるのだから。食や睡眠が満たされない場合は極端に言えば生死に繋がる可能性がある、種としてではなく、単一の生物においてとても重大なことだというのはうなずける。でも仮に菫が学校内でしか行為に至れない特殊な人種だったとしても、性欲なんて一週間やそこら満たされなくても大した問題じゃない。
#1: 名無しの雀士だし 2020-01-12 17:56:25 

「だが、適度な処理は必要だと言うし……我慢による負荷は体に毒とも聞くし……」

 苦虫を噛み潰したような表情を浮かべながら、菫は歯切れの悪い建前を並べる。知らないよ。昼に夜にと毎日毎日、それは適度とは言わないと思うし我慢なんて言うのも菫基準だ。
 と、本当は言いたいんだけど我慢が毒というのは一理ある。私もお菓子についてその辺、菫に大目に見てもらっている。この前だってお菓子パーティーの開催を許してくれたし。これに全く聞く耳を持たなかったら、自分の中で自分との齟齬が起きる。そんな理由で鞭を取り下げる気も必要もないと思うけど、せめて飴を出してあげるくらいの温情の理由にはなる。

「はぁ……。しょうがない、じゃあ一か月。その期間我慢出来たらまた考えよう。でもせいぜい週に一回だけね」
「ッ!! 本当か!?」

 一転、パアっと顔が明るくなる。打てば響く菫には悪いけどもちろん守る気は毛頭ない、これは菫の為の騙眩かしだ。一方的にやめるとだけ言っても厳しいところがあるというのなら、人参くらいは吊るしてあげよう。なに、一か月もあれば菫だって客観性を取り戻すなり今の行為を必要としない生活に慣れるなりしてくれるだろう。少なくとも今よりは。そしたらそのときまた説得すればいい。

「……わかった。照の頼みなら仕方ない、一肌脱ごうじゃないか」

 どちらかというと速やかに服を着てほしいのだけれど。とにかく納得してもらえたようなので、私は襟元を正すと菫を待つことなくトイレの戸に向かう。少しだけ隙間を開けて、人の気配がないことを確認してから教室へと戻っていった。
削除するし
#2: 納豆 2020-01-12 17:57:23 

三日目

 まあ……別にいい。そう来るだろうとは思っていた。いくつか想定していた菫の行動パターンの中では、むしろマシな方だ。だから本当に、いい。
初日の菫は決めたルールにしっかりと従っていた。なんだか機嫌が良くな……いや、この言い方は恣意的で菫に悪い。そう思って、いつも以上に厳格な部長オーラを放っていた感じがした程度にこの時の私は納めた。即行で反故にされる可能性さえ私の頭の中にはあったことを思うと、サイアクを免れたというだけなのに胸の内がスッと澄んでいく気さえした。

 『例のトイレに来てくれ』とメールを受けたのは昨日の昼放課のこと。初日を何事もなく抜けたことで私も気が緩んでいたらしく、前に後ろに人がいる教室で携帯の画面を開いてしまったのは不用意で思わずギョッとしたけどその一瞬以外の私は冷静に、あぁ早かったななどと思いながらトイレに足を運んだ。ヘンなことをしてきたら逆にそれを盾にして、今後一切このトイレには踏み入れないことにしてやろうなんて魂胆もあったし、足取りはけっして重くなかった。結果としては私の魂胆は外れて……ニアミスと言ってもいいかもしれないけれど、菫は「抱かせてくれ。ああ違う、変な意味ではなく。抱擁させてくれという意味であってだな。照成分を補給したいだけなんだ」と言ってきた。断る理由もなく、これがジェネリック品代わりになってくれるならという期待も持ちつつ三分だか四分だか、菫に正面から胴体を貸すオブジェと化した。

 そして今日。同様の頼み事をしてきた、テル成分とかいうよく分からないものの中毒者は、今度は背後から私の肩に頭を乗せている。これだけなら昨日と同じだと言っても差し支えない。しかし初めは私の首周りや宙に留まっていた菫の手は次第に、滑るように私の胸元へと降りていき、何度かボタンに指がかかっては思い出したかのようにピンと離れていく。今、第二ボタンに触れたまま離れない菫の右の親指に向けて、私は釘を刺す。
削除するし
#3: 納豆 2020-01-12 17:58:00 

「わかってるとは思うけど服を脱がそうとか、おかしなことしないでね。そしたら私としても今回の約束は……」
「弁えてるさ」

 どうだか。菫が再三、ボタンから指を離す。
 取りつく島を無くしてやったその両手は今度、私の胴体という道中の二つの丘の頂を越えて、平野と小さな窪みも越えて下へ下へと降りていく。その先にあるのは分岐路だけ。……もしくは。

「すみれ」
「なんだ?」
「弁えてるんだよね。そこより下はレッドゾーンだよ」

 ゆったりと等速運動をしていた菫の手が、私のひと言を受けたところでピタリと止まる。

「なんのことだか分からないが、」

 そう言いながら、今度その右手はさするように周辺を右往左往する。

「私はただ抱擁をしているだけだぞ。それとも、なんだ? 照は、それ以上の何かを想像してしまったのか、んん?」
「なに言ってるの」
「何か、というのは私には分からないが……照の口からそれを言ってくれれば私にもそれが出来るかもしれない」

 右手は変わらず、菫の左手は私の腹をつぅと滑って登ってくる。話が通じないのかな、この獣は……。いやまあ、言いたいことも狙いも分かるけど。押して駄目なら引いてみろ。引いて駄目なら押してみろ。まさに今の菫の右手のように、そんなことを考えているんだろう。甘く見られたものだ。
 双丘の先端に触れんとする手をバチンと弾いて言う。

「お触り厳禁にするよ」
「手厳しいな文字通り」

 菫は手をひらひらと舞わせ、諦めたように降ろす。どうせ私のことを服の上からじわじわと攻め立てて、欲情させたところでこちら求めさせるなりなし崩し的に行為に至るなり、菫の考えそうなことだ。そんな見え透いた魂胆がわからないほど私は間抜けじゃない。もっとも仮に乳房をちょっと攻め立てられたくらいで陥落するなんて、私の二大欲求+αのアルファはどこかの誰かさんと一緒くたにされるような大きさは持ってはいないんだけど。
削除するし
#4: 納豆 2020-01-12 17:59:29 

七日目

 菫のそれは、なんとかの一つ覚えのように次の日も、その次の日も続いた。別に私だって
性欲がないわけじゃない。夜のお供は週休二日状態だし、昼のそれを禁じてもそちらに関して依然変化はないので半分になってなお十代平均より多いかもしれない。それでも体はだいぶ軽くなった。今にして思えば生活に影響を与えていたと言えなくもないが、それでも前々から菫の渇望に応えてついていけていたんだからなおさらだ。

「すみっ……待ッ、もう……イッ…!!」
「ああ、良いぞ…。ッ……!! 私もっ、いっしょ……にっ!」

 ベッドの端に寝そべる私の太ももにまたがるような形で、互いの秘部を合わせながら菫が腰をぎしぎしと動かす。だんだんと早くなる息遣いが聞こえてくる。私もそうなのかな、全身が強張ってシーツがくしゃくしゃになるくらい爪を立てているのはわかる。でも自分の呼吸を聞く余裕はなかった。意識のほとんどが、下半身に込み上げてくるソレに向いていた。全身の筋という筋が、ピンと張る。

「…ア………あ゛ッッッ゛!! ッ~~~ン゛~~ッ˝ッ˝ッ˝!!!!!!」

 私の音にならない声を合図とするかのように、菫の体もピタリと静止する。

「う……くっ……ッ!!」
削除するし
#5: 納豆 2020-01-12 18:00:17 

 包容力のある体躯が、今はうずくまるように私の左脚に覆いかぶさる。自分の内から、外から、ピンと引き伸ばされたゴムのように小刻みな震えが伝わってくる。局所的に色濃く湿っているシーツ跡の広さは、それが私一人分のものではないことをありありと物語っていた。
 その後何分か、くったりと体を伸び切らせて息を整えながら、私は薄ぼんやりと年頃な自分の欲について振り返っていた。やっぱり……菫は親切なんだろう。

 一人の相手としか同衾したことがないので彼女の右中指がはたしてどのくらいの技量なのかは定かではない。でも、二年ほど前まではおおむね性の経験がなくそれで問題もなかった私がハードワークについていけてるのはひとえに、それ以外の面での菫のケアや気遣いのおかげなんだと思う。今だって自分もキツイだろうに、虚ろげに息を荒げる私のお腹を労わるようにさすってくれている。学校でするのは贔屓目に見てもアレだと思う……が、それを差し引いても菫の本質は『親切』だ。それに、これはあまり声を大にしては言えないんだけど……その……。まあなんというか、自分でやるより気持ちいいってのもちょっとある。

「んっ……」

 菫の手を意識してか声が漏れる。ホントに、ちょっとだけ。
削除するし
#6: 納豆 2020-01-12 18:01:07 

二十日目

 アイスが食べたい、特段に美味しいアイスクリーム。そんな感情に支配されたある休みの日。近場のコンビニではなく、学生基準では少し遠出となる専門店を目指して私は自転車にまたがった。
クラスメイトの誰かが、白糸台は田舎なんて軽口を言っていた。土地勘がないためあまり一人での遠出はしないのだけれど、いざ走ってみると改めて白糸台という土地は、確かにあまり栄えているわけではないのかもしれない。もちろん、あくまで東京の中ではという意味で。

 都会にはたくさんあるのだろうと思っていたコンビニやデパートの類は、私の思っていたほどの過度な分布は見せていなかったし、東京は比較的インフラ整備が行き届いていることが多いけどむろん砂利道なんてものもある。白糸台がまさにその一角だ。滑らかなコンクリートから一転、三年目になる自転車の籠がガタガタと音を立てる。
十五分ほど進んだ頃だろうか。勾配の緩い道だった。

「はぁ…………は……ぁ……」

 息があがる。まずい、とてもまずい。この程度の運動で息を乱すなんて、自分の思っている以上に運動不足……!? いくらなんでもそんなはず……。

 それだけじゃなかった。息に続いて、体の火照りを感じる。ズクズクと体が疼く。瞬きの瞬間、フラッシュのように視界が白んで自転車が横にぐらりと揺れた。慌てて両足を地に着ける。ああ……よかった、運動不足ではないらしい。なんて、思ってる場合じゃないな。私は自転車を降りて、直近のコンビニまで歩いて押していく。鍵を掛けるとすぐに、あまり行儀がよろしくないけれど店の前に座り込んでしまう。店内を用もなくフラフラするよりはマシだと思うので許してほしい。

「風邪引いたかな……」
削除するし
#7: 納豆 2020-01-12 18:01:37 

 ぽおっとした意識に対して、一人ごちる。日陰を借りてしばらく休めば回復するんじゃないかと淡い期待をかかえてみるも、一向にその気配は訪れなかった。
仕方ない。この様子ではお目当ての店までたどり着けても復路がどうなるか分からないし敷地を借りた礼もかねて、アイスクリームは大量生産品で良しとしよう。聞きなれた声が聞こえてきたのはそんな妥協を抱いたときだった。

「照? 何してるんだこんなところで」
「……菫」

 その青い長髪に、私の胸はほっと撫で下ろされた。大海に浮き木とはこのことか。私のいたコンビニの駐輪場は大きな道路からは店を挟んで見えづらいのだけれど幸いだ。私は顔だけ上げて、月並みな挨拶を交わすこともせずただただ問い掛けにだけ答える。

「アイス屋さんに行こうとしたんだけど、」
「一人でか?」
「うん」

 そこは割って入るほど重要なのかな。どういうニュアンス? まあいいや。

「途中で体調悪くなっちゃって。……というか菫こそなんでここに?」
「ランニングだよ、日課の。熱中症とかか?」

 ああそういえば。菫を見ると上下に紺色のジャージを纏っている。加えて鍔のついたキャップ。汗ばんだ菫の頬まで合わせて鑑みれば聞かなくても一目瞭然のことなのに、そんなことにも意識が回ってなかったらしい。

「どうなんだろう……。自分でもちょっと分からなくて」
「そうか。頭痛とか寒気とか、症状だけでも言い表せるか。多少抽象的になってもいいから」
「えぇ……っと。寒気とか、そういうのはないかな。どっちかっていうと熱い。あと体がなんか変な感じ」
「変?」
削除するし
#8: 納豆 2020-01-12 18:02:04 

 流石に曖昧すぎたか。菫が首を傾げる。

「ズキズキというか、フワフワというか」
「ふぅむ。全身が? それともどこか」
「わかんない……けど、中心はお腹の辺り、かも」
「じゃあ胃腸風邪か、もしくは……。ん?」

 ロダン作の彫刻のように口元を覆いながら菫は硬直し、かと思うと目線が横に流れた。

「ちなみにここまではどうやって来た」
「? 自転車だけど」
「まあ、それはそうか。徒歩では遠いし、あれは照の自転車だったな」

 オレンジ色の学生用自転車。前に学校に置き忘れたときに菫にお願いして持って帰ってきてもらったことがある。菫は駐輪スペースに寄ると、変わっていない四ケタの番号を打ち込んで再び私の傍らに立つ。

「照、今日はアイスは諦めろ。このまま寮まで一緒に帰ろう」
「……うん。しょうがない」
「自転車には乗れそうか?」
「怪しいかも」
「じゃあ私が押していこう。……その間、もう少し詳しく不調を感じた経緯とか症状とか聞かせてくれ。夜の参考に……」

 座っている間にちょっとは落ち着いたけど、往路での腹から込み上げる気持ちの悪い感覚を思い出すと、またいつふらつくか分からない。歩くには時間を食って面倒だけど、そこは菫に余計な心配をかけるリスクと天秤だ。
二歩先を歩き出した大きな背中を追う。当然顔色は窺えなかったので、止まった言葉が紡がれるのか、それとも意図通りに締められたのか判断しかねた。探るように促してみる。

「よる?」
「夕食のおかずだよ。今日は私が作ろう」

 ああそういうこと。なんでだろう、一瞬別の意味が浮かんでしまった。全然脈絡もないのに。やっぱり……なんだか体調が悪いらしい。
削除するし
#9: 納豆 2020-01-12 18:02:41 

三十一日目

 約束の一か月が経った。例によって昼放課、道中で携帯が震えていたけれど菫からのメールなんて待たずとも用件は分かるのでチャイムの音からそう間も開けないで、お弁当の包みと一緒にトイレに向かう。
 のんびりしたつもりはなかったが、扉を開けるとスリッパが一足すでに減っていた。

「いる?」
「……ああ」

 開いていない個室は一つしかないのだからどこにいるのかは一目瞭然だ。なのでこれは一応の確認。寄ると、かちゃりと音を立てて人の姿も見えないまま戸が開く。私が入ると、すぐに戸は閉まる。瞬間、死角から背中にずんと重みが乗っかってくる。
 思わず喉の内で変な濁音を発してしまう。これが一人での夜道だったら悲鳴の一つでも上げてるところだ。今は上げたところで誰かに届くかも分からない別棟だけど、後ろにいるのが強姦魔じゃないからその心配はない。

「菫、重いんだけど」
「今日は朝練がなかったから待ち遠しくてな。ダメか?」
「別に」

最初のうちは私との約束を搦め手でどうこうしようとしていた菫も、途中からは無駄だと悟ったらしく大人しく抱擁だけでお開きとするようになっていた。なので変な掛け合いも駆け引きも飛ばしてこのままでいい。単刀直入に本題に入る。

「一か月、お疲れ様」
「照もな。最初はどうなるかと思ったが、終わってみればあっという間だった」
「だね」

 落ち着き払った声への相槌も適当に、私は小さく拳を握りしめる。思った通りだ。兵役に出た若者はひと月で人が変わると言うし、夏休みを終えた学生が終業式前とまるで別人なんて話は珍しくもない。ひと月という時間は人の精神を一新するのに充分すぎる。さて、と。

「さてと、」

 ン? 自分の脳内とリンクした音が耳に入る。意識してなかったけど口を割いたかな? 違う、今のは菫の声だ。

「へ……? ひゃっ!!」

 自分でもどこから出たのか分からない声。それに対してさらに驚く。理解が遅れて、自分の乳房への間隔に気付く。
すらりと細く伸びた指の付け根がちょうどふくらみの頂に来る形で右の胸が覆われる。

「すみ……れ」
削除するし
#10: 納豆 2020-01-12 18:03:16 

 だけじゃない。まるでデジャブのように、大きな右手が私の前半身を上から一文字を描いてなぞりながら、下へ、下へと降りていく。予想だにしなかった攻勢に、私の諸手は直立姿勢のようにぶらりと腰の横だった。右手には弁当で左手は菫の腕が絡まっている、はたく手も間に合わない。そう察した私に出来ることは一つしかなかった。

「な、んのつもり!」

 精いっぱいの激しい口調。こんなのが意味を成さないことはわかっているし、場合によっては油にしかならない。それでもなけなしの抵抗はするしかなかった。
 完全に油断した! 思わず目を瞑ってしまう。菫の指先は指紋を残すようにゆっくりと下がり、そして鼠径部へ……。

「……?」

 あ、れ……?
なんの感覚も走らず、恐る恐る目を開く。ブレーキなど壊れていると思った不埒な手は、しかし直前で停止していた。

「なにって、抱きついてるだけだが」

 随分と乾いた声色だった。だけ……? だけだって? 菫の頭が乗って首は上手く回らず、私は横目に菫を睨む。すると見えているのかいないのか、言い訳がましい揚げ足取りが返ってくる。

「照が最初の頃言ってただろう? 『ココより下はレッドゾーン』、それに触れているわけでもなし。ただの抱擁だ」

 “ココ”というタイミングで、強調するかのように菫は設けられたボーダーラインを圧迫する。

「ん……っ」

 体にピリと電気が流れる。この性欲お化け、全然反省してなくない? 完全に誤算……。右手はなおも挑発するようにラインぎりぎりを、砂浜の波のごとく寄せては返り押しては引きを繰り返す。まあいい。こんなときのためにも約束の言い方には気を配っていたんだから。

「それに今日は約束の日じゃないか」
「それはそうだね。ところ……で菫、約そっ……くの内容覚えてる?」
「一か月の休養の後なら週に一・二回程度まで」

 だいぶ違う。レッドゾーンのことはちゃんと覚えているのに、なんで重要なほうはうろ覚えなんだ。

「『一か月我ま…ん出来たらま、た考えよう。せいぜ、イっ…週に一回だけ』。そう、いっ……たの」
「そうだったか? ……ああ思い出した、そんな感じだったな。で、今日はちょうど金曜というわけか」
削除するし
#11: 納豆 2020-01-12 18:03:47 

 ほぉ、なんて感嘆したような息が漏れる。なんて嬉しくない誉れ。

「いや違……ッん、うから」
「? 週に一回なら今日しかないだろ。明日の部活中なんて無理だぞ」
「じゃなクっ……て、私は考えるって…い…ッただけで……」
「……。いやいや照、この床の状態で言っても説得力はないぞ」
「え」

 促されて床に目を向けると、私の真下の溝に小さな水溜まりがあった。なにこれ、前にこのトイレを使った人の……? その線は薄いはず。でもこの校舎は部活動の時間にならないと使う人はほぼいないんだ。じゃあ、これは……つまり?

「胸だけでこんなになるとは、実はよっぽど期待してたのか? まあそんなに恥ずかしがるな」
「……」
「冗談だ、そんな顔するな。いくらなんでも照が、服の上から弄られただけでこんなことになるとは思ってないさ。前に使った人か、じゃなきゃ水道管の不調かなにかだろうよ。それより、一か月ぶりだから……ってわけじゃないんだが私も気合を入れて、実は今日ちょっとした道具を持ってきてみたんだ」

 パッと抱擁が解かれて、私の膝が崩れた。

「…ッ……? …ハァ………ッン……。 ???」

慌てて便座の蓋を抑え、バランスをとる。いつの間にか菫の腕に体重をかけて支えられていたらしいことは分かる。でもなんで急に倒れそうになったか自分で分からなかった。菫は個室隅のカバンに向かったんだろう。咄嗟のことでそちらを見る余裕はなかったけど、ヴヴヴという音がして菫の携帯にメールか何か届いたのが伝わってくる。今のうちに息を整えよう。

「スマン、待たせてしまったな」
「えっ、はやっ……ッッに˝ッ!!!!」

 突如として腰に振動が伝わってくる。ケータイは!? 毛玉を吐く猫のような声が出る。
体の中まで揺れる感覚。背中にいったい何が?? お腹の芯のあたりがジンジンと揺れるような。

「ここのところ照には後ろからのし掛かることが多かったから。電動マッサージ器だ」
「電ど……まっさーじ……?」
「ああ、腰にと思ってな。気持ちいいだろ?」
削除するし
#12: 納豆 2020-01-12 18:04:24 

 気持ちい……い? マッサージなんて生まれてこのかたされた記憶はない。テレビ番組の中で「肩が軽くなった」と言うアナウンサーだの「いたいイタい痛い!」と連呼する芸人だのでしか印象に残ってない。基本的には気持ちいいものだってのはもちろん知ってる……じゃあ、そっか……。私の今感じてるこれは「気持ちいい」なのか。腑に落ちる。
 でもマッサージって寝そべって受けるのが一般的なんじゃ……? 今も実際、立ってるのがやっとだ。便座で体を支えたまま、曲がっていた背筋はピンと伸びて足はカタカタと震えてるのが自分で見える。

「『凝り』ってのはな、筋肉に変なストレスがかかって引き起こされるものだ。筋が張ったままの状態が長時間続くと過度の負荷がかかって凝りやすい。そして全身の筋肉が緩んだ状態なんて体勢は存在しない。だからデスクワークなんかは凝りにはあまりよくないし、寝返りやストレッチが意味を成す」

 菫の突然のご高説は、申し訳ないけど右の耳から左の耳だった。とはいえ俗世に疎い私より菫の方が、マッサージについて詳しいのはなんとなく分かる。じゃあきっと、別に寝そべるだけがマッサージ施術の受け方じゃないんだ。

「広背筋とか腹直筋とか上腕二頭筋とか、筋肉の部位によっていろんな呼び方があるがこれらは何も独立した筋肉じゃない。当然近しい筋は連結しているし、極論全身は繋がっている。一部分だけ揉みほぐしても、近い筋が硬いままではまたすぐに無理な力が加わって凝りやすくなるんだ。だから照、背中はもういい頃合いだろう。次は前身のマッサージに移るぞ」
「ん……。ッ、ひゃうンッッ!!?」

 おへその下に電動マッサージ器なるものが押し当てられる。前もって言ってからのことなので不意を突かれたわけでもないけど、心の準備の問題なのかな……これまた妙に甲高い声が漏れてしまう。
 熱い。体の調子がおかしい。体重を乗せていた右肘がカクンと折れる。連動して、まずいところを抜いたジェンガのように右膝もくにゃりと曲がる。体全体が右に傾いて、

「おおっと」

 菫に支えられる。弓を引いてると体幹が違うらしい、動じた様子もなくマッサージは続けられた。だからって甘えてないで早く立て直さなければ。膝にグッと力を入れる。……あれ?
削除するし
#13: 納豆 2020-01-12 18:04:57 

 頭では入れてる。本当に。なのに自分のイメージする動きと現実がかみ合わない。それどころか、膝の力はますます抜けるばかり。ついには左も崩れて、全身が菫に支えられた状態になる。やっぱり……オカシイ。たまらず声を絞り出す。

「や、やめ……っ」
「んん? なんだ、まだ始めたばかりだぞ」
「そっ、だけど……。ジか……ン˝ッ!」
「時間? あ、しまった。そうだったな」

 私の体はゆっくりと地面に降ろされて、菫はスマホの時計を確認した。下腹部の振動が止まって、そこで初めて自分の乱れきった肩での息遣いに気付き改めて整える。マッサージ器の揺れはなくなったけど、体は丘酔いのようにふらふらと揺れている感覚が消えない。特に、体の芯。

「今から昼食も食べなきゃいけないんだ。ちゃっちゃと件の約束、話をまとめないとな」
「そ、う……。週一。今日は……ハあ……金曜日だから、早く……」
「あの話なら大丈夫だよ、忘れてくれ」
「ふゥ……は……はあ……。……へ…?」

 ポワポワする頭の中。上手く言葉が噛めなかった。あるいは耳が上手く働いてないのかもなんてことも思う。とにかく、見るからに不調な自分の五体を疑って私は聞き直す。

「忘れる……って、何を?」
「だから、学校では週に一回までという話。実はひと月の間に今の生活に慣れてしまってな。無くてもどうにかなりそうではある」
「ああ、うん。そのことね。……待って、ホンキで言ってる?」

 今度ばかりは聞き間違えも起こらない。菫は首を縦に振る。

「それじゃ、ダメだよ。そんな……我慢で菫の成績や部活動に支障をきたしたらマズイし……」
「心配してくれるな、私はそのへん体力と集中力は鍛えてる」

 予想外の反故に動揺する。ウソ……嘘だ、直感で分かる。経験でも分かる。私がお菓子への食欲を無くせないように、あの菫から性への欲が消えるはずない! ……察する、菫は親切だから。人のことをよく見てるから、私に遠慮してるんだ。
だったら……私が菫に言うべきことはこれしかない。そう、これは菫のため。

「菫、お願い。……シて」
「ッ……!」
削除するし
#14: 納豆 2020-01-12 18:06:43 

三十一日目

 至って簡単な話なのだ。動機も方法も照に合わせたというだけ。相手に思惑を悟られないためには、向こうに「相手はこちらの算段に乗っている、もしくは相手の考えはお見通し。全ては自分の思惑通りだ」と思わせておくこと。

学校での情事は始まってしまえば照だって目に見えてノッてくる。だが五・六週間ほど前から、私が話を持ち掛けると照は本を閉じながらも呆れたとでも言いたげに目を細めるようになった。そんな様子から、近いうちに学校でのルーティンを止めようと言い出すのは容易に想定できた。トイレでの自分の痴態を棚に上げて、だ。

 人間社会というのは厄介なもので、法とは別に暗黙のルールというものがある。全人類とまではいかなくても一定範囲のコミュニティ、例えば『日本国』における全員の平均的人格、最大公約数、空気を読むなどと言われる行為。もっともメジャーな表現としては“常識”だろう。なにが厄介かというと、これらのルールは日本国憲法や法律とは異なり誰も守ろうとなどはしていないことだ。全員、意識するでもなく従っている。そのルールの成否を判断することもなく。もちろんこれは社会の渦が円滑に流れるために必要なものだし、私だって人前ではそれなりに礼節は弁えた麻雀部の部長として特に気を張るでもなく生活している。大枠で見ればそうだろう。だが果たして大枠に影響を与えない、より小さなコミュニティ内でも律義にそれを守るのはどうだろう。一種の思考停止ではないだろうか。ここでいう小さなコミュニティとは、例えば「雨が降れば近隣の住宅に無断で入り洗濯物を仕舞う集落」、例えば「罰ゲーム付きで麻雀やトランプなどを行う同好の士」、例えば……トイレの個室にいる二人。
削除するし
#15: 納豆 2020-01-12 18:08:38 

 要するに今回私が目指したものは。そんな“常識”に知らず知らずのうちに縛られてしまい私との校内での性行為を止めようと言い出さざるを得ない照の為。それが半分で、ちなみにもう半分は利他などと誤魔化す気もなく自分の為。

 そのため私は、服を脱ぐことを拒む照を服の上からでも気持ちよくしてやれるように開発することを決めたのだ。ただ単に直球に「ポルチオを開発しよう」などと言っても首を縦に振らないであろうし、意味もなく急に下腹部を揺らすような刺激を与えたらなにか不審には思ってポルチオというものを感付いてしまうかもしれない。なので照に合わせて一芝居打ったりしたわけだが、これはまあ大した話ではないし、時間が経ったらくだらない思い出として笑い話にでもするとしよう。

 かく言う私も初めての経験だ。夜な夜な開発を進めながらも果たして正しく進行させられているのか自信はなかったが……どうにも自転車の縦揺れで不調になったという照の話を仔細に聞いたときは胸を撫で下ろした。そうなれば後は簡単なもの。
 ひと月、道を逸れてしまったが大事無く元に戻せた。さあ今日も始めよう。三大欲求には正直でいないとな。



「脱がすぞ? 服の洗濯は大変だ」

(イベントスチル!!)
削除するし

これからも一緒にいれるよね? これからも一緒にいてよね?

 なまえ:名無しの雀士だし2020-01-11 14:33:32 

猫は自分の死期が近づくと飼い主の前から姿を消すという話を聞いたことがある。まぁこれは実際のところ、体力を回復するために身を隠していたら、そのまま衰弱死してしまったというケースが多発しているというだけの話らしいけれど。
しかし、この猫は本当に消えかねないなということは思わざるを得ない。
眠りから意識だけを覚醒させた私は、二度寝という名の誘惑と相対していた。
外は凍えてしまいそうな程に寒い。どうせ今日は何も予定がないし、このまま寝てしまっても誰にも怒られやしないだろう。
そう思って布団をかぶろうとすると、自分の布団に別のものが入り込んでいるのに気がついた。
目を開ける。ふわふわの髪の毛、あどけない寝顔、可愛らしい唇。甘い匂い。
そこには、猫の姿があった。
普段寝ているソファーではなく、私のところで寝ている。寒かったんだろうか。
こうして見ていると、私と同じかそれ以下の歳のように思えてくる。年齢を教えてくれたことはないために本当のところは分からない。ただ、見た目だけじゃ判断のしようがないというところも、『猫』にそっくりだと思った。
いつの間にか私の家に住み着いてしまった彼女。でも、いつの間にか居なくなってほしくないと思わされてしまった彼女。
これからも、一緒にいれるよね?
……どうか、消えないで。
そっと、布団を猫の肩まで掛けなおした。
#1: 名無しの雀士だし 2020-01-11 14:36:27 

仕事中、嫌なことがないわけもなく。というかこの職業で嫌な思いをしないようになんてできなくて。どうしたって辛いときもある。
帰れる家があるというのはいい。例え、家に残っている人が眠っていたとしても、そこには人間の暖かみが存在するから。

「ただいま」

きっと、家主ちゃんは起きていないだろう。夜中も夜中だから。だけど、私はそう言った。『ただいま』を言ったら帰ってきたって感じがするから。
案の定、返事は返ってこない。でも大丈夫。むしろ起きていた方が心配する。──心配する? 私が誰か他の人を……? すっかりこの生活に慣れてしまっているみたいだ。
適当にシャワーを浴びて、着替えを済ませた。今日はもう寝てしまおう。疲れてしまった。気分もいいとは言えない。
いつものソファーベッドに視線を向ける。けれど、そこは寂しさで埋め尽くされているような気がした。
これじゃあ……眠れないなぁ……。
枕だけを持って、家主ちゃんの部屋に行く。
そっと、音を立てないように扉を開いて忍び込んだ。
スヤスヤと寝息をたてている家主ちゃん。寝相がいいために、布団はほとんどはだけていなかった。
セミダブルベッドを買ってくれていた家主ちゃんの保護者さんには感謝をしなきゃね。
そんなことを考えながら布団の隙間に潜り込む。
あぁ、暖かい。ここにはちゃんと『人間の暖かみ』がある。
ここなら……いい夢が見れそうだ。
幸せの中、私はゆっくりと目を閉じる。
ねぇ、家主ちゃん。これからも一緒にいてよね……?
削除するし

台車試走

 なまえ:台2020-01-07 23:22:50 

「なぁ照、自分の体の状態をよく知ることは大事だとは思わないか?」

「急にどうしたの」

「ほら、この前テレビで人間ドックの特集みたいなのやってて一緒に見ただろ。あれを見てやはり思うところがあってな……ここのところモヤモヤしてたんだ」

……。

まったく菫は……ほんとに心配症なんだから。

人間ドッグの特集を見たと言っても、実際の血液検査やレントゲン検査、胃や食道に内視鏡を入れる検査の様子や、検査から何が分かるかなどの紹介で、決して悪い患者の例を挙げているものではなかった。
自分は健康体だし絶対大丈夫と言うつもりはないが、流石にあれを見て人間ドッグに行こう!とはならない

心配してくれて悪い気はしないけど、ほんとに過保護なんだから……。

「うーん、まぁ気にならないって言ったら嘘になるけど」

しかし、ここで反論をしてしまえばやれお菓子の量を減らせだのやれ適度な運動をしようだのと小言をいわれるのは目に見えている。
ここはスマートに従順になるのが吉と見た。それとなく返事をしておこう。

「そう言ってくれると助かるよ。一緒にやろうな」

「はいはい」

計算通り。

人間ドッグは前日の食事に制限をかけて、睡眠やらにも気を遣わなきゃいけない。もう今はお風呂も済ませた寝るだけの状態。従って明日すぐにというのは無理な話。後で行こうと言われてもお茶を濁してしまえば──

「道具はちょうど通販で今日届いたんだ。じゃあ、今からでいいよな?」

「はいは……はい?」

#1: 名無しの雀士だし 2020-01-07 23:25:17 


「おお……これがカメラか。まずはBluetoothで端末と同期して……。よしできた」

はいはい と雑に返事をした私が悪かったのだろうか。

寝室に移動してから菫が何をしているか分からないが、何かわけの分からないことをこれからさせられるのは間違いない。

「じゃあ説明するぞ照。この筒状のやつが膣に挿れるカメラだ」

「は?」

「それで、今端末と繋いでるんだ。ふふ、すごいぞ……なんとライブ中継ができるんだ」

「……ねぇ、人間ドッグの特集見てて思うところあったんじゃないの?」

「内視鏡という手があったか!と思ってな。レントゲンや超音波検査なら断面図が取れるんだが……流石に専門の機械がいる……残念だ」

私への健康への気遣いと勘違いした十分前の私を折檻してやりたい。いや、まずは目の前の変態を折檻すべきだけども。

ライブ中継ができるんだと嬉しそうに言われてもこっちは全然喜べない。どうしろと言うのか。

「さらにさらに、ライトもつくんだ。ほんとにいい買い物をしたと思わないか?」

困る。

「それじゃあ挿れようか。服を脱いでくれ」

そんな頭のおかしいこと誰がやるものか……と言って聞いてくれたらどんなに楽だろうか。
もう既に菫の鼻息は荒く、下半身は隠す様子もなく、パジャマの柔らかな生地をパンパンに膨らませ、完全に出来上がっている。

もう何を言っても止まらないし、体がバラバラになりそうなくらいめちゃくちゃに犯された後に無理矢理承諾させられるのがオチだ。

諦め半分に私はパジャマのボタンに手をかけた。



「……ぁっ……んぅっ……」

「流石にローションがあるとするする入るな。湯浴で人肌まで温めておいたが、熱くないか?」

「だ……いじょうぶ……っ」

そんな所には気を使えるのになぜこんなことを人にしようと思うんだろうか。
ローションに関しても、これは特殊な配合をしていて普通のローションと違って悪い菌の栄養源にならない優れものなんだよと私への気遣いには違わないけど、どこかずれた解説もしてくれた。エネルギーの無駄遣いもいいところだ。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2020-01-07 23:26:20 

「えーと……明かりを付けて……おお!」

端末にフルスクリーンでピンク色の世界が広がっている。……私は前世でどんな悪行を積んだんだろうか。

「ほぉ〜これが子宮口なのか、何となく奥を突いてて意識はしていたが、いざ見てみると感動するな……。なぁ照、1つ写真でも撮らないか?」

「んっ…っ……勝手に、すれば……!」

感動こそは絶対にしないが、空想だったものを実際に見せられてしまい、カメラのやや細めの筒を少し動かしてるだけなのに、妙に意識して変な声が漏れてしまう。
誤魔化そうと強く言い放った言葉でとんでもないことを了承してしまった気がしてならない。

「よし、じゃあ子宮の上あたりに端末を置いて……」

「?!ス、 スクリーンショットとかじゃないの……?!」

「安心しろ。こっちは画面を撮影してるからいつでも見れる。全く写真だというのに気が利かないやつだな。ほら、ピース、ピース」

「くっ……」


(例の画像)


またやってしまった……。いや、この変態の思考の上を行けというのが無理ではないのか?

ああもう、何回もシャッターを切らないで欲しい。

「どれ、ちょっと下がって膣の様子も見ていこう。ほぉ……ヒダがいっぱいだな……通りで気持ちいいわけだ。これは所謂かずのこ天井かミミズ千匹ってやつか?」

「上下両方見れば分かるか………うん、これは上下にあるから多分ミミズ千匹の方だな。通りで夢中になるくらい気持ちいいわけだ」

「そうだそうだ、Gスポットもこの際見ておくか。……うーん……境界がないから分からないな……指だと奥から辿っていけば段差みたいなのがあって分かるんだが。多分この辺りか?」

「っ……!♡ふっ……くぅ……♡……!」

好奇心はネコを殺すというやつだろうか。菫の探求心のまま膣を好き放題に引っ掻きまわされて身体が反応してしまう。

自分のGスポットの探り方なんて聞きたくもなかったが、熟練者の菫の小突く所はぴたり的中しており、秘部からいやらしい水音が聞こえるまでそう時間はかからなかった。

もう同じ景色で見るところなんてないはずなのにぐちゅ♡ぐちゅ♡としつこく掻き回してくる。身体は火照り初め、カメラの筒を引くと、秘所から愛液が漏れ、その存在を主張するかのようにベットに染みを作った。
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2020-01-07 23:27:18 

「んっ……♡ぅぁっ……」

「動かすと押し出されるようにヒダがいっぱい蠢いて……こんなの気持ちいいに決まってるよなぁ……」

細い棒にきゅぅ…♡と膣全体でまとわりついてゾゾ…と蠕動している。いつもはあの長くて太いのをこうしてるのかと頭で考えてしまう。どうしてもアレを意識してしまう。もうこの細さでは物足りないと身体が熱のくすぶりで訴えてきている。

「っ……だ、ダメだ、我慢できない…!!」

菫のズボンと下着が下ろされ、パンツに引っかかっていた長竿がボロンっと顔を出す。何度も見ても変わらない凶悪なソレはビキビキと音が聞こえそうな程血管が浮き出ており、今にもはち切れそうにパンパンに勃起していた。
カメラの筒とでは比べものにならない、私をぐちゃぐちゃにするソレはもう目の前にあり、私も我慢の限界だった。

「わたしもっ…、…ほし、い…♡」

「……!! お風呂入ってるし、いいよな?な?!ローションもあるし、こっちの穴借りるぞ…!」

「えっ、ちょ、そっちっっ〜〜っ♡♡♡♡!!」

180°体位を変えて四つん這いにさせられ、2秒もたたずにアナルに奥深く挿し込まれる。予想だにしない不意打ちに思わず声にもならない悲鳴をあげてしまう。

もう何度か試されてるそこでも快楽は十二分に脳に送り届けられ、快楽によるゾクゾクとした震えと熱が体の芯から全身に駆け抜けていく。

挿入と同時にケダモノのように覆いかぶさった菫がぐりっ♡ぐりっ♡と奥深く刺すように腰激しくを打ち付けてくる。

「おっ♡、ヒッ♡♡♡ッ、あぁぁあッッ!♡♡」

「おい見ろ照っ♡♡アナルから裏打ちしてお前の膣内でボコッ♡ボコッ♡って動いてるぞ…♡♡」

「やっ……♡言わなくて、いいっひぅ……♡」

いつの間にか端末は四つん這いになってる私の目の前に移動しており、膣内が波打ってる様をリアルタイムで見せられていた。アナルから伝わるピストンの動きだけでなく、視覚でも今むちゃくちゃにされているんだと否が応にも分かされる。
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2020-01-07 23:28:12 

菫のペニスのえぐいカリ首がアナルからポルチオを何度も裏打ちし、突かれるたびに身体が跳ね上がってしまう。すぐにも果てそうなほどの快楽が連続で押し寄せてくる。

「てるっ……!♡てるっ!!!♡♡」

「すみ、すみれっ……♡だ、だめっ…♡いっ……」

「わたしももう……ぅっ……!射精るっ…!♡♡」

「あぁ、ぁぁっっ!♡♡ ぃっ、ぁあぁぁああ!!♡♡♡♡」

どぷっどびゅっ♡♡ぐぴゅっっ♡びゅぉっ……びゅっ…♡♡

私のお尻と菫の腰の隙間がないほどに密着しており、アナルの奥深くに大量の精液が力強く吐き出される。
射精の拍動と同時に私も絶頂を迎え、襲いかかる脱力感と共に余韻に浸っていた。

四つん這いから倒れ込むようにうつ伏せになり、腰の位置が変わるのに伴ってズルッ…♡とペニスがアナルから引き抜かれる。

「んぅっ……♡」

「…………」

「えっ……な、何っ…?!……っっ♡」

菫に体をゴロンと反転させられ、再び覆いかぶさられる。
目線を下の方にやると、あれだけ射精したにも関わらず、もう硬度を取り戻して復活を遂げたペニスが私の下腹部──先程の映像を移したあたりの上周辺にぐりぐりと押し付けられていた。

「さっきからあんなに気持ちよさそうなの見せられて……こっちの方も我慢できるわけがない……照……いいよな?」

カメラの筒がずるっと引き抜かれ、ぬらぬらとした恥丘にペニスを擦りつけられる。
あぁもう、結局めちゃくちゃにされるんならあんなこと受け入れるんじゃなかった……。



削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2020-01-07 23:28:36 

私でした。えぇ、私でしたとも。
削除するし
#6: ・ё・ 2020-01-09 23:35:52 

「台車試走」でもう面白いのズルでしょ…
試走というか爆走というか独走というか暴走というか……。

正直「ライブカメラ」の導入一切予測してなかったのですが
「こんな回りくどい事する?」という感じで芸術点が高い。
導入から宮永照は弘世菫の親切を良い様に使おうとするし、
弘世菫は弘世菫で、言いくるめロール成功させちゃうし……
推しカプ心理戦バトル、私だいすき!毎食食べたい。

ローションを事前に温めてくれたり、しっかり選んでやる弘世菫さんは
間違いなく「宮永照の体の事を自分の事以上に気にしてくれる親切な女」
であるのは疑いようもない事である。
なにを間違えたらこんな悲劇が繰り広げられるのか。
好奇心で飼いネコを殺(イか)すな。

ちょっとエッチな事されてると
次第に目の前のおちんぽの事しか考えられなくなってしまう
マゾキャット宮永照さんはやはり最高ですね。
そりゃ弘世菫もこういう性癖になっちまう。
台車さんのは本当に毎度毎度、こういう描写が本当に可愛い。

からのアナルプレイ。いや~天才。
「膣壁と腸壁の壁の薄さ分からせ」、
挿入されてるのは尻穴なのにも関わらず、
観察対象の子宮口は絶頂時の条件反射で
精液媚びのお口パクパク状態だったりするのでしょう?
最高に絵になるなぁ……。
今後の膣内観察系プレイの定番になって欲しいなぁ……。
膣内観察系プレイ業界、あるの?(無くはないと思う。)

しかしながら。
 >……私は前世でどんな悪行を積んだんだろうか。
これ、コレを引いてしまった台さんの感情でもあるんじゃないだろうか。
よくよく読めば今回のテーマは「気軽に了承すべきでない」という
宮永照の油断であるのも一つあると思うし、
そう思った途端、宮永照の一連の感情に、超迫力を感じてしまった。
怖い…弘世菫……怖い……運……因果……………

お疲れ様でした。
次は……好きなお題で好きなように……やって……良いので……お願いします……。
(でも台さん、こういうムチャクチャなヤツ書いてる…
否、書かされてる時の方が輝きはギラギラとビカビカとしている所はあるな……
いやもちろん、
ラブラブイチャイチャを描いてキラキラしている時の台さんも最高ですが。)
削除するし

看守試走

 なまえ:ୡ( °ᵕ° )೨2020-01-07 15:30:52 

 季節は夏。私こと宮永照は、なぜかマイクロビキニを身に纏い、
弘世家のプライベートビーチで
その貧相なボディを白日の下に晒していた。

「いい天気だな。絶好の海水浴日和だ」

 燦燦と照り輝く太陽を大きな手で遮る菫は、
涼しげな藍色のパレオを纏っている。

菫がパレオを身に纏い、私がビキニを着る理由。
『普通に考えたら逆でしょ』、そう思われるこの組み合わせには、
もちろん深い理由があった。いや深くはない、
不快な理由ではあるけれど。

「しかしいい眺めだ。父に無理を言った甲斐があった」

 そう言いながら目を細める菫のパレオは、
一部分が奇妙に盛り上がっている。
そう。菫は性分化疾患らしく、本来女性には存在しない
男性器を備えているのだ。パレオを選んだのはこのためだけど――
正直意味をなしてない、本当に勘弁してほしい。

「こんな事のために富豪の財力を駆使しないで」

「お前だって痴態を見られるのは嫌だろう?」

「見られて困る様な事をするなって言ってるんだけど」

「それを言ったらそもそも海水浴できないだろう。
 お前のマイクロビキニ姿なんてそれ自体がもう犯罪だ。
 普通のビーチに繰り出したが最後、SNSがお前一色になる」

「褒めてくれてるんだろうけど。
 それ、どう考えても菫の方だから」

 視線をわずかに下ろしてみると、
我ながら凹凸の少ないボディーが視界に入る。
棒アイスがお子様具合に拍車をかける、色気なんて皆無だろう。
思わずため息を一つ零す。だが目の前の猛獣にとっては違うらしい。

「ちょっと、いきなり擦り付けてこないで。
 菫は『待て』もできないの?」

「これまで十分待っただろう?」

 いつの間にか後ろからしがみつかれ、
股の間から『ぴょこん』と肉の塊が挨拶してくる。
せめてアイスを食べ終わる間くらい待てないの?
ジト目で菫を睨みつけるも、
キョトンとした顔を浮かべられただけだった。
#1: 名無しの雀士だし 2020-01-07 15:31:14 


「んぁっ、ちょっと、待って、待ってっ……!」

 菫が容赦なく怒張を擦り上げてくる。
いくらこちらにその気がなくても、
こんなモノで敏感な場所を執拗に擦られれば、
そりゃちょっとくらいは興奮してくる。
やがて体は震え始め、自然と内股になって
菫のアレを締め付けてしまった。

「なんだ、お前も乗り気じゃないか」

「ちがっ、刺激に、耐えられないだけっ……!」

「虚勢を張るな。腰がカクカク動いてるぞ?」

 愕然として視線を向けると、確かに腰は蠢いていた。
躾けられたこの肉体が恨めしい。散々菫と交わった結果、
もうこの身体は快楽を覚えきっている。
『にちゅにちゅ』と卑猥な水音も聞こえてきた。
内ももを濡らすその粘液は、菫のものだけじゃないだろう。

 いいや、どうせここはプライベートビーチ。
菫がそう来ると言うのなら、こっちにだって考えがある。

「……えい」

「うぉっ!? ぐっ、急に締め付けるのは卑怯だろっ……!」

 ねじくれ曲がった菫の事だ。どうせ散々私を感じさせて、
トロトロになった顔を堪能してからゆっくりイクつもりだろう。
そうはさせるか。この際思いっきりしごきまくって、
無残に射精させてやる。せいぜい賢者タイムを満喫するといい。

「えいっ、えいっ、さっさと、んんっ、イッちゃえ」

「くっ、負けるかっ……!」

 二人でがむしゃらに腰を振る。まるで水着は空気を読んだように
中心をずれておしりに食い込み、僅かに秘部を晒していた。
直接敏感な部位をこすられて、徐々に視界が明滅してくる。
足元はふらふらのガクガク、もうほとんど菫のアレで
持ち上げられているような状態だった。

「んっ、やだっ、もっ、イキそうっ……!
 ねえ、菫、イッていいっ!?」

「んんっ、いいぞ! 私も、もう――!」
削除するし
#2: ୡ( °ᵕ° )೨ 2020-01-07 15:31:51 

 結局は同時に昇りつめる。私が背中を弓なりにのけぞらせたのを合図に、
菫が腰をがしりと掴み、ビクビクと肉の棒を痙攣させた。
『びゅるっびゅるるるっ』、白濁した液体が私の目の前で吐き出され、
せっかくの綺麗な砂浜を汚していく。

「はぁっ、はぁっ……」

 荒い息を吐きながら、菫と正面から向き合って抱擁。
絶頂の余韻と多幸感に蕩けながら、その唇を何度も啄む。
やがてクラクラめまいがしてきた。これ熱中症になるんじゃない?

「……ったく。せっかくプライベートビーチまで用意したのに、
 これじゃいつもと変わらないじゃない」

「何を言う。こんな純白の砂浜で、水着姿のお前を汚せるんだ。
 これ以上ないくらい正しい愉しみ方じゃないか」

「私は普通に遊びたいの。どうせ菫は賢者タイムでしょ?
 一人で水に浮かんできていい?」

 とりあえず、火照る身体を鎮めたい。少し視線を遠くに向ければ、
地平線が見えるオーシャンビュー。あの海に飛び込まないなんて嘘だ。
なんて事を考えていたら、菫が『ひらめいた』とばかりに顔を輝かせた。

「そうだ、もう一つやってみたかった事がある。
 一見普通に泳いでいるようでいて、海の中でするとかどうだ?」

「ねえ、なんで菫って名家の娘なのに変態なの?」

 また一つため息の数を更新する。呆れながら睨みつけるも、
ただ菫を悦ばせるに留まった。というか少しは萎えて欲しい、
なんでさっきより元気なの?

「言っておくけど、今日は3回までだからね」

 明らかにいつもより発情している、先に制限を設けておこう。
菫はニヤリと口角を上げ、私の手をそっと握った――。

◆ ◇ ◆

 結局この日、菫は5回も私を貪った。
そして二人して歪な形の日焼け痕をこしらえて、
虎姫のみんなに赤面される事になる。
--
というわけで看守試走でした。案外普通の奴渡ってきて逆に
普通過ぎて書くのに困りましたねひねる必要がなくて。
削除するし
#3: ・ё・ 2020-01-09 23:35:35 

ようやく深夜になったね…
感想書きます。
絵は…ほんと…待って…ごめん…

自らを「貧相」と言ってしまう宮永照ちゃん可哀想…
非常にナチュラルにマイクロビキニを身にまとっている宮永照、
もしかしてもうすでに結構貞操観念が崩壊しているのではないか。
不快と深いで踏んでいる場合でもないんじゃないのか。
(ぴょこんとキョトンだったり、
妙にMCバトルしそうな日本語が多くて楽しいSSですね。)

いや普通野外で突然ドライハンプを仕掛けられて
発情したりはしないんだよなぁ…
もうダメですね、この宮永照ちゃんはもう戻れない位置にいます。
本人は手遅れててもあんまり分かって無さそうな所、スケベですよね。
最後も「三回まで!」つってるのに五回許しちゃうし
よく考えたら原作でもいつも押されると弱すぎるので、
もしかすると宮永照ちゃんには「流されセックス」が一番合うのかもしれない。
スケベだなぁ……

マイクロビキニにちんちん挿入ですから、
ドスケベわけわからんより、
イチャイチャラブラブちょっとエロ♡
みたいなやつが来る絵かな?と思いましたら!
 >なんで菫って名家の娘なのに変態なの?
コレですよ……

 >もうほとんど菫のアレで持ち上げられているような状態だった。
駅弁スタイルぽいの、身長の差額だけでなく、体力の差もないとやれないスタイルで
思わずニッコリしちゃいますよね。
それだけのハンデがあるのに
果敢にムチムチふとももアタックをする宮永照ちゃんの勇士、
弘世菫にはさぞたまらない事でしょう。

しかしながらプレイとしては最後の
「水中プレイ」のが絵的に面白そうであったな……とトリチャンは唸るばかりです。
挿絵先出しのこのテの企画はそういう
「先出し故の発展性上位案」がどんどん生み出されて大変有益ですよね。
これは今回走ってくださった方皆さんそうなのですが、
「絵で出したヤツよりスケベなやつ」を気軽にポンと出してくるのだから
みなさんスケベだなぁ…とトリチャンは感心するばかりです。お疲れ様でした。

 >案外普通の奴渡ってきて逆に普通過ぎて書くのに困りましたね
ライブカメラを……引きたかったの?
構いませんよ、今から挑んでくださっても……(???)
削除するし

若鶏が挿絵を描くから菫照スケベSSください合同件

 なまえ:若鶏にこみです(ほんとうに)2020-01-03 18:18:22 

スレッドタイトル通りです。
「若鶏が挿絵を描くから菫照スケベSSください合同」を立ち上げようと思っているのですが
その前に色々と若鶏なやみだったので、
ここで皆さんにご意見募りたいと思いました次第です。

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◆参加希望者おててあげて~!
お願いします。ハンドルネームちゃんと書いてねっ!フリじゃないよっ!

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◆形式悩んでます。
企画の形式の所です。

①ドスケベ合同にこぷち形式
若鶏が先にラフを描いて
好きな一枚なり二枚を選んでいただくor抽選形式の疑似セパ
(コレやるならweb企画でも面白そう。)

②ヒアリング形式
あらすじだけ作って頂いて、若鶏がラフをお見せ致します。
みなさんの欲望に若鶏が一番寄り添えるスタイル。

③挿絵は出来上がるまで秘密です形式
完成形を若鶏に突然投げて、刷り上がるのをお待ちいただく。

④ほかにも面白そうな事を思いついたらぜひお教えください!

---

◆ファイル形式も悩んでます。
最終的にはjpg貼り付けのスタイルになるかと思うのですが、
お手持ちのテキストエディタで
PDFやjpg変換が可能か、ご確認頂けたら嬉しいです。

「無理やよ……」の方が一人でもいらっしゃったら
いっそtxt形式(テキストファイル)統一でお願いしたいと思ってますが
この辺も妙案ございましたらご教示ください。
#1: 名無しの看守 2020-01-03 19:04:20 

◆参加希望者おててあげて~!
人数によるかなー。煮さんの負担にならないというか合同として寂しい人数なら手を挙げるかも。

◆形式
①ドスケベ合同にこぷち形式 :△
 にこぷちスケベは正直二人だったから楽しめた感あるんですよね。
 人数が増えてくると企画の趣旨がぼやけてきちゃいそう。
②ヒアリング形式 :◎
 それなりに人数揃う小説合同ならこっちの方がいい気がします。
 小説って時点で購入者の敷居が高いのもあり、総合的にクオリティ高くなる方法の方がいいような。
③挿絵は出来上がるまで秘密です形式:〇
 面白企画色出すならこれかな。描くのが煮さんなら外れないでしょうし!

◆ファイル形式も悩んでます。
 これ、人によっては改行や改ページの位置もかなりこだわりたいと思うんですよね。
 私も正直微調整したい派だったり。
 むしろこの辺の文章→画像形式系の調整部分を
 私がやってもいいのでは?とも思います。

削除するし
#2: しもちゃん(っ ' ᵕ ' )/ 2020-01-03 19:26:34 

参加したいですー。
あーでも文字数いきすぎる可能性もあるので、あまりにも人数が多かったなら退く可能性も有り得ますね……。参加したい欲は結構あります。
『形式』
個人的には①または③ですね。②はですねぇ、書いてる途中に気分が変わって軌道を変えることが結構あるので少しだけ難しいかもしれません。(できないことはないです)
これは④というか③の派生になるんですが、とりあえずに先生にほぼ完成系を投げて、どの辺にどういう風な挿絵を入れたいか考えていただいて、それで多少擦り合わせというか、文章側の修正を入れるみたいなのがあってもいいなぁと個人的に思ってはいます。(ただ、執筆スピードに多少影響されるのが難点かなと)
『ファイル形式』
Wordを買うつもりなのでPDFとTXT形式は多分大丈夫かなと思います。
まだ詳しくなれてないのでおまかせになるかもしれません。
削除するし
#3: 名無しの台車 2020-01-03 20:25:29 

〇参加
参加したいです!欲いっぱいです。
(人数が多かったら前の合同で参加できたので、先生の負担によっては引き下がります)

〇形式
どれでもばっちこいみたいなとこありますが……

①だと先生がどんなものを描くかによると思いますね……(当然のように生えてる弘世の採用の有無など)。
白濁ローションマットプレイでも貞操帯でもばっちこい!って人がどんくらいいるかとかにもよりそうな…

結局しもさんと似通っちゃってるんですが、ほぼほぼの完成品を提出して、この辺で挿絵が欲しいみたいな形式があったらよさげ…?とは思いました。

③もすんごく楽しそうです(書いた側で開けてびっくりがあるのは面白そう)。後からイラストが付与されるのすごい嬉しい気がします。

〇ふぁいる
レポートとかでよくあるWordをPDFに変換するのならサクッできます。
jpgはちょっと分からないです……。調べときます
削除するし
#4: ・ё・ 2020-01-03 21:31:05 

みなさんありがとう~~
レスしてきます

>>名も無き看守ちゃん

>にこぷちスケベは正直二人だったから楽しめた感あるんですよね。
  確かににこぷちは「交換」だったのでちょっと雰囲気が違いますね。
  抽選会方式は色々面白そうかなぁ~と思ったのですが
  台さんも少し仰っていましたが
  セパより責任感みたいなものは生まれてしまうから難しそうな気もします。
  …にこぷちスケベって言うと
  看トリスケベブックがこの世にあったみたいでシュールですね。

ファイル形式
>むしろこの辺の文章→画像形式系の調整部分を私がやってもいいのでは?とも思います。
  まじで!?いいの!?ですか!?
  んでも正直なところ、改行どころやページ位置はともかく、
  フォントの統一性なんかを考えると
  テキスト頂く事のメリットも無いわけでもないんですよね。
  「ココでページ切り替えやって♡」等の指示を頂いて~
  というのはもちろん対応致します。
 
---

>>しもちゃん

>(っ ' ᵕ ' )/
 カワイイ挙手ですね。ありがとうございます!

>これは④というか③の派生になるんですが、
>とりあえずに先生にほぼ完成系を投げて、
>どの辺にどういう風な挿絵を入れたいか考えていただいて
  ②で行くとしたら
  「あらすじ貰ってラフをお見せする」の「あらすじ」の「あら」度合いは
  みなさん一人ひとりにお任せしようかな~と思いました。
  各々執筆のスタイルがあるでしょうし。
  (「ほぼ完成形で提出してくださっても、はたまたザックリのプロットでも構いません」という感じ。)

ワード買うつもり!?
そ…そうか…本出すならそうなっちゃいますね…
PDFで頂けたらjpgにバラせるので最高です。
削除するし
#5: ・ё・ 2020-01-03 21:31:29 

>>名もなき台車さん

>白濁ローションマットプレイでも貞操帯でもばっちこい!って人が
>どんくらいいるかとかにもよりそうな…
  わかどりなんだとおもってんの!??!!!
  さすがにその辺は手心を設けるつもりではありますが
  確かに「セパ形式」だと地獄になりそう。
  参加側で交換交渉とかやっても「地獄のゲーム」って感じして
  面白そうじゃないですかね。(デスゲーム開催者富豪意見)
  この①の面白い所は「挿絵」の雰囲気はわかるので
  「こういう話が出てくるのかな?」という予測が立てられて、
  その中で何やるか!を考えるちょっとゲームっぽい所にある気がしてきました。

---

>>看し台共通
参加者数問題
みなさん優しくてありがとう…
でも若鶏の事はあんまり気を使わなくても大丈夫です。
なぜなら刷るのは私なので。締め切りの設定は私にあります。

ページ数も菫照合同くらいのページ数なら…大丈夫でしょう!
パッションが零れそうであっても受け止めたいです。
刷るお金はあるはずです。なぜなら二巻が出るので。

……でもあまり性癖を存じ上げない方かつ、今回の形式③とかだと
「本当にココの絵が欲しいのか?」で若鶏なやみだと思うので
pawoo.net界隈に絞った方がやりやすくはあります。

詳しい中身の制限
(…といっても菫照のスケベであることと、
若鶏が描けそうなもの以外はなさそうだけれど)
は後々儲けたいです。

---

んでもって参加希望者おててあげて~や、妙案募りは継続中です!
引き続きよろしくお願いいたします。
削除するし
#6: アリカ 2020-01-05 16:39:54 

参加したいです!(もちろん)
この企画用のプロット自体は既に有るので、個人的には②か③になりそうですが、企画の流れ次第では新しくお話を考えるのも大丈夫です。

小説と絵が融合した一つの作品として、完成度を求めるのには②が最適だと思います。にこみ先生から来たラフ絵に対するフィードバックで、SS自体が想定外の進化をするという効果も期待できそう。
『希望する菫照の絵を、にこみ先生に描いてもらえる』というのは、話題性も魅力も、参加者を集めるにはめちゃ強ですね…!

③も魅力的で、自分の書いた物が予想もつかないレベルのビジュアルとして現れる感動は凄いと思います。六花さんを塗っていただいた時の、TLに完成した絵が現れた瞬間など、それに近いものがありましたね。
小説書きの中には、ビジュアル的な物を一切思い浮かべずに書く、という人もいたりするので(有名な例だと西尾維新とか)、そういうタイプの書き手にとっては、②より③の方が嬉しがられるのかもしれません。

参加者ごとに、①②③の好きな物を選んでもらうというのも良いのかなー?とも思うのですが、そうすると参加者全員同じ条件で創作するという、ゲーム的な面白さや企画性は減っちゃいそうですね…。
一冊の本の中で、①部門、②部門、③部門と章を分けて掲載するのも有りな気はします。

ファイル形式やレイアウト、統一した方がスムーズなのであれば、最新のWordが使えるOffice365の試用版をインストールする事で、お金をかけずにテンプレート等を共有して形式を統一するという事も可能ではあります。
スマホオンリーでPCが無かったり、何らかの制限でインストールする事が出来ないという人もいるかもしれないですが…
削除するし
#7: ・ё・ 2020-01-05 21:47:43 

>>アリカさん
ありがとうございます!(めちゃハピ!)(お掃除DIYお疲れ様です!)

先にワードの話させて~
  >最新のWordが使えるOffice365の試用版をインストール
そんなものが……
しかしながら一か月試用版となると、
入稿時期にインストールなりでバタ付きそうではありますね。

---

  >小説書きの中には、ビジュアル的な物を一切思い浮かべずに書く、
  >という人もいたりするので
確かに、皆さん自分のやり方があると思うので、部門分け~というよりは、
②か③でお好きな方をお選びください!
のスタイルが一番落ち着きがあり良さそうです。
しもやけさんの挙げてくださった
「②と③の合わせ技」のような感じもやりやすいですしね。

  >一冊の本の中で、①部門、②部門、③部門と章を分けて掲載
こちらも面白そうなのですが、
分ける程たくさんの方に来ていただけるような感じもしないのと、
ちょっと構成を工夫しないと意図が伝わりにくい予感がするので…
検討の余地があります。

そして、正直なところ、「試走」を見ている感じ、
①のスタイルだと若鶏の絵から連想のスタイルなので、
合同の一作品としてはネタを広げにくいのかもしれない…と思いました。

(超個人的かつ我儘な話、「試走」の段階で
「地獄」を欲する欲求が結構満たされてしまった。)
(もしこのランダム挿絵形式をやりたい方がいらっしゃったら、
掲示板でやろうぜ!受けて立つぜ!いつでもお声がけください。)

---

◆というわけで01/05現在の大体の方針

参加してくださる方に
「挿絵は刷り上がるまで秘密のがテンあげ?」or
「打合せしましょうか?」、
「打合せの場合は、ほぼ完成形を提出してくださいますか?」or
「あらすじの状態でラフを確認した方がやりやすいでしょうか?」
と選択していただけるようにしたいです。
如何でしょうか!

「もっと最高な案を思いついたぜ!」という方や
「いやそれだとちょっと困ることあるぜ!」と
何かお気づきの方はお教えください!

参加希望の方は引き続き募ってはいますが大体出揃った感じありますね。
Twitterでも募集をかけるか少し悩み処。
削除するし

試走(しもやけ。)

 なまえ:しもちゃん(っ ' ᵕ ' )ノ2020-01-04 19:41:22 

「ほら、照。手が止まっているぞ」
私がそう言うと、照はハッとなってまた手を動かし始める。
右手だけを動かして行儀が悪い。左手は本がズレないように添えろと教わってこなかったのか? と言いたいところではあるが、寛大な心で許してやろう。私は偉いからな。うんうん。
いやしかし、先程から随分と汚い字を書いている。高校三年生とは思えないほどの字だ。まるでミミズが這った跡のような、ふにゃふにゃとした字だ。私は答えが分かっているからギリギリ読めるものの、これをパッと見せられて何が書いてあるかを読めと言われたらさぞ難しいことだろう。
「ん? ここ……間違っているな。どうした。お前らしくもない」
ミスをしていたのは初歩的な問題。頭のいい照ならば間違うはずもないような問題だ。随分と調子が狂っているように見える。
さっきから身体が少し震えているようだ。そして、顔も赤みがかっているようにも見える。吐息も荒く、熱があるんじゃないかと思わせるような雰囲気を醸し出している。
「熱でもあるのか?」
私が額に手を当てると、照の身体はビクンと震えた。熱はなさそうだが、普通じゃない驚き方だった。
それと──もう一つ。普通じゃないことがあった。先程、震えた瞬間に「ちゅくっ」と、水音がした。小さな音だったが、確かに聞こえた。
出るはずのない音。有り得ない音だ。私はその音を聞いたことがあるが、今この時この瞬間にはそぐわない音だというのは分かる。
「照」
「…………ッ♡」
恐る恐るという風に、照は私の顔を見た。分かっているんだ。私が気づいたことを。
「ダメだろう? ちゃんと集中しないと」
股間を隠すように置かれていた左手を引き離す。その中指には、ねっとりとした粘液質の液体が絡みついていた。
「私の目の前でオナっておいて、バレないとでも思っていたのか?」
「だっ……だって……っ♡ これ……弱……ッ♡」
股間の前ががら空きになったことによって、隠されていた音が主張し始める。ヴヴヴと振動する卑猥な音が、私の鼓膜を震わせる。
照の足に貼り付けられているリモコンは、弱の文字を指し示していた。三十分ほど前からこの調子だ。もどかしい刺激が続いてたまらなくなった結果、自ら手を伸ばしたのだろう。
「早くシたいなら、頑張って問題集終わらせないとな♡」
#1: しもちゃん(っ ' ᵕ ' )ノ 2020-01-04 19:42:25 

服の上から乳首を引っ掻いてやると、照は「うぅぅ……♡♡」と鳴いた。虎の威嚇とは思えない、みっともない鳴き声だった。
さて、あと残り三ページ。どれだけ楽しませてくれるだろうか──。

照が問に対しての記入を終える度に私がその場でマルバツをつける。間違いであれば正しい答えになるよう導き、正解であれば褒めてやる。もうこの際字が汚いことに対しては何も言うまい。さすがに酷というものだ。
しかし、思いつきで始めたことだったがこれは想像よりも──エロいな。
どんな状態でも──例えばトイレを我慢しているときでも集中出来るように、という理由をでっち上げて『訓練』として始めた遊戯(ゲーム)だったが、思わぬ誤算だった。ここまでとは思っていなかった。
本当にトイレを我慢しているようにも見えるし──声を出してはいけないところで感じてしまっている『羞恥プレイ』のような雰囲気もある。
特に後者は、『安全な場所で』『誰にもバレる可能性なく』『羞恥プレイがやれている』という矛盾があるにもかかわらず成り立っているところが素晴らしい。
本当にやってしまったら捕まる危険性も出てくるからな。他の誰かに見られる可能性なんて考えたらやるわけにもいかない。今までやりたい気持ちがないわけではなかったために、夢が叶ったみたいな気分だ。
一ページ進んだ。残り二ページ。
「弄りたいか……? イかないくらいなら自分でしてもいいぞ。ただ、もどかしさは増すだろうがな」
照は少しだけ悩んだが、あっさりと葛藤に負けて左手を自らの秘部へと伸ばした。
くち♡くち♡と自分で自分を苛めながら震える右手を動かしている。苦しくなるのは分かっていただろうに、それでも気持ちいいのが欲しいだなんて──照は本当にえっちな子だ。
「最後まで解いたら、いっぱいいっぱいイっていいからな♡ それまでは我慢だ。我慢我慢我慢……絶対イったらダメだからな……♡」
耳元で囁きながら、問題集を見る。震える手が頑張って頑張って動いている姿は実にいじらしい。──より、苛めたくなる。
「ほら、正解だ。最後の一ページだな♡ でも気を抜いちゃダメだぞ♡ 問題集が終わる前にイったらもう一冊やらせるからな♡」
削除するし
#2: しもちゃん(っ ' ᵕ ' c) 2020-01-04 19:43:01 

水音は激しさを増している。イかない程度に調整はしているだろうが、イく寸前で堪えているような状態だ。終わらせた瞬間にイくつもりだろう。
「イきたいよな♡ 気持ちよくなりたいよな♡ 頭真っ白になって、ぐちゅぐちゅに蕩けてしまいたいよな♡ 思いっきりイって、溜まりに溜まった快感を解放したいよな♡ ……でもまだダメだ♡ あと一問残ってる」
照は「ふーっ♡ ふーっ♡」と獣のような呼吸をしている。そう、それでこそ──虎だ。
「そう、それでいい。合ってるぞ。そのまま、そのまま……。よし──正解だ。よく出来たな」
「イけ」
シャーペンが手から滑り落ちてカランと音を立てた。
照の身体にギュッと力が入る。凝縮された快感が、一気に弾けていることだろう。
「──────ッッッツ♡♡♡♡!!!」
言葉にならない絶頂の声が響いた。目をギュッと閉じて、歯を食いしばって、口からヨダレを垂らしながら絶頂するその顔は美しさすら感じさせる。
可愛い……。照は本当に可愛い。そのイキ顔がもっと見ていたい。あぁ……ダメだ。私も興奮が抑えられそうにない。
照の唇を奪った。そのまま舌を差し込んで、照の口内を愛撫する。同時に手をローターのスイッチへと伸ばして『強』へと振動を変化させる。
「ん゛ぅ──ッ♡♡ ふぅ゛うっ♡ ッツツ♡♡」
照は訳も分からないまま、押し付けられた快感を受け入れるしかない。
悪いとは思っている。けど、照がダメなんだぞ。照が可愛すぎるのがいけない。
私が満足するまで、付き合ってもらうからな♡
削除するし
#3: ・ё・ 2020-01-04 21:46:52 

みなさん走りが早い…
お絵かき遅くてすみません…

冒頭数行で「この弘世菫はIQが低いです」と忠告が入ったような文面でわろけてしまいましたね。
>私は偉いからな。
じゃないんだよな。これだからIQサボテンって言われるんだよ。
弘世菫の「どうかしている日本語」にツッコミ入れてると
無限に文字数溶けるのでやめておきます。

デロデロの文字、本人の見た目以外からもおかしくなっている事が浮き彫りになるのエッロいですよね。
このエロさは淫紋とかと同じ理屈じゃん(?)
頭グチャグチャの時の文字とそうでない時の文字の比較がメチャシコ世菫、
まぁ存在しうるな…と思い恐ろしくなりました。
「頭バカになる♡」系統皆大好きなのですが、
性行為とお勉強のミスマッチ背徳感はやはり良いものですよね。

しかし弘世菫言いくるめロール高いな…こわ…そんな夢を叶えるな。
たしかにこの絵だと「おトイレ我慢ホームワーク」に見えなくもないですしね。

しかしながらの話の肝は
>苦しくなるのは分かっていただろうに、それでも気持ちいいのが欲しいだなんて
ですね。
自分で選んじゃうのが良い。ょゎょゎマゾキャットが顔をのぞかせておりキュート。
ちゃんとアクメ我慢する様子も
「ご主人様のいう事聞いて気持ちよくなりたい♡」の表れのようでカワイイですね。
その証拠に問題が解き終わったタイミングじゃなくて、
「イけ」まで我慢出来ていますものね。スケベですね。

弘世菫も弘世菫で、「ちゃんと我慢できる」と分かってるから
こうやってコトバで丁寧に煽れるんですよね。虎の飼育が上手。

別段分かりやすいSMプレイでなくても
「飼い主」と「ねこ」が見えてくる関係はやはりカワイイですね。
普段からそういう事ばっかシてるんだろうな…想像力が膨らみますね。
いやソフトSMなのでは?もうにこみわかんない。菫照の普通のプレイが。
ともかくSMは信頼関係ですからね。
850日大事に築きあげた大きな信頼関係を
性でも惜しみなく活用する菫照は最高。

お疲れ様でした。最高ですね。
シンプルな感じのお題だったのかな?と思いましたが
丁寧で良いスケベでした!…っぱえろやけなんだよなぁ…
別に着衣精液書いてくださっても構わないんですよ!だって見たいんだもの!
削除するし
#4: しも(っ ' ᵕ ' c) 2020-01-04 22:26:18 

宮永照関係の時は常に射精している状態のIQしてる弘世嫌だよ……何……。
なんか、最終的に淫乱な虎を飼育する頭やべーやつになってしまったので反論ができないのもちょっとアレですね。
お題、多分あの中なら一番短く書けるやつを引いた感じだったので困りましたね。1000字(あと3ページのとこまで)でも全然収まりは良かったんですし。シンプルすぎたのでもう一枚くらいあっても余裕を持って書けたんじゃないかなぁという印象です。
そういう意味では④(照がビビクンしながら時計押してるやつ)とか文字数いっていいなら書きやすいかもしれませんね。
着衣精液のやつは……気が向いたら書くかもしれないです。書いたら言います。
削除するし

試走(まさ)

 なまえ:(๑>᎑<)2020-01-04 16:31:56 

十月中頃。
秋にしては珍しく暑い日。
九月上旬を思い起こされる。
「菫、暑い」
「ああ、そうだな」
「菫、暑い」
「私にどうしろって言うんだ」
とぼとぼと歩く彼女にチャンピオンの覇気はなく。
暑さにやられる引きこもりがちな少女がそこにいた。
「菫、暑い」
「わかった。わかったから。ブレザーをかぶせるな」
脱いだブレザーを頭からかぶせられ視界が塞がる。照の匂いがした。
「……やっぱり返して」
「照がかぶせてきたんじゃないか」
「そうだけど」
なんかヘンなことされそうな気がした、そうぼやきながら睨みつけられてしまう。
酷い言いがかりだ。
「帰ったらアイス食べていいから我慢しろ」
「ハーゲンね」
「バニラでいいか」
「クーラーのきいた部屋でね」
「おなか壊すなよ」
アイスもいいけどまずは何か飲みたい。
兎にも角にも、暑い。
#1: (๑˃ᴗ˂) 2020-01-04 16:33:26 

「おいしい」
「それはよかった」
満面の笑み。120点。
笑顔に満足しつつ食べ終えた照にタオルを渡す。
「汗かいたままだと風邪ひくから」
「それならシャワー浴びたい」
ワイシャツの第2ボタンまではだけさせ、パタパタとする。
むわぁ、と汗の匂い。
煽情的で顔に似あわぬ卑猥な匂い。
照の雌フェロモンに当てられた私は思わず照を押し倒し、顔を埋めていた。
「す、すみれっ?!」
「すまない。照の匂いが」
「臭うの?」
「いや、いい匂いだ。エロくて最高だぞ」
「最低の変態だね……」
ドン引きの視線を受けるがいつものこと。
ある種のお約束でさえあり、私をこんな風に煽るときは大概照も乗り気だ。
ダメか?と耳元で囁くと照はフルフルと横に頭を振った。

仰向けの照にまたがったまま、両の手で頬をそっと包みこむ。
舌を交わすと冷たく柔らかい感触とともにバニラの甘い味。
「んっ、ちゅるッ♡ぅんッ♡」
幾度かの接吻。
糸を引いた照の顔は紅潮していた。
「ねぇ、せめてシャワーの後にしない?」
「嫌だ。このままがいいんだ」
ボタンをすべて外すと小ぶりな双丘が明らかになる。
突起を指ではじくとピクン!と身をよじる。
摘まんで引っ張り離す度に浅い吐息を漏らし時折切なそうに見上げてきて、正直そそる。
あぁ、この照は私だけのもの。
こんな表情を見せてくれるのは私だけ。
そんな照をもっと滅茶苦茶にしたい。
削除するし
#2: (๑˃ᴗ˂) 2020-01-04 16:33:58 

下腹部を撫でながら
「どうしてほしいんだ?」
と少し意地悪に聞いてみると、照は小さな、本当に小さな声で「挿れて……♡」と呟いた。

何度目かわからない挿入。
狭い膣が根元まで私のチン♡を咥えている。
「ふぅ♡んッ♡……は~ッ♡は~~ッ♡♡」
私の腕を捕まえて声を我慢している様子を見ているとどうしようもなく愛おしくてたまらない。
必死に平静を保とうとしている姿をもっともっと虐めて快楽堕ちさせたい♡
親切な人と呼ばれてからというもの親切な行動を無意識に心がけていたのかもしれないが、今は欲望に忠実になりたい。
幾度か体を重ねたから照の弱点は熟知している。
「んん゛ん゛ッ♡♡!!」
のけ反った照を押さえつけて表情を覗く。
最高に蕩けた顔。
もっとその顔を見たい。
グリグリと刺激を続ける。
「ん゛~~ッ♡♡あ゛ッ♡!あ゛ッあ゛ッ♡♡!ま、まって、す、みれ゛ッ♡♡♡!!!」
待たない。
待つわけがない。
イけ。
イって過去最高の蕩けたアクメ顔を見せてくれ。
「イくッ♡♡!!イぐッ♡♡!イぐイぐッ♡♡♡!!!!」
全身をピン♡と硬直させ、照は最高のアクメ顔を見せてくれた。
想像を超えたあまりの可愛さにわたしのチン♡もいきり立つ。
引き抜いたチン♡を思わず照の体に向けて解放。
白い肌に白い液をまき散らす。
図らずも照にマーキングしたわけになるが独占欲は大変満たされていた。
削除するし
#3: (๑˃ᴗ˂)(๑˃ᴗ˂)(๑˃ᴗ˂)(๑˃ᴗ˂)(๑˃ᴗ˂)(๑˃ᴗ˂)(๑˃ᴗ˂) 2020-01-04 16:36:21 

「ねえ、なんでワイシャツ着せるわけ?」
いつもなら事後は伸びてる照に服を着せるまでが1セットなのだがシャワーを浴びることを失念していた。
「すまない、うっかりしていた」
帰ると思いネクタイまで着せてしまったがワイシャツのボタンを外していく。
「精液ついたままだし……馬鹿なの?」
「あ」
「ねちょねちょして気持ち悪い」
「いつもは膣に射精すからな……」
「なんでゴム忘れるかな」
お前もノリノリだったじゃないか。
減らず口をたたく照を改めて見ると裸ワイシャツにネクタイ、精液付き。
「悪かったな」
付着した精液をとり、照の乳首に塗り付ける。
「ちょ」
こんな格好をしているのが悪い。
乳首に入念に精液を塗り付けマーキング。
「んッ♡んぁッ♡ぁあッ♡♡!」
こねくりまわすと敏感になった照はあえなく乳首イキ。

「もう一戦、するか?」
予想に反して照は嬉しそうに頷いた。
削除するし
#4: ・ё・ 2020-01-04 17:59:05 

走るのが速い!!
ごめんねまさちゃん全然絵はできてないです!!
どっか(多分am0200かブログ)で
改めて紹介および転載しても良いでしょうか!

「自身に向く性欲の目」を理解している宮永照、
これ絶対弘世菫ただ一人のせいなんだよな
弘世菫だなんてて贅沢な名前だね、お前は今から性欲だ。
いいかい性欲、返事をするんだよ。

興奮の仕方がすごい。
「アイス食べてご満悦のにこにこ宮永照から発される
汗の性臭のギャップに発情しました」、
顔面しか見てないから出てくる発想で最高。
しかしこの宮永照も淫乱キャットですね。
押し倒されたらすぐその気になっちゃうなんて…
と思いましたが、これ帰路から今までずっと続いていた
弘世菫の視姦のまなざしにアテられていただけなのでは?

>「嫌だ。このままがいいんだ」
短いながらも良いセリフだ…
文字が精液で出来てるんじゃないか。怖い。

>親切な人と呼ばれてからというもの親切な行動を無意識に心がけていたのかもしれないが、
この解釈最高ですね。かなり気づきを得た。
そうやって宮永照の言う
「本質」の言いなりになってしまっている弘世菫いいな…
良すぎてつい話が反れてしまった。

えっっっ良
「ワイシャツダメにする祭り」的な、プレイの一貫で
「精液濡れのボディに着衣させるやつ」
が出てくると思っていましたが
「ルーティンと親切のせいでうっかり服を着せてしまう」
で来るとは思わず
メチャエロ……とテンション爆上がりました。
>ドン引きの視線を受けるがいつものこと。
だったりの「いつもの」の描写や、
>親切な行動を無意識に心がけていたのかもしれないが、
>今は欲望に忠実になりたい。
の描写が超響いてきますね……。

まささんのは、こういう細かい伏線回収?構成力?
みたいなやつが本当に良いんだよな……
合同もそうだったし。
読んだ感じでは一切不自然じゃない所が本当にお上手だな……。
必要な感情を上手にチョイスしているというか、物語の構成力が高い。
四コマを描いてる若鶏サイドも「すげー…勉強になる…」ってなります。

試走ゴール!ありがとうございました!
お絵かきもうちょっと待ってて……
削除するし
#5: (๑˃ᴗ˂) 2020-01-04 19:05:25 

感想ありがとうございます。
他にやることがあるので早々に仕上げておこうとスピード大事にで試走しました。
絵のほうは全然問題ありません。
紹介および転載も大丈夫です。


性欲(弘世菫)とは一体どこからとってきたんだ……
湯婆婆ならぬ煮婆婆コワイ……

汗臭発情のところは最初のブレザーかぶせのところですでに性欲(弘世菫)ムラっとし始めていたのを伏線というかなんというかにしたかったのですが表現が難しいですね
あまり汗汗言っても宮永照が汗臭い女になってしまう……
淫乱キャットは調教済みです。ドスケベ最高ひゃっほい!!

文字が精液でできているとは……トリチャン?

性欲(弘世菫)は淫乱キャットの言った「本質」の言いなりですが淫乱キャットは性欲(弘世菫)のおチンポ♡の言いなりなのでどっこいどっこいですね。
話がそれても淫乱キャットの背中ものけ反る。エッチ。

ワイシャツダメ祭り開催するのもぱう内だったら喜んでやりましたし頭空っぽ淫乱祭したい気持ちもあったのですが、試走ということで合同で出せるような展開かを考えました。
合同で出すとなると展開も何もなくいきなりセッの描写から始まる淫乱祭はちょっと書けなかったですね。
ちょっと(読者が)かわいそう……

最初は服を着せなおすのではなくワイシャツ着衣セッして終了、の予定だったのですが絵をもう一度見返したとき
・第1ボタンはついてる
・ネクタイつけてる
の2点から着せなおしに変更しました。
でも一番書きたかったのは精液ローション代わりの乳首責め。
最後にかけて満足。


伏線というよりかは構成でしょうかね……?
伏線はたまたまかみ合ってくれているだけかもしれない。危うい。
性欲(弘世菫)が何をするのが自然か考えながら文章を書いてはいますが。


最後にドスケベ合同にも参加したいのですが、その場合今回の作品をベースにシーンを書き足したものにしても大丈夫でしょうか?
削除するし
#6: ・ё・ 2020-01-04 22:00:10 

 >汗臭発情のところは最初のブレザーかぶせのところで
 >すでに性欲(弘世菫)ムラっとし始めていたのを伏線というかなんというか
なるほどね!これは私の伏線読みミスですね
弘世菫もさすがに
顔面以外では勃起しない女じゃあないという事ですね。
少し安心しました。
いやブレザーに残る汗臭で発情するな。全然安心できんわ。
弘世菫をも性欲にする「宮永照の汗」と
自身の塊である遺伝子情報とのカクテル、
思えば実質小作りですごいですね。

合同に向けてたくさん考えてくださりありがとうございます!
 >ちょっと(読者が)かわいそう……
それはでも……今に始まったことじゃ…………はい…………その通りです………

ネクタイ残しは手癖だったので活用していただけるとも思っていませんでしたね。
もっと雑なラフでお渡しした方が自由度は高かったかもしれず。
今後の課題ですね(今後!?)

 >最後にドスケベ合同にも参加したいのですが、
最高じゃあないですか!ぜひに!
しかしこのネタで合同に挑まれるのでしたら、
挿絵の箇所も、
それこそ「精液ローション乳首責め」とかのが華があるでしょうし、
変更したいので、
ガッツリ追加なりなりなりをしてくださると大変うれしいです。
(つまるところ、
今回の着衣精液をメインディッシュにしなくても対応致します!
という事です!
欲望!お待ちしています!)
削除するし

台さん誕イェイ~

 なまえ:なっとう2019-12-02 20:06:04 

 実を言うと私は、炬燵というものを見たことがなかった。
 実家にいたときは二十三ある部屋や廊下の殆どに空調器機がついていたので室温で四苦八苦することはなかったし、ただひとつ例外となる部屋はというと祖父の趣味で造られたらしい暖炉と煙突の付いた洋室だった。その条件下で、わざわざ居場所を固定される炬燵などというものを使う理由もない。そもそも家柄全体として代々欧州の色が強かったので、たとえ物置の隅の隅に入り込んだとしても炬燵などと言うものに会うことは出来なかっただろう。
 とはいえ知識としてなら、小説やテレビ画面の中で見たことはある。たびたび用いられる『炬燵の魔力』などというテンプレートのような表現や展開から、炬燵というものへの世間一般のイメージは理解していたため箱入り娘のように無知やズレを抱えてしまうこともなかった。もちろん、一度入ると出られなくなるなんて、それが創作物特有の誇張表現だということも充分に理解はしていたが。

 なので今日、照の部屋を訪れた私は初めてウェストミンスター宮殿の実物を見たときのような感動と、フィッシュ&チップスを食したときのような口にしづらい心持ちに包まれていた。


 これはそういう、人に話せば些細と言われそうな冬の日の話だ。


 照の手から丸まったティッシュが放たれる。そのモーションのバランスを取るように照の足が動いて、暖気に包まれた足元の空間で私の脛に柔らかく当たる。ティッシュが屑籠の縁に弾かれるのを見て、私は重かった口を開いた。

「照……流石に、この惨状はどうかと思うんだが」
「そうだね。私もそう思うよ」

 机周りやベッド周りの整理が行き届いた九畳の部屋。その中で玄関側から見て右の壁寄りに、後付け役牌のように置かれた卓の周りにはテレビのリモコンやらカップ焼きそばの容器やら空のペットボトルやらが散乱していた。

「そう思うよ、じゃない。ならちゃんと片付けないか」

 テレビはちょうどCMが明け、クリスマスの家族旅行に置いていかれた子供が一人、泥棒相手に大奮闘を見せる映画が垂れ流されている。この時期になると毎年毎年目にする覚えがあるが、そういえば通しで観たことは一度もない。
#1: 名無しの雀士だし 2019-12-02 20:07:42 

 十二月、二十四日。金曜日。
 一年を通して最もイルミネーションが多く灯るその日、私が訪れたのは一時間ほど前だったか。そのとき既に夜九時は回っており今回も途中から観てしまっている。さらに言うなら食後に訪れる眠気とも戦っていたため、私はあまり真剣に観ていなかった。
 しかし照は最初から観ていたらしい。どうにも話のメインディッシュとみえる。向こう正面のその視線はピタリと画面に固定されたまま、耳も登場人物の台詞に傾けているようで、返事がない。

 はあ……。仕方なしと諦めて、私は炬燵の上のみかんに手を伸ばす。皮をヒナゲシの花弁のように大まかに剥き、果肉を半分に分けて置く。そのタイミングになり、照は私の諦めに反して喋りだした。

「すみれ。片付けて」
「……ここはお前の部屋だぞ」
「すみれもゴミを発生させてる」

 照が私の手元を見ながら言う。さっきまでに消費した分のことを言っているんだろうが……。

「多少はな。だがほんの一握りだろ」
「五十歩百歩。少しでも混じってるのなら連帯責任ってことで」
「なるほど。でも私が投げ入れたみかんの皮やティッシュは全体屑籠に入っている」
「……。すみれ、不親切」
「好きに言え」
「すみれ、炬燵から出ずに部屋を片付ける方法」
「人をアレクサみたいに言うな」
「ごめん。あ、みかん貰っていい?」
「ん、ほら」

 先ほどの片割れを照に手渡す。妙な間のあいた礼が返ってきて、照はそれを細かく小分けにし始める。
 炬燵に魔力があるなんてもの、比喩ですらなくジョークだと信じて疑わなかった。しかし反例を示されては仕方ない。人というのはこうも自堕落に変貌できるのか。いや主語を大きく取るのは人類に悪いな。照とはこうも自堕落だったのか。まだまだ知らない照がいるものだ。

 渡したみかんを二つ三つ食べたと思ったら、怠惰の大罪人がごろんと寝転がる。その体制ではテレビが見えにくそうだ。と思ったらなにやら背と手を伸ばしてモノを掴み、すぐさま引っ込んで起き上がった。

「なんだ? それ」
「どら焼」

 訂正。怠惰と暴食の大罪人だった。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2019-12-02 20:09:54 

「菫も食べる?」
「まあ、いただこう」
「はいどうぞ。そうなると……紅茶でもいれよっか」
「あるのか」
「それはもちろん」
「ちなみにコーヒーは?」
「カフェオレなら」
「そうか」

 そのタイミングで、体が新鮮な空気を要求してきた。私はあくびを噛み殺す。じゃあ紅茶でいいな、と続けるつもりの言葉は途切れてしまうが、まあ声色でニュアンスは伝わっただろう。照のことだから、どうせカフェオレは紙パックの甘いやつだ。気分的にはブラックのコーヒーだったが、家主が出してくれるのに選り好みなどしない。それにどら焼ならどちらかというと紅茶だろう。ありがたく頂戴することにする。

「………」

「………」

「…………………」

「…………照?」

 相変わらず映画に釘付けのまま微動だにしない。そんな照をおかしく思い疑問符を投げ掛けると、照も同様に小首を傾げた。

「いれないのか。紅茶」
「……? あ、ミルクだけで。砂糖はいい」

 いやそういうことを聞いてるのではなく。

「待った。私がいれるのか」
「? 私より菫がいれたほうが美味しい」
「てっきりお前がいれてくれる流れかと」
「……次のCMはまだ先だよ」

 そんなに映画に真剣だったとは。もしや観るのは初めてなのか。いや、単なる方便か。どら焼だけではどうにも口が渇きそうだが、まあ私はどちらでもいい。

「そういうことなら紅茶は無しになるな」
「! 紅茶無しにどら焼を? 菫、どうしちゃったの」
「どら焼も無理に食べることないだろ。というか照、」

 私はいまいちど、炬燵の周りを見渡して言う。

「食べ過ぎだろ。やっぱり紅茶もどら焼も無しでいいな今日はもうこれ以上禁止だ」
「そんな……っ! ……ッ」

 なにか反論しようにも思い付かなかったのか、照は金魚のように口が開閉するだけになる。そして目線を右往左往させたかと思うと、再び机の上に留めた。

「菫だって、みかんだいぶ食べてる。20個入りだったのに。結構糖度高いんだよ」
「それは……」

 数えると残りのみかんは5つ。照も食べてただろうがどちらかというとお菓子に比重を置いていたので、確かに多くは私の胃に収まったんだろう。ふむ……。言われてみればそうかもしれない。
削除するし
#3: なっとう 2019-12-02 20:13:15 

「そうかもな。だったらなおさら、どら焼を食べるのは止すとしよう」
「あっ」

 墓穴を掘ったと気づいたらしい。照の目が口ほどに悲壮を語る。どのみち論点ずらしに付き合う気もなかったがな。それでもなお照は口をもごもごと動かす。
 さてどんな言葉が飛び出すのだろうと待っていると、しかし諦めがついたらしく意識をテレビのほうに戻していった。

 部屋が静まった気がした。
 観れば、テレビ画面の中では先ほどまでおよそ子供の知恵とは思えないギミックの数々で泥棒を翻弄していた少年が、ついにロープづたいに家から家を移動するという大立ち回りを見せていた。
 時間的にもおそらくクライマックスが近いんだろうが、ここまで真剣に観ていなかった私ではカタルシスを得ようもない。かといって、他にやることもない。

 結局は私もだらりと画面に目を向けることとなり、その後しばらくは特に会話もないままテレビの音声だけが部屋を包みこんだ。背後のベッドに両肘を乗せながら、もたれかかる。
 私がしっかりと観たことがないのはどちらかというと前半部分で、終盤の展開についてはだいたい覚えている。それを言うと、なにかと鋭い照には今後の展開のネタバレになってしまうかもしれないので言わなかったが……。
 シリーズを通して、およそお決まりの流れだ。散々子供に痛め付けられた泥棒達が、ようやくなけなしの学習能力を発揮して子供の裏をかき追い詰める。そして主人公の少年は万事休すかと思ったところで、最近仲良くなっていた近所の大人が助けに来てくれるのだ。
 いや正確には、同じタイトルで4か5までナンバリングされている中の3までしか記憶にないが。序破急を考えるなら観たことがないものも大して差はないだろう。
 そして映画はラストシーンを迎える。家中散らかってパトカーに囲まれた自宅に家族が帰ってくる。ここまでくれば最後までだんまりだろうと、そう思っていた照がポツリと口を開いたのはそんなタイミングだった。

「クリスマスに一人って、どんな気分なんだろうね」
「さあな」

 端的にそれだけ返す。少しぶっきらぼうな言い方になったか。返事を面倒がったわけではない。劇中の金髪少年は至って楽しそうに見えた。私は聖夜を一人で過ごした経験はない。なので、本当にそう返すしかなかったのだ。
削除するし
#4: なっとう 2019-12-02 20:19:40 

 特に反応を見せなかった照のほうを見る。そして、私はそこでようやく自分の愚かさに気付く。照の表情は至って真剣で、ともすれば憂いや思案に満ち溢れていた。

 思う。……ああ、しまった。馬鹿か私は。

 映画の序盤を私は知らない。だが、ぶつ切りで見たストーリーや終盤のやり取りから予想はつく。これは家族の和解の話。その中で特に重要な立ち居地を占めていたのは主人公の少年の、母と兄だ。
 私は照の母親を知らない。父と妹がいることは知っているが、こちらについても照から話を聞いたことはない。映画の中で主人公の兄はあまりいい人物ではなかった。照にあの兄はどう映っただろう。
 考える。想像してしまう。照は、どんな気持ちでこの映画を観ていたのだろう。いくら考えても答えは出ない。本人から振ってきた話題だ、おうむ返しで聞いてみるか。……なんて、無理だろうな。それが許されるならもっと前にとっくにしている。

「照……やっぱり紅茶でも」

 言うに事欠いた私の話題逸らしは、しかしそこで中断されることとなる。被さるように放たれた照の言葉か、あるいは照の顔を見て自ずから止めたのかはわからない。照は、今にも滴りそうな雫を拭いながら、こう言ったのだ。

「ケーキのホール、一人で食べ放題なのかな……いいなぁ」
「は?」

 雫と言っても目元ではなく、口元から。
 私の自責の念を返してほしい。結局はそういう話か!

「……? どうかしたの」
「なんでも」
「そう。というか、なにか言おうとしなかった?」
「気にするな。……いや、お前は本当にお菓子のことしか頭にないんだなと」

 呆れ混じりに苦笑いをする。すると照は炬燵に手をさし込み、卓上に頬を突っ伏して細々と言う。

「菫の制止さえなければ……私だって……」

 悪かったな。自分の体で炬燵から出たがらないくせにそんなことを言われても説得力がないが。それに今日は呼ばれて来た身だ。
 脇を向いているのかと思いきや、照は首を傾けて目線だけこちらに向けてくる。

「冗談だよ、拗ねないで」
「拗ねているようにみえるのか。都合のいい眼をしているな」
「ありがとね。急だったのに、来てくれて」

 揶揄は意に介されず、急にそう飛んでくる。
削除するし
#5: なっとう 2019-12-02 20:20:35 

 ……ふん。私は鼻息を鳴らす。今さらそんなことを言って、言葉に軽薄さが混じらないと思っているのだろうか。しかも今度は目すら合わせずに。
 照はそのままスマホの時計を見る。つられて私も部屋の置時計を見た。
 テレビでは映画が終わり、既に次の番組が始まっていた。著名なゲストが人生の中で見てきた故郷の空と、もう一つの空。そこを訪れながら過去を振り替えるという番組。シノ=シラツキが思い出の地、ドイツを旅するという回。

「菫、もうそろそろ帰る時間だね」

 照は胸までべたりと伏せたままテレビのほうにそっぽを向いている。心なしか、トーンは暗い。

 ……。

 まあそうだろうな。私とて寝ぼけてさえいなければそんなに鈍くもない。……のだがストレートに話を持ちかけたところではぐらかされよう。
 さてはてどうしたものか、と頭を捻って私は告げる。

「なあ照……実を言うとな。私は、炬燵ってものを見たことが無かったんだ。実家は洋館だったし、高校以前の友人の家でもそういうものを目にしたことがなかった」
「なに急に」

 私が照の部屋に来たのが夜の九時半頃。照から電話をもらったのがその十五分ほど前。そのときおそらく、照は映画を観ていた。家で、独りで。
 照の問いかけに構わず私は続ける。

「もちろん、ドラマや本の中でなら見たことはあるがな。そこで表現されるほど優れたものではなく、なんとも不便な暖房器具だと思っていた。でもどうやら見誤っていたらしい」

 そこで少し間を置いてみるが、残念ながら意図は伝わらなかったらしい。照は今度は、微動だにせず無反応だった。
 さっきまで照をずぼらや怠惰と扱ってきた手前、これを言うのは憚られたのだが。仕方ない、一思いに告げたほうが幾分か良いな。要するに。

「自分の部屋に戻るの、面倒くさくなってきた」
「……」

 相も変わらず照はだんまり。まったく。なんだか顔が熱くなってくる。初体験、これも炬燵の効能か。
 いいだろう、ならば私も無言を貫くまで。などと意気込むと照はのそりと体を起こした。
削除するし
#6: なっとう 2019-12-02 20:21:19 


「ここに来るとき……菫、寮の大屋さんに声かけてきた?」
「ん? そりゃあな。飲み物を買いに出るとか、適当に」
「外泊届けは?」
「それを出してたら私はコンビニに泊まる変人だと思われてるぞ」
「いいの? 無断外泊とか怒られるでしょ」
「どっちにしても門限過ぎてるしな。まあ私は普段の行いがいいから注意で済むさ」
「ふぅん」
「……」
「自覚あるか知らないけど、菫ってさ」

 照の顔が微細にほころぶ。照に限ってそんなこともないだろうが……えらく面白おかしそうな顔で。

「ウソ下手だよね」
「……なあに、うちの大屋さんは話がわかる人だよ」
「なにそれ」

 照が不服そうに目を細めた。さらに言うなら「そういうことじゃ……」なんて溢しながら。
 我ながら華麗な、誘導に対する外し。さながら聴牌直後の親相手に、山越しの字牌ビタ止めでの放銃回避だ。
 ……かと思うと一転して、今度は一目見てわかるほどにころころと、照が笑う。それには思わず私もつられた。

「ふふ。あー……変な菫。うん、泊まっていって」
「恩に着るよ」

 普段より映画の尺が長かったのか、気づけば日付が変わるまで四半刻を切っていた。私の中に長らく存在していたはずの睡魔はどこかへ消えてしまっていた。
 外は雪だろうか。カーテンが閉まっていてわからない。仮にそうでも、この室内の暖気にはきっと関係ない。そんなことを思いながら私は照と、再び眠気が訪れるまで会話に花を咲かせる。


 そんなこんなで私の炬燵初体験議事は幕を終えた。結局この日、炬燵の魔力に呑まれた照と炬燵ビギナーの私は面と向かって盛大な寝落ちをしてしまい、翌日全身の寒気に襲われながら炬燵の危険性についてさらなる知見を得るのだが……それはまた別の話ということで。
削除するし

ネガティブ久さんと咲さん

 なまえ:名無しの雀士だし2019-11-16 15:02:47 

 週末の、雨の日のことだ。前々から少し遠出してブティックまで行こうと約束していた私たちにとってはあいにくの天気だったけれど、扉の外を覗くと大降りというわけでもなかったので予定通り靴に履き替える。そんな私を、久さんは不安そうな目で見る。

「ねぇ……咲、やっぱり今日はやめましょう。不吉よ」
「大丈夫ですよ。何も悪いことなんて起きません、雨なんて三日に一回は降るんですし」

 さっきからこんな調子。会うのは三回目なのですぐにわかった。つまり……今、私の目の前にいるのはネガティブ久さんなのだと。


 昨日も小雨が降っていた。そんな中、帰ってきた部長の髪はしっとりと水が滴る。慌ててタオルを取りに行く私に部長は、
『コンビニで傘盗られちゃったみたいで』
 なんて笑ってみせた。


 そして今。久さんはそのことを取り沙汰して部屋に根を張っている。これは天からの達しだ。今日は家から出たらきっとばちが当たる。そんなことをくりかえして訴えている。

「傘ならすぐそこのコンビニで買えばいいんじゃないですか?」
「そういうことじゃないのよ……」
「うーん……。なら仕方ありません。久さんと出かけられないのは残念ですけど、私一人で」
「ッ……」

 私一人で出かけても楽しくないですし今日は1日ごろごろしましょう。と、そんなことを提案するはずだった私の言葉は、しかしふいに跳ねた久さんの肩を見てスンと止まる。
 いや半分は自分の言葉によるものだったかもしれない。私は思い出していた。そういえば、昨日も似たようなことを言ったなぁと。なので言うのは二回目ってことになるのかな。もっともそのときの相手は部長だったしちょっとニュアンスの異なる軽口だった。別人格の間で記憶は共有してないので、これが一回目だと言うならそうかもしれない。


 私が部長の交換ノートになる、四六時中一緒にいる。[お姉さん]にしたその宣言は、部長の前でも同様に熱を持って行なっていた。
『明日は二人で出かけるのに、傘が一本しかないなんて困ったわねー。どうしましょ』
 なので、いつものように悪戯な笑みを浮かべる部長に対して私はジョークとしてその言葉を返した。そういつもいつも遊ばれてはあげないと、部長のトーンを真似るようにこう言ったのだ。
#1: なっとう 2019-11-16 15:12:48 

『部長と出かけられないのは残念ですけど、傘が一本じゃあ一人しか出かけられませんね』
 部長は一瞬だけ目を丸めて、でもすぐにその噛みつきにけらけらと笑い声をあげた。私もそれに連られていたと思う。



「……それは……」

 ネガティブ思考の久さんが消え入るような声を漏らす。ああ。今ようやく気付いた、私は大馬鹿だ。
 言葉を仕切り直そう。

「ねえ、久さん。久さんは傘のことを天からのお達しだって言いましたけど……きっと、それなら、」

 私は、久さんの肩を抱き寄せる。ひうっ!なんていうおかしな声が出る。
 部長の別人格が出現した理由は、感情のキャパオーバーで主人格が壊れないためらしい。つまり今日の部長もなにかマイナス思考に陥っていた。ネガティブ久さんの発言からして、それはおそらく傘が取られたことと雨が降っていること。
 ……なんて、違う。あの豪胆で不敵で、神をも恐れぬような自由奔放な部長が「雨が降ってる。天罰恐い」なんて思考でパンク? とんだ笑い話だ。
 部長が恐れていたことは……。目の前の久さんが一番恐れている言葉は……。だったら、私が伝えるべきは。
 ひとつ唾を飲み口の中を潤す。

「一人で出かけたりしません、一つの傘に一緒に入るだけのこと。これはきっと、この先も二人一緒に歩めるっていう神様からのメッセージですよ」

 大きく、短く、息を吸い込む。

「安心してください。私は久さんを置いて消えたりしません」

 真っ直ぐに久さんのほうを向いて、はっきりとしたそう告げる。あんぐりと口を開いた久さんと目が合うが、すぐにぷいと下を向かれてしまう。本当に、この生活を初めてからというもの色んな部長が見られて新鮮だ。
 そんな様子をなおもまじまじと見ていると、さらに深くこうべが垂れた。っとと、いけない。私もいそいそと明後日の方向を見る。雨音だけが部屋のなかに響いていた。

 そのまま何秒か。沈黙を破ったのは久さんのほう。

「ごめん……なさい……。言ってくれない? もう一度……」

 震える肩と、同じくした声模様。なぜそんなことを訊くんだろう。伝わらなかったというのか、それとももうひと押しか。悲観と希望。どっちにしてももう一度言うだけ。私は自分の言ったことを思い返そうとする。冷静だった。それはすぐに適う。
削除するし
#2: なっとう 2019-11-16 15:15:35 

人間、冷静でいるのが一番だ。冷えた頭で一字一句までそれは、さして難しくなかった。
 けれど、ときたまそうでないときもあるらしい。

「……ぅ゛」

 濁った声が出る。さっきはヒートアップしてたんだと思う。こういうときなら熱くなってたほうがいい。自分の口にした言葉を思い出した私の脳内には、小さい頃に書いた自作小説ノートの表紙がよぎっていた。
 ぶんぶんと頭を振って、勢い任せに再度伝える。

「この先もずっと二人一緒に歩け。傘がなくなったのは、きっと神様からのそういうメッセージです。私は久さんの元から消えたりしません!」
「フ……」

 鼻から漏れたような音がした。久さんの肩はなおも震えている。いや、むしろ先ほどよりも小刻みに、カタカタと震えているように思えた。ふと、信号機が思い浮かぶ。それは黄色く点滅して、私に伝える。
 なにかおかしい。

「……ふ…フ」

 その事に気付いてから違和感の正体が明かされるまで、さして間は空かなかった。……いつからだったんだろう。皆目検討もつかない。けれど、理解はすぐに追い付いた。
削除するし
#3: なっとう 2019-11-16 15:16:34 

「……ふふっ。あはははは!! ああー!ダメだ!限ッ界!」
「っ……!部長!!?」
「咲ったら。いつからそんな殺し文句覚えたのかしら? 妬けるわねぇー」

 私は思わず抱き寄せた肩をほどいた。見慣れた笑顔。からっとした笑顔。少し涙のにじんだ笑顔。文字通り親の顔より合わせたかもしれないその顔が、楽しそうにころころと笑う。

「か、からかってたんですか!? もう!!」
「そんなことないわよ? ついさっきまで別の子が出てたのは本当だもの。ちょっと記憶が飛んでる、誰かしら」

 いいもの見たわーとか、内容的にはネガティブか泣き虫かしらとか、部長は私の顔を見ながら探る。
 自分の頬が茹で蛸のようになっていくのを感じてしまう。そのことにますます、顔は蒸気を発していく。もう……ホントに、もう。

 でも……。まあ何でもいいかな。

「まあ誰でもいいわ。行きましょ、咲がエスコートしてくれるんでしょう?」

 そう発した部長はいつの間にやら靴を履き揃えずんずんと家の外に踏み出していた。私は傘を広げながら慌ててその後を追う。

 私には私の顔が見えない。もちろん後ろ姿の部長のそれも、ひとしきり笑い終えた今どうなっているのかは見えなかった。
 それでもいい。私の言葉を久さんは二回聞いた。眼前の久さんはネガティブ久さんではなく、私の一番よく知る部長だ。その事実は口ほどに、あるいは目以上にも雄弁だ。
 昨日言ったことは帳消しに出来たかな。

「部長」
「ん、なあに?」
「……呼んだだけです」

 今度は私が「ふふ」と笑う。変なの、と部長は首を傾げた。
 私の言葉が部長に届く、それだけで私の顔が綻ぶのがわかった。

カン!
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2019-11-16 20:13:17 

あー美味しいですこれ!自分では結構からかったりとかするくせに、
いざ『相合傘してもらえないんだ、自分はその程度の距離の人間だ』って
ネガティブ入ってしかも耐え切れなくなる竹井、
ちょっとメンタル弱すぎませんかね?
でもそういうものだと思います。ほんの少しの何気ない一言が
物凄い心に刺さって苦しんじゃうのがこの手の障害を持つ人の
共通点としてあると思います。
それにしても『独りで外に行かれるくらいならずっと部屋で一緒に居たい』って
大丈夫ですか久さんもう完全にそれ告白ですけど。
可愛いですねネガティブ久さん。
しかも『置いて消えたりしない』って言われただけでスポット出ちゃうとか
チョロ過ぎませんか可愛いですか。
甘いお話ありがとうございました、できれば全員分お願いします。
こちらは雨に打たれて活性化した触手です。
削除するし

せぱのお題の奴だよ。(1D6→6)

 なまえ:名無しの看守2019-10-10 22:05:00 

 まず先に伝えておこう。今回の行動については、
あくまで私の善意から来るものであり、決して
よこしまな欲望を満たすためではなかった。

 照が私を疑わなければ。あるいは、
公明正大に真実を追求しようとすれば問題は起きなかった。
つまりこの結末を生み出したのは他でもない照であり、
あいつには、ぜひその事実を重く受け止めていただきたい。

 ではそろそろ本題に入ろう。今回起きた悲しい事件、
あえて名付けるとするならば――。

-------------------------
『お風呂に入った宮永照が出てこず
 寝てしまったか真剣に心配して覗きにいくも
 スケベ目的と勘違いされて信頼のなさに肩を落とす弘世菫、
 ホントにスケベしてやるの巻』
-------------------------

 こうなる。


◆ ◇ ◆


 その日、照は朝からぼんやりしていた。
急激な気温の変化にやられたのだろう、
いかにも『頭働いてません』とばかりに、
虚ろな視線を宙に投げ出していた。

 そのままの様子で日が暮れる。一向に覚醒しない照、
私は親切心からこう告げた。

「今日はもう風呂に入って寝ろ」
「ん……そうする」

 浴室に消える照。経過する事1時間、照はまだ戻って来ない。

 元々長風呂の照ではある。だが今日見せ続けた不安定さが、
私の心配に拍車をかけた。

(もしかして……眠ってしまったんじゃないか?)

 だとすれば、放置したら命に係(かか)わる。
逡巡したものの、最終的には立ち上がり、
私は浴室へと歩みを進めた。そして――。

「照、なかなか出てこないが大丈夫か?」
「……なんで入ってきたのこの変態」

 真摯な心配の報酬は、どこまでも冷たい軽蔑だった。


◆ ◇ ◆


 体調不良で機嫌が悪かったのもあるだろう。
さらに、照は一人の時間を大切にする奴でもある。
入浴タイムが『侵さざるべき聖域』なのは事実だった。

(だが、いくら何でもこの扱いは酷くないか?)

 私はそこまで信頼されていないのか、
一人しょんぼり肩を落とす。そんな私に、
照は駄目押しとばかりに『ぴゅっ』と水を掛けてのけた。
#1: 名無しの雀士だし 2019-10-10 22:15:27 

(…………いい度胸じゃないか)

 状況から考えれば、私が心配して来た事は理解できるはずだ。
なのに覗きと断定されたこの状況、説得も無理に違いない。

 冤罪のまま有罪判決、執行猶予もなし。
そんな理不尽を押し付けてくるのなら――
相応の報いを受けてもらおうじゃないか。

「覚悟はいいな、照」
「え……この状況で開き直るの?」

「この結末はお前自身が招いたものだ。
 後で自分の行動を顧みるんだな」
「え、え」

「さあ……『お仕置き』と行こうか」

 乱暴に服を脱ぎ捨てると、湯船につかったまま動揺する照に
覆いかぶさっていく。力ない抵抗を試みる照の唇を吸い、
そのまま――。


◆ ◇ ◆


『しゅみれっ、ごめんなひゃいっ、
 あやまるからっ、もっ、イクのっ、やぁっッッッ』

『いつもの調子が出てきたじゃないか。
 最初からこうしておけばよかったな』


◆ ◇ ◆


 この行動は正解だったらしい、
どうやら照には熱が足りていなかったようだ。
たっぷり熱をくれてやった結果、
照はむしろ襲う前より元気になった。

「怪我の功名って奴だな」
「菫は居直り強盗しただけでしょ」

「人の善意を敵意で返す方が悪い」
「それはまあ、悪かったけど」

 だが、確かに私にも問題はあったのだろう。
『浴室の外から声を掛ける』だとか、他にも取れる行動はあった。
そこは粛々と受け止める必要がある。

「まあ、私の方も少し軽率だった。
 次からはもっと配慮するよう心掛けるよ。
 お前に、ちゃんと信頼してもらえるように」

 正面から照を見据えて謝罪を一つ。
 照は目を伏せた後、ポツリと小さく呟いた

「……ごめん。私も、もう少し菫を信じてみる――」


◆ ◇ ◆


 そんなこんなで数日後。
私達はまたも似たような局面を迎えていた。

「……なんで襲い掛かってきたの、このエロ菫」
「お前が上目遣いで頬を染めてきたからだろう」

 照は大きな、大きなため息を吐いた後、
ジト目で睨みつけながらこう言った。

「信じてたのに。やっぱり、菫の性欲は信用できない」

 それを聞いて私は思う。
やはりこいつはもう少し、自身を顧みた方がいい。
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2019-10-11 22:14:27 


やった~!当たった~!
「当たる」とか「当たらない」とか
あまり日常生活で使わない喜びだなと今ふと思いました。
ソシャゲでもしてたらまた違うのでしょうが、いいものですねセパは……
サプライズ感、白石イチカの気持ち分った。
まあ私の当たりではないのですが。(ここ名前入力欄)

このクソ長セパ文章がまるまる作中、
しかも地の文でご登壇なさるとは少し思っておらず
開幕度肝ぶっこ抜きって感じです。

今お題を読み返してみると
「信頼の無さに肩を落とすならスケベをするな」すぎますね。
こういう構成、この声明の以下の文章はもう
「弘世菫によるpawoo.netの優しい500文字にすら収まらなかった
クソ長言い訳」に他ならなくて、
新しいスタイルのSSだな…と感じました。
絶対にSNSやって欲しくないな弘世菫。

低血圧だか脳貧血だか自室神経失調だか
その辺をセックスで治す弘世菫、ゴッドハンド。ほんとうか?
コレで味を占めて…いや…成功体験を得て
「具合の悪い照は風呂でふやかしてセックスを試みる」
をルーチン登録する弘世菫ちょっと本当に厄介大型犬すぎる。

しかしながら特に理由もなく弘世菫に水鉄砲仕掛ける宮永照
めちゃくちゃ可愛いな……いつも自由奔放な君でいて……
弘世菫はもうちょっと不自由も覚えて……

お疲れ様でした。掲示板セパ報告も新鮮ですね。
でも感想になると畳むとか出来ないからちょっと恥ずかしいですね。
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2019-10-12 20:04:09 

どれだけ言いつくろっても『結局は言い訳やん』ってなる上に
締めが『行動を顧みた方がいい』って上から目線……
割と『こんな弘世は嫌だ』系ですね……
地味に自分の非も認めているから質が悪い。
仰る通り、きっとこの弘世は今後宮永が体調悪くなったら
とりあえずセックスしてみるのでしょう宮永照かわいそう。

ていうか感想がすごい長かったので
てっきり自分が書いた小説かと思ったのですが
欲見たら感想だったので噴きましたね……
でもぱうーだと作品も感想も流れて行っちゃうから
割とこっちの掲示板で一元管理できるのって悪くないんじゃないかと思います。
たためたら便利ですかね?希望者いるなら実装しますけども。
削除するし

だいしきゅう 「あんか」で たすけてください

 なまえ:とらです2019-10-02 22:34:35 

いんたーねっとに ほんみょうを かいてはいけないと おしえられました
「とら」とよんでください。

いま すごく こまっています

わたしは いま とっても おおきなねこ? とすんでいます。
このまえ そのねこ? と おでかけを したのですが
そのときの おみやげの おかしを
あした がっこう?でくばる そうなのです。
でも しらないあいだに なくなってしまいました。

どうきょねこ が かえってくるまでに
どうにか おこられない ほうほうを
かんがえなければ いけません。

ちえを かしてください。

>>2
#1: 別ねこの飼い主 2019-10-02 23:25:03 

素直に謝れば『おしおき』程度で許してくれると思うけれど……
どうしても隠したいなら
同じお菓子を買ってくるしかないんじゃないかしら。
大丈夫?貴女一匹でお外に出られる?
削除するし
#2: 別ねこの飼い主 2019-10-02 23:41:09 

後ね、この掲示板最初のレス書く人が#1になるから気を付けてね?
というわけで私の回答は>>1よ。
削除するし
#3: 名無しのポンコツだし 2019-10-03 15:45:04 

梱包されとっと?
そいぎティッシュば丸めて袋に詰めてからセロハンテープで蓋すれば問題なか!
削除するし
#4: とらです 2019-10-03 21:15:45 

みなさん ありがとう ございます

ね…こほん… とらには
「あんかー」は むずかしい ので
つぎに かきこみを するまでの あいだの
いけんを なるべく とりいれる すたいるに します。

ねこをかっている ひとも いるんだ…
ねこの しつけは たいへん ですよね。
わたしも そうです。まいにち くろう している。

さっそく でかける したくをして
てぃっしゅを かいに いきます

でもほんとうに そとに でても よいのかな…
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2019-10-03 21:28:12 

ちゃんとgps付きローターを挿れてイくんだぞ
削除するし
#6: リンシャンキャット 2019-10-03 21:48:23 

そとはあぶないから1人ででないほうががいいってご主人様に言われたし、やめたほうがいいよ……
削除するし
#7: 池田かな? 2019-10-03 21:59:54 

ティッシュなら家にあると思うぞ
トイレとか探してみたらどうだし?
削除するし
#8: リンシャンキャット 2019-10-03 22:03:44 

そとはあぶないから1人ででないほうががいいってご主人様に言われたし、やめたほうがいいよ……
削除するし
#9: ぜつめつすんぜんのときです 2019-10-04 12:04:03 

びょうじゃくな わたしが 「あどばいす」したる。
かってに いえからでるとな、あとで めっちゃおこられるで?
おかしを くったことよりも もっとぎょーさん
おこられる ことになると おもうわ。
……あんときは おしり、いたかったなぁ。
削除するし
#10: ことら 2019-10-04 12:12:36 

まいごに なるんじゃないかな……

わたしは まえに ひとりで おそとにでて、
まいごになって ないちゃいました。

わたしの おねえちゃんみたいに
りっぱな ね……とらだったら
だいじょうぶなのかもだけど。
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2019-10-04 17:58:07 

gps付きローターば着けて行けば迷子にならんと思っ
削除するし
#12: とら 2019-10-04 20:49:38 

みなさん ありがとう。
そとには でないほうが よい いけんのが おおい?

わたしは つよい おねえちゃん とら だけど…どうしようかな…
ねこに おしり たたかれるのは いやだ…
わたしのが とらだから つよいのに…

じーぴーえす は ともかく ろーたー?がなにか
わからなかったので どうきょねこの たぶれっとで しらべました。
かたちが おいしそう。ひとつ ちゅうもんしたい。

にた ような ものが
おしいれに あれば おそとに でても いいかな。
おしいれには なんでも あるから おかしも あるかも!

といれっと ぺーぱーは ころがしていたら たのしかった です。
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2019-10-04 23:33:34 

押し入れにあるもの次第では問題を解決できるかもしれませんねー。
とりあえず全部引っ張り出して、何があるのか教えて欲しいですよー。
ローターあるといいですねー!
削除するし
#14: 名無しのまぞだし 2019-10-05 20:42:51 

おしり叩かれっと?
羨ましか
最近ご主人様は乳首ばっか弄って全然おしり叩いてくれんばい
切なか……
削除するし
#15: 爽-Sou- 2019-10-05 21:22:11 

とりあえず見つかったローターは
忘れないようにブックマークしておこう!
もし押し入れて見つからなかったら、
似たような形の奴自分で作ってみるのもいいんじゃないかな!
健闘を祈る!
削除するし
#16: 怒ってないわよ 2019-10-05 23:42:55 

あら爽、こんなところにいたのね^^
削除するし
#17: とら 2019-10-06 19:59:47 

おしり、たたかれたいの?
かわりに たたかれて ほしい…

まちあいじょ にも かつようされて うれしいです
そう さん よかったですね

おしいれ みました。
おしいれは なつの ふくが いっぱい。

おかしは なかったけど
おいしそうな びんが ありました。
たべて いいかな

なかに はいってる くだもの、
すこし ろーたーに にているきが するけど
がんそ ろーたーだったり する?

これでつくれない かな…

よくかんがえたら おそとで ろーたーをかえば
そとに でても おこられない ってことに なる?
削除するし
#18: とら 2019-10-06 20:11:59 

それから おしえてもらった
「ぶっくまーく」のことも していたけれど
いろいろ そうさを していたら

「ごちゅうもん ありがとう ございました」
という めーるが とどいて
すこし いやな よかんが します

わたしの かんがえすぎ だと いいな…
削除するし
#19: 池田かな? 2019-10-07 08:12:00 

それはきっと迷惑メールだし!
無視してればいいし!
キャプテンみたいに爆発しないのが羨ましいし……
削除するし
#20: 爽-Sou- 2019-10-07 10:14:41 

チカの奴にすごい怒られた。なんでここがバレたんだ……!
ちなみにその綺麗な奴は梅酒ってジュースだと思うよ。
とっても甘くて美味しいからいつか飲んでみるといい。
削除するし
#21: 別ねこの飼い主 2019-10-07 10:19:12 

あー注文しちゃったかー。
多分それ届いたらご主人様はすごい驚くと思うわね。
それをあなたに使うようなご主人様じゃない事を祈るわ……
削除するし
#22: 名無しの雀士だし 2019-10-08 10:58:39 

鴨が葱しょっちゃったか…
削除するし
#23: にゃあ 2019-10-11 22:49:30 

にゃにか たいへんにゃことを
してしまった きがします

わたしは にゃにを していたんだっけ…?

ともかく これは とても おいしい じゅーすだ…
こんにゃものを かくしていた だなんて…
にゃにか…しかえしを してやりたい…
削除するし
#24: ぜつめつすんぜんのときでしゅ 2019-10-12 18:14:03 

わたしの ごしゅじんも かくしとった
かくれて ぜんぶ のんだったわ
うまいにゃぁ これ いまにも てんにも のぼり そうにゃ
削除するし
#25: 名無しのマゾ奴隷だし 2019-10-12 18:19:28 

はー 焼酎うまかねぇ!
こがんうまかもん隠しとるなんてうちんご主人様も悪かよぉ
隠しとるんが悪いんやし全部飲も飲も!
削除するし

ぱ美肉募集スレッド

 なまえ:名無しの雀士だし2019-10-02 21:24:47 

これって基本文字を書く人が自分から始めるパターンが多いですけど、
逆に『これかいて欲しい!』ってリクエスト投げて
できる人が(字・絵問わず)かいてくれるという
パターンがあってもいいと思うんです。
と言うわけでスレ立てしてみました。
皆さんの熱い思いをぶつけてみてください!
#1: 名無しの雀士だし 2019-10-03 19:13:46 

これは……バレバレ欲求垂れ流しスレになる予感……。
しもちゃん(が菫照ヤクザと久咲ヤクザに脅される話)ください!!!!!!!!!!
削除するし
#2: 名無しの看守 2019-10-03 19:53:53 

久咲ヤクザですか……誰かはわかりませんけど
お友達になれそうです!紹介して欲しいですね!
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2019-10-04 16:05:17 

これは下谷景色がいつも通り、看守にブツを上納していた時の事だ。

「はい。家賃の久咲です。今回はリストカットさせてみました」
「美味しい! じゃあこれ今月のお小遣いね!」

久咲牢では日常的な風景。いつもと違っていたとすれば、
それを覗き見る悪が居た事だろう。
家賃を渡してお小遣いをもらう。謎の行事を終わらせた下谷が
部屋に戻ろうとすると、悪がその行く手を阻んだ。

「へいへい、ちょっと待ちなよお嬢ちゃん」
「トリちゃんに台さん。何か用ですか?」
「見ちゃったんだよね、さっきの妖しい取引をさ」

妙に芝居がかった口調で、口角を持ち上げる神話生物達。
サングラスが黒光りする。『トリ』と呼ばれた少女はともかく、
もう一人は普通に威圧的な風貌だった。

「久咲の取引が何か?」
「それ、一枚噛ませてもらえない? いいや、
 もちろんタダとは言わない。こちらからは『これ』を出そう」

言いながら、二匹は股間を曝け出す。
本来女性には存在しない器官が雄々しく天を向いていた。

「何を出す気なんですか」
「そりゃ精液だよ。一番搾りを提供しよう」
「はぁ……ちなみに断ったらどうなるんですか?」
「翌朝、しもちゃんの股間にこれが生えているでしょう」
「結末変わらないじゃないですか」

下谷景色は思案する。ヤクザを要求を呑む事は構わなかった。
ただ、これで毎月2作品か。
それにもし、この取引が例の久咲ヤクザの耳に入れば――。

『聞いたよしもちゃん。今まで私を欺いてたんだね?
 まさか、月に2作品も生産する能力があるなんて』
『本当はもっと力を隠してるんじゃないの?
 3作品くらい余裕なんじゃ? 場合によっては触手出すよ?』

うん、十二分にあり得る話だ。
ここはやんわり躱しておこう。

「私には毎月もう一作品上げる余力はないですけど……
 まさちゃんならできると思いますよ。
 菜種のように、絞れば絞るほど出ると思います」
「ほほう、いい事を聞いた。じゃあまさちゃんを絞りに行こう」

菫照ヤクザ達のサングラスが光る。二匹は股間を露出したまま、
まさちゃんの部屋へと歩いて行った。

うん、久咲牢は今日も平和だ。
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2019-10-04 17:08:43 

看守って誰がカプになるんですかね……
『私の看守はこの子とカプ!』ってのがあれば
是非それでかいてみてください!
(なお並行世界でいろんな子と絡めばいいと思ってます)
削除するし
#6: (๑•ᴗ•) 2019-10-04 18:00:09 

看トリ相打ち自滅カプだよ!
最後に笑うのは私!
(๑˃̵ᴗ˂̵)<プークスクスwwwww
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2019-10-04 19:46:15 

これを出そう→何を出すつもりなんですか
の流れが最高すぎましたね。爆笑しましたありがとうございます。
削除するし
#8: 看しもも看まさも看トリも看猫も好きです。 2019-10-04 21:27:37 

「んぉおおおおおっ♡♡」
急に大きな声が聞こえて、私はビクリとしました。声のした方を見ると──いつもの如く、触手アクメをさせられているまさちゃんがいました。
あーあ。あんなに撒き散らして。今日のアクメも深そうですね。
距離はそこそこに離れていますが、何度も何度も潮を吹いている様子はぎりぎり見て取れました。私のところまで淫猥な匂いが漂ってきそうです。
「ふぅ……っ」
看守ちゃんがため息をつきながら私の方へと歩いてきました。
「看守ちゃん、こんにちは」
「こんにちは」
二人ともぺっこりんと頭を下げました。
「今日はなんのお仕置きなんですか?」
私は問いかけます。
「最近ね、家賃の久咲が滞ってるから徴収しに行ったんだけど……まぁいつもの様に抵抗してきたから軽く触手を弄ってあげたの」
やっぱりですか。
煽ったら快感で返されるって分かっているのに、まさちゃんも物好きな人ですね。
「はぁー……。アクメに慣れちゃったのか、気持ちいいのの虜になっちゃったのかは分かんないけど、わざと久咲を滞納して私を煽ってきてるような気さえするよ……」
なんとなく、そうですね。二人のやり取りが──羨ましく思えました。アクメするのが、ではなく、二人の定番のやり取りがあるということに、いいなぁと思ったんです。
まさちゃんが煽って、看守ちゃんが触手を使ってアクメさせる。いつもの流れ。いつものパターン。
そんな、繰り返しの日常関係を築けているのはとても素敵なことです。
「ふふっ、仲が良さそうで羨ましい限りです」
「どこが……」
心底呆れ返る看守ちゃんと、後ろであんあん鳴いているまさちゃん。奇妙な関係ですが、なんだかんだいいコンビだなと私は思いました。
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2019-10-05 20:39:41 

まーたまさちゃんアクメしてるし……
(๑•ᴗ•)<本当はアクメさせられるのが羨ましいんでしょ? まさちゃんは訝しんだ
削除するし
#10: 名無しの触手 2019-10-05 21:15:32 

確かに定番の掛け合いみたいなのがあると
なんか『仲良し』って感じがしますね!
内容は微妙にアレですけど。

本質的に愛に飢えているゆえ性的な行為で
その渇きを埋めているしもちゃんには、
普通に羨ましく見えたのかもしれません……
まあ看守的には多分しもちゃんにもかなり
懐いてる気がしますが!
素敵な作品ありがとうございます!
削除するし
#11: 名無しの触手 2019-10-05 21:18:11 

久咲牢の住人としては猫ちゃんも
一時期雨露をしのいでいたので普通に交流はあると思うのですが。
お互いわけわからん境遇なので
多分普通にお友達くらいなのかなーというか
よんねこが固過ぎるので
看守が井戸端会議で興味深げに聞いてるかもしれませんね。
と言うわけでトリ看書いてみようかな。
削除するし
#12: 名無しののじゃロリなのじゃ。匿名希望なのじゃ! 2019-10-07 14:27:26 

看守とトリ。

常日頃から癒着を疑われる二匹だが、
案外その肉体関係はドライである。
いや、二匹が常に滑り気を帯びているのは
純然たる事実ではあるが。

看守にとっての触手とは主に贈呈品であり、
あるいは攻撃手段である。
教養を備える機会を得られなかった彼女は、
性的な知識にも酷く疎い。
ゆえに、情愛の手段として触手を使う事はなく。
もっぱら日常生活や、ある少女を懲らしめるために
用いる事がほとんどだった。

もう一方の神話生物はさらに特殊である。
一応彼女はサキュバスであり、
知識と経験も相応に持ち合わせていた。
しかし彼女は菫照を主食とし、食事として性交を行う事はない。
ゆえに、股間に屹立する怒張が情愛に使われる事はあまりなく。
主に『ふたなり薬』を生み出す装置として、あるいは
恫喝の道具として使われる事がほとんどであった。

そんなわけで。『触手』に『男性器』、
いかにも性行為の具現とでも呼ぶべき
部位を持つ二匹ではあるものの、
案外そういった行為に及ぶ事は少ない。
むしろ『まさちゃん』と呼ばれる少女や
『下谷景色』の方がよほど色魔に近いと言えた。
削除するし
#13: 多少の性的描写が含まれるのじゃ。18歳未満閲覧禁止なのじゃ。 2019-10-07 14:28:39 



とは言え。人間とは異なる倫理観で生きる二匹の事だ。
まれに二匹が『絡む』時は、大体おかしな事になる。

「看守ちゃん看守ちゃん。一つ気になる事があります」
「何?」

「私の精液を看守ちゃんの触手にかけたらどうなるだろう」
「私におちん○んが生えるだけだよ。
 ていうか実践済みだよね?」

「それは看守ちゃんから生えてる触手の場合だよね?
 分離して独立した触手だったら?」
「う、うーん……その子に生えるかもしれない」
「ほう」

自信なさげな看守の回答、だがトリの瞳は喜色を灯した。
悪だくみしている時特有の顔で、トリはさらに言葉を重ねる。

「試す価値がありそうですね」
「そ、そうかなぁ。触手におちん○ん生えても
 『だから何?』って感じがしない?」

「いいや、これは世紀の大発明かもしれない。性器だけに」
「そうなの?」

薄い胸を張りながら、トリが説明し始める。
なぜか股間を露出して、肉棒を扱きたてながら。

「看守ちゃん、ちょっとミニ触手出して独立させて。
 100円玉サイズの奴」
「んっ…………はい」
「これに私の精液をかけます……くらえっ!」
「あ、おちん○ん生えた」
「はい。生肉おちん○んバイブの完成です。
 ……これは売れる!!!」

つまりトリの発明は、極小の触手に男性器を生やし、
生きたバイブを作り出す事であった。
実際、現代科学を超越した大発明ではある。

「使用感をテストしてみよう。
 さあ看守ちゃん、この子を優しく包み込んであげて」
削除するし
#14: 思ったより長くなったのじゃ…… 2019-10-07 14:29:39 

「ほぉ(こう)?」

性教育を学んでいない看守が、
言われるがままに生バイブを口で頬張る。
手慣れた様子で顔を前後させ、オスを射精へと導いていく。
目の前のサキュバスに教え込まれたテクニックだ。

「んっ……れら(でた)っ」

やがて肉棒が大きく爆ぜて、夥しい量の白濁が放出された。
看守はその全てを器用に口内で蓄えた後、
肉棒と共に『べっ』と吐き出す。

「ああ、せっかくの新鮮な精液が勿体ない。
 なぜベストを尽くさないのか」
「普通に苦いからやだよ……ていうか、死んじゃったね」

淡々とした看守の言葉に、トリは視線を生バイブに落とす。
生命力を使い果たしてしまったのだろう、
極小の触手は息絶えていた。

「むぅ、耐久性に難ありか。
 宿主をもうちょっと大きくする必要がある?」
「うーん。おっきい子を産むんだったら、
 その子におちん○ん役させればよくない?」

「いいや、そんな事はない。必ずや、
 この立派な形状を求めるお客様がいるはずだ。
 というわけで品種改良しよう」

「この製品が完成すれば、今の触手や精液を超える、
 素晴らしい仮想通貨の対価になり得る」
「うーん。トリちゃんがそう言うなら頑張ってみよっか」

時にはお互いの身体を使って耐久テストを行い、
時には『扱き疲れた。看守ちゃん絞って』と
仰向けになるトリの上で看守が腰を振りながら、
二匹は『品種改良』を繰り返す――。
削除するし
#15: 終わりなのじゃ。皆もお好みのカプを投稿して欲しいのじゃ! 2019-10-07 14:30:09 



二匹の関係はこんな感じだ。
恋人にもセックスフレンドにも該当しない、
歪で奇妙な肉体関係。それが二匹の交わり方だった。

いずれその関係に、恋の色が混じる日は訪れるだろうか。
可能性はある。そんな空想に思いを馳せるのも一興だろう。

なお、これは完全に余談となるが。
本製品の第一号は、『まさちゃん』なる少女に
贈呈されたとの事だ。

近い未来。彼女達の発明が、
貴方の手元に届く日が来るのかもしれない。

(完)
削除するし
#16: 名無しの雀士だし 2019-10-08 19:23:45 

全体的にトリチャンの語彙が強すぎて笑いましたね。
世紀の大発明かもしれない。性器だけに。←やかましいわ上手いこと言ったつもりか???
売れる!!←本当か??
なぜベスト尽くしてしまったのか。
(手元に)来ないで。
削除するし
#17: (๑•ᴗ•) 2019-10-09 13:53:41 

(๑˃̵ᴗ˂̵)<プンスコ!
(๑ ˃̵ᴗ˂̵) ꜆꜄ ꜆꜄꜆シュッシュッシュシュシュシュシュッ
削除するし
#18: 名無しの雀士だし 2019-10-09 20:35:53 

>>16
可愛らしいトリ看を書きたかったのですが、
私の中では二匹ともなんか喘ぐイメージがないんですよね……
特にトリちゃんは真顔でパワーワード吐きながら精液も吐いてるイメージ。
看守はまだワンチャンあるか……?

>>17
素敵な肉バイブをもらっておいて何が不満なの。
削除するし
#19: (๑•ᴗ•) 2019-10-10 20:42:10 

(๑•ᴗ•)(誰かに出くわしたらあげよ)
*まさちゃんにケツイがみなぎった
削除するし

竹井久「安価で咲にちょっかいを出す」

 なまえ:匿名なのです!!2019-09-30 19:16:25 

私の名前は竹井久。言わずと知れた、清澄高校麻雀部の部長兼学生議会長よ。
基本的に完全無欠な私なんだけど、最近ちょっと悩みがあるの。
愛すべき麻雀部員の宮永咲。最近入った子なんだけど、
なんかこの子だけ微妙に距離を感じるのよねー。
ここは一つ、どーんとサプライズでもかまして、一気に距離を縮めちゃおうかしら!
そんなわけで>>1をする事にしてみたわ!
(なお時系列的には地区予選前の合宿の頃だと思ってくださいし)
#1: 名無しの雀士だし 2019-09-30 20:36:15 

中イキ開発
削除するし
#2: いきなりなんてお題出すんですか触手だしますよ!? 2019-09-30 22:14:35 

そうね、『中イキ開発』 とかいいんじゃないかしら!
この長い中指で咲の最奥をねっとりねぶるように開発してあげれば、
もう二人の距離は縮まりまくって一気にゼロ距離、
いいやもうずっぽし入っちゃってるからマイナスに――

――って待ちなさいよ、なんでいきなりレズレイプの話になってるのよ!?
サプライズにも程があるでしょ、そんなの好感度がマイナスだってば。
そもそも私は咲の事がちょっと気になってるだけで、
別に好きとかいうわけじゃ……ない、わよね?

ま、とりあえずもうちょっと考え直してみましょうか。
中イキ開発はもうちょっと仲が進展してからにしておきましょう。
頼むわよ私の脳細胞、とびっきりのサプライズを用意して!

そして、私が導き出した答えは――>>3
削除するし
#3: 名無しの雀士だし 2019-10-01 08:45:39 

刷り込み
削除するし
#4: なかなかいいお題です、ごほうびに触手をプレゼントしますね。 2019-10-01 20:12:10 

そうね、『刷り込み』とかどうかしら!
多分『最上級生のちょっと近寄りにくい人』
みたいな先入観が染みついちゃってるんでしょう。
私はこんなにフレンドリーで、
とっつきやすい人間なんだけどね?

こっちから歩み寄ってあげなきゃ駄目ね。
とりあえずは今日から毎日抱き着いて、
咲の脳に刷り込みましょう。
私との距離感を身体で覚えこんでもらうわ!

……

「な、なんか最近部長が会うたびに
 抱き締めてくるようになったんだけど……」

「しかも触り方とか妙にねちっこいですよね」

「咲ちゃん何やらかしたんだじょ?」

「何もしてないよ!?」

「あの抱擁で『何もなし』はありえないじょ?」

「……もしかして咲さんの事を好きなのでは」

「ま、まさか。部長だよ?
 私なんかじゃ釣り合わないよ」

……

というわけで、一週間べたべた抱き着きまくったわ。
最初はすごい戸惑ってたけど、
最近は抱き締めても大人しく腕の中に納まってる。

ペットで言えば『飼い主だと認識した』
くらいには懐いてくれたんじゃないかしら。
いい傾向ね、この調子でいきましょう!

次は何をしようかしら。
……そうね、>>5とかいいかもしれないわ。
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2019-10-02 08:40:49 

お腹を揉むふりしてポルチオマッサージ開発しましょう!
削除するし
#6: これ絶対まさちゃんだよね!?後で活性化させるから💢 2019-10-02 10:02:23 

……そうね、『お腹を揉むふりしてポルチオマッサージ開発』
しましょう! 今なら咲も多少は抵抗なくなったでしょうし、
お腹くらいなら触らせてくれるはず!

このスキンシップが成功すれば一気に距離が縮まるはずよ!
そうと決まれば開発の勉強しなくっちゃね!

……

「あ、あの部長? なんでお腹ばっかり触ってくるんですか?」

「咲のお腹、すべすべしてやらかくて気持ちいいなーって」

「あ、あの、この『ブルブル』揺らすのは……?」

「微弱な振動って気持ちよくない?」

「え、えーと。正直、くすぐったいだけかもです」

うーむ、あんまり感じてはいなさそうね。
参考文献にも、性感が開発されてないと
ポルチオ単体で感じるのは難しいって書いてあったし……

本当はクリとかと一緒に触るといいらしいけど、
流石にまだ私達の関係では難しい。
方向転換するべきかしら。……>>7
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2019-10-02 19:18:18 

本の虫同士だし、好きな本を交換して為人を理解し合おう
削除するし
#8: 素晴らしいレスですね、触手を進呈します! 2019-10-02 20:27:57 

あ、そうだ。本の虫同士だし、好きな本を交換して
為人(ひととなり)を理解するってのはどうかしら!
我ながら名案じゃない。ていうか、
なんでこれが最初に出てこなかったのかしらね?

というわけで提案したら、二つ返事で受け入れられた。
流石本の虫、読書関係は食いつきがいいわね。

確か咲のお好みは、海外のミステリーか
ファンタジー系だったかしら?
ま。とりあえずはジャブで短編から行こうかしら。

なんて、ウキウキ気分で交換会。
咲が持ってきた作品は――。


『くじ』(シャーリイ・ジャクスン短編集)


待って。待って待って待って待って。

ねえ咲、なんでこれを一発目に持ってきたの?
貴女、その小さな体にどれだけ闇を詰め込んでるの?

(※ネットで探して評論を読めばわかりますが、
  最悪に後味が悪く救いのない短編です)

推薦図書。読書の虫達にとって、
本をお薦めする事は、心の一部をさらけ出す事に等しい。
だからこそ、咲が一発目に
『これ』を持ってきた意味は相当に大きかった。

普通に考えたらドン引きされる事間違いなし、
相当仲が良いとしても、『これ』を提示するのは勇気がいるだろう。
でも、だとしたら咲がこれを出してきた意味は――?

(つまり……絶望的な状況からの『SOS』?)

軽い気持ちで始めた『ちょっかい』だけれど。
少し、本腰を入れてかかった方がいいのかもしれない。
さて。私はどうするべきかしら。>>9
削除するし
#9: 名無しの雀士です 2019-10-03 15:42:20 

そういえばIPS細胞というので
同性の間でも子供が
できるらしいです
削除するし
#10: 原村さんはもう少しTPOを弁えた方がいいですよ!? 2019-10-04 16:41:18 

それとなく咲をつついてみた。

そしたらいやぁ出るわ出るわ、宮永家の闇てんこ盛り。
私もそれなりに暗い家庭だったと自負してるけど、
宮永家に比べたらましだろう。
少なくとも私の方は、『憎む相手』がちゃんといるから。

「このまま、みんなバラバラになっちゃうのかな」

遠くを見つめて語る咲。その不安な面持ちは、
昔の自分そのものだった。

考える。私は咲になんて声をかけるべきだろう。
『大丈夫よ』? あり得ない。事実私の家庭は崩壊した。
『駄目かもね』? わざわざナイフで貫く必要はない。

(なら……なんて言ってあげたらいいのかしら)

所詮私は赤の他人だ、宮永家の行く末など予見はできない。
ならばこうしよう、最悪のケースを想定するのだ。
もし咲の不安通り、皆がバラバラになってしまうとしたら。
その時私はどう動く――?

自然と、言葉が口を突いて出た。

「ねえ咲、知ってる? そういえば、IPS細胞っていうので
 同性の間でも子供ができるらしいわよ?」

「は、はぁ。それが?」

「つまりね。同性でも結婚して子供は作れるの。だから――」

「もし。貴女の家庭が崩壊して、
 何もかも無くなってしまったら。
 私と、新しい家庭を作りましょ?」

咲は目を見開くと、やがて涙を溢れさせた。

無論、そうならないのが最善だ。
でも『保険』は重要で。
何もかもが壊れた時、それでも残ってくれる人がいる。
その事実は、きっと咲の支えになるだろう。

「……ありがとう、ございます」

その日はずっと、寄り添いあって時間を過ごした。
随分距離が縮んだ気がする。もはや、
『単なる先輩と後輩の関係』とは呼べないのかもしれない。

さて。次はどうしたもんかしら――。>>11
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2019-10-04 18:02:10 

リフレッシュも兼ねて銭湯or温泉に行きましょう
心と体の隅々までほぐしちゃいましょう
削除するし
#12: 名案だと思います。触手を進呈しましょう。 2019-10-05 21:11:26 

自薦図書の交換会、そして咲の過去を覗いた事で、
私達はかなり親密になってきた。当初の目的とはしてはもう十分、
でも、まだ『物足りない』と感じる自分がいる。

そうね、中途半端はよくないわ。
どうせなら思いっきり仲良くなっちゃいましょう!

というわけで、リフレッシュも兼ねて咲を温泉に誘ってみた。
二人きりで裸の付き合い、それも部活の先輩と。
ちょっかいを出す前なら多分敬遠されていただろう。
でも、今の咲は断らない。

部活帰り、二人で最寄りの温泉へ。
市民料金で入れる公衆浴場は、地元民もよく利用する。
のだけれど、時間が中途半端だったからなのか、
私達以外誰も居なかった。

「わぁ……誰もいませんね」
「珍しいわね。いつもはそれなりに人がいるんだけど」

「結構来るんですか?」
「まーね。思いっきり手足を伸ばしたい時に」

私にとっては日常だけど、咲にとっては非日常体験なのだろう。
珍しくテンションが高い気がする。
ふんふむ。せっかく人もいないんだし、
ここはスキンシップとでも行きましょうか……!

(ここからは
 ね……とら方式を採用します。
 感想なりコメントなりいただいた奴の中から
 できるだけふんわり反映させます)
削除するし
#13: ふんわり反映だし無茶振りしてもいいよね 2019-10-05 23:42:08 

お湯で色々ほぐれたらぽかぽかふわふわゆるゆるイキを何度も繰り返して咲さんがへょへょになったところで銭湯に誰もいないからとレズレイプ
何ということをしてくれたのでしょう
匠、竹井の手により宮永咲は竹井なしでは満足にイけない体に劇的ビフォーアフターされてしまいました
削除するし
#14: 名無しの看守 2019-10-06 11:35:22 

なんて事するの!?どうせこれまさちゃんでしょ!
後で5本全部活性化させるからね!
他の人どうか素敵な提案をお願いします!
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2019-10-06 14:06:06 

背中を流すという理由をつけて身体に触るチャンスを得る
削除するし
#16: 名無しの#13だし 2019-10-07 12:14:59 

よいではないか〜よいではないか〜
竹井の魔の手が伸びていき
湯船でアクメな咲の声
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2019-10-08 11:31:45 

もう>>13でいいんじゃないかな
削除するし
#18: 予想以上にエロを期待されて戸惑う無垢な投稿者だよ 2019-10-09 20:36:47 


「まずは体を洗いましょう」

言いながら咲を座らせて、私はその真後ろに位置。
当然ながら、咲が戸惑いの声を上げた。

「あ、あの、部長?」
「お背中流しますね!」

ボディーソープを泡立てて、有無を言わせず背中をさする。
「ひゃんっ!」可愛い声をあげながら、
咲の身体がビクンと跳ねた。

「て、手で洗うんですか!?」
「もち。スポンジとか逆に肌が傷ついちゃうわよ?」

「そ、その……流石に恥ずかしいっていうか!」
「大丈夫大丈夫。美容院とかで
 店員さんに頭洗われるのと同じだってば」

口論するうちに背中が洗い終わる。
ふむ、口では抵抗するけど動いては来ないわね。
なら、もう少し攻めても大丈夫かしら?

「んじゃ、次は前」
「ま、前も!? だ、大丈夫です、前は自分で洗いま――」

「ひぁっ!?」

腰周りから手を伸ばし、下腹部を優しく撫でる。
そのままの勢いで、手を『ぬるーっ』と上にスライドさせた。
そして鳴き声。くすぐったいのとはまた違う、
明らかに甘さを伴う声。

「あ、ごめんごめん。急に動くから手が滑っちゃった!」
「だ、だったら、すぐ放してくださいっっ……」

本気で怒り出す前に、咲の胸から両手を放す。
それでも数秒は堪能する時間があった。
……私の掌で転がされて、胸の先端が
徐々に尖っていく感触を味わう時間も。

沈黙が周囲を支配する。

「……」

どこかねっとり艶めいた雰囲気が漂い始めていた。
払拭するのは簡単だ。『じゃ、前はお互い自己責任で』、
ただそう言うだけでいい。

でも私はそれを選ばなかった。咲の息が、
わずかに弾んでいる事に気づいたから。

「……もうちょっとだけ洗わせて?
 流石に下は触らないから」
「ぶ、ぶちょう……」

再びお腹の上に掌を乗せる。今度はゆっくり、
優しく円を描きながら、牛歩の勢いで上へ、上へ。
咲は縮こまりつつも、手を払いのけはしなかった。
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2019-10-09 20:37:24 


「んっ……」

くぐもった吐息が咲の口から漏れる。
でも今度はお預け、『そこ』は通り抜けて、
脇に泡を乗せていった。

さらに上。鎖骨をなぞり、首を愛してあごの下。
次は肩へ。細やかな腕は、両手で絡みつくように。

そうして咲の上半身を、私の泡で染めていく。

「ふぁ……」

抵抗が薄れてきたのだろう、
咲の身体から力が抜けていく。

これは『そういう行為』じゃない、
健全なただの『洗いあっこ』、そう認識したのだろう。
もっともこれが『愛撫』であっても、
咲が受け入れた事実は変わりないけれど。

再び指を下へ移動、掌全体で胸を包む。
そのまま優しく、弧を描くように擦ってやる。
「ん、くぅっ……」、声を漏らすまいと必死の咲。
でも、もう突起はごまかしが効かない程に硬くなり、
私の掌を押し上げていた。

(…………もうちょっとだけ)

わずかに。本当にわずかに手に力を籠めて、
咲の胸を揉み上げる。
『洗う』ためには必要のない動き、
完全に『愛撫』としてのそれを、
でも咲が咎める事はなかった。

「はい、おしまい」

わかりやすく手を放した。咲が潤んだ目で私を見つめる。

明らかに欲情した表情に、人知れずつばを飲み込んだ。
足の付け根に手を伸ばしたくなる衝動を抑えながら、
逆に破顔しておどけて見せる。

「どうする? 『下も』私が洗いまっしょっか?」

『下も』。それで正気を取り戻したのだろう、
咲は顔を真っ赤に染める。
「い、いいです!」、咄嗟に股間を両手で覆った。

またも沈黙。数秒後、咲がゆっくり口を開いた。
なおもその目を蕩かしたままで。

「ところで、これ……『洗いっこ』ですよね?」

言いながら、咲は下半身をささっと洗うと、
やがてすくりと立ち上がる。そして、
さっきまで自分が座っていた風呂椅子に私を誘った。

「はい、次は部長の番です」

どこか妖艶に微笑む咲。その身体は熱で桃色に染まり、
今も胸の先端は、『つん』と上を向いていた――。


◆ ◆ ◆
削除するし
#20: そろそろゴールが見えてきたかも? 2019-10-09 20:38:11 


湯船につかって手足を伸ばす。
ぬくもりが優しく全身に浸透していく感覚に、
思わず『ふう』と吐息が漏れた。

咲も同じなのだろう。私から少し離れた場所で、
瞳を閉じて頬を緩める。やがて力が抜けてきたのか、
浴槽の壁にゆったり体重を預けようと――

「そっちじゃないわ咲。こっちこっち」
「わわっ……」

――する咲の肩を掴んで、ぐいとこちらに引き寄せた。
咲の頬が朱に染まる。でも抗う事はなく、
咲はそのまま力を抜いた。
肩に乗せられた咲の顔、互いの肌が密着する。

「これ、誰か来たら困りませんか……?」
「へー、なるほどー。咲はこれを、
 『誰か来たら困る行為だ』って捉えてるのね?」

「……え、えーと」
「ふふ、大丈夫よ。このくらいなら
 『仲のいい友達』でもすると思うわ。
 そもそも見られて困るっていうなら、
 さっきシてた事の方がよっぽどでしょう?」

「あ、あれはただの『洗いっこ』だもん」
「そう。じゃあ次もしましょうね?」
「え、あ……うー…………はい」

お互いの身体を指で洗い、湯船で肌をくっつけあう。
果たして言い訳可能だろうか。ううん、おそらく無理だろう。

二人の間に漂う空気は、酷くねちっこくて甘ったるい。
何より咲の表情は、完全に『事後』のそれだった。
もちろん私もそうなのだろう。

「次は貸し切れるとこに行きましょっか」
「そんなところあるんですか?」

「ええ。ちょっと遠くなるけどね。
 『誰か来ちゃうかも』
 って怯える必要はなくなるわよ?」
「そうですね。そっちの方がいいかもです」

言いながら、私にしな垂れかかる咲。
二人の関係がさらに進んだ瞬間だった。
『人が来たら困るような事をするために貸切風呂を選ぶ』。
私達の関係は、ついにその段階にまで達したのだ。

浴場を出て帰り道。何となく咲の手に指を搦める。
咲はそのまま受け入れて、二人で手を繋いで帰った。

……あれ? なんか距離縮まり過ぎじゃない?
ただ壁を取っ払いたかっただけなのに。
『気の置けない関係』、そのくらいでよかったはずなのに。

いつの間にか、私達はもうゼロ距離。
こ、このまま進んでいいのかしら――。

>>(入力待ち)
削除するし
#21: 名無しの雀士なのじゃ 2019-10-09 23:43:22 

うむ、良いのじゃ
削除するし
#22: のじゃ 2019-10-10 10:42:52 

のじゃ
削除するし

弘世菫「安価で照にちょっかい出す」

 なまえ:名無しの雀士だし2019-08-20 19:03:45 

菫(さて。この状況、どうしたものか)

弘世菫は考えていた。理不尽と言ってもいいような状況で、思考を巡らせていた。
その原因は宮永照である。彼女は弘世菫の部屋にいつものように、当然のように上がり込んだ。
お気に入りのクッション(もちろん弘世菫の私物である)を抱え、その上で自室から持ってきた本を開いて読書に耽る。
菫としては面白くない。恋人が部屋に来て少し期待したというのに、会話などはほとんどなかったからだ。ただただ静寂の時間が流れるだけだったからだ。
段々と、どうやって照にちょっかいをかけるかということばかりを考えるようになっていた。

菫(そうだ。>>1をしてみよう)
#1: 名無しの雀士だし 2019-08-20 19:16:30 

こんなときのために予め拝借しておいた照の下着の匂いでも嗅ごう。これなら構ってくれるはずだ
削除するし
#2: 名無しの雀士だし 2019-08-20 20:02:50 

菫(こんなときのために予め拝借しておいた照の下着の匂いでも嗅ごう。これなら構ってくれるはずだ)

菫はゴソゴソとタンスを漁り、小さな箱を取りだした。
その箱はいかにも高そうな木の箱で、南京錠がかけられている。
菫はニコニコと満面の笑みをこぼしながら鍵を開け、箱を開いた。
箱の中には、ピンク色の可愛らしいショーツが入っていた。中央部分に、赤色のリボンがついている。おおよそ、菫の趣味ではない。
そう、これは照のものだった。菫は、以前、彼女の部屋からこのショーツを盗んだのだった。それがこの時のためなのかどうかは分からないが、菫は“わざわざこの状況で”そのショーツを取り出したのだ。
そして──匂いを嗅いだ。
ショーツを拝借したのはもちろんタンスの中からのため(流石に履いていたものを奪う訳にはいかない)、匂い自体は照の使用している洗濯洗剤の匂いでしかない。だが、それでも彼女はある程度の満足感を得られた。彼女にとっては、『宮永照が使用した』という事実だけがあればよかった。
だがしかし、宮永照は文字を追うことに一生懸命になっていたため、菫がいくら自分のショーツを嗅いでようと気づかなかった。

菫(……ダメか。じゃあ>>3ならどうだ)
削除するし
#3: フィッシャー 2019-08-20 21:50:34 

ほっぺもにっ!ほっぺもにっ!
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2019-08-21 00:46:49 

菫(ほっぺもにっ!ほっぺもにっ!)

菫はショーツを丁重に箱の中に戻すと、照の方へと歩み寄った。照は一瞬菫の顔を見たが、特に何事も無かったかのように本へと視線を戻した。

菫(柔らかそうな頬だ。マシュマロやパンケーキなんかを大量に摂取していたらこうなるんだろうか)

菫は照の頬へと手を伸ばす。照は案外あっさりと菫の手を受け入れた。最も、鋭い視線が菫の方へと突き刺さったのだが。
そんなことよりも、菫は照の頬に触れられたことと、照が反応してくれたことが嬉しがった。もにもにと、指を動かして照の頬の感触を存分に味わう。

照「ひょっと、ふぁめへって」

この後どうする?>>5
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2019-08-21 07:11:50 

飴は取ってあげるけど、自分の唇で吸い付いた状態で差し出す
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2019-08-21 09:42:46 

「やめて」を「飴とって」と聞き取って飴を差し出す親切の鑑
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2019-08-21 12:19:46 

聞き違いは笑ってしまった
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2019-08-21 21:41:52 

菫「……いいだろう」

菫はそう言うと、照の頬から手を離して机の方へと向かった。
随分と素直に引き下がるな。照はそう思った。基本的に、構ってちゃんモードの菫はしつこい。照が折れるまでちょっかいが続くというのがいつものパターンだった。
彼女は、別にそれが嫌いでもなく──むしろ好ましいくらいに思っていた。そのために、今回の菫の行動に違和感を覚えた。
本に視線は向けていても、彼女は菫のことばかりを考えていた。

照(どういうつもりなんだろう……)

ガサガサと袋の擦れる音がした。
照が視線だけを菫の方に向けると飴を取り出している菫の姿が目に入った。

照(なんで急に飴なんか……食べ物で釣る作戦?)

菫は包装紙を剥きながら、照の方へと歩み寄り、しゃがんだ。
照の頭の上にはクエスチョンマークが浮かんでいる。菫が何がしたいのか検討もつかずに、じっと見つめていた。
そして、驚愕する。
菫が口に飴を加えて顔を近づけてきたからだ。

照「ッ!!??!???」

さらに分からなくなった。なぜこの状況でそういう思考に至ったか、分からなかった。
分からないなりに、思案した。
巡る思考。迫る菫の顔。
顔がくっつく前に、辿り着いた。驚愕の真実に。

照(もしかして『ちょっと、やめてって』が『ちょっと、飴とって』に聞こえたの!? それにしても飴を口移しで渡してくるって何!?)

照はどうする?>>9
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2019-08-21 22:03:58 

(ちょっと、ハメてってとかいう空耳されなくて良かったです)
安価ミスでした>>11でお願いします。
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2019-08-21 22:58:01 

でも好きな飴だから貪り尽くす。
ついでに菫の口内に残る味も奪い取る。
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2019-08-22 15:13:39 

その困惑は妥当だよと思ったらとんでもないのがきたよ
削除するし
#13: 名無しの雀士だし 2019-08-22 18:56:43 

照は驚愕し、困惑した。辿り着いた一つの答えさえも、理解不能だった。錯乱した脳内は、オーバーヒートを起こす。身体は本能に導かれて糖分を求める。
そんな時、目の前に、まるでこの状況を予測していたかのように、飴が差し出されていた。しかも、照の大好きな甘さたっぷりのミルク味。
照はその飴に飛びついた。そして、菫の口から飴を奪った。
菫は飴を口移ししようとしていたわけなので、当然キスをすることになる。触れ合った唇と唇。目的は違えど、キスはキスだ。
さらに、照は畳み掛けるように舌を伸ばした。菫の唇に舌を這わせ、微かに残っていたミルク味さえも奪い取る。口内に飴を保持しているというのに器用なものである。
ここで困惑したのは菫の方である。飴を口移ししようとしたら流石に反応してくれるだろうと思っていた。だが、返ってきた反応は情熱的な接吻だ。(照にその気はないが、彼女にはそうとしか思えなかった)
いやしかし、構ってもらうという目的は達成出来た訳で、更には予想を上回る構われ方をした訳で、彼女としては嬉しい誤算だった。

菫はどうする?>>14
削除するし
#14: 名無しの雀士だし 2019-08-22 22:59:47 

読書に戻られるのも癪なのでこのまま拘束してみよう
削除するし
#15: 名無しの雀士だし 2019-08-24 11:31:26 

照「ん……ちゅ……、ふぅ……♡︎」

色気のある吐息を残して、照は口を離した。
もう、菫の唇からはミルクの味がしなくなったのだろう。
口の中で飴玉がコロンと音を立てた。
照は糖分を得て冷静になったのか、数秒固まった。自分が何をしたか考えて、少し恥ずかしくなった。そして、心を落ち着かせるためにまた視線を本へと戻す。

菫「ここまでしたくせに、その気にさせたくせに、自分は読書に戻るだなんて許すわけがないだろう?」

菫は照の手から本とクッションを奪い取る。それらを適当な場所に置くと、素早く照の正面に移動し、手首を掴んで押さえつけた。
普段からある程度の運動をしている菫に、読書ばかりをしている照が力で勝てる訳もなく、簡単に両手を拘束されてしまう。
壁に追い詰められている。
体操座りしていた脚を伸ばされて、その上に腰を下ろされてしまった。照はもう、動くことすら出来ない。
二人の瞳には、互いの存在しか映らない。

どうする?>>16
削除するし
#17: 名無しの雀士だし 2019-08-24 18:24:56 

表情分析のため顔をじぃっっっと見続ける
削除するし
#18: やめ所を見失ってどうしようか困ってる名無しの雀士だし 2019-08-25 22:26:35 

菫は照の顔をじぃっと見た。何をするでもなく、ただじっと見つめ続けた。
照は、押さえつけられた瞬間に何をされても仕方がないと覚悟していた。だが、一向に何もしようとしない菫を見て段々と恥ずかしさを感じ始めた。
顔が近い。逃れられない。
菫の大きな瞳がじぃっと覗き込んでくるのだ。
二人は付き合っているカップルなわけで、好き同士の恋人なわけで、照も菫のことを好いていた。そんな、好きな相手の顔にずっと見つめられている。
状況の特殊さも相まって、羞恥はどんどんと高まっていく。心臓の鼓動が嫌に大きく聞こえてしまう。
顔が熱い。照がそう感じた時にはもう、若干のピンク色が彼女の頬を差していた。
視線を合わせることが出来ずに、照は顔を逸らしてしまう。

これから、どうする?>>19
削除するし
#19: 名無しの雀士だし 2019-08-26 00:03:51 

こんなときのために照の下着の匂いでも嗅ごう。伏線の回収だ。
削除するし
#20: 名無しの雀士だし 2019-08-29 00:31:09 

視線を逸らされてしまい、菫は少し寂しさを覚えた。
少し待ってみたが、照は一向に菫の顔を見ようとはしなかった。
照の顔を見つめている間に、菫は一つ思い出した。
先程まで照が、本に夢中になっていたことに。
だからこそ、ショーツを嗅いでも気づいてもらえなかったが、今は違う。
この状況でショーツを嗅いだら間違いなく目に入るはずだ。そして、何らかのリアクションを取ってくれるはずだ。
菫はその考えが思い浮かぶや否や、照の手を左手だけで拘束できるように動かした。身体を捻らせて、自由になった右手を使い、器用に木の箱を持ってくる。
照は何事かと菫の様子を窺っていた。
改めて正面から照を見る。箱の中から取り出したショーツを、菫はなんの躊躇もなく自らの鼻へ持っていき、嗅いだ。
深く深く息を吸って、匂いを存分に楽しむ。
照は目を見開いて驚いた。いきなりショーツを嗅ぎ始めたのもあるが、そのショーツが、見覚えのある、紛失している自分のものとそっくりだったからである。

照「えっ。えっ……?」

困惑のまま、ショーツと菫の顔を交互に見る。なぜこんなことをしているのか、一切分からない。

一切分からないが>>21をすることにした。
削除するし
#21: 名無しの雀士だし 2019-08-30 19:58:40 

光速で奪い取り、ダイナモで昏睡させてお仕置きの準備
削除するし
#22: 名無しの雀士だし 2019-09-02 00:23:52 

菫が何をしたいのか一切分からなくなったが、それでもショーツを取り戻さなくてはという意思が働いた。
もはや反射と言ったほうが正しいのかもしれない。片手になったことで少し力の弱まった手から逃れ、更に左手でショーツを奪い取り、更に更に右手で腹を殴った。

菫「ぐはぁっ!?」

菫は突然の反撃に呆気なく気を失った。
照はハッと我に返って、自分が何をしたのかを理解したが、
人の目の前で、その人から盗んだパンツを、堂々と、嗅いだ人間であることにも気づいたので、特に深くは考えなかった。
むしろ、昏睡した彼女にどんなお仕置きをするか考え始めたのだった。

なんのお仕置きをしようか?>>23
削除するし
#23: 名無しの雀士だし 2019-09-02 21:55:53 

耳元でとっておきのお菓子の咀嚼音を聞かせ食欲を煽る
削除するし
#24: 名無しの雀士だし 2019-09-15 09:39:27 

照が考えついたお仕置きは、菫の耳元でお菓子を食べることによって食欲を煽ることだった。
これはお仕置きなのだから自分のされたら嫌なことをやってやると、そういうことである。
流石に上に乗られたままだと逆転されかねないので、無理やりに脚を引っこ抜いて、逆に菫の膝の上に乗った。
照はお腹が空いた時のためにポケットにお菓子を入れていた。包装を開けると、甘いクッキーの匂いが部屋に漂い始める。
さく、さく。
菫の耳元でクッキーを食べる。咀嚼音が聞こえるように精一杯間近に迫った。
ただ、誤算だったのは思ったよりも身体がピッタリとくっついてしまった点である。
抱きついているのとほとんど変わらないのである。
それはまるで、自分の身体を擦りつけている猫のようで……とある体位のようで、照は自分の行動に恥ずかしさを感じ始めた。

どうする?>>25
削除するし
#25: 名無しの雀士だし 2019-09-16 23:55:59 

クッキーを食べて口の中がパサパサする
何か飲みたい……菫のを飲もう
削除するし
#26: 名無しの雀士だし 2019-10-03 19:10:13 

照の誤算はもうひとつあった。クッキーが思っていた以上にパサつくことである。
クッキーは一瞬のうちに喉の水分を奪っていった。喉が渇いた照は、すぐ側の机に菫が愛用しているマグカップがあったのを見つける。自分用のカップはあるにはあるのだが、取りに行っている間に菫が目を覚ます可能性を考えるとそうすることはあまりしたくなかった。
まぁ、背に腹はかえられないし……。
左手を伸ばし、マグカップを掴むと中に入っていたコーヒーを飲んだ。
ブラックは苦手だったが、甘めのクッキーが若干緩和してくれたのもあり、喉を潤すことに成功した。

照「ふぅ……」

照が菫の膝の上で勝手にお菓子パーティーをやっていると、体重移動が効いたのか菫が目を覚ました。

菫「ん……んぅ……。ん……? あぁ。私、気を失っていたのか──って何してるんだ」

菫が動揺するのも無理はない。起きたら恋人が自分の膝の上でコーヒーをちびちびと飲んでいるのである。しかも、自分のコップで。
何してるんだと問いかけられることによって当初の目的を思い出した照は、カップを机の上に戻してまた菫の耳元でクッキーを食べ始めた。
サク、サク。耳元で奏でられる咀嚼音に、菫はますます混乱する。
どういう状況なんだこれ──。

菫はどうする?>>27
削除するし
#27: 名無しの雀士だし 2019-10-03 20:03:54 

ショーツを取り戻す
削除するし
#28: 名無しの雀士だし 2019-10-03 21:25:32 

まず落ち着こう。落ち着くためには照のショーツを嗅ぐのが一番だ。
菫はそう思った。そして、ショーツを取り出そうとして気づく。
そういえば気を失わされる前に照に取り返されたんだった……ッ!!
弘世菫、一生の不覚。後悔してもしきれない。歯を食いしばって自分の不甲斐なさに耐える。涙を流しそうになる。
いや、待てよ? 取られたのであれば、取り返せばいいだけの話じゃないか。
幸いにして、照は耳元でクッキーを食べている。視界は良好だ。
照のショーツは!照のショーツはどこだ!?
だが、見つからない。床には落ちていない。
じゃあ一体どこなんだ……? まさかさっき奪ったものを私が気を失っている間に履き直したなんてことはないだろうし……。
よくよく考えて、気づく。ズボンのポケットがあるじゃないかと。話を戻すようだが、今現在、菫は照に抱きつかれているような状況である。灯台もと暗し。視界には入っていなかったのだ。
視線を下げると照のズボンの左側のポケットが膨らんでいるのがわかった。
なんだ。こんなに単純な事だったのか。
菫は照のポケットに手を伸ばす。

ポケットに入っていたのはお菓子?それともショーツ?
>>29
削除するし
#29: 名無しの雀士だし 2019-10-03 21:46:07 

当然ショーツ
削除するし
#30: 名無しの雀士だし 2019-10-03 22:22:22 

ポケットの中から取り出せたのは当然、先程奪われたショーツである。
あぁ、よかった。これで心の安寧が保たれる。おっとしかもさっきまでズボンのポケットの中という照の肌に近いところに隠されていたせいか、微かに照の体温も感じるぞ。これは……!
一方照はというと、しまったという顔をしていた。ポケットの中を物色されて気づかない訳がなかった。だが、手にはクッキーを持ち、菫の膝の上に座った状態で耳元で食事をするというとてつもなく不安定な行動を取っていたために、反応することが出来なかったのだ。
もしゃもしゃとクッキーを咀嚼しながら、身体を戻してムッとした顔で菫を見る。声を出そうとも思ったが、行儀が悪いためにあまりしたくなかった。
睨む照を後目に、ショーツの匂いを堪能する菫。照の背筋にゾゾゾゾゾと鳥肌が立つ。
ごくん。もう味なんて気にしている時間はなかった。一刻も早くこの変態を矯正しなければいけないだろう。

どうやって矯正する?>>31
削除するし
#31: 名無しの雀士だし 2019-10-03 22:25:23 

ショーツなんかよりも魅力的な提案をすればいい。
つまり私の体。
削除するし
#32: 名無しの雀士だし 2019-10-03 23:01:37 

また殴って気絶させるのも選択肢のひとつだったが、二度目の攻撃が通じる可能性は低い。さらには、このやり取りが永遠とループすることも考えられた。
ならばどうすればいいか。ショーツなんかよりも魅力的な提案をすればいい。
つまり、照は自分の身体を使うことを考えた。
ちょうど都合がいいことに、照の股間部の下。菫のモノがある辺りが“奇妙”に盛り上がっているのを照は感じていた。
この体勢を選んだのも運命だったのかもしれない。
照は、ショーツをキメて興奮気味の菫を無視して腰を動かし始めた。カクカクと、固くなっていく何かに擦り付けるように。
傍から見たら、ことに及んでいるようにしか見えない。
菫も流石にそこまでされて気づかないわけもなく、照と擦り付けられている股間を交互に見た。──もちろんショーツは嗅ぎながらだったため間抜けさは拭えていない。
だがしかし、気持ちいいことには変わりはない。照のショーツを嗅ぎながら、何だかよくわからないが股間を擦り付けられているこの状況。菫が興奮しないわけがなかった。
ムクムクと、血液が集まっていく。完全に大きくなるまでそう時間はかからなかった。
照は必死に腰を振り続けた。できるだけ卑猥に、興奮を煽るように。

照「はぁ……っ♡ ふぅ……っ♡」

肌と肌が直接ぶつかっていたのなら、きっと水音がしたであろう。現実は服と服が擦れ合う音しかしなかったのだが、快感を与える分には布越しでも充分だった。
菫はじわじわと精液が上ってくるのを感じていた。だが抵抗はしなかった。最後まで照の匂いに満たされながら照の腰振りを受け入れ続けて、絶頂した。

菫「っう……♡でるぅ……ッ♡♡」
削除するし
#33: 終われ 2019-10-03 23:03:08 

どぷりどぷり。菫は自分の身体が自分が出した液体によって汚れていくのを感じていた。だが、そんなものどうだってよかった。ただただ幸福だった。
菫が絶頂の余韻に浸っているところを、照は見逃さなかった。
素早くショーツを奪い取り、ポケットに入れて菫の部屋を去った。
部屋に残されたのは、大の字で寝転がり荒い息を漏らしながら天井を見つめる菫だけだった。

照(あぁ、よかった。お仕置きなんて考えないでよかったんだ。最初からこうしたら良かったんだ。とっととあんな変態の部屋から逃げ出すべきだったんだ。──ってあれ。何か忘れているような)

興奮が収まらなかった菫は、そのまま第二ラウンドにいこうとしていた。ズボンと、白濁液まみれのショーツを脱ぎ捨てて、肌と棒をティッシュで拭き、タンスからあるものを取り出した。

菫「ふっふっふ。念の為にブラも盗んでおいて正解だった」

桐の箱から出てきたのは先程のショーツと対になるであろうブラジャーだった。そう、菫はセットで盗んでいたのである。
ブラジャーを鼻に近づけてすぅっと息を吸う。
照の匂いが脳みそを満たす。
芳醇な香りを堪能しながら、巨塔を愛でるのだった。

カンッ!
削除するし
#34: お疲れ様でした!!!! 2019-10-03 23:04:52 

終わってくださいお願いします!!!!!!!
イったら終わり!!!
カン!!!カン!!!!カン!!!!ツモ!!!!嶺上開花!!!!
清一色対々和三暗刻三槓子赤一!!!!!!!
麻雀って楽しいよね!!!!
削除するし
#35: 名無しの雀士だし 2019-10-03 23:07:14 

長編完結お疲れさまだし。ていうか平然と盗むなし。
削除するし
#36: 名無しの雀士だし 2019-10-04 09:07:20 

お疲れさまでしたね。
突然生えてきたのは笑いましたね
削除するし

弘世菫「ねっとり愛撫チャレンジ」

 なまえ:名無しの雀士だし2019-09-24 22:53:50 

確かに湯上りに冷たいものを食べるのは乙なものだが、
甘味は少し足りないくらいが丁度良い。
食べ過ぎては味に飽きてしまうし、「ああもう少し食べたかったな」と思えるくらいが良い食後の過ごし方だろう。
考え方はもちろん人それぞれであるが、少なくとも私はそう思う。

「食べたい時に食べたいだけ食べる事こそ、豊かでしょ。」

「豊か、ねえ…」

しゃりしゃりと、シャーベットのゲレンデが持ち上がる。
傍らには、もう除雪の完了した荒野の入ったプラスチックのカップが既に一つ。

つまりは、恋人とは違う考えであるという事になる。

「食べたいの?」

小首をかしげる。
少し頬が膨らんで見えるのは大切な甘味を取られる恐れに機嫌を損ねたからか、
単純に氷菓子を溶かしている真っ最中だからだろうか。

そんな顔をしなくても、食べたいわけではない。
確かにシャーベットを羨んではいるが、
せっかく二人きりでいる時の宮永照の、柔らかくてモチモチとした唇を独占している存在を羨んでいるだけで、
こんな夜中に150キロカロリー程の固形物を食したいという欲求ではない。
そういえばこの前亦野が一時間の釣りで100キロカロリー程消費出来るという話をしていたっけか。
今コレを食べ終えているわけではないが、それも秒読みであるため
2カップ胃の中にあるものとすると、釣り勘残で3時間分の夜食だ。

大体「あんまり待つと湯冷めしちゃうかも」と、少しイジワルに笑ったお前が急かすから、
シャワーもそこそこに風呂から出たというのに、いざ帰ってきたらアイス片手にくつろいでいる。
照の気まぐれは殆ど毎日のことなので、今更腹を立てるでもないし、君のそういう所が結局は好きであるからして、
弱い私は今日も溜め息を吐き切る程度の抵抗しか見せられなかった。
ゆっくりと立ち上がる。

「なに、やっぱり食べたいんだ」
「違うよ……」
#1: 実は書き溜めは終わっておるのじゃ 2019-09-24 22:56:30 


手だけで「開けて」とジェスチャーすると、私用のスペースを開けてくれる。
ありがたく背後に座り、照を抱えるようにゆるく抱きしめる。
まだ仄かに石鹸の香りがした。
私はもちろん、照もこうされるのが好きだ。
冷えたらいけないと、薄い腹に伸ばした手を払いのけるでもなく、大人しくしているのがその証拠であろう。
直接触ったら怒られるだろうか。ちらりと照を見やると、まだ味覚に集中しているのだろう忙しなく動く頬と目が合う。

それならばと、寝間着のTシャツの裾に指を滑り込ませる。特に咎める様子もなかった。
もちもちとした肌。すべすべの手触り。
一生撫でていられるなんて馬鹿な事を考えてしまう。

腹の凹凸を感じ取れるようにゆっくりと撫でた。
ここがお臍で、だとするとこの辺が胃だろうか。
自分にも同じようなモノが入っているだろうが、手触りは全然違う。
背だけでも16センチも違うし、骨格、筋肉の付き方もまるで違う。
指の腹で少し抑えると、ふにりと優しい弾力感が指に返ってくる。
臍の下なんてとくに柔らかい。
ゴムの緩い寝巻用のズボンにも手を進める。下腹部の皮膚の薄い感じも好きだ。
この腹が照のものというだけで体の血流が良くなる。
夢中で撫でてしまう。

「ねえ、人が食べ終わるまで、我慢できないの?」
「え」

突如降ってくる声。
食欲の制御より、私には難しいのかもしれない。

「別に私は無くならないんだからさ」

「これはもう終わっちゃったけど」と、これみよがしに空のカップを掲げ、
また、目だけ少し笑ったようなイジワルな顔をして見せる。
そんな顔をされたって、そこにわずかに残る糖分が羨ましくなったりはしないのだが。
「ケーキのフィルムのクリームを舐めたら怒るかどうか」を小声で聞いてくるような子と一緒にしないで頂きたい。
私にとっては、照の唇に残っている、もう冷たさもなくジュースになってしまっている水滴の方が価値が高いように思う。
削除するし
#2: だけれども今日はココまで。わらわは詳しくはないが、焦らしぷれいというものじゃ。 2019-09-24 22:59:55 

「んっ……」

照にとって無価値なら、代わりに頂いた方が双方にとって幸せというものだろう。
ジェラートだったモノの水滴が何味かなんてより、唇のふくらみを味わう。
そんな事を言ったら「口なんていつも同じなのに」と贔屓メーカーのフレーバーの豊富さを語られてしまうかもしれない。

舌も冷えてしまっているかと思えばそんなこともなく、いつも通り熱っぽかった。
普段照の肌、表面はそこまで体温の高い方ではないのだが、粘膜はいつでも熱くて、
ここから先は体の内部だと切り替えがされているようでゾクリとする。
指から伝わるお腹の皮膚からももちろん体温は感じるし、
先ほどより汗ばんで温かいとは思うのだが、
口の中はそれ以上で、質感だってまるで違う。
肌以上に「ここからは触れてはいけないところ」という感じがする。

ちゅくちゅくと品の無い音、間延びした呼吸音。
照の言うように何も焦る事もないので、がっつくような真似はしないつもりなのだが、
「こういう時」しかしない音だったり声だったりを聞くと、どうしても気がはやる。
人の食欲には我慢を覚えたほうが良いなどと思いながら情けが無いと反省し、唇を離した。

「おいしかった?」

こいつはどこまでも私の性欲を煽るのが上手だなと感心してしまう。
紅を増した頬と、柔らかく笑うような目。緩く見えている舌先。
思わず生唾を飲み込んだ。
翻弄されまいと、一回目を閉じ、考える。
恐ろしい。たまには性欲をコントロールしてみようと考えた矢先である。
その思いが無かったら、今すぐにでも飛び掛かって、首なり唇なりに噛みついてしまう所だった。

なるべく落ち着いて、照の腰に手を回し、こちらに向き直ってもらって、もう一度抱きしめる。
そのまま服を脱がすでもなく、形の良い腰のラインをゆっくりとなぞる。
照は尾てい骨を撫でられるのが好きだ。
こうしてやると私の胸元に頬を摺り寄せ、「もっとしろ」と、動作でせがむ。
親戚の家の猫と同じことをする。親戚の猫も背筋と一緒にのどを撫でてやると喜ぶ。
そんなことを考えていると照にも長い尾っぽがありそうな気がしてきた。
今頃ぴんとたてて小さく震わせているかもしれない。
次にあの子を撫でる時、どうしても照の事を考えてしまうだろう。
削除するし
#3: 今日も頑張るのじゃ 2019-09-26 00:02:57 


…そうは言っても、猫はここまでいやらしい顔はしない。
もどかしそうに腰を揺らしたりもしない。吐息が熱くなったりもしない。

背筋の手はそのままで、暇をしている手で腰からわき腹を撫であげる。
ゆっくり、ゆっくり。零れる吐息も聞き洩らさぬよう。焦らず。

「……っ♥」

胸で性的に敏感な所というと、乳首ばかりをイメージするが、
脇の下から胸のふくらみまでにかけても皮膚が薄いため、気持ちよさは良く伝わる。
裸の状態で、照の髪の毛がこの周りにかかるとゾクリとするし、
何より今の照を見ていてもこれに間違いはないのだろう。強張る肩と、ぎゅっと丸めた指先がすべて物語っている。

じれったいだろう、もの言いたげな上目遣い。
脇の下を這いまわる手は、乳首そのものに触れるまでは届かない往復を繰り返す。
荒い呼吸を少しでもしやすくするようにと半開きの口は何を言うでもなく、
わずかに震えるだけだ。

「ほしいのか?」

小さく囁くと、さっと目をそらした。
いつかの時のままだ。アレは対象が乳首なんかではなく菓子だったが。
仕方ない、出会った頃からこういう照に逆らえた試しがない、と乳輪まで指を運ぶ。

驚いた事に、わき腹の愛撫だけで、乳首はもうすでにぷっくりと腫れていた。

こいつ、もしかして、これ見よがしにアイスを食べていたのもわざとだったのだろうか?
意図してたっぷり2カップも、それものんびりと食べて、私を焦らしててでもいたのか?
珍しく意地悪に笑うなとは思ってはいたが。
しかしその策にはまんまとはまってしまったものだから腹立たしい。
大層かわいらしいが、それも含めて。
そこまでいじめてほしいのであれば、私だってやる気が出るというものだ。

「んんっ……♥」

片方の乳首を爪の先で引っかく。突然の刺激に目を瞑り震える。
乳首のくびれやへこみに指をひっかけて、こする。
すりすり♥と早めの速度でいたぶる。

「っ…♥……っ♥」


削除するし
#4: 気が付いたらもうがっつりと「あーるじゅうはち」なのじゃ… 2019-09-26 00:04:23 

半ば強引な気持ち良さに唇をかみしめ耐える素振りが可愛い。
だが、少し満足させた所で指を止めることにした。
そのまま気持ち良いのが気持ち良いだけ続くと思っていたのだろう、照はきょとんとする。
お預けにされて寂しいというより、突然の事で良く分かっていない様子だった。
たっぷりいじめて欲しいような子を、ストレートに気持ち良くするわけはいかないだなんて、こちらの腹の内を知る由もない顔だ。

「えっ……♥」

しばらく指を離した乳頭を、再度指でぎゅーっと押し込む。
その後は、ぐりぐりと指の腹を揺すって刺激を与えるでもなく、トントンとタップするでもなく、
抑え込んだまま動かしてはやらない。
初動こそ強烈な刺激だろうが、それを身体が覚えたまま、与えられないのは、
寝る前にアイスを2つも食べてしまうような子には責苦に値すると見越したまでのことだ。
「どうして?」と言いたげな瞳から
乳首がひりひりと焦れて、焦れて、たまらない様子が手に取るように読み取れてしまう。

「じんじんする?」

問いかけると、息がさらに上がったのだろう。
僅かだが、強く乳首に押し込んだ指から、息で上下する胸の動きが伝わってくるから分かりやすい。
あまり褒められたものではないが、こういう風に照を翻弄してやるというのもドキドキする。

ようやく押し込んだ指を持ち上げる。乳首もぷくーと一緒に持ち上がる。
先ほどまで甘勃起だったそれは、押し込められた反動か完全に尖り切っており、早くいじめてくださいとせがんでくる。

先ほどの用に強引な速度でもてあそぶような事はせず、撫でるような力で乳首をあやす。
ゆっくり、でも確実に気持ち良いように。

「ふあ……♥」

唇をかみしめる事なく、蕩けた声がのどを抜けて出てくる。

乳首で生まれた快楽が身体の奥に響くのか、自分で軽く丸めた拳でお腹をこするような動作をしていた。
何やらトリッキーな自慰のように見えて興奮を煽ってくる。

「くぅっ♥」
尾てい骨をとん、と叩くと縮こまっていたからだがびくっと跳ねる。
削除するし
#5: 1000字縛りめんどくさいのう、実はまだまだ結構長いのじゃ… 2019-09-26 00:05:58 

やっぱり、お腹の奥に快感が響くのだろう。
膣内なんか触れてもいないが、子宮はもうぐじゅりと熟れて、降りてきてしまっているかもしれない。
腹の裏から刺激できないものかと、お尻の割れ目に少し指を添わせて、下から突き上げるように揺らして、イキたい時の腰の動きを模倣させる。

「っ…♥あっ…♥はっ…♥」

揺するのに合わせて声も跳ねる。
遠目から見ると挿入されているように見えるだろうか。

身体だけ、絶頂前の仕草を強制的に取らせられているのに、
イクのに必要な刺激は与えられていないというのは、
「我慢は体に悪い派」としては悲しい事なのではないだろうかと思ったが、
まだヘルプの声も出さないし、苦しいのも気持ちよいのだろう。

それならば、と乳首の愛撫はやめにして、きゅうきゅうと抑えつけている下腹部に加勢してやる。
照の腕をどかさせて私の首に回るようにし、手のひらで子宮の上にぐーっと圧力をかけた。

「はぁ……~~っ♥」

息を深く吸い続ける声。身体がぎゅーっと強張る。全身がこうなのだから、膣壁だってどくどく波打ってる事だろう。
あの感覚がスキだ。気持ち良くしてほしくて愛液を沢山零してじゅるじゅると滑るのに、
肉ヒダ全部使って私の指を離したくないと噛みついてくるようで愛おしい。
この薄いお腹の奥には、照をあんなにはしたなくする器官が詰まっているかと思うと理性なんて溶けてしまいそうだ。

「すごいな…気持ち良いとこ、今触ってないのに、こんなに」

声をかけると、ふるふると首を振る。
一体何が違うというのか一切分からないが、それでも自分の中だけでも貪欲で淫乱な本性を否定したくてたまらないのだろう。
誘うような事をやってきた手前でもう否定する材料なんてないのに。
やけに健気な姿勢がまた人の劣情を煽る。

下腹部に手のひらを置いたまま、恥丘へ指だけ伸ばす。
この後、もっと弄り回してやるからな、と挨拶のつもりで、ぷにぷにと指でつつく。
おっぱいよりぷにぷにだと言ったらひどく怒らせるだろうが、胸とは違った楽しさがある。

削除するし
#6: それでも半分は切ったのじゃ! 2019-09-26 00:06:40 


胸。胸と言えば、一定のリズムで腰が動いている事が言い訳になるのか、
私の首下に胸元を密着させ、勝手に乳首ズリをしている気がする。
さすがに私の手は二本限りなので、そこまでのケアはしてやれず残念な限りだ。
こうなってしまっていると、腰の手を止めてやっても乳首オナニーはやめられないだろうから、
こっちの手で内ももの方に触れる。

部屋着の為作りのゆるいショートパンツの裾から少し手を滑り込ませた。
もう既に粘液はここまで零れており、本人にもそれは理解できているだろう。恥ずかしそうに顔をそらす。
そこより、勝手に気持ち良くなっている乳首の方が恥ずかしくないか?と思うのだが、照の羞恥感覚は良く分からない。

それともまだ胸の動作の方はバレてないとでも思っているのか、はたまた無意識か。

何にせよ、スケベ過ぎないだろうか、私の恋人。
私も意識しないと我慢出来ないような性欲は持ち合わせていると自覚があるが、それ以上じゃないか。
やっぱりこちらで手綱を握ってやらないと、食欲にも怠惰な女だ、不安しかない。
快楽管理、全くもって良い響きじゃないか。俄然やる気がでる。

そのまま、服の上から、股間の割れ目をゆっくりと撫で上げる。
ぐずぐずに濡れた秘所から、ショートパンツを隔てていてもお構いなしに、くちっ♥と音が立つ。
軽く押し当てただけなのにじわりと恥ずかしい染みが広がった。これは寝る前には着替えないと、寒くなってしまうな。
しかし、「これだけ濡れました」というのが目でわかる方がやはり私は好きだし、こうしたくなってしまう。

「ひんっ♥」

今日いちで引き攣った声。
それも仕方ない。割れ目をなぞっただけなのに、もうぱんぱんに充血した陰核に指が触れてしまったのだ。
ズボンをピタッと引っ張り上げ、張り付かせたら、形も分かってしまうだろう程に形を露わにしている。
少し指をあてがうだけで、ひくんと震える様子も伝わる。
このまま思い切り扱き倒してやりたい衝動に駆られるが、私が我慢できないようでは元も子もない。

今はまだ、甘い声を嚙み殺そうとしている事も、申し訳程度の恥じらうような素振りも、
陰核扱き一つで全部分からなくなってしまうくらい乱れる事は容易に想像できるが、
でも。

削除するし
#7: もうわらわは疲れたのう……今日はここまでなのじゃ…… 2019-09-26 00:07:21 

「っ、すみれ、……、」

そんなロクでもない試案をしていると、キスでもしそうな距離に唇があった。
目頭には涙が滲んで、頬も真っ赤。呼吸で精いっぱいで震える小さな口。額にはうっすら汗。
赤い瞳は完全に蕩けており、理性が薄いことを物語る。
思わず喉が鳴る。

「我慢できない?」

直ぐに頷く。

「早く気持ち良くなりたい?」

頷く。

「……本当に、我慢できない?」

軽く頷きかけ、ぴくり、と一時停止。
何か気が付いた様子で顔を上げる。

「す、すみれ……」

今自分がどんな顔をしていたかは分からないが、目が合うと、固まった。イタズラがバレた時の小動物のようだ。
理解しただろうか。照が大好きな気持ち良いのは、私の手腕にあるのだと。
欲しい時に欲しいだけ、与えられるものではないと。
特に今日は、そんな気分なんだと。

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削除するし
#8: 毎日やりたかったけどらわ結構忘れっぽいのじゃ… 2019-09-28 21:32:13 

「いやっ…♥もうやあっ……♥やだっ♥やだぁ………♥」

「えらいな、ちゃーんと我慢出来て♥」

愛液がべっとりと糸を引く。

数十分前、あんなにぐっしょりにしてしまったズボンは、
「触ってほしいなら、自分で脱げるよな?」と問うたら、布団の隅に畳まれ、無抵抗の秘所は丸裸だ。
姿勢もプライド投げ捨てで、足を自ら持ち上げて、
「どうぞ意地悪してください」といった風に弱点を差し向ける格好だ。
シーツももう染みが出来ていて、タオルでも敷いておけばよかったのだが、
今ちょっとでも離れたら泣き出してしまいそうだった。
つまりは完全に出来上がっている。

そうはいっても望まれた通りに、指もぬかるみ切った貪欲おまんこ穴に突き立ててやったというのに、
照はといえば、頬に涙を引っ付けて、蕩け切った瞳でこちらを睨んでくる。
「睨む」とはいうが、期待半分、恨み半分といった所だろうか。

それも仕方のない事で、細くて短い小指一つを、何を刺激するでもなく無造作にただ突っ込んでいるだけに留めていた。
これでだけで絶頂しろというのは土台無理な話で、
気持ち良くなりたくてたまらない膣中に、挿入感が「ただ在る」だけだ。
なまじ挿入感のみがあるから、僅かにでも気持ちよくなりたい思考では、意識から除外するわけにもいかず、
細くて力の抜けた小指だから、いくら腰を揺すっても絶頂に至るような快楽には繋がらず、
期待感だけを高められ続けてる、もうおまんこイキしか考えられない。
……そういう状況で「我慢出来てえらい」というのは御幣があるだろうか。

「照、聞こえるか?」

ぺちぺちと頬をたたく。
すんと鼻を鳴らして返事をくれる。

「もうイキたくて、頭おかしくなりそうだろ?」

耳元によく唇を当て、
脳みそに注ぎ込むように、小さく、しかし、低く、深い声を心掛ける。

「あと、三回、自分で我慢出来たら……」

削除するし
#9: わらわ、せっかちでもあるのじゃ…また誤字をしてしまったのじゃ… 2019-09-28 21:33:15 

「イかせてやる」

囁きと共に、膣壁がうねる。愛液が染み出てくる。
今、これだけで甘イキしかかっただろうが、この後、大丈夫か?

心配しつつも、クリ皮に指を這わす。もうこれ以上ない程に勃起したソレは、薄い皮なんかも押し上げて露出しているが、
ここを素直にこすり上げてしまっては流石に我慢も効かないだろう。
ふーふーと荒い鼻息をさせながら、照自身も恥ずかし気もなく開いた足の間から私の指の動向を見守る。
身体の神経全部をおまんこに集中させてる仕草。
もっと感じたい、もっと気持ち良いの欲しい、目の色はそんな欲望を隠さない。
自分のこんなに恥ずかしい所を直視出来るなんて、そんなに恥ずかしいのが好きなのだろうか、
いくら極まっていても私だったら絶対に出来ない。感心するマゾ性だ。

膣内の小指を少し揺すったり、クリ皮の根本を引っ張ったり、少しずつだが確実に快楽を刻み、追い込む。
口からはもう意味をなさないふにゃけた声、快感を深追いしてしなる背中。
一番イキたい所でもないというのに尻もびくびくと跳ね、一刻も早くアクメ決めたいとする動作。

「照?」
「は、はひっ♥」

いよいよまずくなってきたので、とんとん、と腹から子宮を優しくノックし、小指を引き抜く。
小指程度じゃ膣内の圧迫感は殆ど無かっただろうが、
今の照には余程堪らなかったようで、「くぅう……♥」と喪失感に切なげな悲鳴を上げる。

「がまん、だろ?」

はっと我に返り、呼吸を整えようとする。

「ふー……っ♥、~~っ……♥」

「えらいぞ、まずは一回目、だな♥」

必死にアクメに耐え強張る頬を撫でてやると、駄々っ子のように腰をくねらせる。
「我慢」は守れたが、足の指を固く丸めて、いつ刺激が来ても感じとれるようにしている。
その様子が可愛くて、小指を挿入しているのとは逆の手で、片方の足の裏をつんと突き、くすぐってみる。

「はう……♥♥」

思ったより反応が良い。
くすぐったくて足の先から力が抜けて、貯め切れなかった快感が身体の内の方にでも逆流したんだろうか。
それともまさか、足の裏も性感帯なんだろうか。今があまりにも出来上がってるだけ?
今度、普通にセックスする時にも試してみようか。

インターバルもこれくらいか。
削除するし
#10: 今日はここまで!実は次回分で終わりなのじゃ!ふぃなーれなのじゃ! 2019-09-28 21:39:31 

「あと二回、我慢できるよな」
「ん……」

落ち着いてきたからか、こっちを見て返事も返してくれるようになった。
こうしてみると、いつもより少し頬が熱い程度の照なのだが、今からコレが大きく覆るのだと思うと、頭がおかしくなりそうだった。
崩したい。もっととんでもない照にしてやりたい。

「ひぁ゛ぁ……っ!?♥♥♥」

引き抜いた小指の代わりに、照の一番好きな中指を肉壺にうずめる。
足がびくびくと痙攣し、だくだくと愛液が染み出る。
太ももを持ち上げていた手も、もうそうしていられないのか、下ろしてシーツを固く握りしめていた。
耐えきれるように、折角高めた快楽を不用意に壊し切らないように、優しく慎重に指を進める。

「いい子だ、ちゃんと言うこと聞けてるな♥」

待ちかねすぎていた刺激に、瞳はもううっとりと、ぼんやりとしていて、私の事すら見えているか分からない。
なんて無防備なんだろう。
小指の感覚でもう分かっていた事だったが、
Gスポットはパツパツに充血し膨らんで、早くこすって欲しいと急かしてくる。
子宮口も指で楽に触れる距離に降りてきて、中指にキスをする。

今はまだ学生の身分かつ未成年なので両親並びに社会的にも許可が下りないが、
数年後、将来的に子供を設ける事になると、薬を飲んで本格的に小作り目的のセックスすることになるのだろうか。
こんなに狭くてうねりのある膣内に、性感帯をねじ込ませる。考えるだけで背筋が泡立つようだ。
今のうちにおまんこアクメを沢山覚えてくれたら、そんな時のために役に立つだろう。
指使いにも精が出るというものだ。慎重に、激しすぎない、甘い快楽を作る。

そんな妄想とは裏腹に、照はもう差し迫ったアクメ衝動に必死に耐えるように息を押し殺す。
先ほどよりは我慢も板についてきてコツを掴んだのか、絶頂感の我慢が気持ちよくなってきたのか、
自分からどうにかしようとしている風に見えた。
とても良い傾向じゃないか。食欲にも転用できれば健康にも良いのだが。
削除するし
#11: 匿名は居心地が良いのじゃ…… 2019-09-29 23:45:56 

「あと一回、一回我慢……だ♥」

一時的に、ぐちゅぐちゅっ♥♥っと音が鳴るくらい掻きまわす。

「…ん、……ひィッ!♥♥ぁあああ゛♥あっ♥んぉ゛っ♥♥♥」

もう弱々のクリトリスの先もくすぐる。
高まった性感帯に一気に火をつける!

「ああっひっ♥♥ひい、♥ゃ……っやらぁイッ……!♥♥いいいっ♥♥ひぎゅっ……♥♥」



「はぁーー……♥はーーっ……♥はぁーーっ……♥♥はぁっーー………♥♥」

全部止めて、指も引き抜く。
元から小さい口を必死にぱくぱくさせ、空気を取り込み、心臓を落ち着かせようとしている。
じっとしてるだけでは、溜まり過ぎた快楽を逃がせないからか、左右に身をよじり、足をじたじたさせる。
絵にしたような悶絶の動き。
あまり性格の良い話ではないが、「私の指一つでこうなっている」と思うと、どうしても口角が上がるのを抑えようがない。

「ぁーー……♥ぁーー………♥ふう……♥くぅううん……♥」

何もしていないのに、呼吸交じりの甘い嬌声が止まらないようだ。

「切ない?」

「くるひ……ぃい……♥っ……♥」

ベッドをギッと鳴らして、私も照の隣で横になり、後頭部を撫でる。
子供を寝かしつける風にお腹をさすると「きゃぅう……♥♥」と鳴いた。

見た目だけだと、頭を撫でお腹を温めてもらう、完全な寝かしつけ姿勢なのだが、
もう淫らな欲望しか無い照の身体だけが情景にそぐわない。
それでも、落ち着くまで優しく抱きしめ、耳元で甘く囁く。

「次は、イクの我慢……しなくていいんだぞ?」

「は……っ♥♥♥」

それだけで、照の小さな身体が、きゅーん♥と硬直する。
それだけで、「はぁっ♥はぁっ♥」と息が荒くなり、だらしなくよだれを垂らす。
今は指を挿入していないが、絶対にびくびくと肉ヒダを震わせている事だろう。
そういう顔をしてる。

「思いっきり……好きなだけ♥気持ちいいの追いかけて良いからな♥」

削除するし
#12: わらわ素だったらこんなエロSSを人に見せるとか無理なのじゃ… 2019-09-29 23:47:25 

膣口に指を宛がう。それだけできゅん♥きゅん♥と脈打つのが分かった。
やっと気持ちいいの来る!アクメ来る!照の表情はもうそれだけで、私もなんだか早くしてやりたいし、嬉しくなってしまった。
快楽を全部捕まえようと縮こまる小さな身体を、片腕でぎゅーっと捕まえて、
中指と人差し指を照の膣内に突き立てる。

「えらいぞ♥いい子だ♥」と耳元で褒めそやすと少し嬉しそうに目を細める。
照のマゾの部分には申し訳ないと思いつつ、ついトロトロと甘やかしてしまうが、
喜んでもらえるなら、身体も心も相性が良いって事にならないだろうか?
でも、身体もいっぱい満足させてやりたい。

「ぉ゛……♥♥♥っ゛……っ!♥♥くる……♥♥ん゛……♥♥あ゛♥はぁ……ぁ゛ーー……♥♥」

腕の中で、背中をビクンとしならせる。
たった挿入だけの刺激で、何なら今日だけでも数度はあったはずの刺激で
膣壁は指を噛みちぎるように収縮を繰り返す。
刺激というより「イッても良い」という許可で達したのだろう。
あの照が。こんなに従順なマゾネコだと思わなかった。私しか知らない本性だろう、眩暈がする。

「ん゛ぅう……♥ぁあ゛ー……♥♥はぁ゛ーー……♥ぁ゛ぁーーー……♥♥♥」

幸せいっぱいの我慢ご褒美マゾアクメの余韻が濃いのだろう。
普段のセックスでは考えられないような、トロトロに甘えたメス声を絞り出す。
もしこれを録音して聞かせたら、半日は口を利いてくれないかもしれない。それほどの豹変っぷりだ。

「まさか、挿入れられただけで満足、なんてことないよな?」

問いかけると、照は腰をビクンと戦慄かせる。
私には到底真似の出来ない芸当だが、照は絶頂後にすぐ刺激されても痛くなったりしないのか、それすらも気持ちが良いのか、
「やだやだ」はするが本気でやめて欲しいというような事がない。

「あ゛っ…♥そ、そりぇ♥……や゛らっ♥ひっ……ぅうう…♥くぅ゛うう゛……!♥♥」
削除するし
#13: だからこういう掲示板はありがたいのじゃ! 2019-09-29 23:48:05 


早速、ずっといじめて欲しくて仕方なかっただろう肉ヒダをこすった。
いっぱいいっぱい締め付け、中指に「いかないで」をする寂しがりおまんこだが、
それに背くようにぞりぞりと引き剥がすと、これが堪らないらしく、腰をへこへこと揺すりもっと快楽を増やそうとする。
こりこりに固まったクリトリスも優しく指でビンタしてやると、足もどんどんだらしなく開いていく。

もうぎゅーっと抱きしめなくても、
そうしたい時は照自身がしがみついてくるので、抱きしめていた腕を返してもらって、
快感に連動した腰に合わせひょこひょこと跳ねるお腹に手を当てる。
子宮下に狙いを定めて、痛くならない程度にくーっと手のひらを押し当てる。
膣中の方の指も子宮口に這わせて、同時にくいっと押し上げる。

「あっ゛……♥ぉお゛、ぉ゛、あっ……~~~っ……!!!♥♥♥」

ビクン!と大きく身体を撓らせ、のけぞった。
弛緩した尿道口からはぴゅく、ぴゅくと深イキ潮を零す。
舌も情けなくつんと突き出し、イキ声を一切隠せていない。
まだアクメ最中だが容赦せずに、手のひらと指を揺すり、膣内からも外からも最高に気持ちいい所を刺激する。
こうすることで絶頂から絶対逃げられなくするのだ。

「ぉ゛……♥ぅう……♥ふうぅう……♥ぁひ……♥は……はぁあ゛…♥」

小さいお尻を目いっぱい浮かせて、快感全部を受け止め震える身体はもう完全に照の言うことなんて聞いてなくて、
続けざまに叩き込まれるアクメに次ぐアクメにただ身を任せる事しか出来なさそうだった。

「最後、三回も我慢したから、それくらいはイキたいよな?」

返事の代わりに、またぴゅくんと潮を噴いて、私の手のひらを温めた。
削除するし
#14: これにておしまいなのじゃ!楽しかったのう……匿名…味を占めそうなのじゃ…… 2019-09-29 23:48:59 


「筋肉痛になりそう」

部屋の電気を常夜灯に切り替え、照の横たわる布団に戻る。

「……そうか…あまり考えたことはなかったが…膣も筋肉だそうだからな……」

ごすっと足をけられた。痛い。
そこじゃないのか……まあ、背中とかお腹とか、すごい動きしてたもんな……。
正直私も指が少し痛い。これは照がすごく締め付けていたというのもあり、私のせいではないのだが。

「いやすっごい気持ちよさそうにしてたろ!?」

今度も蹴ろうとしたのか、軽く膝を当てられ少し身構えたが、
一拍あったのち、照はもぞりと布団をかぶり寝返りを打っただけだった。

「なんかもう……めちゃくちゃで覚えてない……」

そんなはずないだろう!と食い下がろうと思ったが、少々むっつりな照のことだ。
「覚えられるまでシろ」と捉えたってかまわないのだろう。
薄い耳が少し赤いのが、常夜灯でもわかるし、揺れる瞳はどう隠しても素直だった。
腕を広げて、背中を優しく包む。

「アイス、三つ分でいいか?」

もぞもぞ、くるり。
器用に人の腕の中でこちらを振り返る。

「ハーゲン?」

「……、ハイカロリーだな……」

欲しい時に欲しいだけ、なんてくれてやらないつもりでも、結局は照本意になってしまう。
削除するし
#15: ここまで読んでくれてありがとうなのじゃ! 2019-09-29 23:52:11 

正直わらわが誰なのかは即バレじゃとは思うけども、
推理する楽しみが少しでもあればのじゃロリ冥利に尽きるのじゃ!

初日速攻でぱうーで話題にされて、わらわ、かなり焦った…
絶対に人狼ゲームとかできないと思ったのう……

楽しかったのでまたやりたい思いは山々にあるのじゃが、
この「匿名投稿」のネタは一発ネタな所があるので正直次回はやりにくいのう

まあ、何か書きたくなったらまた考えるのじゃ!
二回目じゃけど、読んでくれてありがとうなのじゃ!
削除するし

久咲を増やしたい

 なまえ:名無しのぱ美肉2019-08-21 13:00:13 

やっぱり餌を吐くまで牢屋に閉じ込めるのが一番でしょうか。
#1: 名無しの雀士だし 2019-08-21 13:20:34 

特定した
削除するし
#3: 名無しのぱ美肉 2019-08-21 18:09:45 

名前伏せてるのに特定できるわけないでしょう、
適当な事言ってると触手出しますよ?
削除するし
#4: 名無しの雀士だし 2019-08-21 23:16:13 

ここはひっささき警察に連行されそうなスレでつね…
削除するし
#5: 名無しの雀士だし 2019-08-21 23:49:48 

>>4
逮捕だ、久咲牢に連行する!
削除するし
#6: 名無しの雀士だし 2019-08-22 13:45:37 

>>4
(๑˃̵ᴗ˂̵)<ざまーwwwww
削除するし
#7: 名無しの雀士だし 2019-08-22 16:38:47 

>>6
仲間が増えてよかったね
削除するし
#8: 名無しのぱ美肉 2019-08-26 13:26:15 

久咲を増やしたい。誰か持ってきてください。
削除するし
#9: 名無しの雀士だし 2019-08-30 20:11:29 

ひささき。
削除するし
#10: 名無しの雀士だし 2019-09-03 16:24:12 

ひっささき!
削除するし
#11: 名無しの雀士だし 2019-09-03 19:26:18 

HissaSaki
削除するし
#12: 名無しの雀士だし 2019-09-04 18:07:05 

久咲
削除するし

リレー小説第2回

 なまえ:名無しの雀士だし2019-08-30 13:21:35 

リレー始めます。僭越ながらトップバッター切らせていただきます。
終わったらこのスレッドで終わったと報告しますね。
#1: 名無しの雀士だし 2019-08-30 15:55:01 

トップバッター終わりました
「リレー小説第02回.txt」で
下の場所に保存しておきましたので次の方どうぞ
https://oss-server.kedamahouse.com/nextcloud/index.php/s/85N7PHmqkB2PZHF
削除するし

画像テスト

 なまえ:名無しの雀士だし2019-08-26 11:23:25 

テスト

夜這いの対策を考えるスレ

 なまえ:シローズ2019-08-19 22:07:06 

最近毎晩恋人がベッドに入ってくっせいで体が持たん
対策ばなかか?
#1: 人生悪待ち 2019-08-19 22:45:29 

やられる前にやりなさい!
部屋に入って来られる前に縛っちゃえばいいのよ!
削除するし
#2: 園城寺竜華 2019-08-20 17:00:16 

体力つければええんちゃう?
削除するし
#3: お菓子魔神 2019-08-20 19:25:17 

どうせ対策込みでも楽しむから諦めるのも1つの手だよ
削除するし
#4: シローズ 2019-08-20 23:19:08 

あ、諦めたくなか!
削除するし
#5: シローズ 2019-08-20 23:21:10 

体力ばつけっか
くっちゃねせんで運動せんと
削除するし
#6: 嶺上 2019-08-21 09:42:08 

それ結局諦めてるのと同じじゃないかな……
削除するし

亦野誠子が淡々とポンをするスレ

 なまえ:またのおこしをおまちしてます2019-08-18 21:58:19 

ポン!
#1: またのおこしをおまちしてます 2019-08-18 21:58:58 

ポン!
削除するし
#2: またのおこしをおまちしてます 2019-08-18 21:59:43 

ポン!
削除するし
#3: またのおこしをおまちしてます 2019-08-18 22:00:41 

ポン!
削除するし
#4: またのお腰をおまちしてます 2019-08-18 22:02:55 

カ……ポン!
削除するし
#5: かな? 2019-08-19 08:59:56 

そろそろ和了れよ
削除するし
#6: またのオコシをおもちしています 2019-08-19 09:09:28 

今日はこれポンしていいんですよね?
削除するし
#7: シローズ 2019-08-19 13:23:09 

釣らすっか
削除するし
#8: 嶺上 2019-08-19 13:24:48 

楽しませるよ?
削除するし
#9: 悪待ち 2019-08-19 18:05:55 

あら?ベッドの上で楽しみたいのかしら?
削除するし
#10: セアミィ 2019-08-19 19:38:12 

二人して部室のパソコンで何やってるんだじぇ……
削除するし
#11: 東と北鳴きたい@北家 2019-08-19 20:02:35 

ポンですよー
削除するし
#12: 塞の神 2019-08-19 20:48:12 

ロン(悪石の巫女に対して)
削除するし
#13: おっぱいお化け 2019-08-19 21:39:47 

あらあら
後でおやつ抜きかしら?
ローターは抜いてあげないでおきましょう
削除するし
#14: あわあわ 2019-08-19 22:32:41 

亦野先輩へ
最近、寝言でもポンポン言ってるので
気を付けた方がいいと思います。

有能な後輩より
削除するし

こんな弘世菫は嫌だ part 1

 なまえ:名無しの雀士さん2019-08-18 21:37:18 

宮永照の子宮の形を想像してニヤニヤしている弘世菫
#1: ぷち 2019-08-18 21:42:06 

それは普通に嫌ですね……
削除するし
#2: 名無しの雀士さん 2019-08-18 21:43:10 

優勝でいいよ…
削除するし
#3: 宮永照 2019-08-18 21:57:24 

そんなことしないよね?菫?
削除するし
#4: 弘世菫 2019-08-18 23:47:56 

むしろ恋人の子宮の形を把握するのは当然の義務ではないだろうか?
削除するし
#5: 渋谷尭深 2019-08-19 13:10:49 

えっ
削除するし
#6: 人生悪待ち 2019-08-19 13:15:35 

恋人の子宮の形を把握するのは重要よ?
指の長さが入り口に届くのか、とかね。
ちなみに咲は
削除するし
#7: コスプレナース 2019-08-19 15:50:10 

もっと深く知りたい方向けの超音波検査ならうちの病院でやりますよーぅ
削除するし
#8: のどっち 2019-08-19 16:49:22 

咲さんが何なんですか部長!?
もしかして食べてませんよね!?
削除するし
#9: 宮永照 2019-08-19 18:05:07 

ねえ私の妹に何したの?
削除するし
#10: 人生悪待ち 2019-08-19 19:17:19 

……こんな弘世菫は嫌だ。
宮永さんの子宮までの長さを指で測って油性ペンで線を引いてる弘世さん。
削除するし
#11: 弘世菫 2019-08-19 19:52:34 

子宮を意識させるためには当然の措置ではないのか?
削除するし
#12: 宮永照 2019-08-19 20:00:55 

ねえ私の膣に何したの?
削除するし
#13: 弘世菫 2019-08-19 21:37:37 

安心してくれ。
ちゃんと手は洗ったし爪も綺麗に切ったから。
削除するし
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